JPS5840320Y2 - 支持用継手 - Google Patents

支持用継手

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JPS5840320Y2
JPS5840320Y2 JP11622279U JP11622279U JPS5840320Y2 JP S5840320 Y2 JPS5840320 Y2 JP S5840320Y2 JP 11622279 U JP11622279 U JP 11622279U JP 11622279 U JP11622279 U JP 11622279U JP S5840320 Y2 JPS5840320 Y2 JP S5840320Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
casing
synthetic resin
fixed
cylinder
Prior art date
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Application number
JP11622279U
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English (en)
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JPS5634188U (ja
Inventor
護 巽
隆司 竹村
Original Assignee
セイコ−化工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製の被支持物、特に亜硫酸ガス、塩素
ガス等の腐蝕性ガスを扱う送風機の合成樹脂製ケーシン
グを、金属製の軸受架台に固定支持する支持用継手に関
する。
腐蝕性ガスを扱うこの種送風機は接ガス部を塩化ビニル
、繊維強化プラスチックその他の耐蝕性合成樹脂材で被
覆しなげればなら々い。
従って耐蝕性送風機のケーシングは通常合成樹脂製であ
る。
他方、従来このような合成樹脂製送風機ケーシングは、
予め軸受架台に設けた鋼材等製の枠組にボルト固定され
るか、ボルトナツト固定され、或は送風機ケーシングに
鋼材等製の枠組が先にボルトナツト固定され、そのあと
該枠組が軸受架台に取付けられて該架台に支持されてい
た。
予め架台に設けた枠組に合成樹脂製ケーシングを固定す
る場合において、ケーシング壁厚が厚いときには、該ケ
ーシング壁に雌ネジ孔を穿設すると共にこのネジ孔に合
せて枠組にボルト孔を設け、このボルト孔へ合成樹脂製
ボルトを挿入してケーシングの雌ネジ孔へ螺合緊締し、
ケーシング内面において該雌ネジ孔に合成樹脂板を被着
してシールしていた。
またケーシング壁が薄いときには、ケーシング壁にボル
ト孔を設けると共に、該ボルト孔に合せて枠組にもボル
ト孔を設け、これらボルト孔に合成樹脂製ボルトを貫通
してナツトで固定し、ケーシング内においては当該ボル
トにケーシングボルト孔シール用の合成樹脂製パツキン
を嵌めるという方法も採用されていた。
予め架台に設けた枠組に合成樹脂製ケーシングを固定す
る場合において該ケーシングの壁厚が薄いときには、ケ
ーシング壁外面にリング状、帯状等の合成樹脂板を予め
溶接又は接着にて固着し、該合成樹脂板に雌ネジを穿設
すると共にこの雌ネジに合せて枠組にボルト孔を設け、
このボルト孔へ鋼製ボルトを挿入して上記雌ネジへ螺合
緊締していた。
送付機ケーシングに先に枠組がボルトナツト固定される
場合には、ケーシング壁にボルト孔を設けると共にこの
ボルト孔に合せて枠組にもボルト孔を設け、これらボル
ト孔に鋼製ボルトを貫通せしめてナツトで固定し、ケー
シングの内側においてケーシング雌ネジ孔及びボルト(
又はボルトナツト)を合成樹脂材で被覆シールしていた
しかしながら、送風機ケーシングにボルト用雌ネジ孔や
ボルト孔を穿設すると共にこれら孔を合成樹脂材でシー
ルするときには、該シールにしばしば生ずるピンホール
やクラックから腐蝕性ガスがボルト孔を通じて外部へ漏
洩し、枠組や架台等を腐蝕させ、また人体にも危険をお
よぼすおそれがあり、使用ボルトナツトが鋼製のときに
は当然該ボルトナツトも腐蝕された。
更に、枠組取付けのためのボルト用雌ネジ孔やボルト孔
は、合成樹脂製のケーシングや、該ケーシング外面に固
着した合成樹脂板に設けられ、しかも、該ケーシングや
合成樹脂板の肉厚は製作コスト上制限があったので前記
雌ネジ孔やボルト孔の深さは自ずと制限され、強度が満
足なものではなく、特に送風機に対する配管によってし
ばしば送風機ケーシングに加わる配管の自重や捩れ等の
外力には不十分な強度しかなかった。
更に、ケーシングのボルト孔や雌ネジ孔にシールを施こ
したり、ケーシング壁が薄い場合において、ケーシング
外面に雌ネジ穿設用の合成樹脂板を設けることには多く
の手間を要するという欠点があった。
予め架台に設けた枠組に対し送風機ケーシングを固定す
る場合には、ケーシングと架台枠組とがマツたく別工程
で製作され、ケーシングヲ枠組ニ取付ける際には、送風
機センターを架台に対し所定位置に配置するいわゆるセ
ンター出しのために、いわゆる現物合せでケーシングと
枠組とにボルト孔や雌ネジ孔を設けなげればならず、こ
の作業に多くの時間を要した。
また、送風機ケーシングに先に枠組を固定する場合にあ
っては、枠組を架台に固定するときにセンター出しを行
いにくいという欠点があった。
本考案は合成樹脂製の被支持物、特に耐蝕性送風機の合
成樹脂製ケーシングにボルト孔やネジ孔を設けることな
く該ケーシングを送風機軸受架台に支持でき、当該孔を
通じて腐蝕性ガスが外部へ漏洩するという虞れが無く、
また強度上も十分満足できると共に、被支持物を簡単に
架台へ取付けることができ、センター出し作業も極めて
容易である簡素な支持用継手を提供するもので、本考案
継手は、前半部の開放端周囲における数ケ所から、後半
部に向けて該前半部に切込み部が設けられ、前記後半部
が合成樹脂製被支持物に固定される合成樹脂製筒体と、
前記筒体の少くとも前半部に嵌合できる金属製固定部と
を備え、前記筒体の前半部は前記固定部にネジ止めされ
ることを特徴とする。
以下、腐蝕性ガス取扱い用の合成樹脂製送風機4を軸受
架台5へ取付げる支持継手に例をとって本考案の実施例
を説明する。
まず、第1図及び第2図に基き一実施例を説明すると、
支持用継手1は円形筒体2と固定部3とからなる。
筒体2は例えばガラス繊維強化プラスチックの如き合成
樹脂製で、その前半部21の開放端211周囲の複数の
略等間隔位置からリング状後半部22へ向けて該前半部
21に切込み部23を設けられている。
前半部21のうち、隣り合う切込み部23に挾まれた各
部には適宜数のボルト孔24が穿設されており、かつ、
ボルト孔24は筒体2の周囲に関し等間隔で配置されて
いる。
後半部22の端は筒体2のセンター(軸線)を所定位置
におち・てガラス繊維強化プラスチックによる積層接着
その他適宜の接着手段、又は溶接により送風機4のケー
シング41外面に強固に固定されている。
固定部3は強度的に満足できる適宜の金属製のものでよ
いが、本例では便宜上、固定部3はJIS規格による鋼
管から切り取られた円形筒体であり、その外径は筒体2
に容易に内嵌できる大きさである。
この固定部3はそのセンター(軸線)を所定位置におい
て軸受架台5上に溶接その他の手段にて強固に固定され
ている。
また、固定部3はその周囲に前記筒体2のボルト孔24
に対応できるボルト孔31を備えている。
従って、ケーシング41に固定した筒体2を固定部筒体
3に外嵌すると共にボルト孔を一致させて筒体2を筒体
3にボルト止め、又はボルトナツト止めすれば送風機4
は架台5に支持される。
次に第3図及び第4図示す実施例につき説明すると、支
持用継手10は角部に丸味を付けた正四角形状筒体20
と固定部30とからなる。
筒体20は例えばガラス繊維強化プラスチックの如き合
成樹脂製で、その前半部201の開放端2o11から筒
体角部に沿って、四角形リング状の後半部202へ向け
て該前半部201に切込4部203を設げられている。
前半部201のうち隣り合う切込み部203に挾まれた
各部には適宜数のホルト孔204が穿設されており、か
つ、ボルト孔204は筒体20の周囲に関し等間隔で配
置されテイル。
後半部202の端は、筒体20のセンターを所定位置に
おいて、図外送風機ケーシングの外面に強固に溶接又は
接着されている。
固定部30は例えば鋼板の如き金属板から作製された正
四角形筒体であり、筒体20に容易に内嵌できる大きさ
である。
この固定部筒体30はそのセンターを所定位置において
軸受架台50に溶接その他の手段にて強固に固定される
また、固定部30はその周囲に前記筒体20のボルト孔
204に対応するボルト孔301を備えている。
従って、図外送風機ケーシングに固定した筒体20を固
定部筒体30に外嵌すると共にボルト孔を一致させて、
筒体20を筒体30にボルト止め、又はボルトナツト止
めすれば図外送風機は架台50に支持される。
第3図及び第4図に示す形態の継手は、第1図及び第2
図に示す円筒形態の継手において、強度上その固定部筒
体3を大径にしなげればならないときに、JIS規格鋼
管からの切り取りが困難で、溶断すれば正常な筒体3を
得難い場合に有利である。
なお、上記2つの実施例において送風機ケーシングに固
定された筒体2,200ボルト孔24゜204は隣り合
う切込み部23,203間に挾まれた部分に穿設されて
いるが、該切込み部をボルト孔として利用してもよく、
またこの切込み部にボルト孔を設けてもよい。
かくの如く本考案によれば、被支持物にボルト孔やネジ
孔を設ける必要がなく、従って被支持物が耐蝕性送風機
の合成樹脂製ケーシングであるときには、上記孔を通じ
ての腐蝕性ガスの外部漏洩の虞れはなく、架台等の腐蝕
や人体への害は防止され、架台等の腐蝕が防止されるこ
とからそれだけ送風機の長期安全運転も期待できる。
更に本考案支持継手の筒体は合成樹脂製であって、その
切込み部のないリング状後半部が同じく合成樹脂製の被
支持物に強固に固定され、固定部も架台等の支持体に強
固に固定されると共に該筒体は固定部に嵌合されてボル
ト又はボルトナツトでしっかり固定され、しかも切込み
部間に挾まれた筒体各部は独立して撓み、ボルト締付は
力を殆どこの部分で吸収するので被支持物や筒体の破損
を招くことなく強固安全に被支持物が支持される。
更に、筒体を固定部に嵌合してボルト又はボルトナツト
で固定するだけであるから極めて簡単に被支持物を支持
体へ取付けることができ、また、被支持物に対しセンタ
ーが予め所定位置にある筒体を架台等に対しセンターが
予め所定位置にある固定部に嵌合するものであるから、
いわゆるセンター出し作業は極めて容易であり、隣り合
う切込み部に挾まれた筒体各部はボルト締付は時に容易
に独立して撓むことができるので、若干のセンターずれ
は各ボルトの締付は加減によって容易に修正され5る。
このことは換言すれば継手がそれほど精度高く製作され
ていなくても容易にセンター出しを行えるということで
あり、それだけ継手を安価に提供できることを意味して
いる。
被支持物が送風機ケーシングの場合には、上記継手の各
ボルト孔位置を予め適宜定めておくだけで、該送風機ケ
ーシングの吹出し口位置を適宜変更できるという利点も
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は送風機ケーシングに固定された筒体の斜面図、第
2図は架台に固定された内定部の斜面図であり、第3図
及び第4図は本考案の他の実施例を示すもので、第3図
は図外送風機ケーシングに固定された筒体の斜面図、第
4図は架台に固定された固定部の斜面図である。 1.10・・・・・・継手、2,20・・・・・・筒体
、21゜201・・・・・・筒体前半部、211,20
11・・・・・・開放端、22,202・・・・・・筒
体後半部、23゜203・・・・・・切込み部、24,
204・・・・・・ボルト孔、3.30・・・・・・固
定部、31,301・・・・・ボルト孔、4・・・・・
・送風機、41・・・・・・送風機ケーシング、5゜5
0・・・・・・架台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 前半部の開放端周囲における数個所から後半部に向
    けて該前半部に切込み部が設けられ前記後半部が合成樹
    脂製被支持物に固定される合成樹脂製筒体と、前記筒体
    の少くとも前半部に嵌合できる金属製固定部とを備えこ
    前記筒体の前半部は前記固定部にネジ止めされることを
    特徴とする支持用継手。 ■ 前記筒体後半部は前記被支持物に溶接又は接着によ
    り固定されるようにkっていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の支持用継手。 ■ 前記筒体が円筒体であり、前記固定部も円筒体であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の支持
    用継手。 ■ 前記筒体が四角形状筒体であり前記筒体前半部の切
    込み部は該四角形状筒体の角部に設けられており、前記
    固定部も四角形状筒体である実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の支持用継手。
JP11622279U 1979-08-22 1979-08-22 支持用継手 Expired JPS5840320Y2 (ja)

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JP11622279U JPS5840320Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22 支持用継手

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JP11622279U JPS5840320Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22 支持用継手

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Publication Number Publication Date
JPS5634188U JPS5634188U (ja) 1981-04-03
JPS5840320Y2 true JPS5840320Y2 (ja) 1983-09-10

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ID=29348441

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JP11622279U Expired JPS5840320Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22 支持用継手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61149633A (ja) * 1984-12-24 1986-07-08 Kiyuubitsuku Eng:Kk 振動吸収体

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JPS5634188U (ja) 1981-04-03

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