JPS584118B2 - 故紙処理方法 - Google Patents
故紙処理方法Info
- Publication number
- JPS584118B2 JPS584118B2 JP55129954A JP12995480A JPS584118B2 JP S584118 B2 JPS584118 B2 JP S584118B2 JP 55129954 A JP55129954 A JP 55129954A JP 12995480 A JP12995480 A JP 12995480A JP S584118 B2 JPS584118 B2 JP S584118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- foreign matter
- pulper
- waste paper
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、故紙原料を効率良く連続的に処理する方法に
関するものである。
関するものである。
本廃明者の発明に係る圧力式パルパーは、図面第３図に
示す様に密閉槽にスクリーンにより隔離される二次室を
隣設し、そのスクリーンに近接する部分に高速回転する
インペラを設け、前記密閉槽の中央上部に軽質異物の収
集部を設け、密閉槽の底部に固形異物の排出蔀ヲ設ける
と共に、密閉槽に圧力水の送入管を接続したものである
から、インペラの高速回転に上り紙料懸濁液中の未離解
紙料は離解され、圧力水の注入により稀釈されながらス
クリーンを通過して精選紙用として排出され、密閉槽内
には排除されるべき異物が累積的に残留する。
示す様に密閉槽にスクリーンにより隔離される二次室を
隣設し、そのスクリーンに近接する部分に高速回転する
インペラを設け、前記密閉槽の中央上部に軽質異物の収
集部を設け、密閉槽の底部に固形異物の排出蔀ヲ設ける
と共に、密閉槽に圧力水の送入管を接続したものである
から、インペラの高速回転に上り紙料懸濁液中の未離解
紙料は離解され、圧力水の注入により稀釈されながらス
クリーンを通過して精選紙用として排出され、密閉槽内
には排除されるべき異物が累積的に残留する。
従ってスクリーンプレートの近くにおいて高速回転する
インペラが、キャビテーションを起してスクリーンプレ
ートの洗滌作用を行っても、異物の累積により処理液濃
度が高まると処理能力は次第に低下するので、この圧力
式スクリーンを単独で使用する場合は、時間の経過とと
もに処理能力が低下して、一定の時間を経過したときり
ジエクトの送入を止めて密閉槽内に圧力水だけを供給し
、インベラの高速回転により残留異物中の有用紙料は更
に離解し、スクリーンプレートを通して排出させ、累積
異物は洗滌後水と共に排出させる洗滌を行って処理機能
を回復させ、回復後にリジエクトを送って処理を再開さ
せなければ瀝らないから、洗滌中処理作業が中断されて
紙料の供給が止まる回分処神しか出来ない欠点があった
。
インペラが、キャビテーションを起してスクリーンプレ
ートの洗滌作用を行っても、異物の累積により処理液濃
度が高まると処理能力は次第に低下するので、この圧力
式スクリーンを単独で使用する場合は、時間の経過とと
もに処理能力が低下して、一定の時間を経過したときり
ジエクトの送入を止めて密閉槽内に圧力水だけを供給し
、インベラの高速回転により残留異物中の有用紙料は更
に離解し、スクリーンプレートを通して排出させ、累積
異物は洗滌後水と共に排出させる洗滌を行って処理機能
を回復させ、回復後にリジエクトを送って処理を再開さ
せなければ瀝らないから、洗滌中処理作業が中断されて
紙料の供給が止まる回分処神しか出来ない欠点があった
。
本発明は、この欠点を解消する目的において発明したも
ので、前述の圧力式パルパーを複数並設し、前処理のリ
ジエクトを一方の圧力式パルパーにおいて再離解しつつ
異物を分離するとき、他方の圧力式パルパーにおいては
圧力水のみを供給して洗滌を行い、処理能力を回復させ
て能力回復後にリジエクトの供給をこの圧力式パルパー
に切換えて処理を行わせ、原料処理を行っていた圧力式
パルパーは圧力水を供給して洗滌を行わせることにより
、故紙原料の処理を効率の低下もなく連続して行わせ、
均質々紙料を瞬時もストップさせること々く定量的に供
給出来る連続処理を可能とするものである。
ので、前述の圧力式パルパーを複数並設し、前処理のリ
ジエクトを一方の圧力式パルパーにおいて再離解しつつ
異物を分離するとき、他方の圧力式パルパーにおいては
圧力水のみを供給して洗滌を行い、処理能力を回復させ
て能力回復後にリジエクトの供給をこの圧力式パルパー
に切換えて処理を行わせ、原料処理を行っていた圧力式
パルパーは圧力水を供給して洗滌を行わせることにより
、故紙原料の処理を効率の低下もなく連続して行わせ、
均質々紙料を瞬時もストップさせること々く定量的に供
給出来る連続処理を可能とするものである。
次に本発明の係る故紙処理方法の一実施例を示すに当り
使用した装置を図面につき説明すれば下記の通りである
。
使用した装置を図面につき説明すれば下記の通りである
。
図面第１図においてはＡは公知のパルパーで、故紙原料
を投入して粗離解させる。
を投入して粗離解させる。
Ｂはサイクロン式等の分離器で、前記パルパーＡにより
粗離解された故紙原料をポンプＰにより送られ、原料と
混入する金属、石等の重量異物とを比重差によシ分離さ
せる。
粗離解された故紙原料をポンプＰにより送られ、原料と
混入する金属、石等の重量異物とを比重差によシ分離さ
せる。
Ｃはチェストで、前記分離器Ｂにより重量異物を分離さ
れた原料を蓄溜する。
れた原料を蓄溜する。
Ｄは圧力式スクリーンで、図面第２図に示すようにスク
リーンプレート１を挟んで一次室２と二次室３とを設け
、その一次室２内にスクリーンプレート１に近接して動
力により高速回転されるインペラ４を設け、このインペ
ラ４の正面中央部にボンプＰにより前記チェストＣの原
料を送込み、インペラ４０回転によシー次室２内におい
て旋回流動するとき、固形異物と未離解紙料を遠心力に
より室の外側へ移動させミ之等のりジエクトを取出口５
へ排出さ也有用紙料はスクリーンプレート１を通って二
次室３に達したものを吐出口６から送り出せる様にした
もので、二次室３内にスクリーンプレート１の背面洗滌
を行うインペラ７を一次室２のインペラ４とは位相を違
えて取付けてある。
リーンプレート１を挟んで一次室２と二次室３とを設け
、その一次室２内にスクリーンプレート１に近接して動
力により高速回転されるインペラ４を設け、このインペ
ラ４の正面中央部にボンプＰにより前記チェストＣの原
料を送込み、インペラ４０回転によシー次室２内におい
て旋回流動するとき、固形異物と未離解紙料を遠心力に
より室の外側へ移動させミ之等のりジエクトを取出口５
へ排出さ也有用紙料はスクリーンプレート１を通って二
次室３に達したものを吐出口６から送り出せる様にした
もので、二次室３内にスクリーンプレート１の背面洗滌
を行うインペラ７を一次室２のインペラ４とは位相を違
えて取付けてある。
Ｅは圧力式パルパーで、図面第３図に示す様に密閉槽８
とスクリーンプレート９を挟んで前記密閉槽８に隣接し
た二次室１０とを備え、前記密閉槽８内には、前記スク
リーンプレート９０近くにおいて動力により高速回転さ
れるインベラ１１と密閉槽８の中央に立設して頂部を天
井に接近させた円錘体１２を設け、円錘体１２の頂部に
浮遊性物質の収集部１３を対応させると共に、密閉槽８
の大部適所に圧力式スクリーンＤにより除去された固形
異物の送入口１４を、側壁の適所に圧力水の送入管１５
を接続し、底部に残留異物の取出口１６を設け、前記二
次室１０にはスクリーンプレート９を通った原料の吐出
口１７を設けたものであって、この圧力式パルパーＥは
図面第１図に示す様に複数を別体成形して並設するか、
或は一基に集合形成したものを用い、各々の処理原料送
入口１４．１４と残留異物取出口１６，１６には夫々自
動弁■，ＶとＶ，■とを装備し、一方が開のとき他方が
閉となる様に連動動作させ、複数の圧力式パルパーＥ，
Ｅの原料送込み及び異物取出しが交互に自動切換えされ
る様にしてある。
とスクリーンプレート９を挟んで前記密閉槽８に隣接し
た二次室１０とを備え、前記密閉槽８内には、前記スク
リーンプレート９０近くにおいて動力により高速回転さ
れるインベラ１１と密閉槽８の中央に立設して頂部を天
井に接近させた円錘体１２を設け、円錘体１２の頂部に
浮遊性物質の収集部１３を対応させると共に、密閉槽８
の大部適所に圧力式スクリーンＤにより除去された固形
異物の送入口１４を、側壁の適所に圧力水の送入管１５
を接続し、底部に残留異物の取出口１６を設け、前記二
次室１０にはスクリーンプレート９を通った原料の吐出
口１７を設けたものであって、この圧力式パルパーＥは
図面第１図に示す様に複数を別体成形して並設するか、
或は一基に集合形成したものを用い、各々の処理原料送
入口１４．１４と残留異物取出口１６，１６には夫々自
動弁■，ＶとＶ，■とを装備し、一方が開のとき他方が
閉となる様に連動動作させ、複数の圧力式パルパーＥ，
Ｅの原料送込み及び異物取出しが交互に自動切換えされ
る様にしてある。
Ｆは濃縮機で、圧力式スクリーンＤにより精選された原
料と、圧力式パルパーＥ，Ｅにより精選された原料を受
け入れて、原料から白水を搾り出し原料を所要濃度とし
てチェストＧに蓄溜させる。
料と、圧力式パルパーＥ，Ｅにより精選された原料を受
け入れて、原料から白水を搾り出し原料を所要濃度とし
てチェストＧに蓄溜させる。
Ｈは異物受けで、圧力式パルパーＥ，Ｅから取り出され
た残留異物を収容する。
た残留異物を収容する。
■は白水槽で、濃縮機Ｆ及び異物受けＨから出た白水を
集め、ポンプＰにより圧力式スクリーンＤと圧力式パル
パーＥ，Ｅとへ供給させるものである。
集め、ポンプＰにより圧力式スクリーンＤと圧力式パル
パーＥ，Ｅとへ供給させるものである。
本発明に係る故紙処理方法に使用する装置の一実施例は
上記の様に構成されているから、原料故紙をパルパーＡ
に投入すると、パルパーＡは公知の通り原料を粗離解し
て送り出すからとの粗離解紙料をポンプＰによりサイク
ロン等の分離器Ｂへ送れば、分離器Ｂは原料と之に混入
する金属、石等の重量異物を分離し、原料だけをチェス
トＣへ送って之に蓄溜する。
上記の様に構成されているから、原料故紙をパルパーＡ
に投入すると、パルパーＡは公知の通り原料を粗離解し
て送り出すからとの粗離解紙料をポンプＰによりサイク
ロン等の分離器Ｂへ送れば、分離器Ｂは原料と之に混入
する金属、石等の重量異物を分離し、原料だけをチェス
トＣへ送って之に蓄溜する。
従ってこのチェストＣ内の原料をポンプＰにより圧力式
スクリーンＤの一次室２へ送ると、原料はスクリーンプ
レート１の近くにおいて高速回転するインペラ４の回転
によりー次室２内に旋回流動を起し、この流動により原
料中の固形異物や未離解紙料のりジエクトは、一次室２
の外周へ集まって取出口５から取り出され、有用紙料は
相互摩擦や室壁との摩擦により離解されスクリーンプレ
ート１を通れる次態になったものカラインベラ４の回転
によるキャビテーションで洗滌作用を受けるスクリーン
プレート１を通って二次室３へ入って吐出口６から吐出
され、濃縮機Ｆに達して之により所望に濃縮されるとチ
ェストＧへ送られて之に溜る。
スクリーンＤの一次室２へ送ると、原料はスクリーンプ
レート１の近くにおいて高速回転するインペラ４の回転
によりー次室２内に旋回流動を起し、この流動により原
料中の固形異物や未離解紙料のりジエクトは、一次室２
の外周へ集まって取出口５から取り出され、有用紙料は
相互摩擦や室壁との摩擦により離解されスクリーンプレ
ート１を通れる次態になったものカラインベラ４の回転
によるキャビテーションで洗滌作用を受けるスクリーン
プレート１を通って二次室３へ入って吐出口６から吐出
され、濃縮機Ｆに達して之により所望に濃縮されるとチ
ェストＧへ送られて之に溜る。
一方圧力式スクリーンＤの取出口５から排出された前記
リジエクトは複数並設してある圧力式パルパーＥ，Ｅの
一方の密閉槽８へ送入口１４から送り込めば、異物と未
離解紙料はインペラ１１の回転により円錐体１２を中心
として密閉槽８内に旋回流動を起し、この流動により異
物を外周へ分離されて取出口１６へ落すと共に、浮遊性
の軽質物は旋回中心に集められて収集部１３に捕集され
、紙料は相互摩擦や槽壁、円錐体１２との摩擦により離
解されるとインベラ１１が起すキャビテーションにより
スクリーンプレート９が洗滌されると共に、送入管１５
から送シ込まれる圧力水により密閉槽８と二次室１０と
にスクリーニングに達した差圧を発生するため、離解さ
れた紙料はスクリーンプレート９を通って二次室１０へ
入り、吐出口１７から濃縮機Ｆへ送られて濃縮されチェ
ストＧに蓄えられるものである。
リジエクトは複数並設してある圧力式パルパーＥ，Ｅの
一方の密閉槽８へ送入口１４から送り込めば、異物と未
離解紙料はインペラ１１の回転により円錐体１２を中心
として密閉槽８内に旋回流動を起し、この流動により異
物を外周へ分離されて取出口１６へ落すと共に、浮遊性
の軽質物は旋回中心に集められて収集部１３に捕集され
、紙料は相互摩擦や槽壁、円錐体１２との摩擦により離
解されるとインベラ１１が起すキャビテーションにより
スクリーンプレート９が洗滌されると共に、送入管１５
から送シ込まれる圧力水により密閉槽８と二次室１０と
にスクリーニングに達した差圧を発生するため、離解さ
れた紙料はスクリーンプレート９を通って二次室１０へ
入り、吐出口１７から濃縮機Ｆへ送られて濃縮されチェ
ストＧに蓄えられるものである。
こうして原料処理を続けるときは、圧力式パルパーＥは
インベラ１１がキャビテーションヲ起してスクリーンプ
レート９を洗滌していても、時間の経過と共に異物が異
積し処理液の濃度を増して処理能力を低下するから、こ
のときは処理を中止して洗滌を行わなければないない状
態となる。
インベラ１１がキャビテーションヲ起してスクリーンプ
レート９を洗滌していても、時間の経過と共に異物が異
積し処理液の濃度を増して処理能力を低下するから、こ
のときは処理を中止して洗滌を行わなければないない状
態となる。
従って使用中の圧力式パルパーＥが能力低下を来す時間
を予めタイマー等により設定して置き、この時間に使用
中の圧力式パルパーＥの送入口１４に設けた自動弁■を
閉じ、一方の圧力式スクリーンＤの使用中に洗滌されて
処理機能を回復している別の圧力式パルパーＥの送入口
１４の自動弁Ｖを開かせれば、リジエクトの送込みは瞬
時に切換えられるため、機能回復した圧力式パルパーＥ
により離解と異物分離が行われるから、之に伴い使用を
中止した圧力式パルパーＥにおける密閉槽８へ圧力水だ
けを供給し、之の旋回流動により密閉槽８の洗滌を行い
、未離解紙料の離解送出と残留異物と洗滌水の排除を行
えば圧力式パルパーＥの処理機能は回復するから、所定
の時間毎にタイマー等で複数の圧力式パルパーＥ，Ｅの
処理原料送入口１４．１４の自動弁Ｖ，■の切換え開閉
を行えば、複数の圧力式パルパーＥ，Ｅを切換えて使用
し能力低下のない処理を連続的に行わせ、均質な処理原
料を常時定量的に供給し得るものである。
を予めタイマー等により設定して置き、この時間に使用
中の圧力式パルパーＥの送入口１４に設けた自動弁■を
閉じ、一方の圧力式スクリーンＤの使用中に洗滌されて
処理機能を回復している別の圧力式パルパーＥの送入口
１４の自動弁Ｖを開かせれば、リジエクトの送込みは瞬
時に切換えられるため、機能回復した圧力式パルパーＥ
により離解と異物分離が行われるから、之に伴い使用を
中止した圧力式パルパーＥにおける密閉槽８へ圧力水だ
けを供給し、之の旋回流動により密閉槽８の洗滌を行い
、未離解紙料の離解送出と残留異物と洗滌水の排除を行
えば圧力式パルパーＥの処理機能は回復するから、所定
の時間毎にタイマー等で複数の圧力式パルパーＥ，Ｅの
処理原料送入口１４．１４の自動弁Ｖ，■の切換え開閉
を行えば、複数の圧力式パルパーＥ，Ｅを切換えて使用
し能力低下のない処理を連続的に行わせ、均質な処理原
料を常時定量的に供給し得るものである。
前記の様に本発明の故紙処理方法は、複数の圧力式パル
パーを併設し、その一方を使用するとき他方を洗滌して
機能低下を回復させ、機能が回復すると使用をこの圧力
式パルパーに切換え、使用を中止した圧力式パルパーを
洗滌して機能を回復させる操作を自動的に反復させるか
ら、精選紙料の送出が瞬時も途絶えない連続処理が可能
であって、然も未離解の有用紙料と異物とが混合してい
るリジエクトは有用紙料を捨てることなく異物のみを効
率良く処理し、精選度の高い紙料を歩止シ良く得ること
が出来るから、従来スクリーンの前処理に使用された消
費動力の大きい離解機を省略出来るため、省エネルギー
の効果が極めて大きく又、離解機による異物の細分化が
ないから、高効率的な異物除去が極めて容易に行われる
し、更にこの方法によれば、処理された故紙パルプが過
度の機械的処理を受けないため、繊維の水切れが良く、
抄紙工程においての搾水効果，乾燥効果にもすぐれる特
徴を有するものである。
パーを併設し、その一方を使用するとき他方を洗滌して
機能低下を回復させ、機能が回復すると使用をこの圧力
式パルパーに切換え、使用を中止した圧力式パルパーを
洗滌して機能を回復させる操作を自動的に反復させるか
ら、精選紙料の送出が瞬時も途絶えない連続処理が可能
であって、然も未離解の有用紙料と異物とが混合してい
るリジエクトは有用紙料を捨てることなく異物のみを効
率良く処理し、精選度の高い紙料を歩止シ良く得ること
が出来るから、従来スクリーンの前処理に使用された消
費動力の大きい離解機を省略出来るため、省エネルギー
の効果が極めて大きく又、離解機による異物の細分化が
ないから、高効率的な異物除去が極めて容易に行われる
し、更にこの方法によれば、処理された故紙パルプが過
度の機械的処理を受けないため、繊維の水切れが良く、
抄紙工程においての搾水効果，乾燥効果にもすぐれる特
徴を有するものである。
第１図は本発明に係る故紙処理方法のフローシート。
第２図はこの方法に用いた圧力式スクリーンの構造図。
第３図は圧力式パルパーの構造図である。
図中Ａはパルパー、Ｂは分離器、Ｄは圧力式スクリーン
、Ｅ，Ｅは複数の圧力式パルパーである。
、Ｅ，Ｅは複数の圧力式パルパーである。
Claims (1)
- １ パルパーにより粗離解され、分離器により重量異物
を分離された故紙原料を圧力式スクリーンへ送って離解
と異物の分離を行わせ、そのリジエクトを複数並設した
圧力式パルパーの一方へ供給して再離解と異物分離を行
わせ、他方の圧力式パルパー畔圧力杢のみを供給して洗
滌を行わせ、洗滌が終ると残留異物と水を排除してリジ
エクトの供給をこの洗滌された圧力代バルバーに切換え
て再離解と異物分離を行わせ、他方の圧力式パル共−は
崖力水のみの供給による洗滌に切換える操作を自動的に
反覆させること劣竺徴とした故紙処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55129954A JPS584118B2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 故紙処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55129954A JPS584118B2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 故紙処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756593A JPS5756593A (en) | 1982-04-05 |
| JPS584118B2 true JPS584118B2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=15022536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55129954A Expired JPS584118B2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 故紙処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584118B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2543183B1 (fr) * | 1983-03-25 | 1985-07-26 | Lamort E & M | Procede et dispositif de triage d'un melange de pate a papier et d'impuretes |
| JPS6312787A (ja) * | 1985-08-22 | 1988-01-20 | 里見 仁 | 故紙処理方法 |
-
1980
- 1980-09-18 JP JP55129954A patent/JPS584118B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756593A (en) | 1982-04-05 |
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