JPS584081Y2 - 光チョッパ - Google Patents
光チョッパInfo
- Publication number
- JPS584081Y2 JPS584081Y2 JP1981104767U JP10476781U JPS584081Y2 JP S584081 Y2 JPS584081 Y2 JP S584081Y2 JP 1981104767 U JP1981104767 U JP 1981104767U JP 10476781 U JP10476781 U JP 10476781U JP S584081 Y2 JPS584081 Y2 JP S584081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- chopper
- optical
- harmonic
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は機械振動を用いた光チョッパに関するものであ
る。
る。
従来用いられている光チョッパには多くの種類があるが
、代表的なものとして、穴若しくは切り込みのある円板
を回転して光を断続する等の機械的構成によるものと1
.光変調器あるいは液晶等の光透過度の変化を用いて光
を断続するもの等がある。
、代表的なものとして、穴若しくは切り込みのある円板
を回転して光を断続する等の機械的構成によるものと1
.光変調器あるいは液晶等の光透過度の変化を用いて光
を断続するもの等がある。
チョッパには種々の応用があるが、その基本は光を断続
することにより発生した信号の交流分を処理することで
あり、S/N比の向上ドリフト等による不安定の除去等
を自差している。
することにより発生した信号の交流分を処理することで
あり、S/N比の向上ドリフト等による不安定の除去等
を自差している。
用途によっては、背景光との分離を主な目的とする場合
もある。
もある。
この場合も、信号成分の持つ交流分の周波数を背景光の
持つ強い周波数成分から離すことにより分離を実現して
いる。
持つ強い周波数成分から離すことにより分離を実現して
いる。
したがって光チョッパが備えるべき基本的性能は、例え
ば正弦波状に安定な周波数で光を断続し処理の容易な信
号成分を得ることにある。
ば正弦波状に安定な周波数で光を断続し処理の容易な信
号成分を得ることにある。
しかし、円板等を回転する方法では、機械的な回転によ
る為周波数安定度を充分にとることができない。
る為周波数安定度を充分にとることができない。
一方、光変調器等を用いると、周波数安定度は充分にと
るごとができるが、現在の変調器では断続が完全でなく
透過度の振幅が変動する為、光のパワーを測定する場合
には基本的な誤差要因となる。
るごとができるが、現在の変調器では断続が完全でなく
透過度の振幅が変動する為、光のパワーを測定する場合
には基本的な誤差要因となる。
本考案は、従来の光チョッパの欠点である周波数の不安
定、断続の不完全等の欠点を除去する為、音叉振動子の
安定な振動と光ファイバからの細径の出射光を利用した
高性能の光チョッパを提供するものである。
定、断続の不完全等の欠点を除去する為、音叉振動子の
安定な振動と光ファイバからの細径の出射光を利用した
高性能の光チョッパを提供するものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例であって、機械振動片5と電気
−機械変換素子6からなる音叉振動子の可動部に遮蔽板
4を固定し、これをファイノくの出射端子1と光電変換
素子3の中間に配置して第1図の様に構成する。
−機械変換素子6からなる音叉振動子の可動部に遮蔽板
4を固定し、これをファイノくの出射端子1と光電変換
素子3の中間に配置して第1図の様に構成する。
電気−機械変換素子6に入出力が接続された増幅器γの
作用により、音叉振動子はぼg固有振動数で振動する。
作用により、音叉振動子はぼg固有振動数で振動する。
これにより遮蔽板4がファイバからの出射光を断続し、
充電変換素子3への光がチョップされることになる。
充電変換素子3への光がチョップされることになる。
音叉振動子の固有振動数は、本来極めて安定でQ(中心
周波数と半値幅で決まる)もかなり大きい。
周波数と半値幅で決まる)もかなり大きい。
したがって、構成要素5,6,7で発生する電気信号及
び機械振動の周波数安定度は極めて高い。
び機械振動の周波数安定度は極めて高い。
これは、本実施例では、増幅器の出力信号が音叉振動子
の一方の変換素子6から他方の変換素子6へ伝わる際に
一度機械振動片の振動に変り、この機械振動片の固有振
動数及びQにより伝達関数が決定される為である。
の一方の変換素子6から他方の変換素子6へ伝わる際に
一度機械振動片の振動に変り、この機械振動片の固有振
動数及びQにより伝達関数が決定される為である。
このような安定な振動の得られる音叉振動子は従来から
多方面で使われていたが、光をチョップするには振動振
幅が不足であった。
多方面で使われていたが、光をチョップするには振動振
幅が不足であった。
そこで光ファイバの出射光を用い第1図に例示した構成
を用いることでこの問題を解決した。
を用いることでこの問題を解決した。
すなわち光ファイバの出射光は通常数+μmから百数+
μm程度の直径を持つコア面から開口数(NA)0.1
〜0.3程度で出射される為、ファイバ端面の近傍に遮
蔽板4を設置して音叉振動子の振動により充分なチョッ
プを行うことを可能にしている。
μm程度の直径を持つコア面から開口数(NA)0.1
〜0.3程度で出射される為、ファイバ端面の近傍に遮
蔽板4を設置して音叉振動子の振動により充分なチョッ
プを行うことを可能にしている。
第1図の構成例では光電変換素子3を用いているが、こ
れをレンズと光ファイバに置き替えたり、また音叉振動
子も種々の形式のものが考えられる。
れをレンズと光ファイバに置き替えたり、また音叉振動
子も種々の形式のものが考えられる。
本構成例では、充分安定なチョップ周波数が得られ、光
の断続も確実に行われる。
の断続も確実に行われる。
しかし、音叉振動子と光ファイバの相対位置の変動は、
得られる。
得られる。
通常交流成分のうち基本波(第4図15)を用いること
が多いが、パルス占有率の変化は断続信号(第4図14
)の振幅(同図16)と基本波成分(同図15)の振幅
(同図17)との比(同6 図で /17)に変化を及ぼし、信号処理をして得た基
本波の出力レベルともとの光信号振幅との一対一の対応
がくずれて具合がわるい。
が多いが、パルス占有率の変化は断続信号(第4図14
)の振幅(同図16)と基本波成分(同図15)の振幅
(同図17)との比(同6 図で /17)に変化を及ぼし、信号処理をして得た基
本波の出力レベルともとの光信号振幅との一対一の対応
がくずれて具合がわるい。
しかし、本構成例で得られた交流成分(第2図a)の振
幅スペクトルは第2図すのような振幅レベルを持ち、基
本波成分(同図9)、二次高調波成分(同図10)及び
他の高調波成分(同図11)がある。
幅スペクトルは第2図すのような振幅レベルを持ち、基
本波成分(同図9)、二次高調波成分(同図10)及び
他の高調波成分(同図11)がある。
パルス占有率が正確に50%となり、得られた交流成分
の1周期が奇対称となると、偶数次高調波は零となる。
の1周期が奇対称となると、偶数次高調波は零となる。
例えば、基本波成分及び二次高調波成分は、パルス占有
率の変化に従いそれぞれ第3図13,12のごとく変化
する。
率の変化に従いそれぞれ第3図13,12のごとく変化
する。
したがって、第5図に示すように、この二次高調波成分
を二次高調波抽出回路45により信号から抽出し、この
レベルを最小とするように調節機構46により、自動若
しくは手動でチョッパ回路42の振動子とファイバの相
対位置を較正することにより前述の問題を解決しパルス
占有率を正確に50%にすることができる。
を二次高調波抽出回路45により信号から抽出し、この
レベルを最小とするように調節機構46により、自動若
しくは手動でチョッパ回路42の振動子とファイバの相
対位置を較正することにより前述の問題を解決しパルス
占有率を正確に50%にすることができる。
二次高調波の代りに他の偶数次高調波を用いることもで
きる。
きる。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図は本考案
の光チョッパの出力信号波形とその振幅スペクトルの例
を示す図、第3図はパルス占有率の変化による基本波、
二次高調波の出力レベル変化の例を示す図、第4図は本
考案の光チョッパの出力信号における交流成分と基本波
の関係を示す波形図、第5図は本考案に用いられる機械
振動片と光ファイバの相対位置を調節する回路の構成例
を示すブロック図である。 1・・・光ファイバ、2・・・出力端子、3・・・光電
変換素子、4・・・遮蔽板、5・・・機械振動片、6・
・・電気機械変換素子、T・・・増幅器、8・・・出力
波形、9・・・基本波の振幅スペクトル、10・・・二
次高調波の振幅スペクトル、11・・・三次以上の高調
波の振幅スペクトル、12・・・二次高調波の出力レベ
ル変化、13・・基本波の出力レベル変化、14・・・
交流成分の波形、15・・基本波の波形、16・・・交
流成分の出力振幅、17・・・基本波の振幅、21・・
・断の平均時間、31・・・続の平均時間、41・・・
光入力、42・・・チョッパ回路、43・・・出力信号
、44・・・信号処理回路、45・・・二次高調波の抽
出回路、46・・・振動子とファイバの相対位置調節機
構。
の光チョッパの出力信号波形とその振幅スペクトルの例
を示す図、第3図はパルス占有率の変化による基本波、
二次高調波の出力レベル変化の例を示す図、第4図は本
考案の光チョッパの出力信号における交流成分と基本波
の関係を示す波形図、第5図は本考案に用いられる機械
振動片と光ファイバの相対位置を調節する回路の構成例
を示すブロック図である。 1・・・光ファイバ、2・・・出力端子、3・・・光電
変換素子、4・・・遮蔽板、5・・・機械振動片、6・
・・電気機械変換素子、T・・・増幅器、8・・・出力
波形、9・・・基本波の振幅スペクトル、10・・・二
次高調波の振幅スペクトル、11・・・三次以上の高調
波の振幅スペクトル、12・・・二次高調波の出力レベ
ル変化、13・・基本波の出力レベル変化、14・・・
交流成分の波形、15・・基本波の波形、16・・・交
流成分の出力振幅、17・・・基本波の振幅、21・・
・断の平均時間、31・・・続の平均時間、41・・・
光入力、42・・・チョッパ回路、43・・・出力信号
、44・・・信号処理回路、45・・・二次高調波の抽
出回路、46・・・振動子とファイバの相対位置調節機
構。
Claims (1)
- 光ファイバから出射して光電変換素子に入射する光を安
定な周期で振動する機械振動片のエツジにより断続する
よう構成した光チョッパと該チョッパにより得られた断
続出力信号のうちの偶数次高調波成分を抽出する高調波
抽出回路及び該高調波抽出回路により抽出される偶数次
高調波成分が最小になるように前記光ファイバと前記機
械振動片との相対位置を調節する調節機構を備えたこと
を特徴とする光チョッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981104767U JPS584081Y2 (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 光チョッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981104767U JPS584081Y2 (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 光チョッパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739002U JPS5739002U (ja) | 1982-03-02 |
JPS584081Y2 true JPS584081Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=29466153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981104767U Expired JPS584081Y2 (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 光チョッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584081Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746127Y2 (ja) * | 1989-06-01 | 1995-10-25 | 杉晃 草竹 | 盆栽等の鉢台 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3493292A (en) * | 1966-07-22 | 1970-02-03 | Bulova Watch Co Inc | Tuning fork structures |
JPS52388A (en) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | Nippon Electric Co | Smalllsized rotary switch |
-
1981
- 1981-07-16 JP JP1981104767U patent/JPS584081Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3493292A (en) * | 1966-07-22 | 1970-02-03 | Bulova Watch Co Inc | Tuning fork structures |
JPS52388A (en) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | Nippon Electric Co | Smalllsized rotary switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739002U (ja) | 1982-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2565514A (en) | Radiation intensity modulator | |
EP0352747A3 (en) | Frequency separation stabilization method for optical heterodyne or optical homodyne communication | |
JPS5957129A (ja) | トランスデユ−サの改良 | |
FR2444283A1 (fr) | Perfectionnements aux dispositifs vibrants pour le traitement d'un faisceau optique | |
JP2004508737A5 (ja) | ||
JPS5829645B2 (ja) | オンパハツシンキ | |
KR850008258A (ko) | Fsk데이타 수신기 | |
JPS584081Y2 (ja) | 光チョッパ | |
FR2410905A1 (fr) | Oscillateur a quartz a un etage | |
US3949224A (en) | Optical modulation system and frequency doubler using organo-substituted carboranes | |
FR2370367A1 (fr) | Montage pour cristal piezo-electrique | |
SE9102605D0 (sv) | Oscillator uppbygd kring ecl-linereceiver | |
JPS6216611A (ja) | 平板状厚みすべり水晶振動子 | |
EP0267650A3 (en) | Loudspeaker apparatus and method | |
JPS5825321Y2 (ja) | 音叉型振動子の各腕の固有振動高低検出装置 | |
JPS5757087A (en) | Copying device | |
JPH0737368Y2 (ja) | 圧電発振回路 | |
JPS63219209A (ja) | 電圧制御発振回路 | |
JPS604927A (ja) | 光制御装置 | |
JPH0520005Y2 (ja) | ||
SU650003A1 (ru) | Пьезоэлектрический преобразователь | |
JPS6012532A (ja) | 光信号処理装置 | |
JPS59101218U (ja) | 光源移動アクチユエ−タ | |
JPS5479059A (en) | Light chopper | |
JPH0265405A (ja) | 弾性表面波共振子の周波数調整法 |