JPS5841553A - 潅注スリ−ブおよびそのアタツチメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は潅注（洗浄）装置（ａ注スリーブおよびそのア
タッチメントから成る）、更に詳しくは、特に人工肛門
形成患者の使用に適合し、小孔を通じて腸の規則的潅注
を容易にする潅注装置に関する。

腫瘍は一般に各人の大腸に現われ、これによって腸や直
腸の一部の外科除去および人工直腸開口または小孔の外
科形成が必要とされる。かかる外科手術は、人工肛門形
成術と呼ばれている。

小孔は、人が直腸を自発的に開閉するのを可能とする括
約筋を有さない。従って、人工肛門形成患者は小孔の開
閉をコントロールすることができず、このため小孔は常
に開放され、予告もなくまた患者のコントロールもない
ままに排泄し易くなる。

小孔を介する不本意な腸運動を回避するため、患者は小
孔を介してかん腸液を用い腸を定期的に潅注することが
習慣で且つ望まれている。腸は通常、不本意な排泄を抑
制するため毎日１回、または多分２日に１回浦注される
。

一般に、採用される潅注システムは水溜めと、溜めから
小孔に通じるチューブを介して水の重力流を供給するた
め溜めをほぼ肩の高さにつるす手段とで構成される。プ
ラスチックスリーブは、例えば支持ベルトで患者に取付
けるのに適している。

スリーブの上端もしくはその付近の開口部は、患者の小
孔を取囲んでいる。開口部と連合する密封部材は患者の
腹壁と共に流体密封を形成し、潅注操作中の漏出あるい
は汚染から患者を保護している。スリーブの下端は、ト
イレあるいは他の受は器へ潅注流体や廃棄物（汚物）を
排泄するため開口している。スリーブの上端には、潅注
流体をスリーブを通って小孔へダクトする設備が設けら
れている。

２種の基本的な潅注スリーブが存在する。１つは潅注の
開放法（ｏｐｅｎ　ｍｅｔｈｏｄ　）に関連した使用に
適合するもの、他方は潅注の閉鎖法（ｃｌｏｓｅｄｍｅ
ｔｈｏｄ）に関連した使用に適合するものである。

開放法に関連した使用に適するスリーブには、開口した
上下端が設けられている。またそれらには、開口上端の
下の少し離れた内部側壁に開口部が設けられている。こ
の開口上端によって、患者がカテーテルチューブまたは
コーンを介して小孔に潅注流体を供給するに先立ち、内
部側壁の開口部中および小孔への上記コーンまたはカテ
ーテルの操作のため％スリーブの頂部に手を挿入するこ
とができる。小孔を介して腸への潅注流体の導入の終結
時コーンまたはカテーテルチューブを抜取った後、スリ
ーブの上端を閉鎖するため、ある形式のクロージヤ一手
段（例えばクリ・アブまたは他の器具）が採用される。

スリーブ（その内部側壁開口部が小孔と位置合せしてい
る）は、患者の腰のまわりのベルトに固定された環状本
体フレームまたはプレートによって、患者の適所に保持
されている。かかる開放システムの１つは、Ｕ、Ｓ、特
許第３９１０２７４号に開示されている。

閉鎖法と関連した使用の場合、スリーブの下端は開口し
ているが、Ｌ端は閉鎖している。閉鎖潅注システムは通
常、開放潅注システムよりも好ましいが、それは閉鎖シ
ステムがスリーブの上端を通る潅注流体あるいは廃棄物
の偶然の飛散によるこぼれ（ｓｐｉｌｌｉｎｇ　）、飛
沫（ｓｐｌａｓｈｉｎｇ　）および汚れ（５ｏｉｌ　ｉ
ｎｇ　）を抑制するからである。また閉鎖システムは、
不快な臭気の飛散も抑制する。

史に開放システムにおいて、スリーブの開口上端を閉鎖
するのにある形式のクリップあるいは類似器具が必要で
、またこれらの器具のスリーブへの取付けは、患者に対
し実用的な問題を与える。

上述の如く、潅注流体の小孔への導入はソフトで柔軟な
カテーテルチューブまたはなめら力）なコーンによって
行なわれる。閉鎖法において、カテーテルチューブまた
はコーンを、スリーブの外部側壁の開口部に通してよく
、この開口部は小孔を取巻く開口部と位置合せしている
。外部側壁番こ（ま、潅注流体が潅注操作の完了の際ス
リーブにもどる時、開口部を介して飛散するのを防止す
るためある形式のシールまたはフラ・ノブが設けられて
Ｇ）る。

かかる配列は、例えば米国特許第３２９２６２５号およ
び４０５０４６１号に示される。

数年前までは、カテーテル法の潅注のみが利用可能であ
った。最近では、コーン法がその数多くの利点（例えば
腸損傷の回避やより有効な潅注実施）の故カテーテル法
に代わりつつある。しかしながら、カテーテルチューブ
よりもむしろコーンを用いることが望まれる場合、スリ
ーブの外部側壁に極めて大きな開口部が必要で、これに
よって漏れを防止するのにスリーブとコーン間の流体密
封の形成が複雑となる。Ｕ、Ｓ、特許第３８３０２３５
号に閉鎖潅注システムが開示されており、これはコーン
のまわりの漏れを回避するためスリーブと一体形成され
たコーンを利用するものである。

Ｕ、Ｓ、特許第３８３０２３５号の潅注システムは不利
であり、それはコーンがスリーブの清浄を複雑化するた
めである。Ｕ、Ｓ、特許第４０５０４６１号には、コー
ンを閉鎖スリーブに移動可能に取付けた閉鎖潅注システ
ムが開示されている。コーンをスリーブに取付けるのに
分離締付装置が必要なため、Ｕ、Ｓ、特許第４０５０４
６１号の潅注システムは製造費が高く、使用時間がかか
る。また締付装置は該装置をかさぼらしたり煩わしいも
のとし、これによって該装置は心地悪いものとなる。快
適さを最大限番こするにはコーンの柔軟性が重要である
。コーンはねじ込むのに十分硬質でなければならないの
で、その柔軟性はきびしく制限される。

人工肛門形成患者用の多くの潅注スリーブは従来より、
ストレートな側壁を持つように設計されている。これら
のストレートスリーブはＵ、Ｓ、特許第３２９２６２５
号、３６７２３７０号、３８３８０３５号および４０５
０４６１号に示され、これらは基本的な２つの欠点を有
する。まず第１に、比較的広い下端を有するので、潅注
操作後下端を閉鎖するのに比較的大きなりランプまたは
他の密封器具を用いなければならない。またその比較的
広い下端は排出された潅注流体や廃棄物を適当な受は器
に注ぐスリーブの能力を抑制する。

テーパー付き潅注スリーブ（例えばＵ、Ｓ、特許第３９
１０２７４号に開示のもの）が、かかるストレートな潅
注スリーブの問題や欠点を解消するために開発されてい
る。しかしながら、これら先行技術のスリーブのテーパ
ーは実質的にその全長（その下端を含む）に沿って延び
ているので、これらの問題および欠点は完全には解決さ
れていない。

例えば、潅注スリーブは通常人工肛門形成患者の高さお
よび／または排出された潅注流体や廃棄物が供給される
受は器の高さに依存する長さにカットされるので、かか
るスリーブは一定の部位において、その下端がストレー
トスリーブの幅に近似する幅を有するように短くカット
することができる。かかる部位において、比較的狭い下
端を持っ潅注スリーブの望まれる利点は損失もしくは少
なくとも減少するだろう。例えば、これらのスリーブの
短縮は下端の幅を変えるので、下端を閉鎖するのにさま
ざまな異なる寸法のクランプが必要と思われる。

また１対の開口部（開口部の一つは小孔を受容するのに
適し、他方はコーンまたはカテーテルチー−ブを受容す
るのに適合する。）を持っ潅注スリーブを設けることが
普通に行なわれている。かかる開口部は通常相互に正反
対側に位置しているので、コーンまたはカテーテルチュ
ーブは潅注流体の腸への導入の終結の際小孔から除去さ
れた後、潅注流体や廃棄物が小孔から排出される流路に
ある。このためコーンまたはカテーテルチューブは汚染
されるようになり、これによってその清浄が必要である
。コーンまたはカテーテルチューブの汚染を防止するた
めそれをスリーブから分離する場合、排出された潅注流
体および廃棄物が不快なる。

本発明は、外科形成小孔を有する人工肛門形成患者用の
新規で改良された潅注システムに関するものである。本
発明の１つの特徴によれば、潅注スリーブは１対の端面
（その少なくとも一方は閉鎖している。）と、スリーブ
の両端面間に位置する１対の開口部を包含する。開口部
の一つは患者の小孔を受容しつる寸法と形状を有する。

第１カップリング部材が他の開口部と連合する。第１カ
ップリング部材は、複数の異なるスナップオンアタッチ
メントの１つをスリーブに流体密封方法で選択的および
除去可能に取付け、これによってスリーブとアタッチメ
ントの接合箇所におけるスリーブからの流体の漏れを抑
制するように設計されている。第１カップリング部材は
スリーブに一体形成されているので、アタッチメントの
スリーブへの適用は、アタッチメントをスリーブに適用
する時に取扱わなければならない部品の数を減少するこ
とにより容易となる。

スナップオンアタッチメントは、それが潅注アタッチメ
ントまたはリンス（すすぎ）もしくはフラッシング（流
水式洗浄）アタッチメントのいずれにせよ、第１カツプ
リングと共同作動してアタッチメントとスリーブ間の流
体密封を形成する第２カップリング部材を包含する。第
２カップリング部材はアタッチメントに一体形成され、
これによりアタッチメントをスリーブｆこ適用する時に
取扱わなければならない部品の数を更に減少することに
より、アタッチメントのスリーブへの適用を容易化する
。

一実施態様において、第１カップリング部材はスリーブ
から外方へ延びるリングを包含し、第２カップリング部
材はアタッチメントから外方へ放射状に延びる環状リッ
プを包含する。上記リップは、第１カップリング部材の
リングを脱離可能および摩擦的に受容しうる寸法と形状
の環状溝を包含する。

上記スリーブは実質的にストレートな上部分、実質的に
ストレートな下部分、および該下部分の方へ収束するテ
ーパー付き中部分を有する。上部分は下部分よりも広く
、このため下部分は小孔から排出される潅注綿体および
廃棄物を適当な受は器へより容易に注ぐことができる。

それは比較的狭いので、下部分はまた潅注操作後の閉鎖
が容易である。下部分は十分に長いので、その幅を拡大
することなく多数各種の長さのいずれかにカットするこ
とができる。比較的広い上部分の設置が有利であるが、
それは潅注アタッチメントの小孔への挿入中その巧妙な
処置（ｍａｎｅｕｖｅｒｉｎｇ　）を容易にするからで
ある。

アタッチメント用のスリーブの開口部は、小孔の開口部
と一直線にある第１位置と、小孔の開口部と一直線にな
い第２位置との間を移動することができる。このように
その第２位置において、開口部とアタッチメントは小孔
から排出される潅注流体および廃棄物の流路から外れ、
これによってアタッチメントの汚染および潅注流体や廃
棄物の開口部を通る飛散を抑制する。一実施態様におい
て、アタッチメントの開口部は小孔の開口部よりも高い
所に位置している。

本発明をより完全に理解するため、添付図面に関連して
以下に説明する具体的な三実施態様を参照すべきである
。該図面において、 第１図はスリーブとそのアタッチメントを含む潅注装置
の透視図で、該装置は小孔を介して腸に潅注流体が４給
されている人工肛門形成患者の胴に取付けられている。

第２図は第１図の１１線に沿って矢印の方向に見た断面
図である。

第３図は本発明に従って構成される第２アタツチメント
の具体例の透視図で、考察と吟味を容易にするためアタ
ッチメントの一部は破断している。

第４図は本発明に従って構成される第３アタツチメント
の具体例の透視図で、考察と吟味を容易にするためアタ
ッチメントの一部は破断している。

第５図は第１図の潅注装置において、人工肛門形成患者
の小孔から潅注流体や廃棄物が排出される間に予想され
る該装置の位置を示す透視図である。

面図である。

本発明は人工肛門形成患者用の開放または閉鎖潅注シス
テムに適用しうるものであるが、特に閉鎖システムに関
する使用に好適である。従って、特に閉鎖潅注システム
に関して本発明を説明する。

第１および２図において、潅注装置１０が示され、これ
は小孔１６（第２図参照）を有する人工肛門形成患者１
４の腰にベルト１２で取付けられている。潅注装置１０
は潅注スリーブ１８と該スリーブ１８用のスナップオン
アタッチメント２０を包含する。

潅注スリーブ１８（これは透明または半透明プラスチッ
クで作成されることが好ましい。）は、内部側壁２２と
外部側壁２４を包含し、これらは相互に熱シールまたは
溶着されて、該スリーブ１８が実質的にストレートな比
較的幅広い上部分２５（閉鎖上端面２６を含む）、実質
的にストレートな比較的幅狭い下部分２７（開口下端面
２８を含む）、および上部分２５と下部分２７を接続す
るテーパー付き中部分２９を有するようになっている。

１１部分２５には、内外部側壁２２．２４のそれぞれに
開口部３０．３２が形成して設けられている。側壁２２
．２４は開口部３２が開口部３０よりもスリーブ１８の
上端面２６に接近して位置している以外は実質的に同一
である（第６図参照）。開口部３０は、スリーブ１８に
熱シールまたは溶着されるプラスチックカップリング部
材３４によって境界が定められる（　ｄｅｌ　ｉｍｉ　
ｔｅｄ　）。力、７プリング部材３４はプラスチックカ
ップリング部材３６と共同作動し、該部材３６は患者１
４の腹壁に適用するパッドまたは包帯３８に、例えば接
着剤（図示せず）で固定され、この結果小孔１６のまわ
りの領域を取囲みシールする。カップリング部材３４の
環状溝４０は、カップリング部材３６の環状リブ４１を
弾力的に受容する。プルタブ（引手つまみ、ｐｕｌｌ　
　ｔａｂ）４２と１対の耳４４はカップリング部材３４
から外方へ放射状に延ひる。

各耳４４はベルト１２の符号する端を受容するのに適し
た開［１４６を有する。カップリング部材３４゜３６に
ついては、英国特許第１５７１６５７号により詳細に記
載されている。もう一つのプラスチックカップリング部
材４８は開口部３２の境界を定める。スリーブ１８に熱
シールまたは溶着されるカップリング部材４８は、スリ
ーブ１８から外方へ延びる環状リング５０を包含する。

アタッチメント２０はコーン形状本体５２を有し、これ
は開口小径端面５４と開口大径端面５６を包含する。コ
ーン形状本体５２に一体形成されるチューブ要素５８は
、小径端面５４から大径端面５６を越えて延びている。

チューブ要素５８はその中に延び且つ潅注流体（例えば
水）の溜め６４から延びる導管６２と連結する内腔６０
を有する。

溜め６４からアタッチメント２０への潅注流体の流れは
、導管６２に配列した手動弁６６でコントロールされる
。コーン形状本体５２の大径端面５６は、放射状に外方
へ延びるリップ（フランジ）６８を包含し、該リップは
コーン形状本体５２の小径端面５４へ軸方向に概して延
びる環状溝７０および環状スカート７２を有する。溝７
０は、アタツチメント２０をスリーブ１８にスナップ嵌
めにする（　５ｎａｐ　）時カップリング部材４８のリ
ング５０を脱離可能および摩擦的に受容しうる寸法と形
状のもので、これによってスリーブ１８とアタッチメン
）２０間に流体密封を付与する。プルタブ７４はフラン
ジ６８のスカート７２から外方へ放射状に延びている。

患者１４はスリーブ１８からアタッチメント２０を除去
するのを補助するため、プルタブ７４をつかむことがで
きる。

潅注操作を遂行するため、人工肛門形成患者１４にスリ
ーブ１８を開口部３０が小孔１６を取囲むように取付け
る。アタッチメント２０をスリーブ１８に連結した後、
コーン形状本体５２の小径端面５４を開口部３０を通し
て小孔１６に挿入する（第１図参照）。弁６６を開ける
ことにより、患者１４は溜め６４から潅注流体の流れを
起こすことができる。潅注流体は導管６２およびアタッ
チメント２０を通り小孔１６に流入する。潅注流体の流
れが続くと、それは患者１４の腸（図示せず）に流入す
る。十分匿の潅注流体が患者１４の腸流体の流れを止め
る。潅注流体の流れが止まると、患者１４はアタッチメ
ント２０が腸壁に寄り掛かりその小径端面が概して下方
に向くように、アタッチメント２０を持ち上げ、傾ける
（第５図参照）。この持ち上げおよび傾は動作は、小孔
１６から排出される潅注流体および廃棄物の流路からア
タッチメント２０を移動させてその汚染を防止するばか
りでなく、スリーブ１８を開口してその中を排出される
潅注流体および廃棄物の流れ（流出）を促進する。また
スリーブ１８の流体流れも、漏斗形状のスリーブ１８に
より促進される。スリーブ１８を短かくしなければなら
ない場合、その漏斗形状を変えずに下部分２７の一部を
切断して短かくすることができる。第３および４図にお
いて、スリーブ１８用の異なるスナップオンアタッチメ
ントの他の具体的実施態様が示されている。

第３および４図に示す各種要素は、第１および２図のス
ナップオンアタッチメント２０に関して述べた要素に対
応するもので、これらはそれぞれ１００および２００を
増加した対応参照番号で示されている。他の方法で説明
しない限り、第３および４図のスナップオンアタッチメ
ントは、第１および２図のスナップオンアタッチメント
２０と同様に作動する。

第３図によれば、スナップオンアタッチメント１２０は
キャップ形状本体１５２および該本体１５２に一体形成
されたチューブ部材１５８を包含する。キャップ形状本
体１５２は環状リップ１６８を包含し、該リップには環
状溝１７０および環状スカート１７２が設けられている
。溝１７０は、アタッチメント１２０をスリーブ１８に
スナップ嵌めにする時カップリング部材４８のリング５
０を脱離可能および摩擦的に受容しうる寸法と形状を有
している。スカート１７２にはプルタブ１７４が設けら
れている。チューブ部材１５８をリンス流体（例えば水
）の源に取付けることにより、潅注操作後アタッチメン
ト１２０を用いてスリーブ１８を清浄またはフラッシュ
アウトすることができる。

第４図において、スナップオンアタッチメント２２０が
示されており、これは固体キヤ・ツブ形状本体２５２を
包含する。キヤ・ノブ形状本体２５２は環状リップ２６
８を包含し、該リップには環状溝２７０および環状スカ
ート２７２が設けられている。溝２７０は、アタッチメ
ント２２０をスリーブ１８にスナップ嵌めにする時カッ
プリング部材４８のリング５０を脱離可能および摩擦的
に受容しうる寸法と形状を有している。スカート２７２
はプルタブ２７４を有している。アタッチメント２２０
は、潅注操作中スリーブ１８の開口部３２をシールする
よう設計されている。

以上の構成から成る本発明の人工肛門形成患者用の潅注
スリーブは、複数のスナップオンアタッチメント（例え
ば潅注アタッチメントまたはリンスもしくはフラッシン
グアタッチメント）のいずれかに選択的および除去可能
に取付けできるように適したものである。かかるスリー
ブは基本的には漏斗形状を有し、このため潅注流体およ
びその中の廃棄物の流れをより有効に注ぐことができる
。

スリーブは人工肛門形成患者の小孔を受容するのに適し
た開口部とアタッチメントの一つを受容するのに適した
開口部を有する。アタッチメントの開口部は、小孔の開
口部との整合から移動することができ、このためスリー
ブからアタッチメントを取外す必要もなく、小孔から排
出される潅注流体および廃棄物によるアタッチメントの
汚染を抑制することが可能となる。

なお、上述の実施態様は単なる具体例であって、当業者
であれば本発明の本質および技術的範囲から逸脱しない
で多くの改変および変更を成しうろことが理解されるで
あろう。そして、かかる改変や変更のすべては「特許請
求の範囲」に記載の本発明技術的範囲に包含されること
が意図される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る、潅注スリーブとアタッチメント
から成る潅注装置の一例を示す斜視図、第２図は第１図
の潅注スリーブとアタッチメントの取付状態をよりわか
りやすく理解するための断面図、第３および４図はそれ
ぞれ他のアタッチメ注装置において潅注流体および廃棄
物が排出される状態を示す斜視図、および第６図は第１
図の潅注スリーブの倒立面図である。 １０：潅注装置、１２：ベルト、１４：患者、１６：小
孔、１８ニスリーブ、２０　、１２０　、２２０：アタ
ッチメント、２２：内部側壁、２４：外部側壁、２５：
上部分、２６：閉鎖上端面、２７：下部分、２８：開口
下端面、２９：中部分、３０゜３２：開口部、３４，３
６，４８：カップリング部材、３８：パッド、４０，７
０，１７０，２７０　　：環状溝、４１：環状リブ、４
２，７４，１７４，２７４ニブルタブ、４４：耳、４６
：開口、５ｏ：環状リング、５２．１５２．２５２　：
本体、５４：小径端面、５６：大径端面、５８．１５８
　：チューブ要素、６０：内腔、６２：導管、６４：溜
め、６６：弁、６８．１６８．２６８　：リップ、７２
．１７２゜２７２：環状スカート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、小孔を有する人工肛門形成患者用の潅注スリーブと
   、該スリーブ用スナップオンアタッチメントから成る組
   合せ体において、上記スリーブは１対の端面（その少な
   くとも一方は閉鎖している。）、該スリーブの両端面間
   に位置する１対の開口部（該開口部の一つは上記小孔を
   受容しうる寸法と形状を有している。）、および該スリ
   ーブに一体形成され且つ他の開口部を取囲む第１カップ
   リング部材を包含し、上記アタッチメントはこれに一体
   形成される第２カップリング部材を包含し、該第２カッ
   プリング部材は第１カップリング部材と共同作動して、
   上記アタッチメントをスリーブにスナップ嵌めにする時
   スリーブとアタッチメント間に流体密封を形成すること
   を特徴とする組合せ体。 ２、上記アタッチメントがスリーブを介して小孔に潅注
   流体を供給する供給手段を包含する前記第１項記載の組
   合せ体。 ３、上記他の開口部が供給手段を受容しうる寸法と形状
   を有する前記第２項記載の組合せ体。 ４、上記供給手段が開口小径端面を持つ柔軟なコーン形
   状要素、開口大径端面、および該コーン形状要素の内部
   を軸方向に上記小径端面から大径端面へ延びるチューブ
   部材を包含する前記第３項記載の組合せ体。 ５、上記第１カップリング部材が、上記他の開口部を取
   囲み且つスリーブから外方へ放射状に延びるリングを包
   含し、上記第２カップリング部材が、上記コーン形状要
   素から外方へ放射状に延びる環状リップ（該リップは第
   １カップリング部材のリングを脱離可能および摩擦的に
   受容しうる寸法と形状の環状溝を包含する。）を包含す
   る前記第４項記載の組合せ体。 ６、上記リップがプルタブを包含し、これによって該プ
   ルタブはスリーブからのコーン形状要素の除去を補助し
   うる前記第５項記載の組合せ体。 ７、上記リップがコーン形状要素の大径端面に隣接して
   位置する前記第５項記載の組合せ体。 ８．上記アタッチメントがスリーブをフラッシュアウト
   するフラッシング手段を包含する前記第１項記載の組合
   せ体。 ９、上記他の開口部がフラッシング手段を受容しつる寸
   法と形状を有する前記第８項記載の組合せ体。 １０、上記フラッシング手段が、開口を有するキャップ
   と該キャップに取付けられる導管を包含し、上記導管は
   その中を延び且つキャップの開口と連結する内腔を有し
   、これによって導管とキャップを介してスリーブに洗浄
   流体を送出することかできる前記第９項記載の組合せ体
   。 １１、上記第１カップリング部材が、スリーブの他の開
   口部を取囲み且つスリーブから外方へ延びるリングを包
   含し、上記第２カップリング部材が、キャップに環状リ
   ップを包含し、該リップは第１カップリング部材のリン
   グを脱離可能および摩擦的に受容しうる寸法と形状の環
   状溝を包含する前記第１０項記載の組合せ体。 ってプルタブはスリーブからのキャップの除去を補助し
   うる前記第１１項記載の組合せ体。 １３、上記アタッチメントが固体キャップを包含し、該
   キャップはスリーブの他の開口部をシールしうる寸法と
   形状を有する前記第１項記載の組合せ体。 １４、上記第１カップリング部材が、スリーブの他の開
   口部を取囲み且つスリーブから外方へ延びるリングを包
   含し、上記第２カップリング部材が、キャップに環状リ
   ップを包含し、該リップは第１カップリング部材のリン
   グを脱離可能および摩擦的に受容しうる寸法と形状の環
   状溝を包含する前記第１３項記載の組合せ体。 １５、上記リップがプルタブを包含し、これによって該
   プルタブはスリーブからのキャップの除去を補助しうる
   前記第１４項記載の組合せ体。 １６、上記スリーブがこれに一体形成された第３カップ
   リング部材を有し、該第３カップリング部材は一方の開
   口部を取囲み且つ人工肛門形成患者の小孔のまわりへの
   取付に適するパッドまたは包帯に取付けられた第４カッ
   プリング部材の環状リムを弾力的に受容しうる寸法と形
   状の環状溝を有する前記第１項記載の組合せ体。 １７、小孔を有する人工肛門形成患者用の潅注スリーブ
   であって、１対の端面（その少なくとも一方は閉鎖して
   いる。）と、該スリーブの両端面間に位置する１対の開
   口部（該開口部の一つは小孔を受容しうる寸法と形状を
   有し、他の開口部は流体密封状態でスリーブに複数の異
   なるスナップオンアタッチメントの一つを選択的および
   除去可能に取付ける取付手段を連合している。）から成
   り、上記取付手段は該スリーブに一体形成されているこ
   とを特徴とする潅注スリーブ。 １８、上記取付手段が、他の開口部を取囲み且つスリー
   ブから外方へ延びるリングを包含し、該リングはスナッ
   プオンアタッチメントに形成された環状溝に脱離可能お
   よび摩擦的に受容されうるような寸法と形状を有してい
   る前記第１７項記載の潅注スリーブ。 １９、上記取付手段がプルタブを包含する前記第１８項
   記載の潅注スリーブ。 ２０、上記スリーブが、第１幅を持つ実質的にストレー
   トな上部分、第１幅よりも狭い第２幅を持つ実質的にス
   トレートな下部分、および上部分と下部分を接続するテ
   ーパー付き甲部分を包含する前記第１８項記載の潅注ス
   リーブ。 ２１、上記他の開口部が、一方の開口部と一直線にある
   第１位置と、一方の開口部と一直線にない第２位置間を
   移動しうる前記第２０項記載の潅注スリーブ。 ２２、人工肛門形成患者が使用する潅注スリーブのアタ
   ッチメントであって、該アタッチメントに一体形成され
   、スナップオン型式のスリーブにアタッチメントを取付
   け、これによってアタッチメントとスリーブ間に流体密
   封を形成する取付手段から成り、上記取付手段は環状溝
   を中に形成して有する環状リップを包含し、上記溝はス
   リーブに形成された嵌め合い要素を脱離可能および摩擦
   的に受容しうる寸法と形状を有することを特徴とするア
   タッチメント。 ２３．上記リップがプルタブを包含する前記第２０項記
   載のアタッチメント。 ２４、人工肛門形成患者用の潅注スリーブであって、第
   １幅を持つ実質的にストレートな上部分、第１幅よりも
   狭い第２幅を持つ実質的にストレートな下部分、および
   上部分と下部分を接続するテーパー付き中部分から成る
   ことを特徴とする潅注スリーブ。 ２５、上記下部分が伸長し、これによって第２幅を拡大
   せずに複数の異なる長さのいずれかに力・ノドすること
   ができる前記第２４項記載の潅注スリーブ。 ２６、上記上部分が閉鎖上端面を有し、上記下部分が開
   口下端面を有する前記第２５項記載の潅注スリーブ。 ２７、小孔を有する人工肛門形成患者用の潅注スリーブ
   であって、１対の端面（その少なくとも一方は閉鎖して
   いる。）と、該両端面間に位置する１対の開口部（該開
   口部の一つは小孔を受容しうと一直線にある第１位置と
   、一方の開口部と一直線にない第２位置間を移動しうる
   。）から成る潅注スリーブ。 ２８、上記一方の開口部が第１高さに設置され、上記他
   の開口部が第１高さと異なる第２高さに設置される前記
   第２７項記載の潅注スリーブ０２９、上記第２高さが第
   １高さよりも高い前記第２８項記載の潅注スリーブ。 ３０、上記スリーブが閉鎖上端面を有し、上記他の開口
   部がスリーブの上端面に隣接して設置されている前記第
   ２９項記載の潅注スリーブ。