JPS5838736B2 - 静電容量式圧力測定装置 - Google Patents

静電容量式圧力測定装置

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JPS5838736B2
JPS5838736B2 JP13562978A JP13562978A JPS5838736B2 JP S5838736 B2 JPS5838736 B2 JP S5838736B2 JP 13562978 A JP13562978 A JP 13562978A JP 13562978 A JP13562978 A JP 13562978A JP S5838736 B2 JPS5838736 B2 JP S5838736B2
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JP
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diaphragm
pressure measuring
measuring device
pressure
inner cylinder
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毅 安原
満 玉井
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電容量式圧力測定装置に関する。
圧力を電気量に変換すれば表示および制御に便利である
第1図はこの種の従来の静電容量式圧力測定装置の概略
構成を示す縦断面図である。
図において円筒状ハウジング1の内面に円板状の絶縁体
2がたとえばメタライズによって固着されている。
絶縁体2の両端面は球欠状凹面3A、3Bに形成され、
これら凹面3A、3Bに金属箔電極4A、4Bが設けら
れている。
電極4A、4Bに接続されたリード線5A、5Bは絶縁
体2の内部と、ハウジング1の側面の孔6を密閉する絶
縁物7の内部を通り外部に導かれている。
絶縁体2には両端面3A、3Bを連通ずる貫通孔8が設
けられている。
ハウジング1の両端面には圧力測定用ダイヤフラム9A
、9Bが溶接により液密に取付けられている。
ハウジング1がψ≦圧力測定用ダイヤフラム9A、9B
によつ された空間には絶縁液(例へはシリコンオ
イル)が満たされている。
この絶縁液は電極4A、4Bと圧力測定用ダイヤフラム
9A、9Bとの電気的絶縁ないし、また圧力測定用ダイ
ヤフラム9A、9Bの内側の面間の圧力伝達を行なう。
電極4A、4Bと圧力測定用ダイヤフラム9A、9Bと
はそれぞれ絶縁液を介して対向し、コンデンサを形成し
ている。
以上述べた静電容量式圧力測定装置の両端面の圧力測定
用ダイヤフラム9A、9Bの外側の面に、凹部10Aお
よび貫通孔11Aを持つ接続板12Aと、凹部10Bを
持つ閉鎖板12Bとをボルト13およびナツト14で締
付けて取付け、凹部10Bと圧力測定用ダイヤフラム9
Bとで形成される空間を基準圧力に保持し、貫通孔11
Aより被測定圧を付加すると、これらの圧力の差の圧力
によって、強い圧力側の圧力測定用ダイヤフラムは凹に
弱い圧力側の圧力測定用ダイヤフラムは凸に変形し、電
極4A、4Bとの間の静電容量が変化するので、これに
よって圧力差を知り、被測定圧を知ることができる。
このような静電容量式圧力測定装置は周囲温度の上昇に
よりその絶縁液が膨張すると圧力測定用ダイヤフラム9
A、9Bが外測に押し拡げられ、電極4A、4Bとの静
電容量が変化し、圧力の測定に誤差を生じるという欠点
があった。
また、周囲温度が大きく下がり絶縁液の収縮が大きいと
、圧力測定用ダイヤフラムが前記収縮に追従して変形す
ることができなくなり、絶縁液を密閉した部分にトリチ
ェIJの真空と称する真空部分が形成され、絶縁液が正
確な圧力の伝達をすることができなくなり、圧力の測定
に誤差を生じるという欠点があった。
また、一般にハウジング1はステンレス鋼で、圧力測定
用ダイヤフラム9A、9Bは弾性率の高い材料で作られ
、それらの温度による膨張係数が異なるので、圧力測定
用ダイヤフラム9A、9Bの周縁部とそれを取付けてい
るハウジング1の両端面との温度による半径方向の膨張
収縮の量が異なり、このために圧力測定用ダイヤフラム
を半径方向に引張る力が変化し、圧力測定に誤差を生じ
るという欠点があった。
また、圧力測定用ダイヤフラム9A、9Bに圧力を付加
するために接続板12Aおよび閉鎖板12Bをボルト1
3およびナツト14によって取付けると、ボルト13お
よびナツト14の締付は力によってハウジング1は軸方
向に収縮し、従って電極4A、4Bと圧力測定用ダイヤ
フラム8A。
8Bとの距離が変化し、圧力測定に誤差を生じるという
欠点があった。
本発明は上記のように欠点を除去して精度の高い圧力測
定装置を提供することを目的とする。
このような目的は、本発明によれば、円筒状の内筒と、
この内筒の一端側に固着された円板状ダイヤフラム台と
、このダイヤフラム台の内筒側端面に固着された圧力測
定用ダイヤフラムと、両端面にそれぞれ電極が設けられ
かつ前記両端面を連通ずる貫通孔を有し、一端面の電極
が前記圧力測定用ダイヤフラムと一定の間隔を保って対
向するように前記内筒内に挿入された円板状絶縁体と、
この絶縁体の他端面に設けられた電極と一定の間隔を保
って対向するように、前記内筒の他端側に固着された基
準電極板とから成る検出部と;一端側に底部を有し、内
部に前記検出部がそのダイヤフラム台を底側にして収納
された有底円筒状の外筒と;この外筒の他端側を閉鎖し
、測定圧力が印加されるシールダイヤフラムと;を備え
、前記ダイヤフラム台と圧力測定用ダイヤフラムとによ
って形成された空間を基準圧力に保持し、この空間を除
いて、前記外筒とシールダイヤフラムとによって形成さ
れた密閉区画内に絶縁液を封入することによって達成さ
れる。
次に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は本発明の一実施例による静電容量式圧力測定装
置の縦断面図、第3図は第2図の静電容量式圧力測定装
置の検出部の部品の縦断面図である。
内筒21は円筒状に形成され、内面から外面に通じる引
出孔22が備えられている。
ダイヤフラム台23は円板状に形成され、端面24A、
24Bを持っており、内筒21の一端25側に端面2
4Bを内筒21の方に向けて溶接によって固着されてい
る。
圧力測定用ダイヤフラム26は円板状に形成され、ダイ
ヤフラム台23の内筒21側の端面24Bにその周縁部
27で溶接によって固着されている。
絶縁体28は円板状に形成されており、端面29A、2
9Bを連通ずる貫通孔30を有し、かつ端面29A、2
9Bにそれぞれ金属箔の電極31A、31Bが設けられ
ている。
この絶縁体28は、内筒21内にはめ込まれ、端面29
Aが圧力測定用ダイヤフラム26の周縁部27に接して
いる。
このことによって電極31Aと圧力測定用ダイヤフラム
26の測圧部32とは一定の距離を保って対向している
基準電極板33は円板状に形成されており、端面34A
、34Bを連通ずる貫通孔35を有し、端面34Aに設
けた突出部36が絶縁体28の端面29Bに接し、端面
34Aが電極31Bに一定の距離を保って対向するよう
に内筒21の他端37に溶接によて固着されている。
このようにして、検出部が構成されている。外筒38は
一端側に底39が設けられ、内面より外面に通じる引出
孔40が設けられ、内部に検出部がそのダイヤフラム台
23を底39側にしてフリーの状態で収納されている。
シールダイヤフラム41は外筒38の他端42にその周
縁部で溶接によって固着され、外面に測定圧力が印加さ
れる。
引出装置は、金属円筒43と、金属円筒43内に充填さ
れたハーメチックシール44とハーメチックシール44
を貫通して設けられた引出導体45A、45Bと引出導
体45A、45Bの先端に設けられた弾性接触子46A
、46Bとより構成されている。
この引出装置を弾性接触子46A。46Bの方より引出
孔40.22を通して差込み、絶縁体28の薄肉部47
に導びかれた電極31A。
31Bに弾性接触子46A、46Bを接触させ、電極3
1A、31Bを外部に導ひき、金属円筒43を外筒38
に溶接によって取付は引出孔40を閉鎖している。
ダイヤフラム台23と圧力測定用ダイヤフラム26とに
よって形成された空間48は基準圧力、例えば真空また
は一気圧または基準となる圧力に保持されている。
そして、空間48を除いて、外筒38とシールダイヤフ
ラム41とによる密閉区画内に絶縁液が満たされている
ざらに内筒21とダイヤフラム台23と圧力測定用ダイ
ヤフラム26と絶縁体28と基準電極板33とはそれぞ
れ等しいか、またははゾ等しい熱膨張係数の材料で構成
されており、シールダイヤフラム41の弾性硬さが圧力
測定用ダイヤフラム26に比較して数10倍ないし数1
00倍の柔かさとなるように底形されている。
以上述べた静電容量式圧力測定装置のシールダイヤフラ
ム41側の端面に、凹部49と貫通孔50を持つ接続板
51を端面で接しさせ、他側の端面に押え板52を当て
、ボルト53およびナツト54で締付けて取付け、貫通
孔50より測定圧力を印加する。
この測定圧力はシールダイヤフラム41によっても絶縁
液に伝えられ、貫通孔35゜30を経て圧力測定用ダイ
ヤフラム26の左側に達し、この測定圧力と空間48内
の基準圧力とC差によって圧力測定用ダイヤフラム26
が変形する。
このために圧力測定用ダイヤフラム26と電極31Aと
の静電容量が変化すもこの静電容量を基準電極板33と
電極31Bとの間の一定の静電容量と比較して、その変
化量を測定する。
これによって被測定圧力を知ることができる。
しかして、このような本発明によれば、次のような効果
(:I)、(10が奏される。
〔■〕有底円筒状外筒38内に検出部を収納したことに
よる効果 本発明においては、第3図に示した検出部は、外筒38
内にフリーの状態で収納されている。
従って、外筒38がボルトの締付けにより軸方向に収縮
しても、この収縮は検出部に伝わらない。
それゆえ、検出部においては、圧力測定用ダイヤフラム
26と電極31Aとの距離、および、基準電極板33と
電極31Bとの距離は変化せず、よって圧力測定に誤差
を生じることがない。
叩検出部において、電極31A、31Bを有する絶縁体
28を挾んで、ダイヤフラム台23と基準電極板33と
を内筒21に固着したことによる効果 本発明においては、外筒38内に収納された検出部にお
いて、電極31A、31Bを有する絶縁体28を挾んで
、ダイヤフラム台23と基準電極板33とは内筒21に
固着されている。
それゆえ、この内筒21の存在により、内筒21、ダイ
ヤフラム台23および基準電極板33が一体化されるの
で、電極31Aと圧力測定用ダイヤフラム26との距離
、および、電極31Bと基準電極33との距離は固定化
される。
それゆえ、検出部はボルト54の締付けによる外筒38
の軸方向収縮の影響を受けない。
たとえば、第2図において、内筒21を省略した場合に
は、ダイヤフラム台23、絶縁体28および基準電極板
33は外筒38の内部において移動可能となるので、電
極31Aとダイヤフラム26との距離および電極31B
と基準電極板33との距離はそれぞれ変動し、従って正
確な圧力測定ができなくなる。
なお、本発明の実施態様によれば、シールダイヤフラム
の弾性硬さが充分に柔かいように成形されているので、
温度変化による絶縁液の膨張収縮に充分に追従できるの
で、圧力測定用ダイヤフラムを変形させたり、トリチェ
リの真空を発生させたりすることはない。
また内部とダイヤフラム台と圧力測定用ダイヤフラムと
絶縁体と基準電極板とをそれぞれ等しいか、またははゾ
等しい熱膨張係数の材料で構成すると検出部には温度変
化によって内部応力が生ぜず、圧力測定用ダイヤフラム
を半径方向に引張る力が変化しない。
特に本発明の一実施例においては、内筒21、ダイヤフ
ラム台23、圧力測定ダイヤフラム26および基準電極
板33は同一の金属たとえば商品名ニッケルースパン−
〇によって成形され、はぼ(8,0±0.4)XIO/
’Cの熱膨張係数を有している。
一方、絶縁体28はたとえばフォルステライトによって
成形され、はぼ(8,0±0.3)XIO/’Cの熱膨
張係数を有している。
従って、本発明の一実施例においては、検出部全体の熱
膨張係数をほぼ(8,0±0.05)XIO/’Cに設
定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力測定装置の縦断面図、第2図はこの
発明の一実施例の縦断面図、第3図は第2図における検
出部の部品の縦断面図である。 21:内筒、23:ダイヤフラム台、26:圧力測定用
ダイヤフラム、28:絶縁体、31A。 31B:電極、33:基準電極板、38:外筒、39:
底、41:シールダイヤフラム、48:空間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状の内筒21と、この内筒の一端側に固着され
    た円板状ダイヤフラム台23と、このダイヤフラム台の
    内筒側端面に固着された圧力測定用ダイヤフラム26と
    、両端面にそれぞれ電極31A31Bが設けられてかつ
    前記両端面を連通ずる貫。 通孔を有し、一端面の電極31Aが前記圧力測定用ダイ
    ヤフラムと一定の間隔を保って対向するように前記内筒
    内に挿入された円板状絶縁体28とこの絶縁体の他端面
    に設けられた電極31Bと一定の間隔を保って対向する
    ように、前記内筒の他端側に固着された基準電極板33
    とを有する検出部と; 一端側に底部39を有し、内部に前記検出部がそのダイ
    ヤフラム台を底側にして収納された有底円筒状の外筒3
    8と; この外筒の他端側を閉鎖し、測定圧力が印加されるシー
    ルダイヤフラム41と; を備え、前記ダイヤフラム台と圧力測定用ダイヤフラム
    とによって形成された空間を基準圧力に保持し、この空
    間を除いて、前記外筒とシールダイヤフラムとによって
    形成された密閉区画内に絶縁液を封入したことを特徴と
    する静電容量式圧力測定装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の測定装置において、内
    筒とダイヤフラム台と圧力測定用ダイヤフラムと絶縁体
    と基準電極板とをそれぞれ等しいか、またははゾ等しい
    熱膨張係数の材料で構成したことを特徴とする静電容量
    式圧力測定装置。 3 特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の測定装
    置において、シールダイヤフラムの弾性硬さを圧力測定
    用ダイヤフラムに比較して数10倍ないし数100倍の
    柔かさとなるように成形したことを特徴とする静電容量
    式圧力測定装置。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
    に記載の測定装置において、基準圧力を真空としたこと
    を特徴とする静電容量式圧力測定装置。 5 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
    に記載の測定装置において、基準圧力を1気圧としたこ
    とを特徴とする静電容量式圧力測定装置。
JP13562978A 1978-11-02 1978-11-02 静電容量式圧力測定装置 Expired JPS5838736B2 (ja)

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JPS5562335A JPS5562335A (en) 1980-05-10
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