JPS5838240Y2 - 積層溶接封板付き小型ガスボンベ - Google Patents
積層溶接封板付き小型ガスボンベInfo
- Publication number
- JPS5838240Y2 JPS5838240Y2 JP9701081U JP9701081U JPS5838240Y2 JP S5838240 Y2 JPS5838240 Y2 JP S5838240Y2 JP 9701081 U JP9701081 U JP 9701081U JP 9701081 U JP9701081 U JP 9701081U JP S5838240 Y2 JPS5838240 Y2 JP S5838240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing plate
- cylinder
- plate
- laminated
- gas cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小型高圧ガスボンベの改良に関し、ボンベ内の
ガス取り出しに際しての破封が確実且つ安定的になされ
るようにしたものである。
ガス取り出しに際しての破封が確実且つ安定的になされ
るようにしたものである。
公知ノ小型ガスボンベにかいては封板の材質として軟鋼
板或いは銅板等が使用されているが、その板厚をどの程
度に設定するかはボンベ開口部の径の大小如何にかかつ
てトリ、さらに封板の使用材質との関係によって封板の
受圧力に対応する一定値の板厚の設定がおこなわれる。
板或いは銅板等が使用されているが、その板厚をどの程
度に設定するかはボンベ開口部の径の大小如何にかかつ
てトリ、さらに封板の使用材質との関係によって封板の
受圧力に対応する一定値の板厚の設定がおこなわれる。
ところがかかる銅板の板厚が一定でない従来品にあって
はこれを使用する際に封板の破封に要する力が１ち１ち
になる結果使用ボンベ如何によっては封板の破封が著し
く困難であったりする。
はこれを使用する際に封板の破封に要する力が１ち１ち
になる結果使用ボンベ如何によっては封板の破封が著し
く困難であったりする。
このようなことは例えば病院設置用小型酸素ボンベや消
火器内蔵のボンベの如く緊急用器具の取り扱かいに際し
て大きな解決すべき問題として提起され、ボンベ開口部
面積の大小及び材質等の如何に関係なく常に一定の破封
力によって確実にガスの噴出を可能にすることが望１れ
るところである。
火器内蔵のボンベの如く緊急用器具の取り扱かいに際し
て大きな解決すべき問題として提起され、ボンベ開口部
面積の大小及び材質等の如何に関係なく常に一定の破封
力によって確実にガスの噴出を可能にすることが望１れ
るところである。
上記の問題を解決するためにはボンベ開口部面積の犬／
ＪＸ如何にかかわらず、封板の受圧力を常に一定に保持
することが好ましいが、現在市販されているガスボンベ
に施こされた封板のように一枚の銅板に頼る限りに釦い
てはその実現が不可能といわざるを得ない。
ＪＸ如何にかかわらず、封板の受圧力を常に一定に保持
することが好ましいが、現在市販されているガスボンベ
に施こされた封板のように一枚の銅板に頼る限りに釦い
てはその実現が不可能といわざるを得ない。
また公知の封板による場合に耘いては上記したボンベ開
口の際の破封性の問題のみならず、たとえばボンベを誤
って火中に投じた場合等ボンベの内圧が異常に高くなっ
た場合の危険に対処するために従来は銅板に対して局所
的な凹部を形成することもおこなわれている。
口の際の破封性の問題のみならず、たとえばボンベを誤
って火中に投じた場合等ボンベの内圧が異常に高くなっ
た場合の危険に対処するために従来は銅板に対して局所
的な凹部を形成することもおこなわれている。
しかし連続して多量生産される銅板に対して局所的な凹
部を均一に形成することは至難の業であり製品歩留りの
面にち・いて決して安心できるものではない。
部を均一に形成することは至難の業であり製品歩留りの
面にち・いて決して安心できるものではない。
そこで本考案は種々の実験と研究を試みた結果封板の受
圧力を常時一定に保持するほか、ボンベ内のガス圧が異
常に昇圧した際にも安全に過剰ガスを逃がすことの可能
な画期的製品の開発に成功するに至ったものであって、
具体的にはボンベ開口部を封止する封板にむいて、該封
板は容器内圧が異常に膨張した際に容易に破封する薄板
と、該薄板と略同径であって、その一部に所定径の通孔
を有する補助封板とからなり、両者を重合一体化して積
層状にし、上記補助銅板をボンベ内に臨オせた状態でボ
ンベ開口部に溶着させたことを特徴とする積層溶接封根
付き小型ガスボンベに関するものである。
圧力を常時一定に保持するほか、ボンベ内のガス圧が異
常に昇圧した際にも安全に過剰ガスを逃がすことの可能
な画期的製品の開発に成功するに至ったものであって、
具体的にはボンベ開口部を封止する封板にむいて、該封
板は容器内圧が異常に膨張した際に容易に破封する薄板
と、該薄板と略同径であって、その一部に所定径の通孔
を有する補助封板とからなり、両者を重合一体化して積
層状にし、上記補助銅板をボンベ内に臨オせた状態でボ
ンベ開口部に溶着させたことを特徴とする積層溶接封根
付き小型ガスボンベに関するものである。
以下において本考案の具体的な内容を図面に示した実施
例にもとづいて説明すると１はガスボンベ、２ばその開
口部に溶着封止される積層溶接封板を示し、該積層溶接
銅板は薄板５ち・よびこれと略同径の補助封板４からな
る。
例にもとづいて説明すると１はガスボンベ、２ばその開
口部に溶着封止される積層溶接封板を示し、該積層溶接
銅板は薄板５ち・よびこれと略同径の補助封板４からな
る。
薄板５はガス使用時に容易に開封が可能である程度の板
厚ならびに強度を要し、またボンベ１内のガス圧が異常
に上昇した際に部分的に破砕され、ボンベ内のガスが小
量ずつ噴出されて安全が確保できる程度のものが好まし
い。
厚ならびに強度を要し、またボンベ１内のガス圧が異常
に上昇した際に部分的に破砕され、ボンベ内のガスが小
量ずつ噴出されて安全が確保できる程度のものが好まし
い。
捷た補助封板４には通孔３を有するとともに、その一側
に前記薄板５を重合一体化して積層溶接封板２を得る。
に前記薄板５を重合一体化して積層溶接封板２を得る。
また積層溶接銅板２の材質についても種々のものが選択
的に採用される余地があるが、薄板５についてはステン
レス或いは銅等の如き発錆率の少ない難蝕性のものを、
渣た補助封板４については軟鋼裂のものを使用するよう
にすると封板としての耐蝕性ならびに強度の向上に寄与
し、さらに溶接性にも優れて安定的な封板を得ることが
できる。
的に採用される余地があるが、薄板５についてはステン
レス或いは銅等の如き発錆率の少ない難蝕性のものを、
渣た補助封板４については軟鋼裂のものを使用するよう
にすると封板としての耐蝕性ならびに強度の向上に寄与
し、さらに溶接性にも優れて安定的な封板を得ることが
できる。
本考案は上記したように薄板の板厚は一定でこれを所定
径の通孔を有する補助封板に重合し、積層状にして使用
するものであるために、薄板の受圧力は専ら補助封板の
通孔に臨む部分のみとなり、したがって受圧力の調整は
補助封板に穿設した通孔の径の大小により調整すること
ができるのでボンベの種類毎に多種の封板を予じめ用意
する必要がない。
径の通孔を有する補助封板に重合し、積層状にして使用
するものであるために、薄板の受圧力は専ら補助封板の
通孔に臨む部分のみとなり、したがって受圧力の調整は
補助封板に穿設した通孔の径の大小により調整すること
ができるのでボンベの種類毎に多種の封板を予じめ用意
する必要がない。
したがってボンベの開封に際しては如何なる種類のも０
といえどもボンベ開口面に対応する如何なる個所でも常
に一定の力によって容易に開封を釦となうことができる
ので特に緊急器具の取り扱かいに際して破封困難により
支障を来たすようなことはなく、安定的な破封を保障す
ることができる。
といえどもボンベ開口面に対応する如何なる個所でも常
に一定の力によって容易に開封を釦となうことができる
ので特に緊急器具の取り扱かいに際して破封困難により
支障を来たすようなことはなく、安定的な破封を保障す
ることができる。
またさらにボンベ内のガス圧が異常に昇圧した際にあ・
いては、それが一定の圧力に達した場合に、補助封板の
通孔内に臨む薄板の部分のみが確実に破封するために従
来のように敢えて銅板の一部に技術的に難かしいとされ
る局所的な凹部を施こす必要が全くなくなるから製品歩
留りはきわめて良好となりコストの低減をはかることも
できる。
いては、それが一定の圧力に達した場合に、補助封板の
通孔内に臨む薄板の部分のみが確実に破封するために従
来のように敢えて銅板の一部に技術的に難かしいとされ
る局所的な凹部を施こす必要が全くなくなるから製品歩
留りはきわめて良好となりコストの低減をはかることも
できる。
尚この場合にむいて封板の表面には補助封板の通孔に対
応した個所に何らかの目印を施こすようにすると一層好
ましい。
応した個所に何らかの目印を施こすようにすると一層好
ましい。
図は本考案の一実施例である積層溶接銅板付き小型ガス
ボンベの要部拡犬断崩図を示す。 ト・・ガスボンベ ２・・・積層溶接封板、３・・・通
孔、４・・・補助封板、５・・・薄板。
ボンベの要部拡犬断崩図を示す。 ト・・ガスボンベ ２・・・積層溶接封板、３・・・通
孔、４・・・補助封板、５・・・薄板。
Claims (1)
- ボンベ開口部を封止する封板に釦いて、該封板は容器内
圧が異常に膨張した際に容易に破封する薄板と、該薄板
と略同径であって、その一部に所定径の通孔を有する補
助封板とからなり、両者を重合一体化して積層状にし、
上記補助封板をボンベ内に臨捷せた状態でボンベ開口部
に溶着させたことを特徴とする積層溶接封根付き小型ガ
スボンベ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9701081U JPS5838240Y2 (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 積層溶接封板付き小型ガスボンベ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9701081U JPS5838240Y2 (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 積層溶接封板付き小型ガスボンベ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS582500U JPS582500U (ja) | 1983-01-08 |
| JPS5838240Y2 true JPS5838240Y2 (ja) | 1983-08-29 |
Family
ID=29891835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9701081U Expired JPS5838240Y2 (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 積層溶接封板付き小型ガスボンベ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838240Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP9701081U patent/JPS5838240Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS582500U (ja) | 1983-01-08 |
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