JPS583932A - 焼結機における焼結原料供給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は焼結機における焼結原料の供給方法に関する
。

焼結機の走行パレット上に焼結原料を供給する場合は、
焼結原料をパレットの幅方向と進行方向に均一の状態に
供給すると共に、供給された焼結原料層の高さ方向に対
しては、下層に粗い疑似粒子を、上層には細い疑似粒子
が多くなるように供給する必要がある。

このような焼結原料層を得る−ためには、従来から第１
図に示すように原料ホッパ（］）に貯蔵された焼結原料
（２）をドラム（３）の回転（矢印方向）によりドラム
（３）表面と切出しゲート（４）の下端との間隙から切
り出し、傾斜ンユート（５）を介して走行バレント（６
）　（矢印方向に走行）上に供給する方法がとられてい
た。この方法によれば焼結原料が傾斜ンユート」二面を
流下して走行パレット上に積載される際に、焼結原料と
傾斜／ニートとの摩擦や焼結原料相互の摩擦によって、
粗い疑似粒子は下層に。

細い疑似粒子は上層に多くなるものである。

しかし、実際には切出しゲートと回転ドラムにより切り
出される焼結原料は連続状態ではなく。

断続した切出し状態であるため、切り出された焼結原料
（２）は断続的に落下し、傾斜シュート（５）上面を流
下して走行パレット（６）上に積載される。他方。

走行パレｙ　）　（６）は一定速度で走行しているため
。

走行パレッｔ−（６）上に積載される焼結原料層は走行
パレｙ）（６）の進行方向（矢印方向）において、粗い
疑似粒子の厚い層（ａ）と薄い層（ｂ）とが周期的に生
起した状態になる。また、このような状態は走行パレｙ
　ｌ□　（６）の幅方向においても同様である。

このような状態になる原因は第２図において説明される
。切出しゲー１−　（４）と回転するドラム（３）との
間隙から切り出される焼結原料（２）は、トラム（３）
の回転にともなっである程度切り出されると、焼結原料
の自重によりドラム（３）の表面に沿って落下し始める
。もし、切り出される原料が非常に乾燥した１表面が滑
らかな粉粒体ならば、連続して流れるように落下するが
、焼結原料は非常に複雑な形状の粉粒体であり、かつ水
分を５〜８％含有した湿潤粉粒体であるため、ドラム表
面と焼結原料との摩擦、焼結原料粉粒体相互の摩擦、お
よび焼結原料が有している固有の静摩擦角や動摩擦角の
影響により連続した流れにならず、ドラム（３）に積載
された焼結原料（２）の先端面が水平面に対して角度ａ
になったときに、水平面に対して角度βに相当する範囲
（Ｐ）（第２図斜線部分）が崩れ落ちることになる。

このような現象が繰返されて焼結原料（２）が走行バレ
ット（６）上に断続的に供給されるために、焼結原料層
は第１図に見られるように粒度の偏在した積載状態にな
る。

この解決策としては原料ホッパ前面壁（切出方向側）と
切出しゲー　ト（４）を傾斜７　：、−１−（５）側に
位置させて、切り出された焼結原料がただちに傾斜ンユ
−１・（５）上に落下させる方法も考えられるが。

切出しゲート（４）が回転ドラム（３）の軸木平線に近
くなると焼結原料（２）は自重で落下するようになり。

回転トラム（３）の同転速度により切出量を調節できな
くなる状態になる。なお、切出しゲー　トは切出量の微
調整のために設けたものである。

この発明は切り出されて回転ドラム−１−に積載されて
いる焼結原料を積極的に傾斜ンユートートに落丁させる
ことによって、上記のような不都合を解消したものであ
る。

以下に、この発明の具体的な実施例を第３図に基づいて
説明する。

（１）は底部が開口した焼結原料（２）ホッパで、この
ホッパ（］）の底部開口部の下に回転ドラム（３）が設
けられると共に、原料ホッパ（１）の下端側面は回転ド
ラム（３）の幅方向全域にわたって開口部（７）が設け
られ、原料切出し量を微調整するための切出しゲー１−
　（４）が上下動可能に取り伺け、さらにこの切出しゲ
−１−＜４）の前面には１回転ドラム（３）の全幅にわ
た−）で噴射口（９）を設けた圧縮空気噴射管（８）が
設けられ、斜め下方向（第３図の右下方向）に圧縮空気
を噴射させる。なお圧縮空気噴射管（８）は噴射角度を
調節可能に支持されると共に切出しゲート（４）と共に
上下動できるように取り付けられており、焼結原料が回
転ドラム（３）から落下する位置に板状の傾斜ノユート
を設けて、焼結原料を走行パレット上に積載することは
従前どおりである。

この発明は以上のような構成であるから、焼結原料（２
）は焼結原料ホッパ（］）の下に設けられた回転ドラム
（３）の回転により、切出しゲ−１・（４）と回転ドラ
ム（３）との間隙から切り出され２回転ドラム（３）上
に滞留することなく、圧縮空気噴射管（８）の噴射口（
９）から噴射される圧縮空気により、連続して傾斜７ユ
ート（５）上に落下し、傾斜ンユート（５）上において
も連続した流れが得られることになる。

故にパレット上の焼結原料は理想的な層を構成するため
焼結過程における焼結も均一に行なわれることになり、
焼結鉱の歩留向上に役立つなど多くの効果を有するもの
である。

なお実施例では圧縮空気噴射管を切出しゲ−１・と共に
」二下動するようにしたが、圧縮空気噴射管と切出しゲ
ートを別々に上下動するようにしてもよく、さらに圧縮
空気噴射管の代りに羽根付回転筒により焼結原料を連続
的に掻き出し落Ｆさせることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の焼結原料供給装置における焼結原料供給
状態の概略説明図、第２図は第１図の焼結原料の切出し
状態を示す一部拡大説明図にして。 第３図は本発明の一実施例を示す概略説明図である。 （１）・・・・・焼結原料ホッパ （３）・・・・・回転ドラム （４）・・・・・切出しゲー　ト （８）・・・・・圧縮空気噴射管 （９）・・・・・圧縮空気噴射口 −７− 第２図 第３周 １７７−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ］　下端側部に開口部を有する焼結原料ホン・ぐと該ホ
   ッパの下端前面に原料切出しゲートを、また下方に回転
   ドラムを設けた焼結原料供給装置において、焼結原料の
   切出しゲートの前面に原料層を積極的に傾斜ノ、−−ト
   上に落下させるための手段を設けたことを特徴とする焼
   結機における焼結原料供給装置。