JPS5837996B2 - 半導体発光装置 - Google Patents
半導体発光装置Info
- Publication number
- JPS5837996B2 JPS5837996B2 JP51035294A JP3529476A JPS5837996B2 JP S5837996 B2 JPS5837996 B2 JP S5837996B2 JP 51035294 A JP51035294 A JP 51035294A JP 3529476 A JP3529476 A JP 3529476A JP S5837996 B2 JPS5837996 B2 JP S5837996B2
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- JP
- Japan
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- light emitting
- semiconductor light
- emitting device
- voltage
- power supply
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えば外部光などにより発光が制御される半
導体発光装置に関するものである。
導体発光装置に関するものである。
従来の半導体発光装置11は第1図に示されるように半
導体発光素子1を電気抵抗2との直列回路に電源3が接
続されて構成されている。
導体発光素子1を電気抵抗2との直列回路に電源3が接
続されて構成されている。
すなわち前記電源3より前記電気抵抗2によって制限さ
れる電流が前記半導体発光素子1に供給され、前記半導
体発光素子は光束を放射する。
れる電流が前記半導体発光素子1に供給され、前記半導
体発光素子は光束を放射する。
このような半導体発光装置は固体ランプとして高輝度、
高信頼性、低消費電力などのすぐれた特性を有し、例え
ば計器の電源表示や動作表示等の表示手段として従来の
白熱ランプと取ってかわろうとしている。
高信頼性、低消費電力などのすぐれた特性を有し、例え
ば計器の電源表示や動作表示等の表示手段として従来の
白熱ランプと取ってかわろうとしている。
しかしながらこのような半導体発光装置に用いられてい
る半導体発光素子は製造原価などの面から未だ白熱ラン
プを圧倒してしまうに充分なものでなく、さらに前記の
如き半導体発光装置における如く表示ランプとして用い
るにはp − n接合を有する半導体発光素子はあまり
にその潜在能力が活かされていない。
る半導体発光素子は製造原価などの面から未だ白熱ラン
プを圧倒してしまうに充分なものでなく、さらに前記の
如き半導体発光装置における如く表示ランプとして用い
るにはp − n接合を有する半導体発光素子はあまり
にその潜在能力が活かされていない。
このような点に鑑みてこの発明ではp − n接合を有
する半導体発光素子は外部光などにより光起電力を発生
できるという点に着目して、外部光などにより前記半導
体発光素子の発光状態を制御できるという新しい機能を
有する半導体発光装置を提供しようとするものである。
する半導体発光素子は外部光などにより光起電力を発生
できるという点に着目して、外部光などにより前記半導
体発光素子の発光状態を制御できるという新しい機能を
有する半導体発光装置を提供しようとするものである。
後述の実施例のものを要約すれば、スイッチング素子と
半導体発光素子とを直列接続して、前記発光素子の光起
電力によって前記スイッチング素子のスイッチングを行
わせ、前記発光素子の発光状態を制御することのできる
半導体発光装置を提供するものである。
半導体発光素子とを直列接続して、前記発光素子の光起
電力によって前記スイッチング素子のスイッチングを行
わせ、前記発光素子の発光状態を制御することのできる
半導体発光装置を提供するものである。
より具体的には、所定のスイッチング電圧を有するpn
pn , pnpnp , pin構造などのスイッチ
ング素子と、電源の両端間に該スイッチング素子と直列
に接続した半導体発光素子とを備え、上記スイッチング
電圧が、上記電源電圧の波高値より小さく、かつ該電圧
波高値と上記光起電力との差より大きくなるよう設定さ
れた半導体発光装置が構成される。
pn , pnpnp , pin構造などのスイッチ
ング素子と、電源の両端間に該スイッチング素子と直列
に接続した半導体発光素子とを備え、上記スイッチング
電圧が、上記電源電圧の波高値より小さく、かつ該電圧
波高値と上記光起電力との差より大きくなるよう設定さ
れた半導体発光装置が構成される。
この発明の一実施例を第2図に示す。
以下この図を用いて説明する。
サイリスタ4、半導体発光素子1および電気抵抗2が電
気的に直列に接続された回路に安定化電源5が接続され
ている。
気的に直列に接続された回路に安定化電源5が接続され
ている。
ここでサイリスクの順方向電流一電圧特性は第3図に示
される如きである。
される如きである。
すなわちサイリスクに印加される順方向電圧が所定のス
イッチング電圧Vsより小さい場合は前記サイリスクは
オフ状態でありほとんど電流は流れず、サイリスクに印
加される電圧が前記スイッチング電圧に等しくあるいは
これより大きくなると前記サイリスタはオン状態になり
電流が流れる。
イッチング電圧Vsより小さい場合は前記サイリスクは
オフ状態でありほとんど電流は流れず、サイリスクに印
加される電圧が前記スイッチング電圧に等しくあるいは
これより大きくなると前記サイリスタはオン状態になり
電流が流れる。
またこの時の電流値Itは主に前記電気抵抗により制限
され、前記サイリスクの電圧はほぼ一定値Vtとなる。
され、前記サイリスクの電圧はほぼ一定値Vtとなる。
今度は逆にオン状態にあるサイリスクに流れる電流が保
持電流Ih以下となるとサイリスクはオフ状態にもどる
。
持電流Ih以下となるとサイリスクはオフ状態にもどる
。
次にp − n接合を有している前記半導体発光素子に
外部光などが照射すると前記半導体発光素子に陽極側が
正、陰極側が負の光起電力Vpが生じる。
外部光などが照射すると前記半導体発光素子に陽極側が
正、陰極側が負の光起電力Vpが生じる。
このような光起電力の大きさは半導体発光素子の構造、
用いる材料、照射する光の分光分布および照度などによ
り異るが、この発明の重要な条件は半導体発光素子が光
起電力素子としても利用しているという事自体であり、
前記の如き事柄についての説明はここでは省略する。
用いる材料、照射する光の分光分布および照度などによ
り異るが、この発明の重要な条件は半導体発光素子が光
起電力素子としても利用しているという事自体であり、
前記の如き事柄についての説明はここでは省略する。
さらにこの発明のもう一つの条件は前記安定化電源の電
圧の波高値Vcが前記サイリスクのスイッチング電圧V
sが、前記安定化電源の電圧の波高値Vcより小さくか
つ該電圧波高値Vcと前記半導体発光素子の光起電力V
pとの差より大きいということである。
圧の波高値Vcが前記サイリスクのスイッチング電圧V
sが、前記安定化電源の電圧の波高値Vcより小さくか
つ該電圧波高値Vcと前記半導体発光素子の光起電力V
pとの差より大きいということである。
このようにしてこの発明による半導体発光装置22が構
威されたわけであるが、次にこの実施例の動作について
説明する。
威されたわけであるが、次にこの実施例の動作について
説明する。
まず前記半導体発光素子1に外部から光が照射されてい
る場合を考える。
る場合を考える。
この時前記半導体発光素子には光起電力が生じている。
また安定化電源から供給される電圧の波高値は前記サイ
リスクのスイッチング電圧と前記光起電力との和より小
さい。
リスクのスイッチング電圧と前記光起電力との和より小
さい。
したがって第2図より明らかなようにサイリスク両端に
かかる電圧は前記サイリスクのスイッチング電圧より小
さく、前記サイリスクはオフ状態にあり、前記半導体発
光素子には電流が供給されない。
かかる電圧は前記サイリスクのスイッチング電圧より小
さく、前記サイリスクはオフ状態にあり、前記半導体発
光素子には電流が供給されない。
このように半導体発光素子に外部光が照射されている場
合は前記半導体発光素子は発光しない。
合は前記半導体発光素子は発光しない。
次に半導体発光素子に外部光が照射されていない場合を
考える。
考える。
この場合には前記半導体発光素子には光起電力が生じて
いない。
いない。
また安定化電源から供給される電圧の波高値はサイリス
クのスイッチング電圧より太きいわけであるから、前記
サイリスクに印加される電圧が前記スイッチング電圧を
越える瞬間が存在する。
クのスイッチング電圧より太きいわけであるから、前記
サイリスクに印加される電圧が前記スイッチング電圧を
越える瞬間が存在する。
この時前記サイリスクはオン状態となり、前記半導体発
光素子には電気抵抗2により制限される電流が流れ、前
記半導体発光素子は発光する。
光素子には電気抵抗2により制限される電流が流れ、前
記半導体発光素子は発光する。
以上の説明から理解されるように、この発明の重要な点
は半導体発光装置を構成する半導体発光素子が光起電力
Vpを発生するので、電源電圧の波高値Vc,サイリス
クのスイッチング電圧Vsおよび前記光起電力Vpとの
間に次の関係が成立することである。
は半導体発光装置を構成する半導体発光素子が光起電力
Vpを発生するので、電源電圧の波高値Vc,サイリス
クのスイッチング電圧Vsおよび前記光起電力Vpとの
間に次の関係が成立することである。
Vc −Vp <Vs <Vc (1)
以上のことをさらに詳細に説明する。
以上のことをさらに詳細に説明する。
半導体発光素子はpn接合を有しており、通常の太陽電
池や光検出器のように、それ自身次式で表わされる光起
電力Vpを発生することができる。
池や光検出器のように、それ自身次式で表わされる光起
電力Vpを発生することができる。
nkT Ip
Vp−11 n ( I o + 1 )q
ここで、nはpn接合の良さを表わす指数( diod
e qual ity factor ) 、kはボル
ツマン定数、qは電子の電荷量、Ipはpn接合が発生
する光電流、Ioはpn接合の逆方向飽和電流である。
e qual ity factor ) 、kはボル
ツマン定数、qは電子の電荷量、Ipはpn接合が発生
する光電流、Ioはpn接合の逆方向飽和電流である。
光電流■pは照射光強度Eに比例するので、光起電力V
pは次式で示すように照射光強度Eの対数に比例する。
pは次式で示すように照射光強度Eの対数に比例する。
Vp工AnE
この関係を第6図に示す。
一方、安定化電源電圧をVr、サイリスク印加電圧をV
tとすると、発光素子に光が照射され、光起電力Vpが
発生している場合、これらの間には次式が成り立つ Vr=Vt+Vp したがって、サイリスク印加電圧は安定化電源電圧Vr
から半導体発光素子の光起電力Vpを差し引いた値とな
る。
tとすると、発光素子に光が照射され、光起電力Vpが
発生している場合、これらの間には次式が成り立つ Vr=Vt+Vp したがって、サイリスク印加電圧は安定化電源電圧Vr
から半導体発光素子の光起電力Vpを差し引いた値とな
る。
光が照射されない場合は、VpはOであり、サイリスク
には電源電圧Vrが印加される。
には電源電圧Vrが印加される。
光強度が強くなるにつれて光起電力は大きくなり、その
分だけサイリスクに印加される電圧が小さくなる。
分だけサイリスクに印加される電圧が小さくなる。
サイリスクのスイッチング電圧Vsが、電源電圧より小
さく、かつこの電源電圧から光起電力分Vpを差し引い
た値より大きければ、暗時にはサイリスクはオン状態、
光照射時にはオフ状態となる。
さく、かつこの電源電圧から光起電力分Vpを差し引い
た値より大きければ、暗時にはサイリスクはオン状態、
光照射時にはオフ状態となる。
このようにこの発明による半導体発光装置はこれを構成
する半導体発光素子に外部光などの光が照射されていな
い場合には発光し、また前記半導体発光素子に外部光な
どの光が照射されている場合には発光しないという機能
を有し、これは白熱ランプなどを用いては実現不可能で
あり、従来の単なる表示ランプとしての半導体発光装置
には見られないものである。
する半導体発光素子に外部光などの光が照射されていな
い場合には発光し、また前記半導体発光素子に外部光な
どの光が照射されている場合には発光しないという機能
を有し、これは白熱ランプなどを用いては実現不可能で
あり、従来の単なる表示ランプとしての半導体発光装置
には見られないものである。
またこの発明の半導体発光装置を構成する安定化電源の
電圧波形として様々なものを用いることができ、この半
導体発光装置は前記電圧波形に応じた動作をするので、
さらに効果的である。
電圧波形として様々なものを用いることができ、この半
導体発光装置は前記電圧波形に応じた動作をするので、
さらに効果的である。
まず前記安定化電源電圧が直流の場合について説明する
。
。
直流の電圧値は言うまでもなく波高値であり、これが式
(1)で示される条件を満たしているとする。
(1)で示される条件を満たしているとする。
この場合には外部光が照射されている期間は、前記の説
明から明らかなように常に半導体発光装置はオフ状態に
なっている。
明から明らかなように常に半導体発光装置はオフ状態に
なっている。
一度外部光が遮蔽されると半導体発光装置はオン状態と
なり発光する。
なり発光する。
この後再び外部光が照射されることがあっても前記半導
体発光装置はオン状態を継続する。
体発光装置はオン状態を継続する。
このようにこの発明による半導体発光装置は、これを構
成する安定化電源として直流を用いることにより、前記
半導体発光装置を構或する半導体発光素子に照射されて
いる光が一度でも遮蔽されたことがあるかどうかを検知
でき、またそのことを表示できるわけである。
成する安定化電源として直流を用いることにより、前記
半導体発光装置を構或する半導体発光素子に照射されて
いる光が一度でも遮蔽されたことがあるかどうかを検知
でき、またそのことを表示できるわけである。
次にこの発明の半導体発光装置を構成する安定化電源の
電圧波形として第4図に示される如き矩形パルス波形を
用いた場合について説明する。
電圧波形として第4図に示される如き矩形パルス波形を
用いた場合について説明する。
この場合も外部光などが照射されている期間は、半導体
発光素子の光起電力のためサイリスクに印加される電圧
がスイッチング電圧を越えることなく、常に半導体発光
装置はオフ状態となっている。
発光素子の光起電力のためサイリスクに印加される電圧
がスイッチング電圧を越えることなく、常に半導体発光
装置はオフ状態となっている。
次に第4図に示される如くある時刻TDで半導体発光素
子に照射されている外部光などが遮蔽されると、時刻T
D以後矩形パルス波形が生じている期間だけ半導体発光
装置はオン状態となる。
子に照射されている外部光などが遮蔽されると、時刻T
D以後矩形パルス波形が生じている期間だけ半導体発光
装置はオン状態となる。
すなわちパルスが生じる時刻t1に半導体発光装置はオ
ン状態となり、パルスが消滅する時刻t。
ン状態となり、パルスが消滅する時刻t。
に前記半導体発光装置はオフ状態となる。
以後外部光などが遮蔽されている期間だけこの状態が繰
返される。
返される。
次にある時刻TBで再び外部光が照射されると、前記時
刻TB以後半導体発光装置は再び常にオフ状態となる。
刻TB以後半導体発光装置は再び常にオフ状態となる。
このように電源電圧波形として矩形パルスを用いること
により外部光などが遮蔽されている期間、より詳しくは
前記期間内で矩形パルスが生じている期間のみ半導体発
光装置はオン状態となり発光する。
により外部光などが遮蔽されている期間、より詳しくは
前記期間内で矩形パルスが生じている期間のみ半導体発
光装置はオン状態となり発光する。
したがって前記半導体発光装置は可夜光を発つし、また
前記矩形パルスのくりかえし時間が人間の目の応答時間
より短い場合には肉眼では常に発光していると観察され
る。
前記矩形パルスのくりかえし時間が人間の目の応答時間
より短い場合には肉眼では常に発光していると観察され
る。
また適当なくりかえし時間を選ぶことにより警告的な意
味をなす発光の点滅が観察される。
味をなす発光の点滅が観察される。
次にこの発明の半導体発光装置を構成する安定化電源の
電圧波形として第5図に示される如き正弦波を用いた場
合について説明する。
電圧波形として第5図に示される如き正弦波を用いた場
合について説明する。
この正弦波の波高値Vcが前記式(1)を満足している
ことは言うまでもない。
ことは言うまでもない。
さてこの場合も外部光が照射されている期間は半導体発
光素子の光起電力のためサイリスクに印加される電圧が
スイッチング電圧を越えることはなく、常に半導体発光
装置はオフ状態となっている。
光素子の光起電力のためサイリスクに印加される電圧が
スイッチング電圧を越えることはなく、常に半導体発光
装置はオフ状態となっている。
次に第5図に示される如くたとえばある時刻TDで外部
光が遮蔽されると半導体発光素子の光起電力は消滅する
ため、電源電圧がそのままサイリスクに印加されると考
えられる。
光が遮蔽されると半導体発光素子の光起電力は消滅する
ため、電源電圧がそのままサイリスクに印加されると考
えられる。
すると電源電圧がサイリスクのスイッチング電圧に等し
くなった時刻t1に前記サイリスクはオン状態になり半
導体発光素子は発光する。
くなった時刻t1に前記サイリスクはオン状態になり半
導体発光素子は発光する。
時刻t1以後半導体発光素子は発光を続け、サイリスク
に流れる電流が第3図に示される如き保持電流■h以下
になる瞬間t。
に流れる電流が第3図に示される如き保持電流■h以下
になる瞬間t。
に半導体発光素子は発光を停止する。
また電源電圧が負の期間は半導体発光素子が発光しない
ことは言うまでもない。
ことは言うまでもない。
以後光が遮蔽されている期間は前記状態をくり返す。
次にある時刻TBで再び外部光が照射されると前記半導
体発光素子は常にオフ状態となる。
体発光素子は常にオフ状態となる。
このように電源電圧波形として正弦波を用いることによ
りこの発明による半導体発光装置は外部光などが照射さ
れている期間は発光せず、前記外部光などが遮蔽されて
いる期間、より詳しくは前記期間内で電源電圧の瞬時値
がサイリスクのスイッチング電圧に等しくなる時刻から
保持電流を供給するに必要な電圧に等しくなる時刻まで
の期間のみ発光することになる。
りこの発明による半導体発光装置は外部光などが照射さ
れている期間は発光せず、前記外部光などが遮蔽されて
いる期間、より詳しくは前記期間内で電源電圧の瞬時値
がサイリスクのスイッチング電圧に等しくなる時刻から
保持電流を供給するに必要な電圧に等しくなる時刻まで
の期間のみ発光することになる。
以上の実施例では電源電圧波形として直流、矩形パルス
、正弦波の場合について説明してきたが、三角波、直流
に正弦波などを重畳させたものなど他の任意の波形を用
いてものこの発明の効果が期待できるのは言うまでもな
い。
、正弦波の場合について説明してきたが、三角波、直流
に正弦波などを重畳させたものなど他の任意の波形を用
いてものこの発明の効果が期待できるのは言うまでもな
い。
また以上の説明ではサイリスクのゲートはオープンの場
合を取扱ったが、前記ゲートに適当な制御信号を与える
ことにより所定の値のスイッチング電圧を得ることがで
きるので、この発明の実現がより容易となり、応用範囲
が広くなる。
合を取扱ったが、前記ゲートに適当な制御信号を与える
ことにより所定の値のスイッチング電圧を得ることがで
きるので、この発明の実現がより容易となり、応用範囲
が広くなる。
さらにまた以上の実施例ではこの発明の半導体発光装置
を構成するスイッチング素子としてサイリスクを用いる
場合について説明してきたが、pin構造など所定のス
イッチング電圧を有する他の任意のスイッチング素子を
使用できることは言うまでもない。
を構成するスイッチング素子としてサイリスクを用いる
場合について説明してきたが、pin構造など所定のス
イッチング電圧を有する他の任意のスイッチング素子を
使用できることは言うまでもない。
また前記半導体発光装置を構成する半導体発光毒子とし
てpn接合を有したものについて説明してきたが、スイ
ッチング特性を示さないpin接合など、光起電力を発
生することのできる任意の接合構造のものを使用できる
ことは言うまでもない。
てpn接合を有したものについて説明してきたが、スイ
ッチング特性を示さないpin接合など、光起電力を発
生することのできる任意の接合構造のものを使用できる
ことは言うまでもない。
以上の如く外部光などが照射されているか否かの検知お
よび表示ができるわけであるが、pn接合などの半導体
発光素子を用いているので外部光などのスペクトル分布
にも応答し、前記スペクトル分布のある程度の違いを検
知しまた表示できる。
よび表示ができるわけであるが、pn接合などの半導体
発光素子を用いているので外部光などのスペクトル分布
にも応答し、前記スペクトル分布のある程度の違いを検
知しまた表示できる。
すなわち前記半導体発光素子は用いる材料固有の光吸収
端を有しており、前記光吸収端エネルギより高いエネル
ギの光が入射した場合は前記半導体発光素子のpn接合
に光起電力が生じるが、前記光吸収端エネルギより低い
エネルギの光がいくら入射しても光起電力は生じない。
端を有しており、前記光吸収端エネルギより高いエネル
ギの光が入射した場合は前記半導体発光素子のpn接合
に光起電力が生じるが、前記光吸収端エネルギより低い
エネルギの光がいくら入射しても光起電力は生じない。
このように入射光の波長あるいはスペクトル分布の違い
により光起電力の発生が制御され、ひいては半導体発光
装置のオン状態およびオフ状態が制御される。
により光起電力の発生が制御され、ひいては半導体発光
装置のオン状態およびオフ状態が制御される。
このような光スペクトル分布応答はpn接合などを有す
る半導体発光素子の機能を充分利用しているものであり
、したがってこの発明の効果が充分活かされているもの
である。
る半導体発光素子の機能を充分利用しているものであり
、したがってこの発明の効果が充分活かされているもの
である。
この発明は以上のようになされているので、外部光等に
より半導体発光素子の発光が制御される半導体発光装置
を得ることができる効果がある。
より半導体発光素子の発光が制御される半導体発光装置
を得ることができる効果がある。
第1図は従来の半導体発光装置を示す接続図、第2図は
この発明の半導体発光装置の一実施例を示す接続図、第
3図はサイリスクの電流電圧特性を示す図、第4図、第
5図は電源の電圧波形を示す図で、第4図は矩形パルス
を、第5図は正弦波をそれぞれ示しており、第6図は光
の強度と該光により発光素子に生ずる光起電力との関係
を示す図である。 図中1は半導体発光素子、4はサイリスク、5は所定の
電圧値を有する安定化電源、11は従来の半導体発光装
置、22はこの発明の半導体発光装置である。 なお図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示す
。
この発明の半導体発光装置の一実施例を示す接続図、第
3図はサイリスクの電流電圧特性を示す図、第4図、第
5図は電源の電圧波形を示す図で、第4図は矩形パルス
を、第5図は正弦波をそれぞれ示しており、第6図は光
の強度と該光により発光素子に生ずる光起電力との関係
を示す図である。 図中1は半導体発光素子、4はサイリスク、5は所定の
電圧値を有する安定化電源、11は従来の半導体発光装
置、22はこの発明の半導体発光装置である。 なお図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示す
。
Claims (1)
- 1 半導体スイッチング素子と、安定化電源の両端間に
上記半導体スイッチング素子と直列に接続され光が照射
されたとき光起電力を発生し通電されたとき発光する半
導体発光素子とを備え、上記半導体スイッチング素子の
スイッチング電圧が、上記安定化電源の電圧波高値より
小さくかつ該電圧波高値と上記光起電力との差より太き
いものであることを特徴とする半導体発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51035294A JPS5837996B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 半導体発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51035294A JPS5837996B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 半導体発光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52119088A JPS52119088A (en) | 1977-10-06 |
JPS5837996B2 true JPS5837996B2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=12437743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51035294A Expired JPS5837996B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 半導体発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837996B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS494488A (ja) * | 1972-03-14 | 1974-01-16 | ||
JPS514339A (ja) * | 1970-07-15 | 1976-01-14 | Palitex Project Co Gmbh | Atsuryokukukishikitsushisochiojusuru 2 junenshiki |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141571U (ja) * | 1974-05-09 | 1975-11-21 |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP51035294A patent/JPS5837996B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514339A (ja) * | 1970-07-15 | 1976-01-14 | Palitex Project Co Gmbh | Atsuryokukukishikitsushisochiojusuru 2 junenshiki |
JPS494488A (ja) * | 1972-03-14 | 1974-01-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52119088A (en) | 1977-10-06 |
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