JPS5838682B2 - 排熱回収ボイラの温度制御装置 - Google Patents
排熱回収ボイラの温度制御装置Info
- Publication number
- JPS5838682B2 JPS5838682B2 JP525874A JP525874A JPS5838682B2 JP S5838682 B2 JPS5838682 B2 JP S5838682B2 JP 525874 A JP525874 A JP 525874A JP 525874 A JP525874 A JP 525874A JP S5838682 B2 JPS5838682 B2 JP S5838682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boiler
- temperature
- heat recovery
- control device
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスタービン、スチームタービンのコンバイン
ドサイクルに係り、特にボイラ内におけるガス中の蒸気
、酸の凝縮を防ぐ方法に関する。
ドサイクルに係り、特にボイラ内におけるガス中の蒸気
、酸の凝縮を防ぐ方法に関する。
ガスタービン、スチームタービンのコンバインドサイク
ルにおいては、給水加熱用ガスタービン排気ガス温度が
従来のガス温度より低いため、ボイラ内にガス中の蒸気
や酸の凝縮が起りやすくなり、伝熱管の腐食をおこした
り、また煙突より白煙を生じたるする。
ルにおいては、給水加熱用ガスタービン排気ガス温度が
従来のガス温度より低いため、ボイラ内にガス中の蒸気
や酸の凝縮が起りやすくなり、伝熱管の腐食をおこした
り、また煙突より白煙を生じたるする。
特にボイラ内に節炭器を取り付けた場合や、ＮＯｘ低減
策としてガスタービン燃焼器内にスチームインジェクシ
ョンあるいはウォータインジェクションを行なう場合に
上記のような問題が顕著に表われる。
策としてガスタービン燃焼器内にスチームインジェクシ
ョンあるいはウォータインジェクションを行なう場合に
上記のような問題が顕著に表われる。
ガスタービンから排出されス排ガス中に蒸気や酸の凝縮
を防いで煙突からの白煙発生を防止する方法として、従
来、コンプレッサ入口温度、湿度及びコンプレッサ出口
圧力を測定し、これら測定値に基づいてガスタービンの
燃焼器内に注入するスチームインジェクション量を制御
する方法がある。
を防いで煙突からの白煙発生を防止する方法として、従
来、コンプレッサ入口温度、湿度及びコンプレッサ出口
圧力を測定し、これら測定値に基づいてガスタービンの
燃焼器内に注入するスチームインジェクション量を制御
する方法がある。
この従来方法によればスチームインジェクション用の蒸
気を発生さセる蒸器発生器並びにこの蒸気発生器の加熱
ガスとなるガスタービン排ガス量を前記各測定値により
制御するための高混用制御ダンパーをガスタービンの排
ガス系統に設置する必要があり、非常に装置が複雑で高
価とならざるを得ない。
気を発生さセる蒸器発生器並びにこの蒸気発生器の加熱
ガスとなるガスタービン排ガス量を前記各測定値により
制御するための高混用制御ダンパーをガスタービンの排
ガス系統に設置する必要があり、非常に装置が複雑で高
価とならざるを得ない。
しかもこの従来技術ではガスタービン燃焼器にスチーム
インジェクションをわざわざ行う必要がある。
インジェクションをわざわざ行う必要がある。
本発明の目的は、ガスタービンと蒸気タービンとのコン
バインドプラントにおいて、排熱回収ボイラ内のガスタ
ービン排ガス中に蒸気或は酸の凝縮を防いで煙突からの
白煙の発生を防止可能にした排熱回収ボイラの温度制御
装置を提供することにある。
バインドプラントにおいて、排熱回収ボイラ内のガスタ
ービン排ガス中に蒸気或は酸の凝縮を防いで煙突からの
白煙の発生を防止可能にした排熱回収ボイラの温度制御
装置を提供することにある。
本発明は、蒸気や酸の凝縮はガス温度がそれら各成分の
凝縮温度以下になると起り、また白煙は大気温度、湿度
に左右されておこることに着眼しボイラ排ガス温度を温
度測定器により常時測定しこの測定器からの測定信号と
、大気条件を考慮して決められた設定信号とを比較し、
その偏差信号によりボイラの補助燃料制御バルブを制御
し、排熱回収ボイラ内のガス温度を調節することを特徴
とし、これによりボイラ排ガス温度を常に凝縮温度以上
に保つようにしたことを可能にしたものである。
凝縮温度以下になると起り、また白煙は大気温度、湿度
に左右されておこることに着眼しボイラ排ガス温度を温
度測定器により常時測定しこの測定器からの測定信号と
、大気条件を考慮して決められた設定信号とを比較し、
その偏差信号によりボイラの補助燃料制御バルブを制御
し、排熱回収ボイラ内のガス温度を調節することを特徴
とし、これによりボイラ排ガス温度を常に凝縮温度以上
に保つようにしたことを可能にしたものである。
本発明の一実施例を図に示す。
ガスタービンサイクルはコンプレッサ取入空気系統１、
コンプレッサ２、燃焼器３、ガスタービン燃料系統４、
ガスタービン５、負荷６、ガスタービン排ガスダクト７
により基本的構成がなされている。
コンプレッサ２、燃焼器３、ガスタービン燃料系統４、
ガスタービン５、負荷６、ガスタービン排ガスダクト７
により基本的構成がなされている。
スチームタービンサイクルはボイラ１０、主蒸気配管１
２、スチームタービン１３、負荷１４、コンデンサ１５
、給水ポンプ１６、ボイラ給水配管１１により基本的構
成がなされている。
２、スチームタービン１３、負荷１４、コンデンサ１５
、給水ポンプ１６、ボイラ給水配管１１により基本的構
成がなされている。
コンバインドサイクルはガスタービンからの排ガスをガ
スタービン排ガスダクト７を通してボイラ１０へ導き、
ボイラ１０で給水へ熱を与えた後、ボイラ排ガス系統を
通して大気へ放出するように構成されている。
スタービン排ガスダクト７を通してボイラ１０へ導き、
ボイラ１０で給水へ熱を与えた後、ボイラ排ガス系統を
通して大気へ放出するように構成されている。
本発明はボイラ排ガス系統１１内において温度測定器１
８によりボイラ排ガス温度を測定し、この温度測定器１
８からの測定信号２２と、大気条件（温度・湿度）を考
慮して蒸気或は酸の凝縮温度に該当する設定値温度を自
動的に決める温度設定器２０かもの設定湿度信号２１と
の偏差信号を制御装置１９へ送り、これからの信号で燃
料制御バルブ８を制御している。
８によりボイラ排ガス温度を測定し、この温度測定器１
８からの測定信号２２と、大気条件（温度・湿度）を考
慮して蒸気或は酸の凝縮温度に該当する設定値温度を自
動的に決める温度設定器２０かもの設定湿度信号２１と
の偏差信号を制御装置１９へ送り、これからの信号で燃
料制御バルブ８を制御している。
これによりボイラ燃料系統９を通ってボイラ１０へ流入
する補助燃料を制御して排熱回収ボイラ内の排ガス湯度
が蒸気或は酸の凝縮湯度以下に下がらないように調節し
ているものである。
する補助燃料を制御して排熱回収ボイラ内の排ガス湯度
が蒸気或は酸の凝縮湯度以下に下がらないように調節し
ているものである。
本発明のように、排熱回収ボイラの排ガス流度を凝縮温
度以上に常に保てるようにしておけば、どのようなボイ
ラ構造であろうと、またスチームインジエクショ／やウ
ォータインジェクションを行なうか否かにかＳわらず、
ボイラ排ガス中の蒸気や酸の凝縮を防止でき、伝熱管の
腐食や煙突からの白煙の発生をなくすることができる。
度以上に常に保てるようにしておけば、どのようなボイ
ラ構造であろうと、またスチームインジエクショ／やウ
ォータインジェクションを行なうか否かにかＳわらず、
ボイラ排ガス中の蒸気や酸の凝縮を防止でき、伝熱管の
腐食や煙突からの白煙の発生をなくすることができる。
それに加えて、技術的に非常に難かしくまた高価な制御
用ダンパーを用いる必要がないので経済的であり、また
補助燃料を経済的に制御できる。
用ダンパーを用いる必要がないので経済的であり、また
補助燃料を経済的に制御できる。
添付図面は本発明の一実施態様を説明するための系統図
である。 符号の説明、５・・・ガスタービン、６・・・負荷、７
・・・ガスタービン排ガスダクト、８・・・補助燃料制
御バルブ、９・・・ボイラ補助燃料系統、１０・・・ボ
イラ、１１・・・ボイラ排ガス系統、１２・・・主蒸気
配管、１３・・・スチームタービン、１４・・・負荷、
１５・・・コンデンサ、１６・・・給水ポンプ、１７・
・・ボイラ給水配管、１８・・・温度測定器、１９・・
・制御装置、２０・・・湯度設定器、２１・・・設定温
度信号、２２・・・測定温度信号。
である。 符号の説明、５・・・ガスタービン、６・・・負荷、７
・・・ガスタービン排ガスダクト、８・・・補助燃料制
御バルブ、９・・・ボイラ補助燃料系統、１０・・・ボ
イラ、１１・・・ボイラ排ガス系統、１２・・・主蒸気
配管、１３・・・スチームタービン、１４・・・負荷、
１５・・・コンデンサ、１６・・・給水ポンプ、１７・
・・ボイラ給水配管、１８・・・温度測定器、１９・・
・制御装置、２０・・・湯度設定器、２１・・・設定温
度信号、２２・・・測定温度信号。
Claims (1)
- １ ガスタービンと、このガスタービンの排気ガスを熱
源として利用した排熱回収ボイラと、該ボイラにより加
熱された作動流体により駆動される蒸気タービンとを備
えたものにおいて、前記排熱回収ボイラに加熱源となる
補助燃料系統を配設し、該ボイラの排ガスの温度を検出
する温度検出器を設置し、この検出された排ガス温度と
、大気条件を考慮して設定された設定温度との偏差に基
づいて前記補助燃料系統から供給される燃料の該ボイラ
への流量を制御する制御装置を備えたことを特徴とする
排熱回収ボイラの温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP525874A JPS5838682B2 (ja) | 1974-01-09 | 1974-01-09 | 排熱回収ボイラの温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP525874A JPS5838682B2 (ja) | 1974-01-09 | 1974-01-09 | 排熱回収ボイラの温度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5097701A JPS5097701A (ja) | 1975-08-04 |
| JPS5838682B2 true JPS5838682B2 (ja) | 1983-08-24 |
Family
ID=11606189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP525874A Expired JPS5838682B2 (ja) | 1974-01-09 | 1974-01-09 | 排熱回収ボイラの温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838682B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162590U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | 株式会社日立製作所 | クレ−ン等の旋回極限検出装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4578944A (en) * | 1984-10-25 | 1986-04-01 | Westinghouse Electric Corp. | Heat recovery steam generator outlet temperature control system for a combined cycle power plant |
-
1974
- 1974-01-09 JP JP525874A patent/JPS5838682B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162590U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | 株式会社日立製作所 | クレ−ン等の旋回極限検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5097701A (ja) | 1975-08-04 |
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