JPS5840946Y2 - カ−テンボツクス又はブラインドボツクス

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【考案の詳細な説明】本案は多目的に使用し得るカーテンボックス又はブライ
ンドボックスに関する。

従来のカーテンボックス又はブラインドボックスでは、
ぜん板等に取付ける場合には一つの側壁を設けたものが
使用され、無目等に取付ける場合には二つの側壁を設け
たものが使用される。

製造者は両者の型のものを製造しなければならず設備等
を必要とし、また施工者は両者のものを用意し在庫量が
増加する。

本案はぜん板等にも取付けられるし、無目等にも側壁材
を取付けることにより取付けられ、多目的に使用でき、
前述のように別々の型のものを製造しなくてもよいよう
にしたものである。

本案は、天板の一端に側壁を設け、天板の他端に、側壁
材を保持する水平状の保持部と外方に起立した起立部を
設けたカーテンボックス又はブラインドボックスである
。

本案の特徴は一つの側壁を設け、二つの側壁を必要とす
るときは、別の側壁材を水平状の保持部に簡単に載置し
て取付けることにより所望のものとなる。

また、一つの側壁でよいときは、起立部をぜん板に取付
ければよい。

本案ではカーテンボックス又はブラインドボックスとし
て構成されてあってもよいし、ベッドレール又はブラケ
ットを取付けることによりカーテンボックスがブライン
ドボックスに、またブラインドボックスがカーテンボッ
クスとなるようにしてもよい。

本案の実施例を図面において説明する。

カーテンボックス１の天板２の一端３に側壁４が設けら
れ、他端４の内面にＬ状の突起を形成し、水平状の保持
部５と外方に起立した起立部６が設けられて、側壁４と
保持部５間の天板２の内面にカーテンレール７が設けら
れている。

カーテンボックス１を無目８に取付けるには（第１図）
、側壁４を無目８に接触させてリベット止めし、カーテ
ンボックス１の長手方向の寸法と同寸法の側壁材９の取
付部１０を保持部５に載置し、側壁材９を柱１１に接触
させてリベット止めする。

レール７内にナツト１２を挿入し、ヘッドレール１３に
挿入したビス１４をナツト１２にビス止めしてレール７
にヘッドレール１３を取付け（第１図鎖線図示）、カー
テンボックス１をバーチカル用のブラインドボックスと
する。

カーテンボックスをぜん板１５に取付けるには、天板２
の外面のかぎ部１６にホルダー１７を保合させて吊下げ
、起立部６をぜん板１５に接触させてねじ釘止めする。

側壁４には適宜の延長側壁１８をリベット止めする。

本案は使用目的によりそのままの状態で使用できるし、
または側壁材を取付けた状態で使用でき、多目的に使用
できて便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本案のそれぞれ異なる使用態様の
側面図である。２・・・・・・天板、３・・・・・・一端、４・・・・
・・側壁、５・・・・・・保持部、９・・・・・・側壁
材。

【実用新案登録請求の範囲】

天板２の一端３に側壁４を設け、天板２の他端４に、側
壁材９を保持する水平状の保持部５と外方に起立した起
立部６を設けたカーテンボックス又はブラインドボック
ス。