JPS5840975Y2 - 熱間静水圧プレス装置 - Google Patents
熱間静水圧プレス装置Info
- Publication number
- JPS5840975Y2 JPS5840975Y2 JP1979019091U JP1909179U JPS5840975Y2 JP S5840975 Y2 JPS5840975 Y2 JP S5840975Y2 JP 1979019091 U JP1979019091 U JP 1979019091U JP 1909179 U JP1909179 U JP 1909179U JP S5840975 Y2 JPS5840975 Y2 JP S5840975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- gas
- hot isostatic
- pressure medium
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/001—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
- B30B11/002—Isostatic press chambers; Press stands therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱間静水圧プレス法(HIP)を用いて鋳造品
、焼結体あるいはクリープによる粒間キャビティを有す
る各種機械部品等の被処理体内部に存在する空孔を除去
し、被処理体の機械的特性及び信頼性を向上させるため
の装置、特にアルゴン、ヘリウムその他の圧媒ガス(以
下Arガスで代表する)中の不純物成分によって被処理
体表面層が汚染されるのを防止するため、被処理体が収
納される高圧容器に極めて純度の高いArガスを供給す
るためのArガス流通循環機構を備えた熱間静水圧プレ
ス装置に関するものである。
、焼結体あるいはクリープによる粒間キャビティを有す
る各種機械部品等の被処理体内部に存在する空孔を除去
し、被処理体の機械的特性及び信頼性を向上させるため
の装置、特にアルゴン、ヘリウムその他の圧媒ガス(以
下Arガスで代表する)中の不純物成分によって被処理
体表面層が汚染されるのを防止するため、被処理体が収
納される高圧容器に極めて純度の高いArガスを供給す
るためのArガス流通循環機構を備えた熱間静水圧プレ
ス装置に関するものである。
近年、高圧高温ガス雰囲気下で種々の材料の処理を行な
うHTP法が注目を集めている。
うHTP法が注目を集めている。
この方法には種々の応用が提唱されているが、その一つ
として、被処理体の内部に存在する種々の空孔を除去し
、材料を無欠陥化する応用分野が最近特に脚光を浴びて
いる。
として、被処理体の内部に存在する種々の空孔を除去し
、材料を無欠陥化する応用分野が最近特に脚光を浴びて
いる。
このような被処理体内部の欠陥としては、例えば鋳造品
中の巣、高温高応力下で長時間使用した時発生するクリ
ープによる粒間キャビティ、あるいは通常の焼結法によ
って製造された焼結体中の気孔等がある。
中の巣、高温高応力下で長時間使用した時発生するクリ
ープによる粒間キャビティ、あるいは通常の焼結法によ
って製造された焼結体中の気孔等がある。
これらの内部欠陥を有する被処理体はHIP処理すると
、高圧と高温との相乗効果によって、内部欠陥がおしつ
ぶされ、かつ拡散が進んで当初存在した内部欠陥が完全
に姿を消し、その痕跡も残らず、被処理体が健全化され
る。
、高圧と高温との相乗効果によって、内部欠陥がおしつ
ぶされ、かつ拡散が進んで当初存在した内部欠陥が完全
に姿を消し、その痕跡も残らず、被処理体が健全化され
る。
そして、この結果、具体的には下記の如き利点が得られ
る。
る。
即ち鋳造品の場合には、
(1)マクロな欠陥も消滅するので不良品のサルベージ
ができ、歩留りが大幅に向上する。
ができ、歩留りが大幅に向上する。
(2)伸び絞りが大幅に向上する延性が増す。
(3)疲労強度が大幅に向上する。
(4)クリープ特性が大幅に向上する。
(5)特性値がバラツキが減少し、信頼性が飛躍的に向
上する。
上する。
(6)溶接性が向上する。
(7)電気化学的加工性が向上する。
等であり、一方、クリープによる粒間キャビティの場合
には、例えばガスタービンブレードのように、高温高応
力下で長時間使用されクリープによる粒間キャビティが
発生した材料に、HIP処理を施こすことにより、新品
並みの性能までその特性を回復することが可能であるこ
とである。
には、例えばガスタービンブレードのように、高温高応
力下で長時間使用されクリープによる粒間キャビティが
発生した材料に、HIP処理を施こすことにより、新品
並みの性能までその特性を回復することが可能であるこ
とである。
そしてこのことは省資源的な立場からきわめて重大な意
義を持っている。
義を持っている。
このように、これら内部欠陥を有する材料に対するHI
Pの効果には画期的なものが数多く存在する。
Pの効果には画期的なものが数多く存在する。
しかしながら、一方、この技術を実際に工業的に利用す
る場合、最大の技術的課題は、圧媒Arガス中の不純物
成分による、被処理体表面層の汚染であると言われてい
る。
る場合、最大の技術的課題は、圧媒Arガス中の不純物
成分による、被処理体表面層の汚染であると言われてい
る。
しかもこの問題は、特に、Ni基合金、Ti合金等の処
理を行なう場合顕著となる。
理を行なう場合顕著となる。
なぜならば、まず第一にHIPでは高圧ガスを使用する
ために、ガス中の不純物の影響が大きいということがあ
る。
ために、ガス中の不純物の影響が大きいということがあ
る。
例えば全不純物量200胛のArガスを使用したとする
と、1ooo気圧の高圧下では、単純に考えると、その
不純物絶対量は200ppm=200XIO’、したが
って200X10 Xl03(気圧)=0.2=2
0%となり、20%の不純物を含む常圧Arガス中で処
理することに匹敵する。
と、1ooo気圧の高圧下では、単純に考えると、その
不純物絶対量は200ppm=200XIO’、したが
って200X10 Xl03(気圧)=0.2=2
0%となり、20%の不純物を含む常圧Arガス中で処
理することに匹敵する。
ただし実際には温度の効果があるので不純物量はこの1
/3すなわち6%程度である。
/3すなわち6%程度である。
このような前提条件の下で、HIPでは通常900〜1
200℃程度の温度が加えられる。
200℃程度の温度が加えられる。
ところが、かかる高温下では、被処理体中の各成分元素
は非常に活性化されており、容易にArガス中の不純物
と反応して、酸化物、窒化物、炭化物等を形成する。
は非常に活性化されており、容易にArガス中の不純物
と反応して、酸化物、窒化物、炭化物等を形成する。
殊に不純物としての酸素は一番の問題であり、数十Wの
酸素が存在しても被処理体表面には数十μの酸化汚染層
が形成されその被処理体の特性は著しく低下し、著しい
場合には全く使用に耐えないことになる。
酸素が存在しても被処理体表面には数十μの酸化汚染層
が形成されその被処理体の特性は著しく低下し、著しい
場合には全く使用に耐えないことになる。
従って工業的に利用する場合、Arをリサイクルして使
用するため、何らかのガス浄化が必要となる。
用するため、何らかのガス浄化が必要となる。
この解決法として被処理体外面をカプセルで完全に被覆
する方法も考えられるが、この方法ではHIP処理後、
カプセルと被処理体との分離に多大な手数がかかること
、及び被処理体が複雑な形状をしている場合、かかる形
状にカプセルを成形し、かつその内部に被処理体を封入
することが極めて困難なこと等の問題があり、実用化に
は至っていない。
する方法も考えられるが、この方法ではHIP処理後、
カプセルと被処理体との分離に多大な手数がかかること
、及び被処理体が複雑な形状をしている場合、かかる形
状にカプセルを成形し、かつその内部に被処理体を封入
することが極めて困難なこと等の問題があり、実用化に
は至っていない。
しかも、タービン部材の如く高応力下で長時間使用され
、結晶粒に歪が生じてクリープによる粒間キャビティが
発生し、機械的強度が劣化した部材に対し、これをHI
P処理することにより元の状態に回復させる方法も検討
されているが、このような部品には汚染層の形成は許さ
れないから、より一層汚染対策が必要とされる。
、結晶粒に歪が生じてクリープによる粒間キャビティが
発生し、機械的強度が劣化した部材に対し、これをHI
P処理することにより元の状態に回復させる方法も検討
されているが、このような部品には汚染層の形成は許さ
れないから、より一層汚染対策が必要とされる。
本考案はかかる問題点を解消し、HIP法による前記改
質技術の実用化を目指すものであり、その特徴とすると
ころは、ガスホルダーから高圧容器へArガスを供給す
る供給ラインに高低2段の圧縮機を配置すると共に高圧
容器からArガスホルダーにArガスを回収する回収ラ
インに酸素親和性の強い金属を充填した反応器を配設し
、更に反応器と高圧容器との間でガス回収ラインより分
岐し、低圧圧縮機を経て反応器入口側に帰還するバイパ
ス供給ラインを設けたことにある。
質技術の実用化を目指すものであり、その特徴とすると
ころは、ガスホルダーから高圧容器へArガスを供給す
る供給ラインに高低2段の圧縮機を配置すると共に高圧
容器からArガスホルダーにArガスを回収する回収ラ
インに酸素親和性の強い金属を充填した反応器を配設し
、更に反応器と高圧容器との間でガス回収ラインより分
岐し、低圧圧縮機を経て反応器入口側に帰還するバイパ
ス供給ラインを設けたことにある。
以下、添付図面に示す実施例により本考案装置を更に詳
述する。
述する。
第1図は本考案装置のフローシートを示すもので、図中
、1は高圧容器、2はArガスホルダーでガスホルダー
2より高圧容器1に至る間はArガス供給ライン7を形
成し、一方、高圧容器1よりガスホルダー2に至る間は
ガス回収ラインBを形成している。
、1は高圧容器、2はArガスホルダーでガスホルダー
2より高圧容器1に至る間はArガス供給ライン7を形
成し、一方、高圧容器1よりガスホルダー2に至る間は
ガス回収ラインBを形成している。
又3,4は前記ガス供給ライン7に配設された低圧及び
高圧の各圧縮機、5,5′は夫々切替可能に構成された
反応器で、反応器には加熱のため、加熱装置6,6′が
設けられている。
高圧の各圧縮機、5,5′は夫々切替可能に構成された
反応器で、反応器には加熱のため、加熱装置6,6′が
設けられている。
反応器5,5′はその内部に酸素親和性の高い金属、例
えばAl、Ti、Si。
えばAl、Ti、Si。
Mg、Nb、V、Zr等の単体若しくはこれらの合金、
あるいはこれらの鉄合金が粉末、粒体又は削粉あるいは
それらの混合形態で充填されており、回収されてくるA
rガス中に含まれている酸素と反応し、ガス中から酸素
を除去する。
あるいはこれらの鉄合金が粉末、粒体又は削粉あるいは
それらの混合形態で充填されており、回収されてくるA
rガス中に含まれている酸素と反応し、ガス中から酸素
を除去する。
なお、この酸素親和性の強い合金はそれのみで使用し、
充填する外、適宜、セラミックス粉末を混合し、増量、
調節を行なうことが工業的である。
充填する外、適宜、セラミックス粉末を混合し、増量、
調節を行なうことが工業的である。
又、反応器5,5′は図示では2基設置されているが、
作用上は1基でもよ<、シかし、金属の再生処理の点か
ら複数基設置し、切替作動させることが望ましいことは
勿論である。
作用上は1基でもよ<、シかし、金属の再生処理の点か
ら複数基設置し、切替作動させることが望ましいことは
勿論である。
なお■1〜■1oはガス供給、回収ラインに配設された
弁であり、特に■、は減圧弁である。
弁であり、特に■、は減圧弁である。
そして本考案装置においては前記供給、回収ラインの外
、高圧容器1と反応器5,5′の間で回収ライン8側の
減圧弁■、後部よりガス供給ラインIの低圧圧縮機3の
前部に至り、低圧圧縮機3を経て反応器5,5′の入口
側に還流するバイパスライン9が設けられており、反応
器5,51へのArガス給送を容易ならしめている。
、高圧容器1と反応器5,5′の間で回収ライン8側の
減圧弁■、後部よりガス供給ラインIの低圧圧縮機3の
前部に至り、低圧圧縮機3を経て反応器5,5′の入口
側に還流するバイパスライン9が設けられており、反応
器5,51へのArガス給送を容易ならしめている。
以上のように構成された本考案装置について次にその作
用態様を説明すれば、先ず被処理体を高圧容器1内に装
入すると、弁v1.■2.■3を開き、精製Arガスホ
ルダー7の約150atmの精製Arガスを、低圧圧縮
機3及び高圧圧縮機4にて容器1内圧力が約11000
atになるまで充填昇圧する。
用態様を説明すれば、先ず被処理体を高圧容器1内に装
入すると、弁v1.■2.■3を開き、精製Arガスホ
ルダー7の約150atmの精製Arガスを、低圧圧縮
機3及び高圧圧縮機4にて容器1内圧力が約11000
atになるまで充填昇圧する。
昇圧後、弁■1.■2.■3を閉じ常法に従って被処理
体のHIP処理を行うが、この間における高圧容器1の
開閉に伴なう空気(窒素、酸素)の混入及び被処理体に
付着した油分の分解により発生するCO2H2等により
容器内Arガスは若干汚染されているが、この段階では
被処理体の汚染が問題になる程の不純物量ではない。
体のHIP処理を行うが、この間における高圧容器1の
開閉に伴なう空気(窒素、酸素)の混入及び被処理体に
付着した油分の分解により発生するCO2H2等により
容器内Arガスは若干汚染されているが、この段階では
被処理体の汚染が問題になる程の不純物量ではない。
しかしながら、この汚染されたArを繰り返し使用する
とArガス中の不純分量が蓄積され被処理体汚染の問題
となるのである。
とArガス中の不純分量が蓄積され被処理体汚染の問題
となるのである。
HIP処理が完了すると先ず弁■4.■5.■6を開き
回収ライン8を通じてArガスの回収を行なうが高圧容
器1内は高圧下に保持されているため当初は高圧容器1
内と容器外の差圧によってArガスを自然回収すること
ができi ooo気圧のArガスを減圧弁■5で150
気圧位に減圧して回収ライン8を通すが、高圧容器1と
ガスホルダー2との内圧が均衡すると自然回収が不可能
となり、回収ライン8へのArガスの流れが止まるので
弁■6を閉じ、弁■7.■8を開放してバイパスライン
9を通じ、低圧圧縮機3で圧力を高めて強制回収を行な
い高圧容器1内の圧力が数気圧〜10気圧程度まで下が
れば弁■4.■5.■7.■8を閉じArガス回収を終
了する。
回収ライン8を通じてArガスの回収を行なうが高圧容
器1内は高圧下に保持されているため当初は高圧容器1
内と容器外の差圧によってArガスを自然回収すること
ができi ooo気圧のArガスを減圧弁■5で150
気圧位に減圧して回収ライン8を通すが、高圧容器1と
ガスホルダー2との内圧が均衡すると自然回収が不可能
となり、回収ライン8へのArガスの流れが止まるので
弁■6を閉じ、弁■7.■8を開放してバイパスライン
9を通じ、低圧圧縮機3で圧力を高めて強制回収を行な
い高圧容器1内の圧力が数気圧〜10気圧程度まで下が
れば弁■4.■5.■7.■8を閉じArガス回収を終
了する。
そして高圧容器1は開放されHIP処理された被処理体
を取り出し、次の被処理体の装入を行って再び密封し、
前述の要領でArガスの充填、HIP処理、Arガス回
収の各工程を順次繰り返し実施する。
を取り出し、次の被処理体の装入を行って再び密封し、
前述の要領でArガスの充填、HIP処理、Arガス回
収の各工程を順次繰り返し実施する。
一方、回収ライン8にある粗Arガスは、回収後、酸素
親和性の強い金属を含めて充填した反応器5又は5′に
選択的に通され、粗Arガス中に含有されている酸素を
前記金属と反応させて除去し% Arガスホルダー2に
送給・貯蔵される。
親和性の強い金属を含めて充填した反応器5又は5′に
選択的に通され、粗Arガス中に含有されている酸素を
前記金属と反応させて除去し% Arガスホルダー2に
送給・貯蔵される。
この場合、反応を活撥ならしめるため、適宜、加熱装置
6又は6′により加熱してもよい。
6又は6′により加熱してもよい。
又、反応器5,5′は前述の如く、酸素親和性の強い金
属の充填体であり、酸素と反応して酸化物となるので定
期的に切り替えて使用することが必要である。
属の充填体であり、酸素と反応して酸化物となるので定
期的に切り替えて使用することが必要である。
なお、酸素を除く他の不純物例えば水素、窒素等はAr
との沸点の差を利用し、適宜、除去することができるし
、又、反応器として酸素除去用の反応器の外、水素、窒
素などを除去する機器、例えば吸着器を併用することも
できる。
との沸点の差を利用し、適宜、除去することができるし
、又、反応器として酸素除去用の反応器の外、水素、窒
素などを除去する機器、例えば吸着器を併用することも
できる。
このようにして、精製Arガスに浄化し、貯蔵供給する
ようにすればHIP処理処理語スの清浄化が図られ、処
理後の鋳造材等の成形体の機械的性質を良化ならしめる
ことができる。
ようにすればHIP処理処理語スの清浄化が図られ、処
理後の鋳造材等の成形体の機械的性質を良化ならしめる
ことができる。
以上のように高圧容器1への被処理体装入・取り出しの
ための不可避的操作に伴なう高圧容器への空気の侵入及
び被処理体に付着した油分のHIP処理処理語ける熱分
解によって生じる不純物ガス等により圧媒ガスが汚染さ
れているが、本考案装置によれば汚染された圧媒ガスを
回収・精製して高圧容器ヘリサイクルするようにしてい
るから圧媒ガス中に不純物ガスが蓄積されることがなく
、従って被処理体を不純物ガスにより汚染することなく
HIP処理することが可能となり、超合金等の高級合金
の封孔を完全に行うことができると共に操業性を高め、
かつ高価な圧媒ガスの消費量を大幅に削減することが可
能で省資源的効果も大きく内部欠陥を有する被処理体の
改質を工業的に行なうことが出来る。
ための不可避的操作に伴なう高圧容器への空気の侵入及
び被処理体に付着した油分のHIP処理処理語ける熱分
解によって生じる不純物ガス等により圧媒ガスが汚染さ
れているが、本考案装置によれば汚染された圧媒ガスを
回収・精製して高圧容器ヘリサイクルするようにしてい
るから圧媒ガス中に不純物ガスが蓄積されることがなく
、従って被処理体を不純物ガスにより汚染することなく
HIP処理することが可能となり、超合金等の高級合金
の封孔を完全に行うことができると共に操業性を高め、
かつ高価な圧媒ガスの消費量を大幅に削減することが可
能で省資源的効果も大きく内部欠陥を有する被処理体の
改質を工業的に行なうことが出来る。
図は本考案装置の概要を示すフローシートである。
1・・・・・・高圧容器、2・・・・・・ガスホルダー
、3・・・・・・低圧圧縮機、4・・・・・・高圧圧縮
機、5,5′・・・・・・反応器、6,6′・・・・・
・加熱装置、7・・・・・・ガス供給ライン、8・・・
・・・ガス回収ライン、9・・・・・・バイパスライン
、■1〜VIO・・・・・・弁。
、3・・・・・・低圧圧縮機、4・・・・・・高圧圧縮
機、5,5′・・・・・・反応器、6,6′・・・・・
・加熱装置、7・・・・・・ガス供給ライン、8・・・
・・・ガス回収ライン、9・・・・・・バイパスライン
、■1〜VIO・・・・・・弁。
Claims (1)
- 1.被処理体を装入した高圧容器1内に、圧媒ガスホル
ダー2の圧媒ガスを圧縮機を介して圧入し、該容器内に
おいて高温高圧ガス雰囲気下で前記被処理体に熱間静水
圧プレス処理を施し、しかる後該容器中の圧媒ガスを前
記圧媒ガスホルダー2に回収する熱間静水圧プレス装置
において、前記圧媒ガスホルダー2から高圧容器1へ圧
媒ガスを供給するガス供給ライン7に低圧圧縮機3と高
圧圧縮機4とを直列に配置し、高圧容器から圧媒ガスホ
ルダーに圧媒ガスを回収するガス回収ライン8に、酸素
親和性の強い金属を充填した反応器5,5′を配置する
と共に、該反応器5,5′と高圧容器1との間で該ガス
回収ライン8より分岐し、前記低圧圧縮機3を経て前記
反応器入口側に帰還するバイパスライン9を設けたこと
を特徴とする熱間静水圧プレス装置 2、酸素親和性の強い金属が、Az、’ri、si。 Mg)Nb)V、Zr1の単体若しく4はこれらの合金
あるいはこれらの鉄合金の粉末、粒体若しくは切削粉か
らなる群から選ばれた1以上の金属である実用新案登録
請求の範囲第1項記載の熱間静水圧プレス装置。 3、反応器内に酸素親和性の強い金属とセラミックス粉
とが混合充填されている実用新案登録請求の範囲第1項
又は第2項記載の熱間静水圧プレス装置。 4、反応器が加熱装置6,6′を備えている実用新案登
録請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の熱間静水
圧プレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979019091U JPS5840975Y2 (ja) | 1979-02-18 | 1979-02-18 | 熱間静水圧プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979019091U JPS5840975Y2 (ja) | 1979-02-18 | 1979-02-18 | 熱間静水圧プレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122930U JPS55122930U (ja) | 1980-09-01 |
JPS5840975Y2 true JPS5840975Y2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=28847552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979019091U Expired JPS5840975Y2 (ja) | 1979-02-18 | 1979-02-18 | 熱間静水圧プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840975Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024084918A1 (ja) * | 2022-10-18 | 2024-04-25 | 株式会社神戸製鋼所 | 等方圧加圧装置および等方圧加圧方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5486196B2 (ja) * | 2009-02-03 | 2014-05-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 熱間等方圧加圧装置用の圧媒ガス浄化装置及び圧媒ガス供給回収装置 |
-
1979
- 1979-02-18 JP JP1979019091U patent/JPS5840975Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024084918A1 (ja) * | 2022-10-18 | 2024-04-25 | 株式会社神戸製鋼所 | 等方圧加圧装置および等方圧加圧方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122930U (ja) | 1980-09-01 |
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