JPS5837242Y2 - キノコ栽培用オガクズ培養基の袋詰め装置 - Google Patents

キノコ栽培用オガクズ培養基の袋詰め装置

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JPS5837242Y2
JPS5837242Y2 JP12473080U JP12473080U JPS5837242Y2 JP S5837242 Y2 JPS5837242 Y2 JP S5837242Y2 JP 12473080 U JP12473080 U JP 12473080U JP 12473080 U JP12473080 U JP 12473080U JP S5837242 Y2 JPS5837242 Y2 JP S5837242Y2
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JP
Japan
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culture medium
sawdust
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sawdust culture
plate
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Application number
JP12473080U
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JPS5747160U (ja
Inventor
秀一郎 鈴木
Original Assignee
浜田農産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、キノコ栽培用、特に種菌生産販売用に供さ
れるオガクズ培養基を所定量毎袋詰めするための改良さ
れた装置に関するものである。
我が国の気候風土は、恵まれた自然環境を造り出す上で
極めて好都合なものとなっており、国土の7割近くが森
林に履われ、多種多様の植物に交つて食用キノコの種類
も非常に豊富である。
しかしながら、この豊かな自然の恵みも現代の多様な食
生活のニーズには到底対応しきれず、勢い栽培生産に頼
らざるを得ない状況となってしまっており、合わせて農
業事情の変遷もあって、現在では普段口にするほとんど
のキノコを栽培によって調達するようになった。
キノコの栽培には、キノコの種類によって適不適もある
が、大別して、原木を使う栽培、イナワラを使う栽培、
オガクズを使う栽培があり、更に、種菌栽培にも、種駒
種菌、オガクズ種菌があるように、夫々異なった素材に
よる栽培方法が選択的に採用されている。
その中、オガクズを使った栽培は主に「ナメコ」、「ヒ
ラタケ」、「エノキタケ」に採用され、「シイタケ」や
「クリタケ」等には採用されることが少なく、また、「
マツシュルーム」や「フクロタケ」の栽培にはイナワラ
が採用されている。
この「ナメコ」、 「ヒラタケ」、 「エノキタケ」の
栽培に使用されるオガクズ培養基は、ブナ、トチ、コナ
ラ、サクラ等のオガクズに米ヌカや脱脂ヌカ等の人工的
な栄養源を、オガクズに対して容積比で10〜20パ一
セント程度混合した上、常圧殺菌または高圧殺菌により
各種雑菌類の胞子や菌糸を駆除し、栽培するキノコの菌
糸の繁殖に支障を来たさないようにしてから所定量毎袋
詰めして取り扱われる。
この袋詰め作業は、従来はとんど手作業で賄われていた
が、栽培規模が大型化するにつれてとても需要に応じき
れず、簡単な機構で安価な自動袋詰め装置の開発が待望
視されていた。
この考案は、上記のような情勢に呼応して開発実用化さ
れたもので、その構成の詳細は下記のとおりのものであ
る。
即ち、この考案の代表的な実施例に基づく添付図面から
も理解されるように、基本的に、オガクズ培養基計量部
と、その下方に組み合わされて−時に複数個の袋詰めを
可能とするようにした、所定バスケット上に被冠して使
用する蓋板とから成り立っている。
オガクズ培養基計量部は、水平に配置された支持板1と
、該支持板1上所定距離離反した個所に平行に配された
オガクズトレー2とに夫々相対応する如く複数個の繰り
抜き孔11.11・・・・・・、21.21・・・・・
・を形成し、それら対応する繰り抜き孔IL21間に計
量筒管3を介装一体化すると共に、支持板1の裏面には
、同裏面に略密着状で、しかも、滑動可能であって且つ
支持板1に設けられた複数個の繰り抜き孔11.11・
・・・・・全てを随時必要に応じて閉じたり開放したり
し得る仕切板4を取着して成るものである。
オガクズトレー2は、図示のとおり、周辺に立上り片2
2,22・・・・・・が形成されると共に、複数個設け
られた繰り抜き孔IL11・・・・・・の伺れか一方側
にオガクズ培養基Wを一時的に滞留可能とする平坦部2
3が形成されていなければならない。
そして、その四隅近傍は、支持板1から立上げられた長
さ調節自在の支柱5によって支持されると共に、この支
柱5の長さを調節することにより、計量筒管3の容量に
応じた支持板1とオガクズトレー2との離反距離を規制
して所定容量の計量筒体3の介装を可能とし、更に、計
量筒管3の固定一体化を確実にする機能を果す。
計量筒管3は、図示した実施例の如く、雌管31と雄管
32との組み合わせによる長さ調節自在のものとし、雌
雄管31.32の挿入端以外の端部を夫々一方は支持板
1に、他方はオガクズトレー2に予め一体化しておき、
雌雄管31.32の挿入長を調節することにより計量筒
管3全体の容量を規制するようにする外、図示にはして
いないが、各容量に応じた長さに形成された1本ものの
筒管を各種類毎複数本用意しておき、その都度取り替え
て所定容量のオガクズ培養基Wが計量し得るようにした
り、あるいは、筒管そのものの上下端を予め支持板1お
よびオガクズトレー2の各対応する繰り抜き孔11.2
1に溶着一体化したものとしておき、オガクズトレー2
内に嵩上げ筒板を組み合わせることにより実質的に計量
筒管3の長さを調節したと同様の効果を得るようにする
等は適宜必要に応じて選択することができる。
一方、支持板2の裏面に略密着状で滑動自在に配され、
且つ、支持板2の繰り抜き孔11,11・・・・・・を
適宜開閉自在とする仕切板4は、第3因子面図に示すと
おり、後端半分側が支持板2の繰り抜き孔11.11・
・・・・・に対応する如くした繰り抜き窓41に形成せ
られており、この繰り抜き窓41とそうでない前端側平
坦部42とが仕切板4を滑動させることにより、適宜支
持板1の繰り抜き孔ll、11・・・・・・部分に相当
することとなって、該繰り抜孔11,11・・・・・・
が全て一時に閉鎖されたり開放されたりすることになる
次に、このオガクズ培養基計量部と別体である蓋板6は
、第2図断面図から明瞭に理解されるように、支持板1
の繰り抜孔11,11・・・・・・の配置に合致し、且
つ、その孔径に略等しいかやや大きめの管径を有する突
出管状の袋係止管6L61・・・・・・が上面に形成せ
られ、周縁には垂下片62.62を有する如くした構造
であって、所定のバスケット7上に被冠して使用される
この蓋板6を2個以上適数個用意しおくことによって、
後述する如く、袋のセットとオガクズ培養基Wの袋詰め
作業を並行して同時に実施することが可能になる。
なお、図中、9はオガクズ培養基計量部を支えるための
スタンドを示している。
上述のような構成から成るこの考案の袋詰め装置は、次
のように稼動してオガクズ培養基Wの袋詰めを実施する
まず、所定バスケット7上に蓋板6を被冠し、突出管状
に突出する袋係止管61,61・・・・・・の上方から
、開口部を上にした状態の市販の耐熱性ビニール袋(商
品名ハイゼツクス)p、p・・・・・・を差し込み、上
端開口部分を袋係止管61,61・・・・・・上端外側
下方に折り返すようにして該耐熱性ビニール袋Pを各袋
係止管61,61・・・・・・に全てセットする。
この際、耐熱性ビニール袋Pの底部はバスケット7の底
に到達する必要はなく、却って少し上方位に止まる如く
した方が後の蓋板6とオガクズ培養基Wの詰められた袋
Pとの分離作業を容易なものとする。
この袋Pのセットされた蓋板6は、バスケット7と共に
オガクズ培養基計量部下力の所定位置に組み入れる。
この組み入れは、勿論1個ずつ手作業で実施するように
しても良いし、あるいは、予めベルトコンベヤーを組み
合わせ、自動的に組み入れ作業が実施されるようにして
もよい。
上記の作業工程が完了したところで、オガクズトレー2
上に米ヌカ等所要の栄養源の混合されたオガクズ培養基
Wを、中途で殺菌工程を入れるか入れずして搬入し、均
し定規8で均しながら仕切板4によって下方の閉鎖され
た各計量筒管3,3・・・内金てに充填すると共に、各
計量筒管3,3・・・・・・内に充填されたオガクズ培
養基Wがオガクズトド2の底面レベルと均等になるよう
にする。
この過程で残ったオガクズ培養基Wは、オガクズトレー
2の一方側に用意された平坦部23に一塊状にして正め
置く。
この後、仕切板4を滑動して各計量筒管3,3・・・・
・下方を解放状とすれば、所定容量に計量されたオガク
ズ培養基Wが夫々自然落下し、支持板1の各繰り抜き孔
11.11・・・・・・に対応する如くして配された袋
係止管61,61・・・・・・内の耐熱性ビニール袋P
、P・・・・・・に納まる。
そして、この際のオガクズ培養基Wの落下運動により、
耐熱性ビニール袋P、P・・・・・・は自然に袋係止管
6L61・・・・・・から外れ、バスケット7の底部に
載置状となるので、これらをオガクズ培養基計量部下方
より取り出した後、蓋板6だけを簡単に取り外すことが
でき、この蓋板6は再度繰り返して利用することになる
上記のような工程を順次何回も繰り返しさえすれば、所
定容量毎袋詰めされ、殺菌消毒されたかこの後すべくし
たオガクズ培養基Wを短時間の中に多数用意することが
できる。
叙述のとおり、この考案の袋詰め装置は、構造が極めて
簡潔でありながら、その作業効率を従前のものとは比較
にならない程良好なものとすることができ、キノコ栽培
、特に種菌生産上においてその真価を発揮するものとい
える。
また、この装置を長期間使用しても、装置自体極力簡潔
な構造にすることができたことから、キノコ栽培で最も
注意しなければならない雑菌類の伝染繁殖を能く防止す
ることができる顕著な作用効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の装置を代表する実施例を図示したも
ので、第1図は、その全体斜視図、第2図は、使用状態
を説明するための縦断面図、第3図は、同平面図である
。 1:支持体、2:オガクズトレー、3:計量筒管、4:
仕切板、5:支柱、6:蓋板、7:バスケット、8:均
し定規、9:スタンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに水平且つ平行に配された、支持板とその上方のオ
    ガクズトレーとに、夫々上下方向で相対応する複数個の
    繰り抜き孔を形成し、それら相対応する繰り抜き孔間に
    計量筒管を介装すると共に、支持板裏面に略密着状で滑
    動可能であって且つ支持板に設けられた複数個の繰り抜
    き礼金てを選択的に開閉自在とする仕切板を設けてオガ
    クズ培養基計量部と成し、同オガクズ培養基計量部の下
    方には、オガクズ培養基計量部仕切板に設けられた複数
    個の繰り抜き孔に夫々対応すべくした突出管状の袋係止
    筒を有する蓋板を所定のバスケット上に被冠させて配し
    、該蓋板を所定バスケットに被冠させた状態で前記オガ
    クズ培養基計量部下方へ出し入れ自在としたキノコ栽培
    用オガクズ培養基の袋詰め装置。
JP12473080U 1980-09-02 1980-09-02 キノコ栽培用オガクズ培養基の袋詰め装置 Expired JPS5837242Y2 (ja)

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JP12473080U JPS5837242Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02 キノコ栽培用オガクズ培養基の袋詰め装置

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Publication Number Publication Date
JPS5747160U JPS5747160U (ja) 1982-03-16
JPS5837242Y2 true JPS5837242Y2 (ja) 1983-08-22

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ID=29485249

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JP12473080U Expired JPS5837242Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02 キノコ栽培用オガクズ培養基の袋詰め装置

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US4469144A (en) * 1982-05-21 1984-09-04 Becton Dickinson And Company Automatic powder dispensing methods and apparatus
JPS63117821A (ja) * 1986-11-07 1988-05-21 Tsumura & Co 粉粒体の計量充填装置
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JPS5747160U (ja) 1982-03-16

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