JPS5841606Y2 - 地中埋込照明器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地中埋込照明器具に関するものである。

％１図及び第２図は本考案の実施例を示し、地中に外筒
１が埋め込まれ、この外筒１の内に摺動して地上へ出没
自在に内筒２が収納され、この内筒の上端内部にはラン
プ３が収納され、地中に埋設され外筒底面より導入され
た電源線４と伸縮自在なカールコード５により接続され
ており、内筒２下端にはコードを喰い込まない様にスカ
ート６が設けられている。

内筒２下端近傍には外方に突出可能に背方よりバネ７で
押圧されたストッパ８が設けられ、内筒２が上方へ突出
した状態で外筒１上端縁に突出係止される様になってい
る。

内筒２下端には電線の途中に設けられて回路を開閉する
ノミットスイッチ９が設けられ外筒１底部には内筒２が
没した状態でリミットスイッチ９を動作させる当り１０
が弾性体１１の先端に設けられている。

内筒２の上部には、その軸方向に沿って複数個のスリッ
ト１２が設けられ先端にはねじ１３が設けられている。

ランプ３は周に上方へ短冊状に複数個の立上を有し、そ
の先端が外方へ折曲された係止片１４を持つソケット台
１５の中央上面に取り付けられたソケット１６に保持さ
れ、このソケット台１５は係止片１４の先端をスリット
１２の底に係止されて内筒２に取り付けられている。

更にソケット台１５の上には内筒２のスリット１２の内
方にランプ３を囲う筒状の透光体１７が載置されている
。

内筒２の上端を覆い上方に取手１８の設けられた蓋１・
９がねじ（１３に螺合されて取り付けられている。

以上の如く構成したものは照明は不要な時には内筒２を
下方へ押圧することによりストッパ８は内方へ没し、内
筒２は外筒１の内に摺動して没入し収納される。

この時リミットスイッチ９は当りに当接して動作し、電
源回路を開き、ランプ３を滅灯し外筒１の上方は蓋１９
によって覆われる。

一方照明を必要とする時には蓋１９の取手１８を持ち上
方へ内筒２を引き出すことにより、リミットスイッチ９
は当り１０から離れランプ３は点灯し、更に上方へ引き
出すことによりストッパー８で外筒上端縁に突出係止さ
れる。

この状態で内筒２は突出状態に保持されランプ３からの
光は透光体１７を透過して内筒のスリット１２より外方
へ照射される。

このように地中に埋込まれた外筒１の内に地上へ出没自
在に透光部を有する内筒２を収納したことにより照明が
必要な時にのみ外方へ突出させて照明効果を得ることが
でき、不要時には地下へ収納されて邪魔になることもな
く、ランプ３等の破損を防ぐことができ、例えば昼間遊
び場として使用される場所に設ける場合には特に効果的
である。

又ランプ３を係持したソケツ１〜台１５はスリット１２
の底に係止されており、外部から内筒２に加わる衝撃を
吸収緩和し、ランプ３を破損することなく、又内筒２を
外筒１内に没入させる時に自重で落下させた場合にもリ
ミットスイッチの当り１０を支えた弾性体１１に当接し
、この弾性体の弾性力の作用と共にランプの損壊を防止
する。

以上の如く本考案は構成され、地中に外筒を埋設し、該
外筒の内に内筒を摺動自在に設は地上へ出没自在とし、
該内筒の上端側周壁に透光部を形成して内にランプを収
納すると共に上端には内筒が外筒へ没入状態で外筒を閉
塞する蓋を設け、内筒を突出状態で保持する保持機構と
、内筒の没入状態に対応して前記ランプを消灯するスイ
ッチとを設けたことにより不使用時には内筒を外筒の内
へ没入させるのみで外筒は蓋により閉塞され内筒は外筒
の内に収納保護されると共にランプは自動的に消灯して
消し忘れることがなく、又使用時には内筒を上方へ引き
出すのみで使用でき、内筒と外筒との間に大きな隙間が
生ぜず外筒の内へゴミ等が入ることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本考案の実施例を示すもので、第１
図は断面正面図、第２図は分解斜視図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 地中に外筒を埋設し、該外筒の内に内筒を摺動自在に設
   は地上へ出没自在とし、該内筒の上端側周壁に透光部を
   形成して内にランプを収納すると共に上端には内筒が外
   筒へ没入状態で外筒を閉塞する蓋を設け、内筒を突出状
   態で保持する保持機構と、内筒の没入状態に対応して前
   記ランプを消灯するスイッチとを設けたことを特徴とす
   る地中埋込照明器具。