JPS5837479A - 金属溶湯の湯面測定方法および装置 - Google Patents
金属溶湯の湯面測定方法および装置Info
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- JPS5837479A JPS5837479A JP13584081A JP13584081A JPS5837479A JP S5837479 A JPS5837479 A JP S5837479A JP 13584081 A JP13584081 A JP 13584081A JP 13584081 A JP13584081 A JP 13584081A JP S5837479 A JPS5837479 A JP S5837479A
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- molten metal
- electrode
- detection electrode
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は溶鋼のVOD精錬装置等における溶湯容器内
の金属溶湯の湯面位置変化を測定する方法および装置に
関するものである。
の金属溶湯の湯面位置変化を測定する方法および装置に
関するものである。
周知のようにV■精錬法は真空下において溶鋼を上吹ラ
ンスにより酸素吹精するとともに溶鋼容器の底部からA
r ガスを吹込むことにより溶鋼を攪拌し1これによ
って溶鋼を脱炭精錬する方法であり1主としてステンレ
ス鋼等の高Qr鋼の脱炭に適用されている。このVQD
精錬法の応用技術として、最近では底吹きムr ガスを
大量に流して溶鋼を強攪拌し、これによって上吹きの吹
精酸素ガスと溶鋼とを充分に接触させ、最少のメタル四
ルで極低炭素域まで脱炭させて、極低炭素、低窒素のO
r 鋼を得る強攪拌VOD精錬法が開発されている。す
なわち従来の通常のVOD精錬法においては攪拌用のA
rガスをポーラスプラグにより吹込んでいたのに対し、
前述の強攪拌■■精錬法にあってはム1ガス吹込み口を
大量ガス吹込可能なパイプに代え、しかもその吹込パイ
プ数を増加することによってArガス吹込み総量を従来
の3倍程度まで増加させて溶鋼を強攪拌させる。例えば
極端な場合、30%ω鋼の精錬においてCを5 Q p
pm迄低下させる際には〜ガス吹込総流量は3.00
Or−。
ンスにより酸素吹精するとともに溶鋼容器の底部からA
r ガスを吹込むことにより溶鋼を攪拌し1これによ
って溶鋼を脱炭精錬する方法であり1主としてステンレ
ス鋼等の高Qr鋼の脱炭に適用されている。このVQD
精錬法の応用技術として、最近では底吹きムr ガスを
大量に流して溶鋼を強攪拌し、これによって上吹きの吹
精酸素ガスと溶鋼とを充分に接触させ、最少のメタル四
ルで極低炭素域まで脱炭させて、極低炭素、低窒素のO
r 鋼を得る強攪拌VOD精錬法が開発されている。す
なわち従来の通常のVOD精錬法においては攪拌用のA
rガスをポーラスプラグにより吹込んでいたのに対し、
前述の強攪拌■■精錬法にあってはム1ガス吹込み口を
大量ガス吹込可能なパイプに代え、しかもその吹込パイ
プ数を増加することによってArガス吹込み総量を従来
の3倍程度まで増加させて溶鋼を強攪拌させる。例えば
極端な場合、30%ω鋼の精錬においてCを5 Q p
pm迄低下させる際には〜ガス吹込総流量は3.00
Or−。
にも達する。
しかるにvoD精錬においては溶鋼が10〜50Tor
r程度の減圧下にあるから〜前述のように溶鋼を底吹き
Arガスにより極端に強攪拌する強攪拌VOD精錬を実
施した場合−湯面が著しく盛り上がり、遂には溶湯容器
外へ溶鋼が湿田するオーバー70−現象が生じる可能性
が強い。このようにオーバーフローが生じれば、配管が
損傷するなど、VOD精錬設備に損害を与え、極端な場
合には精錬を続行することが困難となることもある@し
たがって強攪拌VOD精錬法を実施するにあたっては1
精錬中の溶鋼レベル(湯面位置)を検知し、それに応じ
てムrffス吹込量を調整することによりオーバーフロ
ーを防止することが望ましい。この場合溶鋼の盛り上が
りの程度は経時的に変化するから、オーバー70−を確
実に防止するためには溶鋼の湯面位置を連続的に測定す
ることが望ましい。
r程度の減圧下にあるから〜前述のように溶鋼を底吹き
Arガスにより極端に強攪拌する強攪拌VOD精錬を実
施した場合−湯面が著しく盛り上がり、遂には溶湯容器
外へ溶鋼が湿田するオーバー70−現象が生じる可能性
が強い。このようにオーバーフローが生じれば、配管が
損傷するなど、VOD精錬設備に損害を与え、極端な場
合には精錬を続行することが困難となることもある@し
たがって強攪拌VOD精錬法を実施するにあたっては1
精錬中の溶鋼レベル(湯面位置)を検知し、それに応じ
てムrffス吹込量を調整することによりオーバーフロ
ーを防止することが望ましい。この場合溶鋼の盛り上が
りの程度は経時的に変化するから、オーバー70−を確
実に防止するためには溶鋼の湯面位置を連続的に測定す
ることが望ましい。
ところで容器内の溶鋼の湯面位置を測定する方法として
は従来から種々の方法が提案されている。
は従来から種々の方法が提案されている。
例えば溶鋼湯面の上方1もしくは溶鋼容器の側壁上部に
渦流式の距離計を設置して、溶鋼の湯面位置を連続的に
測定する方法が知られている。しかしながら渦流式距離
計は通常80℃位迄しか耐えることができず、そのため
VOD精錬装置の如き高温雰囲気では使用することが不
可能であった。すなわちVOD精錬装置においては後述
するように溶鋼容器としての取鍋を密閉構造のタンク内
に収容し、しかもその取鍋上にスプラッシュ飛散防止の
ため取鍋蓋を被せるから、距離計を設置すべき取鍋蓋裏
面附近等においては1500〜1600℃の高温となる
から1前述のような渦流距離計は側底使用に耐えない。
渦流式の距離計を設置して、溶鋼の湯面位置を連続的に
測定する方法が知られている。しかしながら渦流式距離
計は通常80℃位迄しか耐えることができず、そのため
VOD精錬装置の如き高温雰囲気では使用することが不
可能であった。すなわちVOD精錬装置においては後述
するように溶鋼容器としての取鍋を密閉構造のタンク内
に収容し、しかもその取鍋上にスプラッシュ飛散防止の
ため取鍋蓋を被せるから、距離計を設置すべき取鍋蓋裏
面附近等においては1500〜1600℃の高温となる
から1前述のような渦流距離計は側底使用に耐えない。
また従来、溶鋼湯面の上方に超音波距離計を設置して溶
鋼湯面位置を連続的に測定する方法も知られているが、
この場合も超音波距離計の耐用温度が低く、また超音波
の伝播速度の温度依存性が大きいため測定誤差が著しく
大きくなる等の問題からVOD精錬装置には使用困難で
あった。また従来、溶鋼容器の両側の側壁上部に放射線
源と放射線検出器とを相互に対向するように配設してお
き、その線源および検出器の間に溶鋼が存在しない状態
および存在する状態における放射線検出量の大小によっ
てその侃直よ′CC銅鋼湯面上昇したか否かを検出する
方法が知られているが、この場合溶鋼湯面位置の異常な
上昇を監視することはできるが、溶鋼湯面位置を常時知
ることはできない問題があり、また前記同様に高温雰囲
気で使用困難となる問題がある0まだ一方、レーザー発
振器およびレーザー光検出器を溶鋼湯面上方に配置して
おき、レーザー発振器からのレーザー光を溶鋼湯面にて
反射させ、その反射光が検出器に入射されるときのレー
ザー発振器および検出器の相対角度により湯面位置を測
定する方法が知られているが、この方法では溶鋼湯面が
沸騰状態にある場合に反射光が乱れるために湯面位置の
測定が困難となる問題があり、また前記同様にレーザー
発振器や検出器がVOD精錬装置の如き高温雰囲気では
使用できない問題がある。
鋼湯面位置を連続的に測定する方法も知られているが、
この場合も超音波距離計の耐用温度が低く、また超音波
の伝播速度の温度依存性が大きいため測定誤差が著しく
大きくなる等の問題からVOD精錬装置には使用困難で
あった。また従来、溶鋼容器の両側の側壁上部に放射線
源と放射線検出器とを相互に対向するように配設してお
き、その線源および検出器の間に溶鋼が存在しない状態
および存在する状態における放射線検出量の大小によっ
てその侃直よ′CC銅鋼湯面上昇したか否かを検出する
方法が知られているが、この場合溶鋼湯面位置の異常な
上昇を監視することはできるが、溶鋼湯面位置を常時知
ることはできない問題があり、また前記同様に高温雰囲
気で使用困難となる問題がある0まだ一方、レーザー発
振器およびレーザー光検出器を溶鋼湯面上方に配置して
おき、レーザー発振器からのレーザー光を溶鋼湯面にて
反射させ、その反射光が検出器に入射されるときのレー
ザー発振器および検出器の相対角度により湯面位置を測
定する方法が知られているが、この方法では溶鋼湯面が
沸騰状態にある場合に反射光が乱れるために湯面位置の
測定が困難となる問題があり、また前記同様にレーザー
発振器や検出器がVOD精錬装置の如き高温雰囲気では
使用できない問題がある。
さらに、従来から第1図に示すように電極1を用いて湯
面位置を検出する方法が知られている。
面位置を検出する方法が知られている。
電極1はその上部が無端環状のチェーン2の一部に固定
され、そのチェーン2を駆動するモータ3の回転により
電極1が昇降するようになっており、電極1を溶鋼湯面
4の上方から下降させてその溶鋼湯面4と接触した時に
電極と溶鋼とが電気的に導通してその間の電気抵抗が零
に近い値となることを検出し、その時の電極位置により
溶鋼湯面位置を知ることができる。しかしながらこの方
法は電極を湯面上方から降下させた時点における湯面位
置を検出するものであるから、湯面位置を連続測定する
ことはできず、そのため湯面位置を常時監視するには不
適当であると考えられていた。一方箋溶鋼湯面上に電気
抵抗を有するスラグ層が存在する場合の湯面位置測定方
法としては)第2図に示すように電極1の先端をスラグ
層5に浸漬させ、溶鋼湯面4と電極1との間の電気抵抗
(すなわちスラグ層5の電気抵抗)を抵抗検出器6によ
り検出し、その検出された抵抗値と予め設定した抵抗値
Ro 、との差に対応する信号を演算回路7によって得
、その差信号によってモータ8を駆動して歯車9Aおよ
びネジ9Bを介して電極1を昇降させて、その電極1と
溶鋼湯面4との間の電気抵抗を一定に保つように電極1
を制御し兎これにより電極1を常に溶鋼湯面4の近くに
位置させて、溶鋼湯面位置を連続測定する方法が知られ
ている。
され、そのチェーン2を駆動するモータ3の回転により
電極1が昇降するようになっており、電極1を溶鋼湯面
4の上方から下降させてその溶鋼湯面4と接触した時に
電極と溶鋼とが電気的に導通してその間の電気抵抗が零
に近い値となることを検出し、その時の電極位置により
溶鋼湯面位置を知ることができる。しかしながらこの方
法は電極を湯面上方から降下させた時点における湯面位
置を検出するものであるから、湯面位置を連続測定する
ことはできず、そのため湯面位置を常時監視するには不
適当であると考えられていた。一方箋溶鋼湯面上に電気
抵抗を有するスラグ層が存在する場合の湯面位置測定方
法としては)第2図に示すように電極1の先端をスラグ
層5に浸漬させ、溶鋼湯面4と電極1との間の電気抵抗
(すなわちスラグ層5の電気抵抗)を抵抗検出器6によ
り検出し、その検出された抵抗値と予め設定した抵抗値
Ro 、との差に対応する信号を演算回路7によって得
、その差信号によってモータ8を駆動して歯車9Aおよ
びネジ9Bを介して電極1を昇降させて、その電極1と
溶鋼湯面4との間の電気抵抗を一定に保つように電極1
を制御し兎これにより電極1を常に溶鋼湯面4の近くに
位置させて、溶鋼湯面位置を連続測定する方法が知られ
ている。
この方法では電極によって溶鋼湯面を連続測定できる利
点があるが、その反面1溶鋼湯面上に電気抵抗を有する
スラグ層が存在しない場合や、スラグ層が存在しても溶
鋼湯面が静止していないためスラグ層が均一でない場合
には適用できない問題があった。またこのほか、工業用
テレビで溶鋼湯面を監視する方法もあるが電溶鋼湯面位
置を定量的に測定することができず、また高温雰囲気で
使用できない等の問題があった。
点があるが、その反面1溶鋼湯面上に電気抵抗を有する
スラグ層が存在しない場合や、スラグ層が存在しても溶
鋼湯面が静止していないためスラグ層が均一でない場合
には適用できない問題があった。またこのほか、工業用
テレビで溶鋼湯面を監視する方法もあるが電溶鋼湯面位
置を定量的に測定することができず、また高温雰囲気で
使用できない等の問題があった。
以上のように従来の各方法はそれぞれ欠点があり、特に
高温雰囲気下で強攪拌するVOD精錬の如く、湯面の盛
り上がりを連続して測定監視し、オーバーフ四−を未然
に防止しなければならない場合にぼいずれの方法も適用
困難であった。
高温雰囲気下で強攪拌するVOD精錬の如く、湯面の盛
り上がりを連続して測定監視し、オーバーフ四−を未然
に防止しなければならない場合にぼいずれの方法も適用
困難であった。
この発明は以上の問題を有効に解決することを目的とし
てなされたものであって、強攪拌VOD精錬の茹き高温
雰囲気下において金属溶湯の湯面位置の経時変化を測定
し得るようにした湯面位置測定方法およびその装置を提
供するものである。
てなされたものであって、強攪拌VOD精錬の茹き高温
雰囲気下において金属溶湯の湯面位置の経時変化を測定
し得るようにした湯面位置測定方法およびその装置を提
供するものである。
すなわちこの発明の方法は、電極と溶湯との接触導通に
より湯面位置を検知する従来の電極方式の湯面検知方法
を応用したものであり1間欠的にすなわち時間間隔を置
いて電極を湯面上方から降下させて湯面位置を1間欠的
に測定し、これによって湯面位置の経時変化を測定する
ことを特徴とするものである。またこの発明の装−置は
、上記の測定方法を自動的に行ない得るようにしたもの
である。
より湯面位置を検知する従来の電極方式の湯面検知方法
を応用したものであり1間欠的にすなわち時間間隔を置
いて電極を湯面上方から降下させて湯面位置を1間欠的
に測定し、これによって湯面位置の経時変化を測定する
ことを特徴とするものである。またこの発明の装−置は
、上記の測定方法を自動的に行ない得るようにしたもの
である。
以下この発明の方法および装置を第6図ないし第7図を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
第3図はこの発明の湯面測定装置をVOD精錬装置に適
用した例を示すものであり、処理すべき溶鋼10を収容
した取鍋11は鉄皮12にMgO’ −0r205質等
からなる耐火物16を内張すした構成とされており、そ
の取鍋11は鉄製の架台14に支持された真空タンク1
5内に収容されている。
用した例を示すものであり、処理すべき溶鋼10を収容
した取鍋11は鉄皮12にMgO’ −0r205質等
からなる耐火物16を内張すした構成とされており、そ
の取鍋11は鉄製の架台14に支持された真空タンク1
5内に収容されている。
その真空タンク15はタンク蓋16によって密閉されて
おり、また溶鋼10のスプラッシュ飛散を防止するため
の取鍋蓋17はタンク蓋16から吊下げられている。一
方真空タンク15の側壁にGi排気口18が設けられて
おり、この排気口18を介してタンク内が真空に減圧さ
れるようになっている。さらに前記真空タンク15内に
は、溶鋼10を酸素吹精するためのランス19および湯
面検知用の電極20が上方から挿入されている。すなわ
ちランス19は上方から吊下げられた状態でタンク蓋1
6および取鍋蓋17を貫通してその下端が溶鋼10の湯
面上方に位置しており、ランス19とタンク蓋16との
間はランス19の昇降を許容した状態でシール部材21
により気密にシールされている。一方検知用電極20は
その上部が昇降駆動用チェーン22に取付けられた状態
で下方へ垂下されて、タンク蓋16および取[17を貫
通しており、その検知用電極20の外周面とタンク蓋1
6との間は検知用電極20の昇降を許容した状態でシー
ル部材23により気密にシールされている。なお後に説
明するように検知用電極20はその電極体45(第6図
参照)の周囲が電極体45に対し電気的に絶縁されたガ
イドパイプ48によって取囲まれており、したがって電
極体45自体はタンク蓋16や取鍋蓋17、チェーン2
2等に対し電気的に絶縁されている0前記昇降駆動用チ
エーン22はモータ等の駆動源24によって垂直方向へ
走行せしめられるようにスプロケット25.25’に装
架されており)これらチェーン22、駆動源24および
スプロケット25.25′によって検知用電極20を昇
降させるための昇降手段26が構成されている。前記ス
プロケット25.25’の一方25′には、その回転角
度もしくは回転数を検出して検知用電極20の位置を検
知するためのポテンショメータ27が連結されており1
そのlテンシロメータ2フにはペンチヤード式記録針等
、前記検知用電極20の位置を記録もしくは表示するた
めの記録または表示装置28が電気的に接続されている
。一方前記駆動源24にはその動作を制御するための制
御装置29が接続されており、この制御装置29には電
子式タイ後述する抵抗変化検出回路36からの信号すな
わち検知用電極20と溶鋼10との間の抵抗値があるレ
ベル以下となったことを表わす湯面検知信号Sr・と、
前記ポテンショメータ27からの検知用電極20が初期
位置(上限位置)に上昇復帰したことを表わす信号(ま
たは別に検知用電極20の上限位置に設けられた図示し
ないリミ、トスイ。
おり、また溶鋼10のスプラッシュ飛散を防止するため
の取鍋蓋17はタンク蓋16から吊下げられている。一
方真空タンク15の側壁にGi排気口18が設けられて
おり、この排気口18を介してタンク内が真空に減圧さ
れるようになっている。さらに前記真空タンク15内に
は、溶鋼10を酸素吹精するためのランス19および湯
面検知用の電極20が上方から挿入されている。すなわ
ちランス19は上方から吊下げられた状態でタンク蓋1
6および取鍋蓋17を貫通してその下端が溶鋼10の湯
面上方に位置しており、ランス19とタンク蓋16との
間はランス19の昇降を許容した状態でシール部材21
により気密にシールされている。一方検知用電極20は
その上部が昇降駆動用チェーン22に取付けられた状態
で下方へ垂下されて、タンク蓋16および取[17を貫
通しており、その検知用電極20の外周面とタンク蓋1
6との間は検知用電極20の昇降を許容した状態でシー
ル部材23により気密にシールされている。なお後に説
明するように検知用電極20はその電極体45(第6図
参照)の周囲が電極体45に対し電気的に絶縁されたガ
イドパイプ48によって取囲まれており、したがって電
極体45自体はタンク蓋16や取鍋蓋17、チェーン2
2等に対し電気的に絶縁されている0前記昇降駆動用チ
エーン22はモータ等の駆動源24によって垂直方向へ
走行せしめられるようにスプロケット25.25’に装
架されており)これらチェーン22、駆動源24および
スプロケット25.25′によって検知用電極20を昇
降させるための昇降手段26が構成されている。前記ス
プロケット25.25’の一方25′には、その回転角
度もしくは回転数を検出して検知用電極20の位置を検
知するためのポテンショメータ27が連結されており1
そのlテンシロメータ2フにはペンチヤード式記録針等
、前記検知用電極20の位置を記録もしくは表示するた
めの記録または表示装置28が電気的に接続されている
。一方前記駆動源24にはその動作を制御するための制
御装置29が接続されており、この制御装置29には電
子式タイ後述する抵抗変化検出回路36からの信号すな
わち検知用電極20と溶鋼10との間の抵抗値があるレ
ベル以下となったことを表わす湯面検知信号Sr・と、
前記ポテンショメータ27からの検知用電極20が初期
位置(上限位置)に上昇復帰したことを表わす信号(ま
たは別に検知用電極20の上限位置に設けられた図示し
ないリミ、トスイ。
チからの信号)Slとが入力されて)これらの信号に応
じて前記駆動源24を制御するように構成されている。
じて前記駆動源24を制御するように構成されている。
なおこの制御の詳細にpいては後述する。
前記検知用電極20の上端から引出されたリード[31
1,すなわち第6図における電極体45に接続されたリ
ード線31は、絶縁されたガイドローテロ2を経て巻取
・繰出ドラム66に巻掛けられ、さらに抵抗変化検出回
路34に電気的に接続されている。前記巻取・繰出ドラ
ム33は前記モータ等の駆動源24によりチェーン22
の昇降と同期してすなわち検知用電極2oの昇降と同期
して回転せしめられるように構成されている。前記抵抗
変化検出回路34は、検知用電極20の電極体45と溶
鋼10との間の電気抵抗値変化を検出〜特にその抵抗値
があるレベル以下となったことを検出するためのもので
あり、後述するように溶鋼10は接地電位となっている
から1例えば図示のように電源34aの一方の極を前記
リード線61の側に接続し1他方の極とアースとの間に
固定抵抗34bを接続して、その固定抵抗34bの両端
間の電圧Vの変化により前記抵抗値変化を検出する構成
とすれば良い。
1,すなわち第6図における電極体45に接続されたリ
ード線31は、絶縁されたガイドローテロ2を経て巻取
・繰出ドラム66に巻掛けられ、さらに抵抗変化検出回
路34に電気的に接続されている。前記巻取・繰出ドラ
ム33は前記モータ等の駆動源24によりチェーン22
の昇降と同期してすなわち検知用電極2oの昇降と同期
して回転せしめられるように構成されている。前記抵抗
変化検出回路34は、検知用電極20の電極体45と溶
鋼10との間の電気抵抗値変化を検出〜特にその抵抗値
があるレベル以下となったことを検出するためのもので
あり、後述するように溶鋼10は接地電位となっている
から1例えば図示のように電源34aの一方の極を前記
リード線61の側に接続し1他方の極とアースとの間に
固定抵抗34bを接続して、その固定抵抗34bの両端
間の電圧Vの変化により前記抵抗値変化を検出する構成
とすれば良い。
一方前記取鍋11の底部には、取鍋11内の溶鋼10を
接地電位に短絡、すなわちアースするための金属等の導
電材料製の中空管65が設けられている。この中空管3
5はその先端が取鍋11内の溶鋼10と接触するように
取鍋11の底部に埋込まれるとともに、内部にArガス
等の冷却ガスが通気されるものであって、この例におい
てはVOD精錬において溶鋼を攪拌するための〜ガスの
吹込み用パイプを兼ねている。第′4図および第5図に
前記中空管65の附近の詳細を示す。第4図および第5
図において取鍋底部の羽口レンガ66の内側には、内外
両面がテーパー状をなす耐火物からなるアウターノズル
37が下側から差し込まれ、このアウターノズ/に37
の内側には外面テーパー状の耐火物からなるインナーノ
ズル38が下側から差し込まれている。そしてインナー
ノズル68の中心軸線位置にはステンレス鋼等の導電材
料からなる中空管65が配設されている。前記インナー
ノズル38はその下面側から鉄製のノズル押え部材39
によって支持されており、一方前記中空管35はその下
端に取付けられたホースジヨイント40の部分において
パイプ押え部材41により支持されている。そしてノズ
ル押え部材39およびパイプ押え部材41は、取鍋底部
の鉄皮12に突設した係合片42,42’間に差し渡し
たコツタ43によって鉄皮12に画定されている。しか
して取鍋11内の溶鋼10は、中空管65、ホースジヨ
イント40、パイプ押え部材41、取鍋11・の鉄皮1
2、および架台14を介して真空りンク15に電気的に
短絡され、この真空タンク15が接地されている。した
がって溶鋼10は接地電位となっている。なお前記中空
管35には配管44およびホースジヨイント40を介し
て外部からArガスが供給され)このArガスにより中
空管65が冷却されてその溶損が防止され、かつ同時に
そのArガスが溶鋼10内に吹込まれて溶*ioが攪拌
される◎ 第6図には前記検知用電極20の具体例を示す。
接地電位に短絡、すなわちアースするための金属等の導
電材料製の中空管65が設けられている。この中空管3
5はその先端が取鍋11内の溶鋼10と接触するように
取鍋11の底部に埋込まれるとともに、内部にArガス
等の冷却ガスが通気されるものであって、この例におい
てはVOD精錬において溶鋼を攪拌するための〜ガスの
吹込み用パイプを兼ねている。第′4図および第5図に
前記中空管65の附近の詳細を示す。第4図および第5
図において取鍋底部の羽口レンガ66の内側には、内外
両面がテーパー状をなす耐火物からなるアウターノズル
37が下側から差し込まれ、このアウターノズ/に37
の内側には外面テーパー状の耐火物からなるインナーノ
ズル38が下側から差し込まれている。そしてインナー
ノズル68の中心軸線位置にはステンレス鋼等の導電材
料からなる中空管65が配設されている。前記インナー
ノズル38はその下面側から鉄製のノズル押え部材39
によって支持されており、一方前記中空管35はその下
端に取付けられたホースジヨイント40の部分において
パイプ押え部材41により支持されている。そしてノズ
ル押え部材39およびパイプ押え部材41は、取鍋底部
の鉄皮12に突設した係合片42,42’間に差し渡し
たコツタ43によって鉄皮12に画定されている。しか
して取鍋11内の溶鋼10は、中空管65、ホースジヨ
イント40、パイプ押え部材41、取鍋11・の鉄皮1
2、および架台14を介して真空りンク15に電気的に
短絡され、この真空タンク15が接地されている。した
がって溶鋼10は接地電位となっている。なお前記中空
管35には配管44およびホースジヨイント40を介し
て外部からArガスが供給され)このArガスにより中
空管65が冷却されてその溶損が防止され、かつ同時に
そのArガスが溶鋼10内に吹込まれて溶*ioが攪拌
される◎ 第6図には前記検知用電極20の具体例を示す。
第6図において45は高温下で溶損せずしかも導電性が
良好な材料、例えばサーモアロイ(MoおよびzrO2
からなる合金)で作られた中空管状もしくは中実棒状の
電極体であり、その電極体45の外周面には高温下で溶
損せずかつ電気絶縁性が良好な耐熱絶縁材料、例えば窒
化ボロン(BN)からなる中空筒状の複数の保護筒46
が電極体45の軸線方向に沿って配列されており、これ
ら保護筒46は、電極体45の先端(下端)近くにネジ
止めされた同じく窒化ボロン等の耐熱絶縁材料からなる
環状の抜は止め部材47によって電極体45から抜は出
ないように支持されている。さらに前記保護筒46の外
側は、電極体45に対し同心状に配設した中空筒状のガ
イドパイプ48によって取囲まれている。このガイドパ
イプ48は普通鋼あるいはアルミ含浸処理を施した鋼等
からなるものであり、その−周面と前記保護筒46との
間に所要間隔の空11KGが保持されるようにその上端
が所定厚みのゴム等の絶縁物49を介して電極体45に
固定されている。、なお保護筒46の間の適当な箇所に
は、前記空11Gを確保するため、保護筒16と同様に
窒化ポロン等の耐熱絶縁材料からなるスペーサ50が配
置されている。一方ガイドパイプ48の上部には% A
rガス等の冷却ガスを前記空隙Gに導入するための冷却
ガス供給口51が形成されている。このように冷却ガス
を空1!1jGに流すことによって高温雰囲気における
保護筒おの酸化による絶縁性低下や電極体45の溶損を
防止することができ、またガイドパイプ48の下端開口
端附近に溶鋼のスプラッシュが耐層することを防止して
、そのスプラッシ、の耐着により保護筒46が侵食され
て電極体45が接地電位に短絡されることや前記スプラ
、シ、の耐着により放電短絡されることが防止される。
良好な材料、例えばサーモアロイ(MoおよびzrO2
からなる合金)で作られた中空管状もしくは中実棒状の
電極体であり、その電極体45の外周面には高温下で溶
損せずかつ電気絶縁性が良好な耐熱絶縁材料、例えば窒
化ボロン(BN)からなる中空筒状の複数の保護筒46
が電極体45の軸線方向に沿って配列されており、これ
ら保護筒46は、電極体45の先端(下端)近くにネジ
止めされた同じく窒化ボロン等の耐熱絶縁材料からなる
環状の抜は止め部材47によって電極体45から抜は出
ないように支持されている。さらに前記保護筒46の外
側は、電極体45に対し同心状に配設した中空筒状のガ
イドパイプ48によって取囲まれている。このガイドパ
イプ48は普通鋼あるいはアルミ含浸処理を施した鋼等
からなるものであり、その−周面と前記保護筒46との
間に所要間隔の空11KGが保持されるようにその上端
が所定厚みのゴム等の絶縁物49を介して電極体45に
固定されている。、なお保護筒46の間の適当な箇所に
は、前記空11Gを確保するため、保護筒16と同様に
窒化ポロン等の耐熱絶縁材料からなるスペーサ50が配
置されている。一方ガイドパイプ48の上部には% A
rガス等の冷却ガスを前記空隙Gに導入するための冷却
ガス供給口51が形成されている。このように冷却ガス
を空1!1jGに流すことによって高温雰囲気における
保護筒おの酸化による絶縁性低下や電極体45の溶損を
防止することができ、またガイドパイプ48の下端開口
端附近に溶鋼のスプラッシュが耐層することを防止して
、そのスプラッシ、の耐着により保護筒46が侵食され
て電極体45が接地電位に短絡されることや前記スプラ
、シ、の耐着により放電短絡されることが防止される。
次に第3図〜第6図に示される装置の動作について説明
する0先ず測定開始用の図示しない押釦スイッチ等を操
作すれば、モータ24が所定方向へ回転して検知用電極
20の下降が開始される。
する0先ず測定開始用の図示しない押釦スイッチ等を操
作すれば、モータ24が所定方向へ回転して検知用電極
20の下降が開始される。
そして検知用電極20の電極体45の先端が溶鋼10の
湯面に接触すれば、その間の抵抗値が著しく小さくなり
、抵抗変化検出回路64から抵抗値があるレベル以下と
なったことを表わす湯面検知信号8rが出力され、この
信号Srにより制御装置29はモータ24の前記方向へ
の回転を停止させるとともに反対方向への回転を開始さ
せる。したがりて検知用電極20は湯面を検知した時点
で下降が停止し、引続き反転して上昇が開始される。
湯面に接触すれば、その間の抵抗値が著しく小さくなり
、抵抗変化検出回路64から抵抗値があるレベル以下と
なったことを表わす湯面検知信号8rが出力され、この
信号Srにより制御装置29はモータ24の前記方向へ
の回転を停止させるとともに反対方向への回転を開始さ
せる。したがりて検知用電極20は湯面を検知した時点
で下降が停止し、引続き反転して上昇が開始される。
なお電極20の位置はポテンショメータ27によって検
出されて記録または表示装置、例えばペンチヤード式記
録計28に常時記録される。検知用電極20が初期位置
(上限位置)まで復帰上昇すれば、その位置に至ったこ
とを表わす復帰信号ジが前記ポテンショメータ27ある
いは検知用電極20の復帰位置に対設した図示しないリ
ミットスイッチから出力され1その復帰信号Uにより制
御装置29はモータ24の回転を停止させる。すなわち
検知用電極20の上昇を停止させる。前記復帰信号St
は時限手段60にも入力されて、予め設定した時間の計
時を開始させる。そして設定した時間が経過すれば時限
手段60から計時終了信号8tが出力され、この計時終
了信号Sノにより制御装置29はモータ26の回転を再
び開始させ、検知用電極20の下降を再開させる。した
がって検知用電極20は上限位置に復帰してから予め設
定した時間待期し、その後下降を開始することになる。
出されて記録または表示装置、例えばペンチヤード式記
録計28に常時記録される。検知用電極20が初期位置
(上限位置)まで復帰上昇すれば、その位置に至ったこ
とを表わす復帰信号ジが前記ポテンショメータ27ある
いは検知用電極20の復帰位置に対設した図示しないリ
ミットスイッチから出力され1その復帰信号Uにより制
御装置29はモータ24の回転を停止させる。すなわち
検知用電極20の上昇を停止させる。前記復帰信号St
は時限手段60にも入力されて、予め設定した時間の計
時を開始させる。そして設定した時間が経過すれば時限
手段60から計時終了信号8tが出力され、この計時終
了信号Sノにより制御装置29はモータ26の回転を再
び開始させ、検知用電極20の下降を再開させる。した
がって検知用電極20は上限位置に復帰してから予め設
定した時間待期し、その後下降を開始することになる。
以下順次同様の過程を繰返し、かつその間の検知用電極
20の動き(位置)がペンチヤード式記録計2Bに記録
される。
20の動き(位置)がペンチヤード式記録計2Bに記録
される。
第7図にペンチヤード式記録計28に記録された測定例
を承オ。第7図において実線は検知用電極20の動きを
示す口検知用電極20が下降から上昇に移る各点Pがそ
れぞれ湯面検知位置となる。
を承オ。第7図において実線は検知用電極20の動きを
示す口検知用電極20が下降から上昇に移る各点Pがそ
れぞれ湯面検知位置となる。
したがって第7図の破線で示すように各点(各湯面検知
位置)P・・・を順次結ぶことによって湯面位置の経時
的な連続変化を近似的に知ることができる。
位置)P・・・を順次結ぶことによって湯面位置の経時
的な連続変化を近似的に知ることができる。
なお以上の例においては、検知用電極20の位置を記録
または表示する手段としてペンチヤード式記録計を用い
て、検知用電極20の位置を常時記録する構成としたが
、場合によってはドツト方式の記録計を用いて、検知用
電極20が湯面を検出した時のみその電極位置(すなわ
ち湯面検知位置P)を記録するように構成しても良い。
または表示する手段としてペンチヤード式記録計を用い
て、検知用電極20の位置を常時記録する構成としたが
、場合によってはドツト方式の記録計を用いて、検知用
電極20が湯面を検出した時のみその電極位置(すなわ
ち湯面検知位置P)を記録するように構成しても良い。
その場合例えば前記抵抗変化検出回路34からの湯面検
知信号81によって記録計を動作させても良いし、ある
いはポテンショメータ27の出力信号を電子的に処理し
て検知用電極20が下降から上昇に反転する際の信号を
取出し、その信号により記録計を動作させても良い。
知信号81によって記録計を動作させても良いし、ある
いはポテンショメータ27の出力信号を電子的に処理し
て検知用電極20が下降から上昇に反転する際の信号を
取出し、その信号により記録計を動作させても良い。
なおまた前述の例においては、検知用電極20が初期位
置に上昇復帰した時点から時限手段60が設定時間の計
時を開始する構成としたが、場合によっては検知用電極
20が湯面位置を検知した時点すなわち検知用電極20
と溶鋼10との間の抵抗値があるレベル以下となったこ
とを抵抗変化検出回路34が検出した時点から時限手段
30が設定時間の計時を開始する構成としても良く、こ
の場合時限手段30の設定時間は、検知用電極λが湯面
位置を検知してから上限位置まで上昇復帰するまでの時
間より充分に長い時間とする。また場合によっては時限
手段30の計時が終了した時点から再び設定時間の計時
を再開する構成としても良く、この場合の設定時間は、
検知用電極20の下降開始から上昇復帰する時点までの
時間よりも充分に長い時間とする。
置に上昇復帰した時点から時限手段60が設定時間の計
時を開始する構成としたが、場合によっては検知用電極
20が湯面位置を検知した時点すなわち検知用電極20
と溶鋼10との間の抵抗値があるレベル以下となったこ
とを抵抗変化検出回路34が検出した時点から時限手段
30が設定時間の計時を開始する構成としても良く、こ
の場合時限手段30の設定時間は、検知用電極λが湯面
位置を検知してから上限位置まで上昇復帰するまでの時
間より充分に長い時間とする。また場合によっては時限
手段30の計時が終了した時点から再び設定時間の計時
を再開する構成としても良く、この場合の設定時間は、
検知用電極20の下降開始から上昇復帰する時点までの
時間よりも充分に長い時間とする。
また、前述の例においては検知用電極20を昇降させる
ための昇降手段26として、チェーン22等を用いた構
成としているが、この昇降手段26の具体的構成は任意
であって、例えば検知用電極26にラックを形成し、こ
のう、りに対しビニオンを設け、モータ等の駆動源24
によりピニオンを回転させることにより検知用電極20
を昇降させる構成としても良い。
ための昇降手段26として、チェーン22等を用いた構
成としているが、この昇降手段26の具体的構成は任意
であって、例えば検知用電極26にラックを形成し、こ
のう、りに対しビニオンを設け、モータ等の駆動源24
によりピニオンを回転させることにより検知用電極20
を昇降させる構成としても良い。
以上の説明で明らかなようにこの発明の湯面測定方法に
よれば、高温雰囲気下における溶鋼等の金属溶湯の湯面
位置の経時的な変化を容易に測定することができ、した
がって強攪拌VOD精錬等において湯面の盛り上がりを
監視してオーバーフローを防止するため跡に使用して最
適なものである0またこの発明の湯面測定装置によれば
1湯面位置の経時的な変化を自動的に測定することがで
き、したがって強攪拌VOD精錬装置における底吹ガス
炊込量等の操業条件を湯面位置の変化に対応して自動的
に調整することが可能となる等の効果が得られる。
よれば、高温雰囲気下における溶鋼等の金属溶湯の湯面
位置の経時的な変化を容易に測定することができ、した
がって強攪拌VOD精錬等において湯面の盛り上がりを
監視してオーバーフローを防止するため跡に使用して最
適なものである0またこの発明の湯面測定装置によれば
1湯面位置の経時的な変化を自動的に測定することがで
き、したがって強攪拌VOD精錬装置における底吹ガス
炊込量等の操業条件を湯面位置の変化に対応して自動的
に調整することが可能となる等の効果が得られる。
第1図および第2図はそれぞれ従来の湯面測定方法の一
例を示すための略解図、第6図はこの発明の湯面測定方
法をVOD精錬に適用する場合の例を示す略解的な縦断
面図、第4図は第6図のA部の拡大断面図、第5図は第
4図のv−v線矢視方向の底面図、第6図はこの発明の
湯面測定方法に使用される検知用電極の一例を示す縦断
面図、第7図はこの発明の湯面測定方法による測定例を
示す図である。 10・・・溶鋼(金属溶湯)、11・・・取鍋(容器)
。 20・・・湯面検知用電極、26・・・昇降手段、28
・・・ペンチヤード式記録計(記録または表示装置)f
29・・・制御装置、30・・・時限手段。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 豊田武人 (ほか1名)
例を示すための略解図、第6図はこの発明の湯面測定方
法をVOD精錬に適用する場合の例を示す略解的な縦断
面図、第4図は第6図のA部の拡大断面図、第5図は第
4図のv−v線矢視方向の底面図、第6図はこの発明の
湯面測定方法に使用される検知用電極の一例を示す縦断
面図、第7図はこの発明の湯面測定方法による測定例を
示す図である。 10・・・溶鋼(金属溶湯)、11・・・取鍋(容器)
。 20・・・湯面検知用電極、26・・・昇降手段、28
・・・ペンチヤード式記録計(記録または表示装置)f
29・・・制御装置、30・・・時限手段。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 豊田武人 (ほか1名)
Claims (1)
- (1)金属溶湯の湯面上方の位置から検知用電極を下降
させてその検知用電極と金属溶湯との間の抵抗値変化に
より検知用電極が金属溶湯の湯面を検知した後、その検
知用電極を上昇復帰させる一連の電極下降および上昇過
程を複数回間欠的に繰返し、これにより金属溶湯の湯面
位置を間欠的に検知して、湯面位置の経時変化を測定す
ることを特徴とする金属溶湯の湯面測定方法。 ■前記電極下降および上昇過程を複数回繰返すことによ
り間欠的に検知さnた湯面位置を順次結ぶ′qとによっ
て湯面位置の経時的な連続変化を近似測定することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の湯面測定方法。 (西金属溶湯を収容した容器内の湯興上方に昇降可能に
支持された検知用電極と、その検知用電極を湯面上方の
位置から下降および上昇復帰させるための昇降手段と亀
前記容器内の金属溶湯と検知用電極との間の電気抵抗値
の変化を検出するための抵抗変化検出回路と、予め設定
した時間の経過を計時する時限手段と、前記駆動手段の
動作を制御する制御装置と一前記検知用電極の位置を記
録または表示する手段とを有し、前記検知用電極が上昇
復帰した時点もしくは前記抵抗値が所定レベル以下とな
った時点または前記時限手段の計時終了時点から前記時
限手段が設定時間の計時を開始する構成とするとともに
、その時限手段の計時終了に伴って前記検知用電極の下
降を開始させかつ前記電気抵抗値が所定のレベル以下と
なったときに前記検知用電極を反転上昇させるように構
成したことを特徴とする金属溶湯の湯面測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13584081A JPS6059513B2 (ja) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | 金属溶湯の湯面測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13584081A JPS6059513B2 (ja) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | 金属溶湯の湯面測定方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837479A true JPS5837479A (ja) | 1983-03-04 |
JPS6059513B2 JPS6059513B2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=15160983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13584081A Expired JPS6059513B2 (ja) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | 金属溶湯の湯面測定方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059513B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61225575A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | 三菱マテリアル株式会社 | 高温冶金炉の溶湯深測定方法 |
-
1981
- 1981-08-29 JP JP13584081A patent/JPS6059513B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61225575A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | 三菱マテリアル株式会社 | 高温冶金炉の溶湯深測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6059513B2 (ja) | 1985-12-25 |
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