JPS5841068A - 接着剤容器 - Google Patents

接着剤容器

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Publication number
JPS5841068A
JPS5841068A JP13942981A JP13942981A JPS5841068A JP S5841068 A JPS5841068 A JP S5841068A JP 13942981 A JP13942981 A JP 13942981A JP 13942981 A JP13942981 A JP 13942981A JP S5841068 A JPS5841068 A JP S5841068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
container
sintered body
outlet
cyanoacrylate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13942981A
Other languages
English (en)
Inventor
西 英次郎
山本 仁之
瀬藤 清子
千秋 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taoka Chemical Co Ltd
Yamamoto Sangyo KK
Original Assignee
Taoka Chemical Co Ltd
Yamamoto Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Taoka Chemical Co Ltd, Yamamoto Sangyo KK filed Critical Taoka Chemical Co Ltd
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Publication of JPS5841068A publication Critical patent/JPS5841068A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα−シアノアクリレート系接着剤容器に関する
α−シアノアクリレート系接着剤は被着体用1j間で薄
い膜状にすることによって触媒などを加えなくても空気
中の水分や被着体表面の微量の水分により常温でも極め
て短時間に重合硬化するので、この性質を利用してゴム
、プラスチック、金属、ガラスなど多くの物質の接着に
有効な瞬間接着剤として使用されている。
一方、このような重合硬化特性のためにα−シアノアク
リレート系接着剤の保存、取扱いについては充分なる注
意が払われ、特に収納容器については通常法のような工
夫がなされている。第1図はα−シアノアクリレート系
接着剤の最も゛ポピユラーな従来容器の断面図で、容器
自体はこの接着剤に不活性なポリエチレンやポリプロピ
レンで肉厚に成形され、透湿や光による影響を防止して
いる。接着剤流出口は第1図すに示すような円錐形細管
を形成し、その先端は通常、容器成形時に一体成形によ
り閉鎖されていて外気との接触を遮断するようにし、使
用直前に細管先端を針や押ピンで穿孔し、容器本体を紋
押して接着剤を一滴宛押し出し接着に供する。接着剤不
使用時には、先に使用した穿孔用ピンを接着剤流出口に
差しこんでおいたり、第1図Cに示すような接着剤流出
口に密着可能な内底を持つような適当な蓋をしておくよ
うにしている。
このような従来の容器では、接着剤流出口先端か細く、
かつ固いので針や押ビンが滑って思うように突き刺せず
、瓶口周縁を損傷したり指先を中すしたり或いはピンを
刺したとたんに細管内に微量する接着剤が逸出飛散して
手や顔に耐着するなど危険なことがある。押ピンで開繋
された流出口は文字どおりピンホールで孔径が極めて小
さいために一旦接着剤を使用したのちは容器を立てても
この部分に耐着力による微量の接着剤が残留し、保存中
に重合硬化しやすいので再度押ビンを使用しなければな
らない。また流出口孔径が小さいために一時に出る接着
剤の量が少なく点塗布になり、広域面積や滲みこみやす
い多孔質物体の接着は困難または不可能である。接着剤
の流出量を増大するために円錐形細管の先端を一部切り
とって孔径を大きくすれば接着剤は粘度が低いために一
時に出過ぎて不経済であるばかりでなく、目的接着部位
以外の周縁をも誤着したり汚損したりするうえに、使用
後に蓋を嵌装することができなくなって保存を困難にし
ている。
本発明者らは叙上のような従来のα−シアノアクリレー
ト系接着剤容器の欠点を改良すべく鋭意検討するなかで
、熱可塑性樹脂よりなる多孔性焼結体を接着剤の流出口
に使用するときは、一体成型による密閉型の容器にせず
とも充分なる保存寿命を維持し、接着剤使用中も簡単な
る蓋をするだけで接着剤流出口が固化することもない等
従来のα−シアノアクリレート系接着剤容器の欠点を一
挙に補完し得ることを見出し本発明に到達したのである
すなわち本発明は熱可塑性樹脂よりなる多孔性焼結体を
接着剤流出口としたことを特徴とするα−シアノアクリ
レート系接着、剤容器である。
本発明に使用される熱可塑性樹脂としては例えばポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ヒニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体部
分けん化物、ポリスチレン、ナイ匡ンなどを挙げること
ができる。これらの熱可塑性樹脂は通常ポリエチレンお
よびポリプロピレンを除いてα−シアノアクリレートに
対して活性であって、α−シアノアクリレートを短時間
で硬化に導く。またポリエチレンおよびポリプロピレン
も含めでこれらの素材の粉末にα−シアノアクリレート
を滴下すると瞬間に硬化が進行する。
しかるにこれらの素材を以て多孔性焼結体としたときは
、α−シアノアクリレートを含浸させても容易には硬化
せず、焼結体を利用したα−シアノアクリレート接着剤
用容器が作れることを見出したものである。
しかしながらこのような熱可塑性樹脂からなる多孔性焼
結体も単一素材からなる場合は、約1ケ月以内で共存さ
せたα−シアノアクリレートを甚しく増粘させたり固化
させて長期保存用の容器には仕向けられない。これに対
してエチレン−酢酸ビニル共重合体とポリエチレンとの
混合物からなる多孔性焼結体はα−シアノアクリレート
に1年合浸しても、殆んど変化は無く、最も好ましい組
み合わせであることがわかった。エチレン−酢酸ビニル
共重合体とポリエチレンとの好ましい混合#S率6−i
95:5〜15:85であって、これ以上エチレン−酢
酸ビニル共重合体が多くなれば焼結体の空隙率が小さく
なって連通性が劣り、接着剤の流出を阻害するし、ボリ
ーチしンが多くなり過ぎると焼結体が固く脆くなって使
用中に形部れを起し接着剤をロスする原因になる。これ
らの混合物よりなる粒子の大きさは任意(定め得るが、
粒子のうちの少なくとも80重量%がlO〜300メツ
シュ、好ましくは30〜200メツシユの範囲に入る程
度をもつものであることが製品用途上望ましい。
本発明に使用する多孔性樹脂焼結体は樹脂粒子を通常の
焼結方法によって容易に製造することができる。例えば
樹脂粒を単独または混合したのちに予備加熱するかまた
は加熱しない金型に充填し、そのまま或いは加圧または
減圧下に所定温度まで昇温し、焼結終れば放冷または冷
却してオーバーヒートを避は型抜きする。焼結体の形状
は金型に応じて任意に撰択することができる。例えば円
柱状、円盤状、角柱状、凸形などのほか、複雑な形状の
ものも容易に製作され、さらに二次加工することもでき
る。
次に本発明α−シアノアタリレート系接着剤容器をその
実施例を示す図面によって詳述するが、本発明は本実施
例のみに依るものではない。第2〜4図はそれぞれ本発
明接着剤容器の実施例の要部断面図である。
本発明α−シアノアクリレート系接着剤容器は基本形と
して容器本体A1接着剤流出口BおよびMCとからなり
、接着剤流出口以外はポリエチレンから成形される。接
着剤流出口Bはエチレン−酢酸ビニル共重合体とポリエ
チレンの混合物(50:50、粒度5o〜200メツシ
ユ)からなる多孔性焼結体である。焼結体の形状、大き
さ、厚さ、泡の大きさ等については使用目的、容器の形
状などによって決めればよく特別に制限するものではな
いか、本発明α−シアノアクリレート系接着剤容器とし
て最、も効率よく使用させるためには、焼結体の空隙は
微小に過ぎないようにし、(緻密に過ぎると焼結体が最
初に接鳳剤に接触する際に接着剤が硬化することがある
ので注意を要する)、形状としては盤状が好ましい。こ
のように成形された焼結体からなる接着剤流出口Bは、
その盤状の環脚部4を容器の瓶口lの内側に設けられた
環状側清3(第2図)、または瓶口lの外側に袋ナツト
2を螺着したときに瓶口頂部と袋ナツト底周面との間に
おいて形成させた環状凹陥部3′(第3図)に嵌装支持
させる。焼結体が薄葉である等の理由により自ら姿形を
保持しがたいときは、第4図に示すように焼結体シート
の下にポリプロピレン製の篭型枠5を添架させ、焼結体
シートと型枠を合わせたままその環脚部を瓶口凹陥部3
′に嵌装支持させるとよい。いずれの場合も焼結体流出
口Bの先端は瓶口または袋ナツト底面より突出するよう
に設計されていなければならない。また瓶頭や袋ナツト
底面は第2図のよ\うにフラットであってもよいが、第
3〜4図に示すように摺り鉢形に内側に傾斜をつけてお
く方が好ましい。
蓋Cは容器との間で1ケ所以上の嵌着密閉機構を有する
ものとする。例えば第2〜4図に示すように、蓋Cを容
器本体Aの外側に螺着したときに、蓋の内底に突設させ
た円筒6の同類が瓶頭面または袋ナツト外底面に密着す
るようにして二重密封する。このとき蓋と流出口焼結体
とは全く接触せざるように空隙7を保持させるよう配慮
するこ七は一層好ましい構造である。
か\る構造からなる本発明接着剤容器に5O215pp
m、ハイドロキノン3001)pmを含むエチルα−シ
アノアクリレートにポリメチルメタクリレートで300
 cp  に増粘した接着剤20−を充填し、隔日に1
回蓋をあけて鋼板上に長さ1OcInに塗布試験し、経
時状態を観察した。ナイロン製焼結体を流出口とした容
器では1週間までは使用することが出来たがその後急速
に増粘し、焼結体も著しく変形し、14日で使用不能と
なった。ポリスチレン製焼結体使用容器では10日目か
ら焼結体内の目詰まりが著しくなり、接着剤の増粘も高
まり、20日で使用不能。エチレン−酢酸ビニル共重合
体製焼結体使用容器は18日目頃から増粘および焼結体
の目詰まりが始まり、1ケ月で使用不能となった。ポリ
エチレン製焼結体使用容器は8日目に増粘および目詰ま
りが認められたが使用には不自由をしなかったものの2
0日目頃から目詰オリが目立ち、32日目で使用不能に
なった。
これらに対してエチレン−酢酸ビニル共重合体:ポリエ
チレンを50:50の混合比率で焼結した焼結体使用容
器では、6ケ月経過後も接着剤が微かに増粘した程度で
焼結体に変化は認められず充分なる接着試験に堪えるこ
とができた。
このように素材的にはα−シアノアクリレートに活性的
である樹脂であっても、多孔性焼結体、特にエチレン−
酢酸ビニル共重合体とポリエチレンとの混合樹脂からな
る多孔性焼結体としたときには一層α−シアノアクリレ
ートに対して不活性の如き挙動を示すのは、本発明接着
剤容器に充填したα−シア/アクリレート系接着剤が、
一旦接着剤流出口である焼結体に接触すると、焼結体空
隙に接着剤を充分吸収し、焼結体が恰も接着剤中に含浸
されたような状態になり、従来容器の流出口細管に認め
られるような接着剤の薄膜とはならないことが接着剤の
硬化を防止する原因となったものと考えられる。しかも
この接着剤含浸焼結体は中蓋の如き効果も有し、保存時
または不使用時に外蓋Cをしておけば接着剤の流出する
こともないし、逆に容器内に外気や水分を吸いこむこと
もない。このような事情から従来容器のように接着剤流
出口を出来るだけ細管にしてしかも押ピンや針を使うと
いう不便かつ危険性も解消された。
接着剤使用の際は蓋Cを取り、焼結体流出口を被着体に
軽く押しつけるか、又はさらに容器本体を軽く摘むよう
にすれば、焼結体が柔軟で紋押性に富むので接着剤が容
易に滲出し、押しつけ加減摘み加減によって接着剤滲出
量を自由に調節し、点、線から面状にまで速かに塗布で
きるので広面積の瞬間接着や、接着剤を吸いこみ易い多
孔性物質の瞬間接着を有利に実施できるようになった。
またさらに本発明容器のすぐれる効果は接若剤塗布後に
発揮される。すなわち使用後、容器を立て、さらに有効
的には容器本体を1〜2度軽く摘むと、焼結体面上の残
留接・着剤および瓶頭に耐着した接着剤までも強制的に
焼結体内に吸いこんでしまうため、Cの蓋をして長期保
存するも蓋と容器が固着するトラブルも無くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来容器の要部断面図。 第2〜4図は本発明α−シアノアクリレート系接着剤容
器の実施例を示す。 A、a:容器本体   2:袋ナツト B、b:接着剤流出口 5:焼結体支持架C,c:蓋 特許出願人 田岡化学工業株式会社 特許出願人 山本産業株式会社 特許出願人 東邦容器株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 熱可塑性樹脂よりなる多孔性焼結体を接着剤流出
    口としたことを特徴とするα−シアノアクリレート系接
    着剤容器。 2、 熱可塑性樹脂がエチレン−酢酸ビニル共重合体樹
    脂とポリエチレンとの混合物からなる特許請求の範囲第
    1項記載のα−シアノアクリレート系接着剤容器。
JP13942981A 1981-09-03 1981-09-03 接着剤容器 Pending JPS5841068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13942981A JPS5841068A (ja) 1981-09-03 1981-09-03 接着剤容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13942981A JPS5841068A (ja) 1981-09-03 1981-09-03 接着剤容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5841068A true JPS5841068A (ja) 1983-03-10

Family

ID=15244983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13942981A Pending JPS5841068A (ja) 1981-09-03 1981-09-03 接着剤容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5841068A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5094254A (en) * 1989-12-06 1992-03-10 Schwan Stabilo Schwanhausser Gmbh & Co. Mascara applicator device
US9877709B2 (en) 2011-11-02 2018-01-30 Adhezion Biomedical, Llc Applicators for storing, sterilizing, and dispensing an adhesive

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5094254A (en) * 1989-12-06 1992-03-10 Schwan Stabilo Schwanhausser Gmbh & Co. Mascara applicator device
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