JPS5836981Y2 - ガス計量装置 - Google Patents
ガス計量装置Info
- Publication number
- JPS5836981Y2 JPS5836981Y2 JP12581479U JP12581479U JPS5836981Y2 JP S5836981 Y2 JPS5836981 Y2 JP S5836981Y2 JP 12581479 U JP12581479 U JP 12581479U JP 12581479 U JP12581479 U JP 12581479U JP S5836981 Y2 JPS5836981 Y2 JP S5836981Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- container
- liquid
- measuring
- gas container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば燃料ガスや反応性ガス、その他各種の
ガスを組成分析する等に用いられるガス計量装置、詳し
くは、液圧により内部ガスの排出可能なガス容器を沈め
るための液槽に対して、ガス容器の浮上を阻止する装置
を付設すると共に、ガス容器からのガス排出に伴う液面
低下を修復すべく液を補給するための計量容器を接続し
、前記ガス容器からのガス排出路及び前記計量容器から
の液補給路に開閉弁を設けたガス計量装置に関し、その
目的は、簡単な改良でもってガスの計量精度をより一層
高められるようにする点にある。
ガスを組成分析する等に用いられるガス計量装置、詳し
くは、液圧により内部ガスの排出可能なガス容器を沈め
るための液槽に対して、ガス容器の浮上を阻止する装置
を付設すると共に、ガス容器からのガス排出に伴う液面
低下を修復すべく液を補給するための計量容器を接続し
、前記ガス容器からのガス排出路及び前記計量容器から
の液補給路に開閉弁を設けたガス計量装置に関し、その
目的は、簡単な改良でもってガスの計量精度をより一層
高められるようにする点にある。
次に本考案の実施の態様を例示図に基いて詳述する。
水準器1を備えた架台2に液面レベル検出器3を付設し
た液槽4を取付けると共に、この液槽内における液圧を
受けて内部に封入のガスを、例えばガス組成分析などの
対象機器5に排出供給する可撓性のガス容器6を前記液
槽4内に設け、且つこのガス容器6の内部圧力を測定す
るための装置7と、その容器6内にガスを供給するため
の流路8を、ガス容器6から前記対象機器5にわたる可
撓性のガス排出路9に接続しである。
た液槽4を取付けると共に、この液槽内における液圧を
受けて内部に封入のガスを、例えばガス組成分析などの
対象機器5に排出供給する可撓性のガス容器6を前記液
槽4内に設け、且つこのガス容器6の内部圧力を測定す
るための装置7と、その容器6内にガスを供給するため
の流路8を、ガス容器6から前記対象機器5にわたる可
撓性のガス排出路9に接続しである。
前記ガス容器6を液槽4の液面下に沈め込んでその浮上
を阻止する装置10を前記液槽4に取付けると共に、前
記ガス容器6からのガス排出に伴う液槽4の液面低下を
修復すべく液を流下補給するための計量容器11を前記
液槽4に接続し、そして前記液槽4内の液を前記計量容
器11に返送するためのポンプ流路12を液槽4と計量
容器11にわたって接続すると共に、この流路12のポ
ンプPの上流側と、前記計量容器11からの液槽4への
液補給路3、及び容器内圧測定装置7の接続部よりも下
流側のガス排出路9と、前記ガス供給路8の夫々に、開
閉弁14,15,16.17を介装してガス計量装置を
構成しである。
を阻止する装置10を前記液槽4に取付けると共に、前
記ガス容器6からのガス排出に伴う液槽4の液面低下を
修復すべく液を流下補給するための計量容器11を前記
液槽4に接続し、そして前記液槽4内の液を前記計量容
器11に返送するためのポンプ流路12を液槽4と計量
容器11にわたって接続すると共に、この流路12のポ
ンプPの上流側と、前記計量容器11からの液槽4への
液補給路3、及び容器内圧測定装置7の接続部よりも下
流側のガス排出路9と、前記ガス供給路8の夫々に、開
閉弁14,15,16.17を介装してガス計量装置を
構成しである。
前記ガス容器浮上阻止装置10を構成するに、前記液槽
4に対して、その液面レベルよりも上方において開閉自
在にかつ固定自在に部材18を取付け、この部材18に
、その軸芯を上下方向に向わせる内ネジ部材19を立設
すると共に、バンドル20を備えたネジ軸21を前記内
ネジ部材19に螺合し、そして前記ガス容器6の上部に
作用してその浮上を阻止する部材22を、前記ネジ軸2
1の下端に対してその軸芯まわりで相対回転自在に取付
けて、もって前記液槽4に対するガス容器6の保持位置
、つまり前記浮上阻止部材22によるガス容器6の浮上
阻止作用位置を上下に変更自在に構成しである。
4に対して、その液面レベルよりも上方において開閉自
在にかつ固定自在に部材18を取付け、この部材18に
、その軸芯を上下方向に向わせる内ネジ部材19を立設
すると共に、バンドル20を備えたネジ軸21を前記内
ネジ部材19に螺合し、そして前記ガス容器6の上部に
作用してその浮上を阻止する部材22を、前記ネジ軸2
1の下端に対してその軸芯まわりで相対回転自在に取付
けて、もって前記液槽4に対するガス容器6の保持位置
、つまり前記浮上阻止部材22によるガス容器6の浮上
阻止作用位置を上下に変更自在に構成しである。
尚、図中23は液補給路であり、24.25は液排出路
であって、夫々に開閉弁26,27.28を介装しであ
る。
であって、夫々に開閉弁26,27.28を介装しであ
る。
上記構成のガス計量装置によって前記対象装置5へのガ
ス供給量の計量を行なうに、前記浮上阻止装置10の阻
止部材22を浮上阻止基準位置に位置して、前記ガス供
給路8から適量のガスを容器6に封入すると共に、弁1
5.28の開閉操作によってかつ液面レベル検出器3を
基にして、液槽4の液面を基準レベルに設定し、かつ弁
26.27の開閉操作によって計量容器11の液面を基
準レベルに設定し、その時のガス容器6の内圧を測定装
置7で計測する。
ス供給量の計量を行なうに、前記浮上阻止装置10の阻
止部材22を浮上阻止基準位置に位置して、前記ガス供
給路8から適量のガスを容器6に封入すると共に、弁1
5.28の開閉操作によってかつ液面レベル検出器3を
基にして、液槽4の液面を基準レベルに設定し、かつ弁
26.27の開閉操作によって計量容器11の液面を基
準レベルに設定し、その時のガス容器6の内圧を測定装
置7で計測する。
次に、弁16を開弁して容器6内のガスを液圧によっで
あるいは吸引によって前記対象装置5に排出供給し、所
望量のガス抜出し後に弁16を閉じる。
あるいは吸引によって前記対象装置5に排出供給し、所
望量のガス抜出し後に弁16を閉じる。
そして、次に、前記浮上阻止装置10のガス容器6に対
する作用位置の上下変更、並びに弁]5の開閉操作によ
る計量容器11から液槽4への液補給により、前記ガス
容器6の内部圧力を内圧測定装置7を基にして先に計測
した圧力値に修復させると共に、ガス排出に伴って低下
した液槽4の液面レベルをレベル検出器3を基にして基
準レベルに修復させ、もってその液補給による計量容器
11の液面レベル差を目盛で読み取って、その液量差を
基にしてガス供給量を計量する。
する作用位置の上下変更、並びに弁]5の開閉操作によ
る計量容器11から液槽4への液補給により、前記ガス
容器6の内部圧力を内圧測定装置7を基にして先に計測
した圧力値に修復させると共に、ガス排出に伴って低下
した液槽4の液面レベルをレベル検出器3を基にして基
準レベルに修復させ、もってその液補給による計量容器
11の液面レベル差を目盛で読み取って、その液量差を
基にしてガス供給量を計量する。
次に、ガス容器6からガスを排出した後、ガス容器6内
圧力をそのままにして計量した場合(改良前)と、上述
のようにガス容器6内圧力をガス排出前と同圧にした場
合(改良後)との比較実験結果を、下記表により示す。
圧力をそのままにして計量した場合(改良前)と、上述
のようにガス容器6内圧力をガス排出前と同圧にした場
合(改良後)との比較実験結果を、下記表により示す。
但し、排出ガス量は、ガス排出路9より取出したガス量
を基準計量器で計量して得たものである。
を基準計量器で計量して得たものである。
上記結果からガス容器6の内圧をガス排出前後において
、一定化すると、著しく測定精度が高くなる事が明瞭で
ある。
、一定化すると、著しく測定精度が高くなる事が明瞭で
ある。
尚、前記浮上阻止装置10の作用位置を上下変更させる
に、そのネジ軸21の液中への螺進によって、その体積
分だけ液槽4の液面レベルが上昇する事となるが、その
体積分に相当する液量を真の液量から差し引いた値の目
盛を計量容器11に表示させて、体積変化を補償させで
ある。
に、そのネジ軸21の液中への螺進によって、その体積
分だけ液槽4の液面レベルが上昇する事となるが、その
体積分に相当する液量を真の液量から差し引いた値の目
盛を計量容器11に表示させて、体積変化を補償させで
ある。
また、前記浮上阻止装置10によるガス容器6の内圧修
復、並びに弁15の開閉による液槽4の液面修復を行な
わせるに、その浮上阻止装置10と弁15を、例えば電
気的に駆動させるべく構成すると共に、それらの駆動制
御部に対して、前記内圧測定装置7による圧力測定値と
レベル検出器3の検出値を入力させて、もって内圧修復
と液面修復を自動制御させる事が好ましい。
復、並びに弁15の開閉による液槽4の液面修復を行な
わせるに、その浮上阻止装置10と弁15を、例えば電
気的に駆動させるべく構成すると共に、それらの駆動制
御部に対して、前記内圧測定装置7による圧力測定値と
レベル検出器3の検出値を入力させて、もって内圧修復
と液面修復を自動制御させる事が好ましい。
また、ガス容器6の構造として、第2図に示すように、
有底筒状の容器部分6 a 、6 bを、抜は止め状態
で上下方向に伸縮自在に嵌合させると共に、その嵌合部
にシール材を設けるなど、その構造を各種変形できる。
有底筒状の容器部分6 a 、6 bを、抜は止め状態
で上下方向に伸縮自在に嵌合させると共に、その嵌合部
にシール材を設けるなど、その構造を各種変形できる。
以上要するに本考案は、冒記したガス計量装置において
、前記ガス容器6の内圧を測定する装置7を設けると共
に、前記浮上阻止装置10の作用位置を上下に変更自在
に構成しである事を特徴とする。
、前記ガス容器6の内圧を測定する装置7を設けると共
に、前記浮上阻止装置10の作用位置を上下に変更自在
に構成しである事を特徴とする。
即ち、冒記した装置においては、そのガス排出による容
器6の体積減少に伴って液槽4内における容器6の下端
位置が上昇し、その為に容器6内圧がガス排出に伴って
僅かに低下し、その結果、ガス排出量の割には容器6の
体積変化が小さくなって液槽4への液補給量が少なくな
り、実際めガス排出量よりも測定値が僅かに小さくなる
問題があるが、本考案のように、液槽4に対するガス容
器6の保持位置を上下に変更可能に構成して、圧力測定
装置7に基いてガス容器6の内圧を一定に維持できるよ
うにすると、上述の容器6内圧変化に起因する測定誤差
を無くせ、より一層ガス計量を高精度でもって行なう事
ができるようになった。
器6の体積減少に伴って液槽4内における容器6の下端
位置が上昇し、その為に容器6内圧がガス排出に伴って
僅かに低下し、その結果、ガス排出量の割には容器6の
体積変化が小さくなって液槽4への液補給量が少なくな
り、実際めガス排出量よりも測定値が僅かに小さくなる
問題があるが、本考案のように、液槽4に対するガス容
器6の保持位置を上下に変更可能に構成して、圧力測定
装置7に基いてガス容器6の内圧を一定に維持できるよ
うにすると、上述の容器6内圧変化に起因する測定誤差
を無くせ、より一層ガス計量を高精度でもって行なう事
ができるようになった。
図面は本考案に係るガス計量装置の実施の態様を例示し
、第1図は原理図、第2図はガス容器の変形構造を示す
断面図である。 4・・・・・・液槽、6・・・・・・ガス容器、7・・
・・・・内圧測定装置、9・・・・・・ガス排出路、1
0・・・・・・浮止阻止装置、11・・・・・・計量容
器、13・・・・・・液補給路、15.16・・・・・
・開閉弁。
、第1図は原理図、第2図はガス容器の変形構造を示す
断面図である。 4・・・・・・液槽、6・・・・・・ガス容器、7・・
・・・・内圧測定装置、9・・・・・・ガス排出路、1
0・・・・・・浮止阻止装置、11・・・・・・計量容
器、13・・・・・・液補給路、15.16・・・・・
・開閉弁。
Claims (1)
- 液圧により内部ガスを排出可能なガス容器6を沈めるた
めの液槽4に対して、ガス容器6の浮上を阻止する装置
10を付設すると共に、ガス容器6からのガス排出に伴
う液面低下を修復すべく液を補給するための計量容器1
1を接続し、前記ガス容器6からのガス排出路9及び前
記計量容器11からの液補給路12に開閉弁16.15
を設けたガス計量装置であって、前記ガス容器6の内圧
を測定する装置7を設けると共に、前記浮上阻止装置1
0の作用位置を上下に変更自在に構成しである事を特徴
とするガス計量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12581479U JPS5836981Y2 (ja) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | ガス計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12581479U JPS5836981Y2 (ja) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | ガス計量装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5643023U JPS5643023U (ja) | 1981-04-20 |
JPS5836981Y2 true JPS5836981Y2 (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=29357704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12581479U Expired JPS5836981Y2 (ja) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | ガス計量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836981Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-11 JP JP12581479U patent/JPS5836981Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5643023U (ja) | 1981-04-20 |
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