JPS5840061Y2 - 易開封性容器 - Google Patents
易開封性容器Info
- Publication number
- JPS5840061Y2 JPS5840061Y2 JP1978167090U JP16709078U JPS5840061Y2 JP S5840061 Y2 JPS5840061 Y2 JP S5840061Y2 JP 1978167090 U JP1978167090 U JP 1978167090U JP 16709078 U JP16709078 U JP 16709078U JP S5840061 Y2 JPS5840061 Y2 JP S5840061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- opening
- easy
- flange part
- lid material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は開封が容易な構造を有する容器に関するもので
ある。
ある。
密封容器を開封する方法としては種々あるが現在多く見
られるのは容器フランジ部の一部をふた材とシールしな
い非シール部としこの部分よりふた材をはがす方法とか
、フランジ部の一部にノツチを入れこのノツチ部を折り
曲げ切断して開封する方法があるが、前者の場合非シー
ル部を設けることが難しかったり、後者の場合ヒンジ効
果のある材質のものではノツチ部を切断することができ
なく容器本体材質の選択範囲が限られていた。
られるのは容器フランジ部の一部をふた材とシールしな
い非シール部としこの部分よりふた材をはがす方法とか
、フランジ部の一部にノツチを入れこのノツチ部を折り
曲げ切断して開封する方法があるが、前者の場合非シー
ル部を設けることが難しかったり、後者の場合ヒンジ効
果のある材質のものではノツチ部を切断することができ
なく容器本体材質の選択範囲が限られていた。
このため本考案者らは容器本体とふた材が完全にシール
されていてかつ容器本体の材質を特に選ばずして容易に
開封できる容器について検討し本考案容器の形態を見い
出した。
されていてかつ容器本体の材質を特に選ばずして容易に
開封できる容器について検討し本考案容器の形態を見い
出した。
本考案の容器１について開封用のつまみ部２を設ける前
の第１図と設けた後の第２図について説明すると、設け
る前の容器は内容収納部３の周囲にシール用フランジ部
４、該フランジ部のうちふた材を開封開始する山形状の
開封開始用フランジ部５に連接し該フランジ部より高さ
の低い位置にある非シールフランジ部６よりなる容器本
体７と非シールフランジ部に連接しシール用フランジ部
とほぼ同じ高さの位置にあり、ふた材８とシールする前
に容器本体側に近い位置に切断目９を設けた平面部１０
よりなり、開封方向と引きさきやすい方向とを一致させ
た１軸延伸フイルム又は１軸延伸フイルムを含む複合フ
ィルムのふた材８と容器本体のシール用フランジ部４及
び切断目９を設けた平面部１０とをシールし密封容器１
とした後、容器本体の非シールフランジ部６に連接する
平面部１０を第２図のように所定サイズに打ち抜いて開
封用つまみ部２を作り本考案の容器とする。
の第１図と設けた後の第２図について説明すると、設け
る前の容器は内容収納部３の周囲にシール用フランジ部
４、該フランジ部のうちふた材を開封開始する山形状の
開封開始用フランジ部５に連接し該フランジ部より高さ
の低い位置にある非シールフランジ部６よりなる容器本
体７と非シールフランジ部に連接しシール用フランジ部
とほぼ同じ高さの位置にあり、ふた材８とシールする前
に容器本体側に近い位置に切断目９を設けた平面部１０
よりなり、開封方向と引きさきやすい方向とを一致させ
た１軸延伸フイルム又は１軸延伸フイルムを含む複合フ
ィルムのふた材８と容器本体のシール用フランジ部４及
び切断目９を設けた平面部１０とをシールし密封容器１
とした後、容器本体の非シールフランジ部６に連接する
平面部１０を第２図のように所定サイズに打ち抜いて開
封用つまみ部２を作り本考案の容器とする。
なお切断目９はスリット線の他に所定幅を有した刃で打
ち抜いたものをも含むものである。
ち抜いたものをも含むものである。
開封用つまみ部２は第３図に見られるように容器本体７
とは実際上分離しているが平面部１０とふた材８とシー
ルされているため見かけ上容器本体の１部をなしている
。
とは実際上分離しているが平面部１０とふた材８とシー
ルされているため見かけ上容器本体の１部をなしている
。
本考案の容器のシール用フランジ部４のうちふた材を開
封開始するフランジ部５の形状は角形容器の場合実施例
図に見られるような山形状であって、Ｕ形あるいはＶ形
のように一直線状の形状をなさないようにした方がふた
材の剥離が容易である。
封開始するフランジ部５の形状は角形容器の場合実施例
図に見られるような山形状であって、Ｕ形あるいはＶ形
のように一直線状の形状をなさないようにした方がふた
材の剥離が容易である。
つまり開封用のつまみ部２をつかんでふた材を容器本体
より剥離し開封して行った場合ふた材の開封幅はふた材
である１軸延伸フイルム又は１軸延伸フイルムを含む複
合フィルムが開封方向と引きさきやすい方向とを一致さ
せてシールされているため、開封用のつまみ部の幅とほ
ぼ同じに開封できるため剥離する瞬間に要する力が第４
図のようにＵ形の形状の場合−直線状の形状に比べ剥離
面積Ａが少ないため剥離力が小さくてすみさらに剥離が
徐々に行なわれるため剥離に対する抵抗力が小さくより
一層易開封性となる。
より剥離し開封して行った場合ふた材の開封幅はふた材
である１軸延伸フイルム又は１軸延伸フイルムを含む複
合フィルムが開封方向と引きさきやすい方向とを一致さ
せてシールされているため、開封用のつまみ部の幅とほ
ぼ同じに開封できるため剥離する瞬間に要する力が第４
図のようにＵ形の形状の場合−直線状の形状に比べ剥離
面積Ａが少ないため剥離力が小さくてすみさらに剥離が
徐々に行なわれるため剥離に対する抵抗力が小さくより
一層易開封性となる。
更にふた材８とシールされた開封開始用フランジ部５が
連接する非シールフランジ部６より高い位置にありかつ
一定幅で設けられているため一種のリブ効果を発揮し、
開封に際し開封力により容器本体が変形し、しなること
がないため開封がより容易である。
連接する非シールフランジ部６より高い位置にありかつ
一定幅で設けられているため一種のリブ効果を発揮し、
開封に際し開封力により容器本体が変形し、しなること
がないため開封がより容易である。
更には実開昭５１−２５００１号公報に記載のような容
器本体のつまみをふたの開封つまみ部分の反対側に折曲
げてシールとの間に間隔をもたせた場合では、その間隔
に指を入れないと開封はできないし、ふた材が薄いと指
が入れに＜＜、又ふた材が下向きになりやすいため、め
くれにくくなかなか開封できないが、本考案の容器は開
封用のつまみ部２はふた材８と容器本体から分断された
平面部１０とがシールされており、厚みがあるため開封
片としては持ち上げやすく、シかもフランジ部より一段
低い位置にある非シールフランジ部６という空隙がある
ため開封が非常にやりやすいという効果がある。
器本体のつまみをふたの開封つまみ部分の反対側に折曲
げてシールとの間に間隔をもたせた場合では、その間隔
に指を入れないと開封はできないし、ふた材が薄いと指
が入れに＜＜、又ふた材が下向きになりやすいため、め
くれにくくなかなか開封できないが、本考案の容器は開
封用のつまみ部２はふた材８と容器本体から分断された
平面部１０とがシールされており、厚みがあるため開封
片としては持ち上げやすく、シかもフランジ部より一段
低い位置にある非シールフランジ部６という空隙がある
ため開封が非常にやりやすいという効果がある。
又本考案の容器は開封用のつまみ部２が実際上容器本体
７と分離しているため、ノツチを入れただけの従来の容
器のように折り曲げて開封部を作る必要がないためヒン
ジ効果のある材質例えばポリプロピレン樹脂を容器本体
に使っても良く容器材質は特に制限を受けない。
７と分離しているため、ノツチを入れただけの従来の容
器のように折り曲げて開封部を作る必要がないためヒン
ジ効果のある材質例えばポリプロピレン樹脂を容器本体
に使っても良く容器材質は特に制限を受けない。
本考案の容器をなす材質の１例として容器本体は硬質塩
化ビニ、ふた材はオレフィン系のシール層／１軸延伸ポ
リエチレンフィルム層／塩化ビニリデンコートポリプロ
ピレンフィルム層よりなる複合フィルムであり、これら
の材質によって作られた本考案の容器は開封前において
は密封性があるが開封に際しては開封用のつまみ部を用
いて開封することにより非常に容易に開封できる。
化ビニ、ふた材はオレフィン系のシール層／１軸延伸ポ
リエチレンフィルム層／塩化ビニリデンコートポリプロ
ピレンフィルム層よりなる複合フィルムであり、これら
の材質によって作られた本考案の容器は開封前において
は密封性があるが開封に際しては開封用のつまみ部を用
いて開封することにより非常に容易に開封できる。
このように本考案の容器は開封に際して開封が容易にな
るよう工夫した容器であって、連結して多室容器とした
場合湿気を含みやすいビスケット、クツキー等の菓子を
消費する際各室ごとに開封できかつ内容物を容易に取り
出せるため消費者にとって使いやすく保存性のある容器
であるとも言える。
るよう工夫した容器であって、連結して多室容器とした
場合湿気を含みやすいビスケット、クツキー等の菓子を
消費する際各室ごとに開封できかつ内容物を容易に取り
出せるため消費者にとって使いやすく保存性のある容器
であるとも言える。
第１図は開封用のつまみ部を設ける前の容器本体の平面
図、第２図は開封用のつまみ部を設けた容器本体の平面
図、第３図は第２図をｘ−ｘ’よりみた断面図、第４図
は剥離部の横形図。
図、第２図は開封用のつまみ部を設けた容器本体の平面
図、第３図は第２図をｘ−ｘ’よりみた断面図、第４図
は剥離部の横形図。
Claims (1)
- 開封方向と引きさきやすい方向とを一致させた一軸延伸
フイルム又は一軸延伸フイルムを含む複合フィルムより
なるふた材８と山形状の開封開始用フランジ部５を有す
る容器本体のシール用フランジ部４とシールしてなる容
器であって、開封開始用フランジ部５に連接し、該フラ
ンジ部より高さの低い位置にある非シールフランジ部６
と切断目９により分断されている平面部１０とふた材８
とがシールされている開封用つまみ部２を有することを
特徴とする易開封性容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978167090U JPS5840061Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | 易開封性容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978167090U JPS5840061Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | 易開封性容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5584266U JPS5584266U (ja) | 1980-06-10 |
| JPS5840061Y2 true JPS5840061Y2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=29166977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978167090U Expired JPS5840061Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | 易開封性容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840061Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5054497A (ja) * | 1973-09-13 | 1975-05-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4971383U (ja) * | 1972-10-02 | 1974-06-20 | ||
| JPS5125001U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-24 |
-
1978
- 1978-12-06 JP JP1978167090U patent/JPS5840061Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5054497A (ja) * | 1973-09-13 | 1975-05-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5584266U (ja) | 1980-06-10 |
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