JPS5837566A - ガスレ−トセンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス流の偏向によって物体の角速度を検出する
ガスレートセンナの改良に関する。

一般にガスレートセンナと呼称されている角速度センナ
は船舶、自動車等の針路調整、姿勢制御等におい７て用
いられるもので、ジャイロコンパスよ炒も振動に強く、
高感度で、且つ優れた応答性管もって船舶や自動車等の
角速度の検出を行なうことが可能である。

一般のガスレートセンサは、ケーシングと、該ケーシン
グ内に収納されて内部にノズルとガス７０−センサを構
成する一対の感温素子とを対向させて配設したセンナ部
と、ケーシング開口部を密閉すると共にセンサ部との関
ＫＩＩｌｉｉ成されるポンプ室の壁部の一部を成す蓋体
とから構成されている。

かかるガスレートセンサはノズルを介して感温素子対に
向けてポンプ室からのガス流を噴出させておき、ガスレ
ートセンサが取付けられている物体に加わる角速度の影
響によってガス流が偏向したときに生ずるガス７ａ−セ
ンナの出力値の変化に基づいて当該物体に加わる角速度
の値を検出するものである。

この種のガスレートセンナは上述したように７０−セン
サすなわち感温素子対が受けるガスの放熱−〇徽少な差
によって当該ガスレートセンサに卵わる角速度のｆｌを
検出するようにしたものであるから、外気温の変化が外
乱と［７て角速度検出に大きく影響し、検出精度が低下
することがある。

手だ、感温素子の材料としてヒートワイヤ等を使用した
ものは感温素子対間の出力差が微小であるために為利得
の増幅器の使用が不ｏＪ欠であり、かかる増幅器はケー
シング内に内ｄして使用しているが、この棟の増幅器は
一般に温度依存性が高い。

そこで、ガスレートセンナのケーシングの外周部に所定
のピッチでヒータ線を巻回し、とのヒータ線に流す電流
を制御することによりケーシング内の温度を所定温度に
保持し、外気温の影響を防市するようＫしている。

ところが従来のガスレートセンサにおいてけガスレート
センサ本体と、当該ガスレートセンサの前記ケーシング
内の温度制御を行なう温度制御回路及び電源回路が別体
に配置されているために組立て、保守点検等の作業−手
間が掛ると共Ｋ、これらの電気回路とガスレートセンサ
本体間を接続するケーブルの＃ｉ！事故が発生するおそ
れがある等の欠点があった。

本発明は上記従来の欠点を除去する目的でなされたもの
で、ガスレートセンサ本体と、この本体の温度制御を行
うに必要な電気回路とを１つのケーシング内に組み込む
ことにより取扱いが容易であり、且つコンパクトなガス
レートセンナを提供するものである。

以下本発明の一実施例を硲附図面に基づいて詳述する。

図は本発明に係るガスレートセンサの縦断面図で、ガス
レートセンサ本体１のケーシング１１の外鳩面には所定
のピッチでヒータ線２が巻回されており、該ケーシング
１ａの両端部１ｂは複数例えば３本のホルダ３，４．５
（ホルダ５は鎖線で示す）の一端部３ａ　、　４ａ　、
　５ｍに粛清されており、他端部１ｃには円筒状のホル
ダ７が嵌装されている。ホルダ３〜５の他端部３ｂ〜５
ｂは夫々ケーシング１ｏの蓋体１１にネジ止め固定され
ている、ホルダ５と対向する位置にはホルダ６が配され
てお抄、このホルダ６の端部６ｂも蓋体１１にネジ止め
固定されている。そして、これらのホルダ５と６との間
にはプリント基板８，９が挾持固定されており、これら
のプリント基板８．９にはセンサ本体１内に配されたフ
ローセンサ（図示せず）と接続され、その出力変化を検
出する検出回路例えばブリッジ回路及び該検出回路の出
力を増幅する増幅回路等が実装されている。′りた、セ
ンサ本体１のケーシング１０内にはＯＩＲ度センサ（図
示せず）が組み込まれている。これらのガスフａ−セン
ナ本体１及びプリント基板８，９はホルダ３〜７を介し
てケーシング１０内に一体に組み込まれている。

ケーシングｌＯの外周面には所定のピッチでヒータ線１
２が巻回されてお妙、尚該ケーシング１０の内壁部所定
位置には温度センサ１３が配設されている。このケーシ
ング１０は史に保温部材で形成されたケーシング１４内
に密閉吠装されている。

ケーシング２０は底板２１とカバー２７で構成されてお
抄、底板２１の側部２１ａ〜２１Ｃには係止部２２ａ〜
２２ｄが外方に突出して形成されている。

また、側部２１ａ、２１ｄには夫々係止部２３ａ　〜２
３ｄが切起しＫより形成されており、各係止部２３１〜
２３ｄにはネジ穴２３２′〜２３ｄ′が穿設されている
。更に、底板２１の側部２１＆の両端部、百には支持金
具２４．２５が固設されている。一方、カバー２７の両
側部２７ｍ　、　２７ｄには前記係止部２３ａ〜２３ｄ
のネジ穴２３３′〜２３ｄ′と対応する位１１に穴２８
ａ　〜２８ｄが、側部２７ｂには穴２８ｅが夫々穿設さ
れており。

この穴２８ｅにはグａメノト２９が嵌装されている。

そして、カバー２７は係止部２３ａ〜２３ｄを介してネ
ジ４０〜４３により底板２１に固定されるようになって
いる。

ケーシング１４は両端部に設けられたブラケット１４ｍ
　、　１４ｂを介してケーシング２ｏの底板２１にネジ
４４〜４７により固定されており、プリント基板３０は
底板２１の支持金具２４．２５にネジ４８．４９を介し
て固定されている。尚、支持金具２４．２５にスリット
を形成し、これらのスリン）Ｋプリント基板を嵌装固定
するようにしてもよい。

ノ゛リント基板３０には温度制御回路３１．電源回行１
３２等が実装されており、セ／す本体１のケーシング内
ａ内に配された温度センサ（図ｚｌ＜♂ず）及びケーシ
ングｌＯの内壁部に配されだ温駁センサ１３は夫々ケー
ブル３３を介して温度１ｔｉｌｌ仰回路３１に接続され
ている。また、ケーシングｌａ　、　１０に会同これた
ヒータ＠２　、１２　、プリント４板８゜９の電源入力
１子（図示せず）寺はケーブル３４゜コネクタ３６を介
して電源回路３２に接続′：へれている。この電源回路
３２はコネクタ３６．ケーブル３７を介してバッテリ等
の電Ｗに接続されている。また、プリント基板８，９の
出力端子（図示せず）はケーブル３５．コネクタ３６．
ケーブル３８を介して姿勢角制御回路等に接続されてい
る。

温；規制御回路３１は前記各温匣センサからの温度１ｇ
号と予設定温度信号との偏差に応じた制御信号を出力す
る。［源回路３２けこの制御信号に応じた電流を各ヒー
タ線２，１２に供給し、これらＩ／）ヒータ線２，１２
を加熱し、ケーシング１ｍ、１０を加熱する。このよう
にして、ｒ−シングｌａ、１０内の温度を所定の温度に
制御する。向、電源回路３２けヒータ線２，１２の外に
、温度制御回路３１゜プリント基板８．９上に実装した
各種電気回路にも所要の電力を供給するよう罠なってい
る。

かかる構成のガスレートセンサの組み込みは、ケーシン
グ２０の底板２１にセンサ本体１を収納したケーシング
１４をネジ４４〜４７で固定し、次い〒、支持金具２４
．２５にネジ４８．４９でプリント基板３０を固定する
。更に、カバー２７の穴２ｓｅｒｔｃ嵌装したグロメッ
ト２９にケーブル３７゜３８を神通し、ケース外に導出
させる。次いで、底板２１にカバー２７を覆画し、ネジ
４０〜４３により固定する。このようにして、ケーシン
グ２゜内にガスレートセンサ本体１と温度制御回路３１
及び電源回路３２とを一体く組み込む。

以上説明したように本発明によれば、センサ本体とこれ
に必要な温度制御回路、電源回路等をケーシング内に一
体に組み込むために１組立て、保守等の作業が極めて容
易であり、且つケーブルの断線事故を減らすことができ
、しかも非常にコン・ζクトなガスレートセンサを提供
することができるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係るガスレートセンサの一実施例を示す縦
断面図である。 １・・・ガスレートセンサ本体、２．１２・・・ヒータ
線、８，９，３０・・・プリント基板、１０，１４゜２
０・・・ケーシング、２１・・・ｍ板、２７・・・カバ
ー。 ３１・・・温度制御回路、３２・・・電源回路、３３〜
３５゜３７．３８・・・ケーブル、４０〜４９・・・ネ
ジ。 出願人　本田技研工業株式会社 ス・＾ンレー電気株式会社 代理人　弁理士　渡　部　敏　彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ケーシングにヒータ線が巻回されると共に当該ケ
   ーシング内に温度センサが配されたガスレートセ／す本
   体と、前記温度センサの温度信号と予設定温度信号との
   偏差に応じた制御信号を出力する温度制御回路及び該制
   御１ｇ号に応じて前記ヒータ線Ｋｆｒｌｌの電流を供給
   して前記ケーシングを加熱する電源回路とを１つのケー
   シング内に組み込んだことを特徴とするガスレートセン
   ナ。 ２、　前記温度制御回路と電源回路とは１つのプリント
   基板に実装されていることを特徴とする特Ｉｆ！Ｆ請求
   の範囲第１項記載のガスレートセンサ。