JPS584079B2 - コケイセンジヨウザイソセイブツ - Google Patents
コケイセンジヨウザイソセイブツInfo
- Publication number
- JPS584079B2 JPS584079B2 JP49065698A JP6569874A JPS584079B2 JP S584079 B2 JPS584079 B2 JP S584079B2 JP 49065698 A JP49065698 A JP 49065698A JP 6569874 A JP6569874 A JP 6569874A JP S584079 B2 JPS584079 B2 JP S584079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- condensed
- weight
- acylated
- ions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洗浄力のすぐれた固型洗浄剤組成物に関する。
従来の固型洗浄剤は脂肪酸石鹸がその成分の大部分を占
めるため洗浄力が充分でなく主として洗顔用など洗浄力
をあまり必要としない分野に使用されている。
めるため洗浄力が充分でなく主として洗顔用など洗浄力
をあまり必要としない分野に使用されている。
洗浄力を高めるため種々の検討がなされているが、例え
ばアルキルベンゼンスルホン酸塩等のアニオン活性剤を
配合したものは石鹸・とのなじみが良くないため、また
好ましい賦型性が得られないため、実用化されていない
。
ばアルキルベンゼンスルホン酸塩等のアニオン活性剤を
配合したものは石鹸・とのなじみが良くないため、また
好ましい賦型性が得られないため、実用化されていない
。
またアルカリ性のビルダー類を添加して洗浄力を向上さ
せる方法は石鹸のなめらかさを損ない適度の硬さとねば
りを得ることが困難なため、実用性がない。
せる方法は石鹸のなめらかさを損ない適度の硬さとねば
りを得ることが困難なため、実用性がない。
本発明者らは既にアシル化縮合オキシ酸の多価金属塩が
すぐれた洗浄力を有することを見出し、純水を使用する
場合は多価金属塩を適度な硬水を使用する場合は１価イ
オンの塩でも良いことがわかり、先に提案した。
すぐれた洗浄力を有することを見出し、純水を使用する
場合は多価金属塩を適度な硬水を使用する場合は１価イ
オンの塩でも良いことがわかり、先に提案した。
しかしこのアシル化縮合オキシ酸塩は単独では固型洗浄
剤として必要な適度の硬さやねばり等の特性を有してい
ない。
剤として必要な適度の硬さやねばり等の特性を有してい
ない。
本発明者らは固型洗浄剤として必要な適度の硬さやねば
りを付与し、かつすぐれた洗浄力を有する固型洗浄剤組
成物について研究を重ねた結果、本発明を完成した。
りを付与し、かつすぐれた洗浄力を有する固型洗浄剤組
成物について研究を重ねた結果、本発明を完成した。
（但し、Ｒは炭素数５ないし１９の直鎖または分枝鎖の
飽和または不飽和の炭化水素基、Ｒ′はＨ，ＣＨ３また
はＣ２Ｈ５、ｎは１．７ないし７を表わす。
飽和または不飽和の炭化水素基、Ｒ′はＨ，ＣＨ３また
はＣ２Ｈ５、ｎは１．７ないし７を表わす。
）で示されるアシル化縮合オキシ酸の塩９５ないし５０
重量％と脂肪酸石鹸５ないし５０重量％とからなる洗浄
活性成分を含有することを特徴とする固型洗浄剤組成物
である。
重量％と脂肪酸石鹸５ないし５０重量％とからなる洗浄
活性成分を含有することを特徴とする固型洗浄剤組成物
である。
本発明で使用されるアシル化縮合オキシ酸のアシル基に
は炭素数６ないし２０の直鎖または分枝鎖の飽和または
不飽和の脂肪酸から誘導されたものが適用であり、これ
らの脂肪酸は天然の油脂から得られる脂肪酸、ヒドロホ
ルミル化法などの合成法による合成脂肪酸などが含まれ
る。
は炭素数６ないし２０の直鎖または分枝鎖の飽和または
不飽和の脂肪酸から誘導されたものが適用であり、これ
らの脂肪酸は天然の油脂から得られる脂肪酸、ヒドロホ
ルミル化法などの合成法による合成脂肪酸などが含まれ
る。
例えばカプロン酸、カプリル酸、カブリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、オレイン酸、α−メチルドテカン酸、α−メチ
ルトリデカン酸、α−メチルテトラデカン酸、α−メチ
ルヘプクテカン酸などがある。
酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、オレイン酸、α−メチルドテカン酸、α−メチ
ルトリデカン酸、α−メチルテトラデカン酸、α−メチ
ルヘプクテカン酸などがある。
特にカルボン酸の７０重量％以上が炭素数１１ないし１
５の脂肪酸が好ましい。
５の脂肪酸が好ましい。
α−オキシカルボン酸にはグリコール酸、乳酸、α−ヒ
ドロキシ酪酸が含まれる。
ドロキシ酪酸が含まれる。
またα−オキシカルボン酸の縮合モル数ｎはスカム発生
の防止に大きく影響し、平均が１．７ないし７の場合に
スカムはほとんど生成しない。
の防止に大きく影響し、平均が１．７ないし７の場合に
スカムはほとんど生成しない。
ｎの値がこの範囲内にあればｎ＝１のものが、３０重量
％以下であれば効果に影響を与えない。
％以下であれば効果に影響を与えない。
アシル化縮合オキシ酸の対イオンにはｌないし３価のイ
オンが適当であり、例えばナｌＪウム、カリウムなどの
アルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム、バリ
ウムなどのアルカリ十類金属イオン、アルミニウムイオ
ン、鉄イオン、コバルトイオンなどの金属イオンあるい
はアンモニウムイオン、アルカノールアンモニウムイオ
ン、アミン類のイオン等が挙げられる。
オンが適当であり、例えばナｌＪウム、カリウムなどの
アルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム、バリ
ウムなどのアルカリ十類金属イオン、アルミニウムイオ
ン、鉄イオン、コバルトイオンなどの金属イオンあるい
はアンモニウムイオン、アルカノールアンモニウムイオ
ン、アミン類のイオン等が挙げられる。
好ましくはアルカリ金属イオンもしくはアルカリ金属イ
オンと他の１ないし３価のイオンとの併用である。
オンと他の１ないし３価のイオンとの併用である。
使用量はシ９５ないし５０重量％が適当であり、これよ
り多い場合は固型洗浄剤としての特性が得られず、これ
より少ない場合は洗浄力に好ましくない影響を与える。
り多い場合は固型洗浄剤としての特性が得られず、これ
より少ない場合は洗浄力に好ましくない影響を与える。
好ましい使用量は８５ないし５０重量％である。
脂肪酸石鹸は炭素数６ないし２０の直鎖または分校鎖の
飽和または不飽和の天然または合成法による脂肪酸石鹸
が使用される。
飽和または不飽和の天然または合成法による脂肪酸石鹸
が使用される。
脂肪酸石鹸の６０重量％以上は炭素数１２ないし１８で
あることが好ましい。
あることが好ましい。
使用量は５ないし５０重量％が適当であり、これより少
ない場合は固型洗浄剤として必要な適度の硬度とねばり
が得られず、これより多い場合はアシル化縮合オキシ酸
塩の有するすぐれた洗浄力を低下させるため好ましくな
い。
ない場合は固型洗浄剤として必要な適度の硬度とねばり
が得られず、これより多い場合はアシル化縮合オキシ酸
塩の有するすぐれた洗浄力を低下させるため好ましくな
い。
好ましい使用量はｌ５ないし５０重量％である。
本発明の組成物はアシル化縮合オキシ酸塩の有するすぐ
れた洗浄力を損なうことなく、適度な硬度とねばりを有
し、好ましい外観と使用感を得ることができたものであ
る。
れた洗浄力を損なうことなく、適度な硬度とねばりを有
し、好ましい外観と使用感を得ることができたものであ
る。
本発明の固型洗浄剤組成物にはその他の成分として他の
界面活性剤、各種ビルダー類、泡安定剤、泡コントロー
ル剤、抗酸化剤、殺菌剤、柔軟剤、香料、色素等を任意
に添加することができる。
界面活性剤、各種ビルダー類、泡安定剤、泡コントロー
ル剤、抗酸化剤、殺菌剤、柔軟剤、香料、色素等を任意
に添加することができる。
以下に実施例を示すが、固型洗浄剤の硬度とねばりにつ
いてはＪＩＳＫ３３０４の摩擦溶解度の測定法に準じて
４０℃で行ない評価した。
いてはＪＩＳＫ３３０４の摩擦溶解度の測定法に準じて
４０℃で行ない評価した。
実施例１〜７および比較例１〜２
平均縮合数ｎのアシル化縮合オキシ酸ナｇ潟ウムとタイ
マー４０℃の牛脂一椰子油混合脂肪酸ナトリウム塩とか
らなる固型洗浄剤の摩擦溶解度をその組成と共に表−１
に示す。
マー４０℃の牛脂一椰子油混合脂肪酸ナトリウム塩とか
らなる固型洗浄剤の摩擦溶解度をその組成と共に表−１
に示す。
（注１）溶け崩れが激しく測定不能
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ５ないしｌ９の直鎖または分枝鎖の飽和または不飽和の
炭化水素基、ＷはＨ，ＣＨ３またはＣ２Ｈ５、ｎは１．
７ないし７を表わす。 ）で示されるアシル化縮合オキシ酸の塩９５ないし５０
重量％と脂肪酸石鹸５ないし５０重量％とからなる洗浄
活性成分を含有することを特徴とする固型洗浄剤組成物
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49065698A JPS584079B2 (ja) | 1974-06-10 | 1974-06-10 | コケイセンジヨウザイソセイブツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49065698A JPS584079B2 (ja) | 1974-06-10 | 1974-06-10 | コケイセンジヨウザイソセイブツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50156507A JPS50156507A (ja) | 1975-12-17 |
| JPS584079B2 true JPS584079B2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=13294477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49065698A Expired JPS584079B2 (ja) | 1974-06-10 | 1974-06-10 | コケイセンジヨウザイソセイブツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584079B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4965699A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-06-25 |
-
1974
- 1974-06-10 JP JP49065698A patent/JPS584079B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4965699A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-06-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50156507A (ja) | 1975-12-17 |
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