JPS5839290A - モ−タ速度切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータ速度切換装置、主とし７て複写機の直流
モータの速度を一定に保つ定速制御回路において速度を
連続的に切換える装置に関するものである。

従来、複写機においては１個若しくは複数個の交流モー
タでチェーン、ベルト、ギヤ等の伝達機構を介して感光
体、光学走査系、定着系等に動力を伝達している。

そして、複写倍率をかえるときは伝達機構のクラッチを
切換えてギヤの噛み合い歯数をかえるがどして感光体と
光学走査系の速度を同期させながら切換えている。

このために、複写倍率段数が多くなるとクラッチの個数
が多くなり設置スペースが広くなるので複写機全体が大
型となってしまう。

そこで、それぞれを別のモータで駆動した独立ＢＩへ動
システムが考えられた。

この場合、光学走査系を駆動するモータの速度制置１は
位相同期化制御によって行なっている。

これは、タコジェネレータによシ速度制御よりも精度が
格段に良いためである。

以下、第１図、第２図を参照して従来の位相同期化モー
タ速度制御装置を説明する。

１は基準速度信号比、とモータ２のエンコーダ（又はパ
ルス発生器）３よりのエンコーダ信号（モータ回転信号
）　Ｒ？とを比較する位相比較器、４はエンコーダ３よ
り得られた周波数を電圧に変換するＦ／Ｖコンバータで
あり、モータ２の速度によって位相比較器１及びＦ／’
Ｖコンバータ４の出力電圧ｖ１．ｖｔが決定される。

そして、各出力電圧は加算器５で加算されてフィルター
６に入力され、その出力電圧は三角波発振機７よりの三
角波とパルス巾ＲＥ回路８で比較され、その結果が増１
】器で増巾されてモータ２に送られてモータ２を基準速
度信号Ｒ１に基づいて一定速度で駆動する。

ｗｃ２図は各部の電圧、信号の波形を示す異図であり、
一点鎖線は平均電圧を示している。

そして、モータ２の速度を連結的に切り換える場合には
、基準速度信号１Ｎ、の周波数を変化させることで達成
される。

つまり、この場合基準連間信号■、の周波数とモータ２
の回転数は比例関係になっているため基準速度信号Ｒ３
の周波数に比例してモータ２の回転数を制御できる。

また、第１図に示す装置でモータ２をあらゆる周波数で
速度制御しようとした時には第２図に示すｐ／ｖコンバ
ータ４の出力電圧波形を制御すべき周波数に応じて切換
える必要がある。

つ寸り、Ｆ／ｖコンバータ４の出力電圧は一般にタイマ
ーによってなされ、タイマーは第２図に示すようにエン
コーダ３出力信号Ｒ２の立上りで動作し所定の一定期間
経過後１．に動作を終了するように設定されている。

このだめに、速度を連続的に変化させる場合にタイマー
の設定時間ｔ、が一定であるとモータの速度に応じてＢ
７’ｙコンバータ４の出力電圧が変化してし捷う。例え
ば基準速度信号周波数を高くしてモータ２の回転数を上
げようとするとｐ／ｖコンバータ４の出力電圧が小さく
なり、基準速度信号周波数を低くするとｐ／’ｖコンバ
ータ４の出力電圧が大きくなる。

このために、ＦＡコンバータ４の出力電圧を位相比較器
１の出力電圧と加算すると動作点が変動し速度制御系の
動作点が不安点な方向に移動する。壕だ、安定に動作す
る範囲はきわめて狭いものとなる。

以上要約すると、基準速度信号の位相とモータ回転信号
の位相との比較結果電力と、タイマーによるモータ速度
検出電力とによってモータ速度を基準速度信号に基づい
て切り換え一定の速度に保持する速度制御装置において
、基準速度信号周波数を異ならせて速度を連続的に可変
するとモータ速度検出電力がモータ速度に応じて変化し
てしまうので速度制御系の動作点が不安定となってしま
うとの不具合を有する。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は基準速度信号に基づいてモータを一定速度に保持で
きると共に、速度を連続的に可変しても速度制御系の動
作点を安定できるようにしたモータ速度切換装置を提供
することである。

以下第３図、第４図を参照して本発明の詳細な説明する
。

第３図は全体ブロック説明図であり、従来と同一部材は
符号を同一として説明を省略する。

第３図中のｐ／ｖコンバータ４のタイマ回路４ａは第４
図に示すように構成しである。

以下その詳細を動作とともに説明する。

基準速度信号（クロック）Ｒ１はワンショットタイマ９
に入力され、その立上り部分でワンショットタイマ９が
動作し第１発振機１０の発信信号（クロック）を基準速
度信号への立下り部分寸でカウンタ１１でカウントし、
このカウントはラッチ回路１２でホールドされ、その値
がグリセットカウンタ１３のプリセット値となる。

そして、プリセットカウンタ１３は第２発振器１５にて
基準速度信号の１周期毎にカウントダウンされ、カウン
トがゼロになったとき出力するギャリー信号Ｒ３がＲ−
８ラツチ１６のセット端子１６ａに入力されると共に、
モータ２のエンコーダ信号比、の立上り時トリガタイマ
１７で立」ユリでトリ力がかかったパルスがリセット端
子１６′ｂに入力されてリセットされる。

したがって、Ｒ，−８ラツチ１６の出力側にはエンコー
ダ信号Ｒ３の立上りから基準速度信号Ｂ。

の周波数に比例した電圧が出力され、その電圧はインバ
ータ１８で反転されて加算器５に入力される。

つまり、Ｆ／Ｖコンバータ４の出力電圧は基準速度信号
の周波数に応じて出力される。

このために、基準速度信号の周波数がかわるとそれに応
じて出力電圧の継続時間が変化し、その出力電圧と位相
比較器１との出力電圧を加算しても速度制御系の動作点
を安定に保持できる。

例えば、第１発振器１００周波数をｆｌ、第２発振器１
５の周波数をｆｔとするとｆ、　＝Ｋｆ、となり基準速
度信号の周期はに倍の値で遅延されてプリセットカウン
タ１３より信号Ｒ，として出力される。

本発明は以上の様に構成したので、基準速度信号に基づ
いてモータを一定速度に保持できると共に、速度を連続
的に可変しても速度制御系の動作点を安定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明図、第２図はその動作タイミング
表図、第３図は本発明の実施例を示（７） す全体説明図、第４図はタイマ回路の詳細説明図、第５
図１はその動作タイミング表図である。 出願人　富士ゼロックス株式会社 代理人　弁理士　米　原　正　章 弁理士　浜　本　　　忠 （８）・ 区 ｑ 仔 ５５５− 区 ３つ 丘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基準速度信号の位相とモータの回転信号の位相とを比較
   する比較器と、該回転信号ｆ応答して信号を出力する回
   路と、該回路の信号と前記比較器の信号とを加算してモ
   ータの回転連歌を制御する装置において、前記回路の出
   力信号継続時間を前記基準速度信号に応じて可変とした
   ことを特徴とするモータ速変切換装置。