JPS5838791B2 - オンテイヒヨウジソウチ - Google Patents
オンテイヒヨウジソウチInfo
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- JPS5838791B2 JPS5838791B2 JP50142693A JP14269375A JPS5838791B2 JP S5838791 B2 JPS5838791 B2 JP S5838791B2 JP 50142693 A JP50142693 A JP 50142693A JP 14269375 A JP14269375 A JP 14269375A JP S5838791 B2 JPS5838791 B2 JP S5838791B2
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- JP
- Japan
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- signal
- counter
- circuit
- pitch
- supplied
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
音楽教育においては、発声の音程(周波数)を正確に教
えることが重要である。
えることが重要である。
本発明は、そのような場合に使用される音程表示装置に
関するもので、例えば第1図に示すように、モニタ受像
機の画面10上に、音程表として音名rA、B、C・・
・・・・・・・」の文字11及び階名「ド、し、ミ・・
・・・・・・・」の文字12とを横方向に二行に並べて
映出すると共に、半音間隔で縦線14を映出し、使用者
がマイクロホンに向かって声を出すと、縦軸を時間軸と
して、その音声の音程が棒グラフとして表示されるよう
にしたものである。
関するもので、例えば第1図に示すように、モニタ受像
機の画面10上に、音程表として音名rA、B、C・・
・・・・・・・」の文字11及び階名「ド、し、ミ・・
・・・・・・・」の文字12とを横方向に二行に並べて
映出すると共に、半音間隔で縦線14を映出し、使用者
がマイクロホンに向かって声を出すと、縦軸を時間軸と
して、その音声の音程が棒グラフとして表示されるよう
にしたものである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一例について説明
しよう。
しよう。
第2図は全体の構成を示す系統図で、発声者の音声は、
マイクロホン1により音声信号とされ、この音声信号が
フィルタ回路100に供給されてその音声信号の基本波
成分が抽出され、この基本波成分が検出回路200に供
給されてその周波数が検出(周波数弁別)され、この検
出信号が変換回路300に供給される。
マイクロホン1により音声信号とされ、この音声信号が
フィルタ回路100に供給されてその音声信号の基本波
成分が抽出され、この基本波成分が検出回路200に供
給されてその周波数が検出(周波数弁別)され、この検
出信号が変換回路300に供給される。
この変換回路300は、前段からの検出信号を基本波成
分の音程が絶対音階のどのオクターブに含まれるか、ま
たそのオクターブ内のどの音程であるかを示す情報信号
に変換するものである。
分の音程が絶対音階のどのオクターブに含まれるか、ま
たそのオクターブ内のどの音程であるかを示す情報信号
に変換するものである。
そしてこの音程を示す情報信号及びオクターブを示す情
報信号が、記憶回路400及びビデオ信号形成回路50
0を通じてモニタ受像機2に供給される。
報信号が、記憶回路400及びビデオ信号形成回路50
0を通じてモニタ受像機2に供給される。
この場合、記憶回路400は現時点までの情報信号を記
憶しておき、これをその現時点での情報信号と共に、次
段に供給して第1図のようにそれまでの音程を表示させ
るためのものである。
憶しておき、これをその現時点での情報信号と共に、次
段に供給して第1図のようにそれまでの音程を表示させ
るためのものである。
また、受像機2は、普通のテレビ受像機と同様に垂直及
び水平偏向を行っているもので、このため記憶回路40
0からの記憶信号(情報信号)が形成回路500におい
て受像機2における表示用のビデオ信号に変換される。
び水平偏向を行っているもので、このため記憶回路40
0からの記憶信号(情報信号)が形成回路500におい
て受像機2における表示用のビデオ信号に変換される。
次に個々の回路について詳細に説明しよう。
第3図は、音声信号の基本波成分を抽出するフィルタ回
路100の系統図である。
路100の系統図である。
この図において、101はトラッキングフィルタ、10
2はアンプ、103は整流回路で、このトラッキングフ
ィルタ101は、その遮断特性が第4図に示すような低
域通過特性であると共に、その遮断周波数fc はアン
プ102の出力信号を整流した信号により制御されるも
ので、すなわち、アンプ102の出力が大きいときは遮
断周波数fc は低く、アンプ102の出力が小さいと
きは遮断周波数fc は高くなるように制御される。
2はアンプ、103は整流回路で、このトラッキングフ
ィルタ101は、その遮断特性が第4図に示すような低
域通過特性であると共に、その遮断周波数fc はアン
プ102の出力信号を整流した信号により制御されるも
ので、すなわち、アンプ102の出力が大きいときは遮
断周波数fc は低く、アンプ102の出力が小さいと
きは遮断周波数fc は高くなるように制御される。
従って、アンプ102の出力側には、入力信号の基本周
波数成分が所定のレベルで取り出され、高調波成分は、
フィルタ101にて遮断されると共に、基本波の周波数
が高くなると、アンプ102の出力レベルが小さくなる
ので、フィルタ101の遮断周波数が高くなり、基本波
の周波数が低くなると、アンプ102の出力レベルが大
きくなるので、フィルタ101の遮断周波数が低くなり
、アンプ102からは、常に一定のレベルで、入力信号
の基本波成分が取り出される。
波数成分が所定のレベルで取り出され、高調波成分は、
フィルタ101にて遮断されると共に、基本波の周波数
が高くなると、アンプ102の出力レベルが小さくなる
ので、フィルタ101の遮断周波数が高くなり、基本波
の周波数が低くなると、アンプ102の出力レベルが大
きくなるので、フィルタ101の遮断周波数が低くなり
、アンプ102からは、常に一定のレベルで、入力信号
の基本波成分が取り出される。
第5図は第3図のフィルタ101.アンプ102、整流
回路1030ノイルタ部分を具体的な接続図で示した回
路例で、演算器幅器111は、抵抗器112,113、
コンデンサ114゜115、電界効果トランジスタ11
6,117とでローパスフィルタ101を構成し、演算
増幅器121は、抵抗器122 、123にて利得の定
まるアンプ102を構成する。
回路1030ノイルタ部分を具体的な接続図で示した回
路例で、演算器幅器111は、抵抗器112,113、
コンデンサ114゜115、電界効果トランジスタ11
6,117とでローパスフィルタ101を構成し、演算
増幅器121は、抵抗器122 、123にて利得の定
まるアンプ102を構成する。
そして演算増幅器121の出力信号が、ダイオード13
1.抵抗器132、コンデンサ133からなる整流回路
103を通じて電界効果トランジスタ116゜117の
ゲートに供給され、これにより電界効果トランジスタ1
16,117のソース、ドレイン間のインピーダンス値
が変えられ、フィルタ101の遮断周波数が制御される
。
1.抵抗器132、コンデンサ133からなる整流回路
103を通じて電界効果トランジスタ116゜117の
ゲートに供給され、これにより電界効果トランジスタ1
16,117のソース、ドレイン間のインピーダンス値
が変えられ、フィルタ101の遮断周波数が制御される
。
ところで、このようにして抽出された基本波成分は、そ
の振幅が変動すると、フィルタ101の遮断周波数近傍
において位相の変化が起こるために、原の信号に対して
位相差を生じている。
の振幅が変動すると、フィルタ101の遮断周波数近傍
において位相の変化が起こるために、原の信号に対して
位相差を生じている。
そこで、この位相差を取り除くために、第3図に示すよ
うに論理回路105が設けられる。
うに論理回路105が設けられる。
この論理回路105は、入力信号の立ち下がりでトリガ
されるクロック端子と、110 +1の入力電圧でリセ
ットされるクリア端子とを持つJKフリップフロップ回
路106,107からなり、いずれもJ端子には“1″
の電位、K端子には“0゛′の電位が常時供給され、フ
リップフロップ回路107の否定出力端子が抵抗器17
1.コンデンサ172からなる2 00 ns程度の遅
延回路170を通じてフリップフロップ回路106のク
リア端子に接続されると共に、フリップフロップ回路1
06の肯定出力端子がフリップフロップ回路107のク
リア端子に接続される。
されるクロック端子と、110 +1の入力電圧でリセ
ットされるクリア端子とを持つJKフリップフロップ回
路106,107からなり、いずれもJ端子には“1″
の電位、K端子には“0゛′の電位が常時供給され、フ
リップフロップ回路107の否定出力端子が抵抗器17
1.コンデンサ172からなる2 00 ns程度の遅
延回路170を通じてフリップフロップ回路106のク
リア端子に接続されると共に、フリップフロップ回路1
06の肯定出力端子がフリップフロップ回路107のク
リア端子に接続される。
さらに、アンプ102の出力信号が、波形整形回路10
4を通じてフリップフロップ回路106のクロック端子
に供給され、マイクロホン1の出力信号がアンプ108
、波形整形回路109を通じてマルチバイブレータ10
7のトリガ端子に供給される。
4を通じてフリップフロップ回路106のクロック端子
に供給され、マイクロホン1の出力信号がアンプ108
、波形整形回路109を通じてマルチバイブレータ10
7のトリガ端子に供給される。
従って、マイクロホン1から、例えば第6図Aのような
音声信号Saが得られた場合には、アンプ102からは
第6図Bのような出力信号sbが抽出され、これらがそ
れぞれA′、B′に示すように波形整形されて論理回路
105に供給されると第6図Cのような信号Scが得ら
れる。
音声信号Saが得られた場合には、アンプ102からは
第6図Bのような出力信号sbが抽出され、これらがそ
れぞれA′、B′に示すように波形整形されて論理回路
105に供給されると第6図Cのような信号Scが得ら
れる。
すなわち、まず波形整形された信号Sb′の立ち下がり
でフリップフロップ回路106が反転し、フリップフロ
ップ回路107のクリアが解除され、その後の波形整形
された信号Sa’の立ち下がりでフリツプフ□ツブ回路
107が反転し、信号Scが立ち下がり、これにより2
00 ns 後にフリップフロップ回路106がクリア
され、ただちにその出力により、フリップフロップ回路
107がクリアされることになり、信号Scが立ち下が
ってもとの状態にもどる。
でフリップフロップ回路106が反転し、フリップフロ
ップ回路107のクリアが解除され、その後の波形整形
された信号Sa’の立ち下がりでフリツプフ□ツブ回路
107が反転し、信号Scが立ち下がり、これにより2
00 ns 後にフリップフロップ回路106がクリア
され、ただちにその出力により、フリップフロップ回路
107がクリアされることになり、信号Scが立ち下が
ってもとの状態にもどる。
こうして、このフィルタ回路100において、入力信号
の基本波と周波数および位相の一致したパルス信号が取
り出される。
の基本波と周波数および位相の一致したパルス信号が取
り出される。
次に、第1図は周波数の検出回路200および周波数を
音階とオクターブとの2つの情報信号に変換する変換回
路300の系統図である。
音階とオクターブとの2つの情報信号に変換する変換回
路300の系統図である。
図において、207はカウンタであって、上述のフィル
タ100からの信号がこのカウンタ207に供給されて
、入力信号の周期の数がカウントされる。
タ100からの信号がこのカウンタ207に供給されて
、入力信号の周期の数がカウントされる。
一方、201は例えば320 kHz の発振器で、こ
の発振パルスが1/8の分周回路202に供給されて、
40kHz のクロックパルスが形成され、このクロ
ックパルスが選択回路204を通じてカウンタ205に
供給される。
の発振パルスが1/8の分周回路202に供給されて、
40kHz のクロックパルスが形成され、このクロ
ックパルスが選択回路204を通じてカウンタ205に
供給される。
なお、後述のようにカウンタ205の内容が「512」
を越えると、選択回路204が図とは逆の位置に切り換
えられ、分周回路203にて1/2に分周されたクロッ
クパルスがカウンタ205に供給される。
を越えると、選択回路204が図とは逆の位置に切り換
えられ、分周回路203にて1/2に分周されたクロッ
クパルスがカウンタ205に供給される。
さらに、カウンタ207の内容がデコーダ208に供給
され、カウンタ207の内容が「2n」すなわち「1・
2・4・8」のときパルス信号が取り出され、このパル
ス信号がゲート回路209に供給される。
され、カウンタ207の内容が「2n」すなわち「1・
2・4・8」のときパルス信号が取り出され、このパル
ス信号がゲート回路209に供給される。
また、カウンタ205のJ256Jの出力信号およびl
”−512Jの出力信号がオア回路211に供給され、
カウンタ205の内容が「256J以上の期間、このオ
ア出力にてゲート回路209が導通状態にされる。
”−512Jの出力信号がオア回路211に供給され、
カウンタ205の内容が「256J以上の期間、このオ
ア出力にてゲート回路209が導通状態にされる。
そして、このゲート出力が反転時間の極めて短い、例え
ば500 ns の単安定マルチバイブレータ210に
供給され、このマルチバイブレータ210の出力パルス
の後縁で単安定マルチバイブレータ215がトリガされ
、この出力パルスがオア回路214を通じて分周回路2
02、カウンタ205.207に供給され、これらの回
路がクリアされる。
ば500 ns の単安定マルチバイブレータ210に
供給され、このマルチバイブレータ210の出力パルス
の後縁で単安定マルチバイブレータ215がトリガされ
、この出力パルスがオア回路214を通じて分周回路2
02、カウンタ205.207に供給され、これらの回
路がクリアされる。
また、213はフリップフロップ回路であって、この回
路213は、カウンタ205の内容が1’−528Jに
なったとき、デコーダ(アンド回路)212を通じて取
り出される信号によってセットされ、フィルタ100よ
りの信号によってリセットされる。
路213は、カウンタ205の内容が1’−528Jに
なったとき、デコーダ(アンド回路)212を通じて取
り出される信号によってセットされ、フィルタ100よ
りの信号によってリセットされる。
そして、このフリップフロップ回路213がセットされ
ている期間、“1″の出力信号がオア回路214に供給
され、この期間、分周回路202、カウンタ205,2
07がクリアされる。
ている期間、“1″の出力信号がオア回路214に供給
され、この期間、分周回路202、カウンタ205,2
07がクリアされる。
さらに、カウンタ207の内容が「9」になると、デコ
ーダ208より出力信号が取り出され、この信号がオア
回路214に供給され、分周回路202、カウンタ20
5.207がクリアされる。
ーダ208より出力信号が取り出され、この信号がオア
回路214に供給され、分周回路202、カウンタ20
5.207がクリアされる。
従って、フィルタ100よりパルス信号が供給されると
、フリップフロップ回路213がリセットされ、分周回
路202、カウンタ205゜207のクリア状態が解除
され、カウントが開始される。
、フリップフロップ回路213がリセットされ、分周回
路202、カウンタ205゜207のクリア状態が解除
され、カウントが開始される。
そして、カウンタ205の内容が「256 Jを越える
と、オア回路211を通じてゲート回路209が導通状
態とされ、この状態でカウンタ207の内容が「2n」
になると、デコーダ208の出力によりマルチバイブレ
ータ210がトリガされ、続いてマルチバイブレータ2
15がトリガされ、この出力パルスにより、分周回路2
02、カウンタ205,207がクリアされる。
と、オア回路211を通じてゲート回路209が導通状
態とされ、この状態でカウンタ207の内容が「2n」
になると、デコーダ208の出力によりマルチバイブレ
ータ210がトリガされ、続いてマルチバイブレータ2
15がトリガされ、この出力パルスにより、分周回路2
02、カウンタ205,207がクリアされる。
その後、再びrOJからカウントが再開され、この動作
が繰り返えされる。
が繰り返えされる。
こうして、カウンタ205において、入力信号の2n周
期分の時間が検出され、またカウンタ207において、
上述の検出に要した入力信号の周期の数が検出されるわ
けであるが、この場合にカウンタ205で検出された数
値がrxJになったとすると、このrxJに対応する周
波数は、検出に要した周期の数が1周期の場合と、2周
期の場合と、4周期の場合と、8周期の場合とでそれぞ
れ異った値である。
期分の時間が検出され、またカウンタ207において、
上述の検出に要した入力信号の周期の数が検出されるわ
けであるが、この場合にカウンタ205で検出された数
値がrxJになったとすると、このrxJに対応する周
波数は、検出に要した周期の数が1周期の場合と、2周
期の場合と、4周期の場合と、8周期の場合とでそれぞ
れ異った値である。
ところがこの場合に、時間が一定でその間の周期の数が
2倍であれば、その周波数は2倍である。
2倍であれば、その周波数は2倍である。
一方、信号はその基本波の周波数が2倍になると、その
音程は1オクターブ高くなる。
音程は1オクターブ高くなる。
従って、上述のIxlが任意の数である場合、それに対
応する周波数は、たがいに2n倍の関係にあり、すなわ
ち、それぞれ異なるオクターブの同じ音名の音程であっ
て、カウンタ205において、この音名が検出される。
応する周波数は、たがいに2n倍の関係にあり、すなわ
ち、それぞれ異なるオクターブの同じ音名の音程であっ
て、カウンタ205において、この音名が検出される。
この場合、音名の検出は1オクターブを「256」分割
し、それを単位とした位置信号として検出される。
し、それを単位とした位置信号として検出される。
一部カウンタ207において、入力信号の周期の数が検
出されており、これにより、入力信号がどのオクターブ
に含まれているかが検出される。
出されており、これにより、入力信号がどのオクターブ
に含まれているかが検出される。
なお、この装置において、検出される最低周波数はカウ
ンタ205の内容が「5121のとき、カウンタ207
が「1」をカウントした場合であって、この場合の周波
数は、 であり、また最高周波数は、カウンタ205の内容が「
256」のとき、カウンタ207が「8」をカウントし
た場合であって、この場合の周波数は で、これは音声の基本波の周波数範囲(80Hz〜10
00Hz)を充分カバーしている。
ンタ205の内容が「5121のとき、カウンタ207
が「1」をカウントした場合であって、この場合の周波
数は、 であり、また最高周波数は、カウンタ205の内容が「
256」のとき、カウンタ207が「8」をカウントし
た場合であって、この場合の周波数は で、これは音声の基本波の周波数範囲(80Hz〜10
00Hz)を充分カバーしている。
従って、カウンタ205の内容がl−256Jになって
、ゲート209が導通状態になる以前に、カウンタ20
7の内容が「8」になってしまった場合、すなわちカウ
ンタ207が「9」をカウントした場合には、それは明
らかに人声以外の音、あるいは高調波を誤検出した場合
である。
、ゲート209が導通状態になる以前に、カウンタ20
7の内容が「8」になってしまった場合、すなわちカウ
ンタ207が「9」をカウントした場合には、それは明
らかに人声以外の音、あるいは高調波を誤検出した場合
である。
そこで、上述の装置においてカウンタ207の内容力「
9」になると、これをデコーダ208で検出し、分周回
路202、カウンタ205,207をクリアして、検出
をやりなおす。
9」になると、これをデコーダ208で検出し、分周回
路202、カウンタ205,207をクリアして、検出
をやりなおす。
また、通常の検出の場合には、カウンタ205の内容が
「256jから「512jまで変わる間に必らず入力信
号が2n周期になるところがある。
「256jから「512jまで変わる間に必らず入力信
号が2n周期になるところがある。
ところが、人間の発声には通常±3%程度の周波数変動
(ビブラート)が存在する。
(ビブラート)が存在する。
そこで、例えハ2 n−”周期臼のパルスがカウンタ2
05の内容が「256」になる直前であった場合に、上
述のビブラートのために、2n周期目のパルスが、カウ
ンタ205の内容が「512Jになるまでに発生しない
場合がある。
05の内容が「256」になる直前であった場合に、上
述のビブラートのために、2n周期目のパルスが、カウ
ンタ205の内容が「512Jになるまでに発生しない
場合がある。
このため上述の装置において、カウンタ205の内容が
l’−512Jを越えてr16J(後述するようにこの
場合には選択回路204が分周器203の出力側に切り
換えられるので、実質的には「32」すなわち512の
約6%)になるまでの間は、クリアが行われずカウント
が継続されるようになっている。
l’−512Jを越えてr16J(後述するようにこの
場合には選択回路204が分周器203の出力側に切り
換えられるので、実質的には「32」すなわち512の
約6%)になるまでの間は、クリアが行われずカウント
が継続されるようになっている。
しかし、カウンタ205の内容が「528」を越えた場
合には、入力信号が非周期性または不安定であり測定不
能とみなして、これをアンド回路212で検出して、フ
リップフロップ回路213をセットすることにより、分
周回路202、カウンタ205゜207をクリアする。
合には、入力信号が非周期性または不安定であり測定不
能とみなして、これをアンド回路212で検出して、フ
リップフロップ回路213をセットすることにより、分
周回路202、カウンタ205゜207をクリアする。
なお、この場合、入力信号が供給されなくなった場合に
も、力゛ウンタ205はクリアされずに「5281まで
カウントし、フリップフロップ回路213がセットされ
、次の入力信号が供給されて、フリップフロップ回路2
13がリセットされるまで、分周回路202、カウンタ
205.207はクリア状態のままとなる。
も、力゛ウンタ205はクリアされずに「5281まで
カウントし、フリップフロップ回路213がセットされ
、次の入力信号が供給されて、フリップフロップ回路2
13がリセットされるまで、分周回路202、カウンタ
205.207はクリア状態のままとなる。
なお、通常の検出では、カウンタ205の内容がl’−
256Jからr512Jまでを1オクターブとして検出
しているが、上述のようにカウンタ205の内容がl’
−512Jを越えた場合には、r512JからII O
24Jまでが1オクターブに相当する。
256Jからr512Jまでを1オクターブとして検出
しているが、上述のようにカウンタ205の内容がl’
−512Jを越えた場合には、r512JからII O
24Jまでが1オクターブに相当する。
すなわち、クロックパルス1箇分に対応する周波数の変
化幅が1/2になるわけで、このため、上述の装置では
、カウンタ205の内容がl−512Jを越えると、選
択回路204が切り換えられて、カウンタ205に供給
されるクロックパルスが1/2に分周されるようにして
いる。
化幅が1/2になるわけで、このため、上述の装置では
、カウンタ205の内容がl−512Jを越えると、選
択回路204が切り換えられて、カウンタ205に供給
されるクロックパルスが1/2に分周されるようにして
いる。
こうして得られたカウンタ205の下位8桁の内容がレ
ジスタ301に供給される。
ジスタ301に供給される。
また、カウンタ207の内容が、選択回路302を通じ
てエンコーダ303に供給され、エンコーダ303の出
力信号がレジスタ304に供給される。
てエンコーダ303に供給され、エンコーダ303の出
力信号がレジスタ304に供給される。
さらに、上述のマルチバイブレータ210の出力信号が
書き込みパルスとしてレジスタ301゜304に供給さ
れる。
書き込みパルスとしてレジスタ301゜304に供給さ
れる。
また、ノリツブフロツブ回路213がセットされている
期間、その出力信号がクリア信号としてレジスタ301
,304に供給される。
期間、その出力信号がクリア信号としてレジスタ301
,304に供給される。
なお、この場合選択回路302において、カウンタ20
7の「1・2・4・8」の各桁の出力信号が、それぞれ
切り換えスイッチ311〜314の一方の切り換え接点
に供給されると共に、「2・4・8」の出力信号が、そ
れぞれ1桁下位の桁のスイッチ311〜313の他方の
切り換え接点に供給され、スイッチ314の他方の切り
換え接点が接地される。
7の「1・2・4・8」の各桁の出力信号が、それぞれ
切り換えスイッチ311〜314の一方の切り換え接点
に供給されると共に、「2・4・8」の出力信号が、そ
れぞれ1桁下位の桁のスイッチ311〜313の他方の
切り換え接点に供給され、スイッチ314の他方の切り
換え接点が接地される。
従って、各スイッチ311〜314が図の位置に切り換
えられているときは、カウンタ201の内容はそのまま
エンコーダ303に供給され、図とは逆の位置に切り換
えられているときは、カウンタ207の内容が1/2に
されてエンコーダ303に供給される。
えられているときは、カウンタ201の内容はそのまま
エンコーダ303に供給され、図とは逆の位置に切り換
えられているときは、カウンタ207の内容が1/2に
されてエンコーダ303に供給される。
さらにこの選択回路304はカウンタ205の「512
Jの出力信号で制御され、従ってカウンタ205の内容
がl’−512Jからl−528Jまでの期間は、カウ
ンタ207の内容が1/2にされてエンコーダ303に
供給される。
Jの出力信号で制御され、従ってカウンタ205の内容
がl’−512Jからl−528Jまでの期間は、カウ
ンタ207の内容が1/2にされてエンコーダ303に
供給される。
そして、このエンコーダ303の出力信号がレジスタ3
04に供給されるが、この場合、上述のようにレジスタ
304の書き込みはカウンタ207の内容が「2n」の
とき行われ、従ってレジスタ304に書き込みが行われ
るときのカウンタ207の内容はr2nJ (n=o・
12−3)のいずれかであるので、このときのnの値が
エンコーダ303で2進化されC、レジスタ304に供
給される。
04に供給されるが、この場合、上述のようにレジスタ
304の書き込みはカウンタ207の内容が「2n」の
とき行われ、従ってレジスタ304に書き込みが行われ
るときのカウンタ207の内容はr2nJ (n=o・
12−3)のいずれかであるので、このときのnの値が
エンコーダ303で2進化されC、レジスタ304に供
給される。
なお、この場合カウンタ205の内容が
「512J〜「528」になっているときは、カウンタ
205において、本来の2倍のカウントが行われている
ことになるので、このときは、カウンタ207の内容を
選択回路303にて1/2にしてから、レジスタ304
に供給する。
205において、本来の2倍のカウントが行われている
ことになるので、このときは、カウンタ207の内容を
選択回路303にて1/2にしてから、レジスタ304
に供給する。
こうして、カウンタ205よりの1オクターフを256
分割した音名データと、カウンタ207よりのオクター
ブのデータとがレジスタ301゜304に書き込まれる
わけであるが、この回路によれば入力信号を2n周期測
定することによりオクターブのデータと、音程のデータ
とが別々に取り出される。
分割した音名データと、カウンタ207よりのオクター
ブのデータとがレジスタ301゜304に書き込まれる
わけであるが、この回路によれば入力信号を2n周期測
定することによりオクターブのデータと、音程のデータ
とが別々に取り出される。
また、常に「256Jパルス以上カウントを行って測定
を行うので、周波数が高く、周期の短いときには、自動
的に測定にかかる周期が多くなり、その平均値を取り出
すので、検出用のクロックパルスのタイミングによる誤
差が少なくなる。
を行うので、周波数が高く、周期の短いときには、自動
的に測定にかかる周期が多くなり、その平均値を取り出
すので、検出用のクロックパルスのタイミングによる誤
差が少なくなる。
また、フリップフロップ回路213の出力信号により、
レジスタ301,304をクリアするようにしたので、
入力信号が無くなった無音状態のときにレジスタ301
.304より不要な信号が取り出されるようなことがな
い。
レジスタ301,304をクリアするようにしたので、
入力信号が無くなった無音状態のときにレジスタ301
.304より不要な信号が取り出されるようなことがな
い。
さらに第8図は記憶回路400の一例の系統図である。
この図において、401はリードオンリーメモリで、レ
ジスタ301よりの1オクターブを256分割した音程
データが、1オクターブを各半音ごとに12分割した音
名データと、各半音内を16分割し、その内のどこに属
するかの誤差データとに変換されるもので、この場合、
8ビツトの入力信号が(oooo)〜(1011)の1
2種類の音名データ4ビツトおよび2進化された誤差デ
ータ4ビツトに変換される。
ジスタ301よりの1オクターブを256分割した音程
データが、1オクターブを各半音ごとに12分割した音
名データと、各半音内を16分割し、その内のどこに属
するかの誤差データとに変換されるもので、この場合、
8ビツトの入力信号が(oooo)〜(1011)の1
2種類の音名データ4ビツトおよび2進化された誤差デ
ータ4ビツトに変換される。
そして、このリードオンリーメモリ401からの8ビツ
トの出力信号と、レジスタ304より2ビツトのオクタ
ーブデータとがモノマルチ215の出力信号に従ってレ
ジスタ450に保持され、これがランダムアクセスメモ
リ402に供給される。
トの出力信号と、レジスタ304より2ビツトのオクタ
ーブデータとがモノマルチ215の出力信号に従ってレ
ジスタ450に保持され、これがランダムアクセスメモ
リ402に供給される。
またノリツブフロップ回路213の出力信号がオア回路
451を通じてレジスタ450のリセット端子に供給さ
れており、無信号時にその値を10Jにリセットする。
451を通じてレジスタ450のリセット端子に供給さ
れており、無信号時にその値を10Jにリセットする。
一方、403は同期盤、404はカウンタで、同期盤4
03からの垂直同期信号がカウンタ404のリセット端
子に供給され、水平同期信号が計数端子に供給されて、
このカウンタ404において、各垂直周期ごとに、水平
周期を単位として1ずつ増加する信号が得られる。
03からの垂直同期信号がカウンタ404のリセット端
子に供給され、水平同期信号が計数端子に供給されて、
このカウンタ404において、各垂直周期ごとに、水平
周期を単位として1ずつ増加する信号が得られる。
この信号がランダムアクセスメモリ402のアドレス端
子に供給される。
子に供給される。
さらに、405は可変周波数発振器で、例えば20Hz
のパルス信号が形成される。
のパルス信号が形成される。
そしてこのパルス信号がゲート回路406を通じてカウ
ンタ407に供給され、このカウンタ407において2
0Hzのパルス信号で順番に増加する信号が得られる。
ンタ407に供給され、このカウンタ407において2
0Hzのパルス信号で順番に増加する信号が得られる。
このカウンタ407からの信号と、上述のカウンタ40
4からの信号とが比較回路408に供給され、これらが
一致したとき、出力信号がアンド回路409に供給され
る。
4からの信号とが比較回路408に供給され、これらが
一致したとき、出力信号がアンド回路409に供給され
る。
また、同期盤403からの水平同期信号がアンド回路4
09に供給され、このアンド出力がオア回路410を通
じて、書き込みパルスとしてランダムアクセスメモリ4
02の書き込み制御端子に供給される。
09に供給され、このアンド出力がオア回路410を通
じて、書き込みパルスとしてランダムアクセスメモリ4
02の書き込み制御端子に供給される。
従って、通常は各水平周期ごとにランダムアクセスメモ
リ402の内容が順番に読み出され、この読み出しが一
垂直周期ごとに繰り返えされる。
リ402の内容が順番に読み出され、この読み出しが一
垂直周期ごとに繰り返えされる。
一方、カウンタ404,407の内容が一致すると比較
回路408から信号が取り出され、この一致信号は、1
水平期間取り出され、この内の水平同期信号の期間、す
なわち水平ブランキング期間にアンド回路409から信
号が取り出され、このオア回路410を通じて信号が書
き込みパルスとしてランダムアクセスメモリ402に供
給され、そのときのレジスタ301,304の内容、ス
ナわち入力信号の音程を検出して得たデータがランダム
アクセスメモリ402のカウンタ404゜40γの内容
で決まるアドレスに書き込まれる。
回路408から信号が取り出され、この一致信号は、1
水平期間取り出され、この内の水平同期信号の期間、す
なわち水平ブランキング期間にアンド回路409から信
号が取り出され、このオア回路410を通じて信号が書
き込みパルスとしてランダムアクセスメモリ402に供
給され、そのときのレジスタ301,304の内容、ス
ナわち入力信号の音程を検出して得たデータがランダム
アクセスメモリ402のカウンタ404゜40γの内容
で決まるアドレスに書き込まれる。
さらに、カウンタ407の内容が1ずつ増加するごとに
ランダムアクセスメモリ402に書き込まれるアドレス
が順番に移動する。
ランダムアクセスメモリ402に書き込まれるアドレス
が順番に移動する。
なお、この場合、後述のように例えば画面上方の16水
平周期分は、音名および階名の表示部とされるので、こ
の部分にデータの書き込みが行われないように、カウン
タ407に16がプリセットされる。
平周期分は、音名および階名の表示部とされるので、こ
の部分にデータの書き込みが行われないように、カウン
タ407に16がプリセットされる。
また、カウンタ407の出力信号がデコーダ411に供
給され、後述する表示装置の表示面の表示に用いられる
水平走査線の数、例えば240になると、このデコーダ
411から信号が取り出され、カウンタ407のイネー
ブル端子に供給されて、カウンタ407のカウントがそ
れ以上進まないようにされる。
給され、後述する表示装置の表示面の表示に用いられる
水平走査線の数、例えば240になると、このデコーダ
411から信号が取り出され、カウンタ407のイネー
ブル端子に供給されて、カウンタ407のカウントがそ
れ以上進まないようにされる。
また、前述のフィルタ100の出力パルスがリトリガブ
ルな単安定マルチバイブレータ412に供給され、この
マルチバイブレータ412の出力信号により、ゲート回
路406が制御され、マルチバイブレータ412が反転
している期間、ゲート回路406が導通状態に、される
。
ルな単安定マルチバイブレータ412に供給され、この
マルチバイブレータ412の出力信号により、ゲート回
路406が制御され、マルチバイブレータ412が反転
している期間、ゲート回路406が導通状態に、される
。
従って、マルチバインレータ4120反転時間、例えば
1秒間を越えて入力信号が無かった場合には、ゲート回
路406が不導通となり、カウンタ407のカウントが
停止し、ランダムアクセスメモリ402への書き込みが
行われなくなる。
1秒間を越えて入力信号が無かった場合には、ゲート回
路406が不導通となり、カウンタ407のカウントが
停止し、ランダムアクセスメモリ402への書き込みが
行われなくなる。
さらに、入力信号が再び供給された場合には、マルチバ
イブレータ412が反転し、ゲート回路406が導通状
態になって、カウンタ407のカウントが再開され、再
びランダムアクセスメモリ402への書き込みが行われ
るが、この場合、書き込みが再開される時点でのカウン
タ407の内容は、前回最後に信号が供給されたときよ
り、マルチパイブレー24120反転時間に対応する数
だけカウントが進められており、この間のランダムアク
セスメモリ402の各アドレスには、入力信号が無いこ
とによるrOJのデータが書き込まれている。
イブレータ412が反転し、ゲート回路406が導通状
態になって、カウンタ407のカウントが再開され、再
びランダムアクセスメモリ402への書き込みが行われ
るが、この場合、書き込みが再開される時点でのカウン
タ407の内容は、前回最後に信号が供給されたときよ
り、マルチパイブレー24120反転時間に対応する数
だけカウントが進められており、この間のランダムアク
セスメモリ402の各アドレスには、入力信号が無いこ
とによるrOJのデータが書き込まれている。
さらに、表示制御回路600よりのりスタート信号がオ
ア回路451を通じてレジスタ450のリセット端子お
よびカウンタ407のプリセット端子に供給され、また
オア回路410を通じてランダムアクセスメモリ402
の書き込み制御端子に供給される。
ア回路451を通じてレジスタ450のリセット端子お
よびカウンタ407のプリセット端子に供給され、また
オア回路410を通じてランダムアクセスメモリ402
の書き込み制御端子に供給される。
従って、カウンタ404が1垂直期間カウントする間、
このリスタート信号が供給され続けると、ランダムアク
セスメモリ402の各アドレスに「0」が書き込まれす
べてのデータが消され、カウンタ404の値によって与
えられるアドレス16より再びデータの書き込みが可能
になる。
このリスタート信号が供給され続けると、ランダムアク
セスメモリ402の各アドレスに「0」が書き込まれす
べてのデータが消され、カウンタ404の値によって与
えられるアドレス16より再びデータの書き込みが可能
になる。
また、上述の例では発振器405の発振周波数を20H
zとしたので、1秒間に20回の割で、そのときのレジ
スタ301.304の内容、すなわち入力信号の音程に
関するデータがランダムアクセスメモリ402に書き込
まれるが、発振器4050周波数を表示制御回路600
よりの制御信号で可変することにより、この書き込みの
回数を変えて、入力信号の音程の検出の時間間隔を変え
ることができる。
zとしたので、1秒間に20回の割で、そのときのレジ
スタ301.304の内容、すなわち入力信号の音程に
関するデータがランダムアクセスメモリ402に書き込
まれるが、発振器4050周波数を表示制御回路600
よりの制御信号で可変することにより、この書き込みの
回数を変えて、入力信号の音程の検出の時間間隔を変え
ることができる。
゛こうして、レジスタ301,304よりのデ
ータがレジスタ450を通じてランダムアクセスメモリ
402に記憶されるわけであるが、この回路においては
、入力信号が無くなったときに、発振器405の出力信
号を遮断して、カウンタ407の内容が変化しないよう
にしたので、入力信号が無いときの「0」のデータは、
繰り返えし同じアドレスに書き込まれ、このような無駄
なデータで不必要に多くのアドレスを使うことがない。
ータがレジスタ450を通じてランダムアクセスメモリ
402に記憶されるわけであるが、この回路においては
、入力信号が無くなったときに、発振器405の出力信
号を遮断して、カウンタ407の内容が変化しないよう
にしたので、入力信号が無いときの「0」のデータは、
繰り返えし同じアドレスに書き込まれ、このような無駄
なデータで不必要に多くのアドレスを使うことがない。
しかもこの場合に、入力信号が無くなっても、マルチバ
イブレータ412が反転している期間は、カウンタ40
7のカウントが継続されるので、この間にカウンタ40
7で指定されたアドレスにはrOJのデータが書き込ま
れ、この間がブランクとなって、入力信号がとぎれた部
分が明示される。
イブレータ412が反転している期間は、カウンタ40
7のカウントが継続されるので、この間にカウンタ40
7で指定されたアドレスにはrOJのデータが書き込ま
れ、この間がブランクとなって、入力信号がとぎれた部
分が明示される。
さらに、上述の回路で、発振器405の発振周波数を変
えることにより、入力信号の音程の書き込みの時間間隔
を任意に変えることができる。
えることにより、入力信号の音程の書き込みの時間間隔
を任意に変えることができる。
さらに第9図は、ランダムアクセスメモリ402に記憶
されたデータから受像機2で表示するためのビデオ信号
を形成する信号形成回路500の系統図である。
されたデータから受像機2で表示するためのビデオ信号
を形成する信号形成回路500の系統図である。
この回路において、501は比較回路であって、上述の
ランダムアクセスメモリ402より水平周期で順次読み
出されるデータ信号が、この比較回路501の一方の入
力端子に供給される。
ランダムアクセスメモリ402より水平周期で順次読み
出されるデータ信号が、この比較回路501の一方の入
力端子に供給される。
また、502はカウンタで、これは例えば10ビツトで
構成され、この内の下位の4ビツトが16進のバイナリ
−カウンタ521.次の4ビツトが(oooo)〜(1
011)の12進カウンタ522、上位の2ビツトが4
進のバイナリ−カウンタ523としてそれぞれ構成され
、これらが直列に接続されている。
構成され、この内の下位の4ビツトが16進のバイナリ
−カウンタ521.次の4ビツトが(oooo)〜(1
011)の12進カウンタ522、上位の2ビツトが4
進のバイナリ−カウンタ523としてそれぞれ構成され
、これらが直列に接続されている。
また、503は可変周波数発振器で、この発振器503
において、同期盤403よりの水平同期信号で位相ロッ
クがかげられた、例えば7.68MHz のクロック
パルスが形成される。
において、同期盤403よりの水平同期信号で位相ロッ
クがかげられた、例えば7.68MHz のクロック
パルスが形成される。
そして、このクロックパルスが、カウンタ502に供給
されると共に、このカウンタ502は水平同期信号で初
期値がプリセットされ、このカウンタ502において、
例えば受像管2の水平有効走査期間を50μSとして、
これを384分割した水平位置信号が形成される。
されると共に、このカウンタ502は水平同期信号で初
期値がプリセットされ、このカウンタ502において、
例えば受像管2の水平有効走査期間を50μSとして、
これを384分割した水平位置信号が形成される。
なお、この位置信号は、下位4ビツトがバイナリ−コー
ド、次の4ビツトが(oooo)〜(1011)の12
進のコード、上位2ビツトがバイナリ−コードになって
いる。
ド、次の4ビツトが(oooo)〜(1011)の12
進のコード、上位2ビツトがバイナリ−コードになって
いる。
これは、上述のランダムアクセスメモリ402からのデ
ータ信号と同じ形式の信号で、下位4ビツトが誤差デー
タ、次の4ビツトが半音ごとの音名データ、上位2ビツ
トがオクターブデータに対応している。
ータ信号と同じ形式の信号で、下位4ビツトが誤差デー
タ、次の4ビツトが半音ごとの音名データ、上位2ビツ
トがオクターブデータに対応している。
この位置信号が、比較回路501の他方の入力端子に供
給されて、ランダムアクセスメモリ402からのデータ
信号と比較され、データ信号の方が太きいときおよび両
者が一致したときに信号が取り出される。
給されて、ランダムアクセスメモリ402からのデータ
信号と比較され、データ信号の方が太きいときおよび両
者が一致したときに信号が取り出される。
この信号が加算回路504に供給され、同期盤403か
らのブランキングパルス、同期パルス等と合成され、こ
の合成信号がモニタ受像機2に供給される。
らのブランキングパルス、同期パルス等と合成され、こ
の合成信号がモニタ受像機2に供給される。
こうして、画面10上の水平走査線の走査開始位置より
、データ信号と位置信号とが一致するまでの間の走査線
の色が変えられる。
、データ信号と位置信号とが一致するまでの間の走査線
の色が変えられる。
ところがこの場合、位置信号は、走査を384分割した
値を単位としており、カウンタ502の上位のカウンタ
523のカウントが2を越えると走査線の色が全区間に
わたって変わってしまい、これ以上は表示ができな(な
ってしまう。
値を単位としており、カウンタ502の上位のカウンタ
523のカウントが2を越えると走査線の色が全区間に
わたって変わってしまい、これ以上は表示ができな(な
ってしまう。
これに対し、ランダムアクセスメモリ402からのデー
タ信号は、上位の2ビツトが4になるまで、その値を取
り得る。
タ信号は、上位の2ビツトが4になるまで、その値を取
り得る。
そこで上述の回路では、カウンタ502にあらかじめ所
定の値をプリセットすることにより、表示がシフトでき
るようになっている。
定の値をプリセットすることにより、表示がシフトでき
るようになっている。
すなわち、505はプリセット値を設定するためのアッ
プダウンカウンタで、発振器506からの側光ば3Hz
のクロックパルスが、ゲート回路507.508を通じ
てカウンタ505のアップ入力端子およびダウン入力端
子に供給され、表示制御回路600からの制御信号によ
り、ゲート回路507または508が任意に導通される
ことにより、カウンタ505に希望の値が設定される。
プダウンカウンタで、発振器506からの側光ば3Hz
のクロックパルスが、ゲート回路507.508を通じ
てカウンタ505のアップ入力端子およびダウン入力端
子に供給され、表示制御回路600からの制御信号によ
り、ゲート回路507または508が任意に導通される
ことにより、カウンタ505に希望の値が設定される。
そしてカウンタ502のリセット時、この値がカウンタ
502にプリセットされる。
502にプリセットされる。
なお、このカウンタ505は、12進カウンタ552お
よび4進カウンタ553が直列に接続されたもので、そ
れぞれカウンタ502のカウンタ522.523に対応
したプリセット値が形成される。
よび4進カウンタ553が直列に接続されたもので、そ
れぞれカウンタ502のカウンタ522.523に対応
したプリセット値が形成される。
従って、このプリセットされたカウンタ502に発振器
503からのクロックパルスが供給されると、比較回路
501において、プリセット値の分だげ早(、データ信
号と位置信号とが一致することになり、表示が全体とし
て走査開始位置側ヘシフトされる。
503からのクロックパルスが供給されると、比較回路
501において、プリセット値の分だげ早(、データ信
号と位置信号とが一致することになり、表示が全体とし
て走査開始位置側ヘシフトされる。
なお、発振器506からのクロックパルスが1箇、カウ
ンタ505のアップ入力端子に供給されると、カウンタ
505の12進カウンタ552の内容が「1」増加する
。
ンタ505のアップ入力端子に供給されると、カウンタ
505の12進カウンタ552の内容が「1」増加する
。
従って、このカウンタ505の内容をカウンタ502に
プリセットすると、表示は1半音分走査開始位置側ヘシ
フトされる。
プリセットすると、表示は1半音分走査開始位置側ヘシ
フトされる。
また、クロックパルスが12箇、カウンタ505のアッ
プ入力端子に供給されるとカウンタ505の4進カウン
タ553の内容が「1」増加して表示は1オクタ一ブ分
、走査開始位置側ヘシフトされる。
プ入力端子に供給されるとカウンタ505の4進カウン
タ553の内容が「1」増加して表示は1オクタ一ブ分
、走査開始位置側ヘシフトされる。
また、この回路において、発振器503の発振周波数が
、表示制御回路600からの信号によって可変される。
、表示制御回路600からの信号によって可変される。
こうすることにより、例えば発振器5030周波数が高
くなった場合には、カウンタ502のカウントが早くな
り、比較回路501にて信号が一致するまでの時間が短
かくなる。
くなった場合には、カウンタ502のカウントが早くな
り、比較回路501にて信号が一致するまでの時間が短
かくなる。
これに対し、水平走査線の走査速度は一定であるので、
画面10上での走査線の色の変わる部分が短かくなり、
この結果、表示内容が縮少され、例えば2オクタ一ブ以
上の表示を行い表示範囲を拡げることができる。
画面10上での走査線の色の変わる部分が短かくなり、
この結果、表示内容が縮少され、例えば2オクタ一ブ以
上の表示を行い表示範囲を拡げることができる。
同様に発振器503の周波数を低くすれば、表示が拡大
されて、微少な変化を明確にすることができる。
されて、微少な変化を明確にすることができる。
以下さらに、受像機20画面10上に音名「A、B、C
・・・・・・・・・」および階名「ド、し、ミ・・・・
・・・・・」を表示するための構成について述べる。
・・・・・・・・・」および階名「ド、し、ミ・・・・
・・・・・」を表示するための構成について述べる。
なお、この場合、音名および階名は画面の上部の16本
の水平走査期間にわたって、2段に表示されるもので、
また、音名は周波数に対応し、例えば上述のように表示
をシフトさせた場合には、それと同時に文字もシフトさ
れ、これに対し、階名は移調、変調などによって自在に
移動される。
の水平走査期間にわたって、2段に表示されるもので、
また、音名は周波数に対応し、例えば上述のように表示
をシフトさせた場合には、それと同時に文字もシフトさ
れ、これに対し、階名は移調、変調などによって自在に
移動される。
そこで、この回路において、カウンタ512とアップダ
ウンカウンタ513とが設ゆられる。
ウンカウンタ513とが設ゆられる。
さらに上述のゲート回路507,508と同様に表示制
御回路600により制御されるゲート回路514.51
5とが設けられ、発振器506からのクロックパルスが
ゲート回路514,515を通じて取り出され、この取
り出されたクロックパルスと、ゲート回路507,50
8からのクロックパルスとがオア回路516,517を
通じてカウンタ513に供給され、このカウンタ513
の内容がカウンタ512にプリセットされるようにする
。
御回路600により制御されるゲート回路514.51
5とが設けられ、発振器506からのクロックパルスが
ゲート回路514,515を通じて取り出され、この取
り出されたクロックパルスと、ゲート回路507,50
8からのクロックパルスとがオア回路516,517を
通じてカウンタ513に供給され、このカウンタ513
の内容がカウンタ512にプリセットされるようにする
。
ただしカウンタ512のうち下位の4ビツトのカウンタ
531には(oooo)がプリセットされる。
531には(oooo)がプリセットされる。
従って、このカウンタ513において、ゲート回路50
7,508が導通状態にされて表示データがシフトされ
る場合に、このカウンタ513においてもカウントが行
われ、カウンタ512に対するプリセット値が変えられ
ると共に、ゲート回路514,515が導通状態にされ
た場合には、カウンタ513のみが単独にカウントが行
われ、カウンタ512に対するプリセット値のみ変えら
れる。
7,508が導通状態にされて表示データがシフトされ
る場合に、このカウンタ513においてもカウントが行
われ、カウンタ512に対するプリセット値が変えられ
ると共に、ゲート回路514,515が導通状態にされ
た場合には、カウンタ513のみが単独にカウントが行
われ、カウンタ512に対するプリセット値のみ変えら
れる。
なお、カウンタ513は12進カウンタであり、カウン
タ512の12進カウンタ532にプリセット値を供給
することになる。
タ512の12進カウンタ532にプリセット値を供給
することになる。
このカウンタ512の12進カウンタ532の内容と、
カウンタ502の12進カウンタ522の内容とが、選
択回路509にて選択されて、キャラクタジェネレータ
510の文字選択端子に供給される。
カウンタ502の12進カウンタ522の内容とが、選
択回路509にて選択されて、キャラクタジェネレータ
510の文字選択端子に供給される。
このキャラクタジェネレータ510は、例えば8行8列
のマトリックスにドツトで文字を構成するもので、文字
選択端子に供給される信号により音名のrA、B、C・
・・・・・・・・」または階名の「ド、し、ミ・・・・
・・・・・」の文字信号が形成され、この文字信号が、
カウンタ404からの水平周期のカウント出力の下位3
ビツトのO〜7の信号により、1水平走査分ずつ繰り返
し、順番に取り出される。
のマトリックスにドツトで文字を構成するもので、文字
選択端子に供給される信号により音名のrA、B、C・
・・・・・・・・」または階名の「ド、し、ミ・・・・
・・・・・」の文字信号が形成され、この文字信号が、
カウンタ404からの水平周期のカウント出力の下位3
ビツトのO〜7の信号により、1水平走査分ずつ繰り返
し、順番に取り出される。
なお、この回路でランダムアクセスメモリ402に、例
えば「A」の音が記録されたときの音名データの4ビツ
トと同じ信号がカウンタ502のカウンタ522からキ
ャラクタジェネレータ510に供給されたとき、rAJ
の文字信号が取り出され、以下rBJ、「C」・・・・
・・・・・の文字信号が取り出されるようにする。
えば「A」の音が記録されたときの音名データの4ビツ
トと同じ信号がカウンタ502のカウンタ522からキ
ャラクタジェネレータ510に供給されたとき、rAJ
の文字信号が取り出され、以下rBJ、「C」・・・・
・・・・・の文字信号が取り出されるようにする。
またこの回路で、文字信号は音名の場合も階名の場合も
共に12進のバイナリ−信号である。
共に12進のバイナリ−信号である。
そこで、上述の選択回路509の切り換えと同時にキャ
ラクタジェネレータ510が制御されて、カウンタ50
2からの信号が供給されているときは音名の文字信号が
形成され、カウンタ512からの信号が供給されている
ときは階名の文字信号が形成されるようにされる。
ラクタジェネレータ510が制御されて、カウンタ50
2からの信号が供給されているときは音名の文字信号が
形成され、カウンタ512からの信号が供給されている
ときは階名の文字信号が形成されるようにされる。
そして、このキャラクタジェネレータ510の制御およ
び選択回路509の切り換えが水平周期のカウンタ40
4の内容によって行われ、すなわちカウンタ404の内
容がデコーダ518に供給され、このデコード出力が選
択回路509およびキャラクタジェネレータ510に供
給され、最初の8水平走査期間はカウンタ502の内容
がキャラクタジェネレータ510に供給されて、音名の
文字信号が形成され、9〜16の8水平走査期間はカウ
ンタ512の内容がキャラクタジェネレータ510に供
給されて階名の文字信号が形成される。
び選択回路509の切り換えが水平周期のカウンタ40
4の内容によって行われ、すなわちカウンタ404の内
容がデコーダ518に供給され、このデコード出力が選
択回路509およびキャラクタジェネレータ510に供
給され、最初の8水平走査期間はカウンタ502の内容
がキャラクタジェネレータ510に供給されて、音名の
文字信号が形成され、9〜16の8水平走査期間はカウ
ンタ512の内容がキャラクタジェネレータ510に供
給されて階名の文字信号が形成される。
なお、この文字信号は、各文字の一水平走査分が並列に
取り出される。
取り出される。
そこで、この並列信号をデコーダ519からの各半音ご
とのパルス信号によりシフトレジスタ511にロードし
、このシフトレジスタ511を発振器503からの水平
位置信号1動して、信号が水平走査方向に直列に取り出
されるようにする。
とのパルス信号によりシフトレジスタ511にロードし
、このシフトレジスタ511を発振器503からの水平
位置信号1動して、信号が水平走査方向に直列に取り出
されるようにする。
さらに、520はゲート回路であって、デコーダ518
からの制御信号により、画面10の最初の16水平走査
期間のみ導通状態とされる。
からの制御信号により、画面10の最初の16水平走査
期間のみ導通状態とされる。
そして、シフトレジスタ511からの信号が、このゲー
ト回路520を通じて加算回路504に供給される。
ト回路520を通じて加算回路504に供給される。
こうして、画面10の上端の水平走査線16本の範囲に
音名と階名とが2行に表示されるわけであるが、この回
路によれば、ゲート回路507゜508が導通状態にさ
れて、画面10上のデータの表示がシフトされるときに
は、音名および階名の文字も同時にシフトされる。
音名と階名とが2行に表示されるわけであるが、この回
路によれば、ゲート回路507゜508が導通状態にさ
れて、画面10上のデータの表示がシフトされるときに
は、音名および階名の文字も同時にシフトされる。
また、ゲート回路514,515が導通状態にされると
、階名の文字のみが移動し、例えば、移調、変調などを
行った場合に、その調子に合せて階名の表示を行うこと
ができる。
、階名の文字のみが移動し、例えば、移調、変調などを
行った場合に、その調子に合せて階名の表示を行うこと
ができる。
さらに、デコーダ519からの半音ごとのパルス信号が
加算回路504に供給される。
加算回路504に供給される。
従って、画面10上に各半音ごとにその位置を示す縦線
が形成される。
が形成される。
また、上述のように発振器503の発振周波数を変化さ
せた場合には、カウンタ502のカウントの早さが変え
られると共に、カウンタ512のカウントの早さも変え
られるので、上述の音名、階名の文字や、半音ごとの縦
線も同時に拡大または縮少される。
せた場合には、カウンタ502のカウントの早さが変え
られると共に、カウンタ512のカウントの早さも変え
られるので、上述の音名、階名の文字や、半音ごとの縦
線も同時に拡大または縮少される。
こうして、本発明の装置において、テレビ画面10上に
音名および階名の文字と共に半音間隔で縦線の附された
音程表が映出され、ここに使用者の音声の音程が棒グラ
フ式に表示されるので、音程がずれている場合には、こ
れが−目で見てわかり、さらに使用者が音程を変えて正
しい音程で発声する場合にも、棒グラフの長さが音程の
変化に応じて変化し、これにより正しい音程で発声する
のが非常に容易になり、音楽教育に利用して目覚しい効
果がある。
音名および階名の文字と共に半音間隔で縦線の附された
音程表が映出され、ここに使用者の音声の音程が棒グラ
フ式に表示されるので、音程がずれている場合には、こ
れが−目で見てわかり、さらに使用者が音程を変えて正
しい音程で発声する場合にも、棒グラフの長さが音程の
変化に応じて変化し、これにより正しい音程で発声する
のが非常に容易になり、音楽教育に利用して目覚しい効
果がある。
さらに、本発明によれば、基本周波数成分を取り出すと
きのフィルタ回路として、トラッキングフィルタを使用
し、出力信号を制御信号として遮断周波数を変えるよう
にしたので、基本周波数成分が常に一常のレベルで取り
出され、さらにフィルタの出力信号と入力信号とを比較
し、出力信号の零交叉点の直後の入力信号の零交叉点を
取り出すようにしたので、入力信号と出力信号との位相
ずれのない、正確な基本波を取り出すことができる。
きのフィルタ回路として、トラッキングフィルタを使用
し、出力信号を制御信号として遮断周波数を変えるよう
にしたので、基本周波数成分が常に一常のレベルで取り
出され、さらにフィルタの出力信号と入力信号とを比較
し、出力信号の零交叉点の直後の入力信号の零交叉点を
取り出すようにしたので、入力信号と出力信号との位相
ずれのない、正確な基本波を取り出すことができる。
また、周波数の値を検出する場合に、入力信号の2n周
期分の時間を検出すると共に、検出に要した入力信号の
周期の数(2n)を測定し、この周期の数から、入力信
号がどのオクターブに属するかを検出すると共に、上述
の時間からそのオクターブ中のどの音程かを検出するよ
うにしたので、入力信号のオクターブデータと音程デー
タとが態別に取り出され、後段の処理が容易になる。
期分の時間を検出すると共に、検出に要した入力信号の
周期の数(2n)を測定し、この周期の数から、入力信
号がどのオクターブに属するかを検出すると共に、上述
の時間からそのオクターブ中のどの音程かを検出するよ
うにしたので、入力信号のオクターブデータと音程デー
タとが態別に取り出され、後段の処理が容易になる。
また、記憶回路において、水平同期信号を繰り返しカウ
ントして、これをアドレス信号とすると共に、例えば2
0Hzの発振器の発振信号をカウントし、これらが一致
したとき書き込みを行うようにしたので、画面上におい
て、上側の走査線より順番に例えば1/20秒間隔でデ
ータの書き込みが行われ、さらに、この発振器の発振周
波数を任意に変えられるようにしたのでデータの書き込
みの間隔を任意に変えることができる。
ントして、これをアドレス信号とすると共に、例えば2
0Hzの発振器の発振信号をカウントし、これらが一致
したとき書き込みを行うようにしたので、画面上におい
て、上側の走査線より順番に例えば1/20秒間隔でデ
ータの書き込みが行われ、さらに、この発振器の発振周
波数を任意に変えられるようにしたのでデータの書き込
みの間隔を任意に変えることができる。
さらに、発振器の出力側にゲート回路を設け、このゲー
ト回路を、入力信号が無いときには不導通状態とするよ
うにしたので、入力信号が無いときには書き込み用のア
ドレスが変化せず、ランダムアクセスメモリのアドレス
が無駄に消費されることがない。
ト回路を、入力信号が無いときには不導通状態とするよ
うにしたので、入力信号が無いときには書き込み用のア
ドレスが変化せず、ランダムアクセスメモリのアドレス
が無駄に消費されることがない。
さらに、この制御信号を単安定マルチバイブレータを通
じて取り出すようにしたので、入力信号が無くなったと
きに、所定期間はrOJデータが記録され、入力信号の
切れ目が明確になる。
じて取り出すようにしたので、入力信号が無くなったと
きに、所定期間はrOJデータが記録され、入力信号の
切れ目が明確になる。
さらに本発明によれば、音程の表示と音名および階名の
文字の表示とが行われ、表示範囲を移動するときに、こ
れらの文字の表示も同時に移動するようにしたので、表
示の読み取りが容易になる。
文字の表示とが行われ、表示範囲を移動するときに、こ
れらの文字の表示も同時に移動するようにしたので、表
示の読み取りが容易になる。
また、階名の文字のみを別個に移動できるようにしたの
で、転調や移調が行われた場合にもそれに対応できる。
で、転調や移調が行われた場合にもそれに対応できる。
また、表示内容を拡大および縮小できるようにしたので
、より広い範囲の表示や、微少な変化を読み取る場合に
都合がよい。
、より広い範囲の表示や、微少な変化を読み取る場合に
都合がよい。
第1図は本発明による音程表示の一例を示す図、第2図
は全体の構成を示す系統図、第3図はフィルタ回路の系
統図、第4図および第6図はその説明のための図、第5
図はトラッキングフィルタの一例の接続図、第7図は周
波数検出回路の一例の系統図、第8図は記憶回路の一例
の系統図、第9図はビデオ信号形成回路の一例の系統図
である。 1はマイクロホン、100はフィルタ、200は周波数
検出回路、300は変換回路、400は記憶回路、50
0はビデオ信号形成回路、600は制御回路、2はモニ
タ受像機である。
は全体の構成を示す系統図、第3図はフィルタ回路の系
統図、第4図および第6図はその説明のための図、第5
図はトラッキングフィルタの一例の接続図、第7図は周
波数検出回路の一例の系統図、第8図は記憶回路の一例
の系統図、第9図はビデオ信号形成回路の一例の系統図
である。 1はマイクロホン、100はフィルタ、200は周波数
検出回路、300は変換回路、400は記憶回路、50
0はビデオ信号形成回路、600は制御回路、2はモニ
タ受像機である。
Claims (1)
- 1 人力信号の基本波を抽出するフィルタと、この基本
波の周波数を検出する検出回路と、この周波数をオクタ
ーブデータおよび音程データに変換する変換回路と、こ
れらのデータを記憶する記憶回路と、これらのデータに
基ずくデータ表示信号および音名もしくは階名の文字お
よび半音ごとの音程位置表示の音程表示信号を形成する
ビデオ信号形成回路とを有し、モニタ受像機の画面上に
上記音程表示信号に基ずく音名もしくは階名の文字と半
音ごとの音程位置表示とよりなる音程表を映出し、この
音程表中に上記データ表示信号に基ずく表示を行うと共
に、上記フィルタにおいて、上記入力信号をトラッキン
グフィルタに供給し、このトラッキングフィルタの遮断
周波数を取り出された信号のレベルが所定のレベルにな
るように制御し、この取り出された信号および上記入力
信号を論理回路に供給し、上記取り出された信号の零交
叉点の直後の入力信号の零交叉点を検出し、入力信号の
基本波を取り出すようにした音程表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50142693A JPS5838791B2 (ja) | 1975-11-28 | 1975-11-28 | オンテイヒヨウジソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50142693A JPS5838791B2 (ja) | 1975-11-28 | 1975-11-28 | オンテイヒヨウジソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5270625A JPS5270625A (en) | 1977-06-13 |
JPS5838791B2 true JPS5838791B2 (ja) | 1983-08-25 |
Family
ID=15321324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50142693A Expired JPS5838791B2 (ja) | 1975-11-28 | 1975-11-28 | オンテイヒヨウジソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838791B2 (ja) |
-
1975
- 1975-11-28 JP JP50142693A patent/JPS5838791B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5270625A (en) | 1977-06-13 |
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