JPS5836979Y2 - 液体流量測定器 - Google Patents

液体流量測定器

Info

Publication number
JPS5836979Y2
JPS5836979Y2 JP13577878U JP13577878U JPS5836979Y2 JP S5836979 Y2 JPS5836979 Y2 JP S5836979Y2 JP 13577878 U JP13577878 U JP 13577878U JP 13577878 U JP13577878 U JP 13577878U JP S5836979 Y2 JPS5836979 Y2 JP S5836979Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
measuring
cylinder
liquid level
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13577878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5551762U (ja
Inventor
敏彦 伊藤
広光 山口
和則 鈴木
Original Assignee
株式会社日本自動車部品総合研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本自動車部品総合研究所 filed Critical 株式会社日本自動車部品総合研究所
Priority to JP13577878U priority Critical patent/JPS5836979Y2/ja
Publication of JPS5551762U publication Critical patent/JPS5551762U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5836979Y2 publication Critical patent/JPS5836979Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は構造が簡単で精度の高い流量測定を行なうこと
ができる液体流量測定器に関するものである。
シャワー、燃料ノズル、オイルバーナーなどのように、
複数の液体噴出口を有する製品の設計、製造においては
、各噴出口からの噴出液体量のばらつきを少くするため
、各噴出流体量を正確に測定する必要がある。
このような場合、滴下または流下する液体の単位時間当
りの流量を測定する従来の手段としては、メスシリンダ
ーを用いて滴下する液体を受け、一定時間を経過する間
のメスシリンダー内の液体量の変化を測定する手段があ
る。
そしてこの手段を実験室的に行なう場合には、一定時間
の経過を知るにはストップウォッチにより、また液位の
変化を知るにはメスシリンダーの目盛線を目測すること
により行なっている。
また、この方法を機械的に行なう場合は、充電素子(フ
ォトトランジスタ等)をメスシリンダーの代替となるガ
ラス管の途中に複数個配設し、複数の光電素子の作動し
た時間差を電気的に知り、一方、各光電素子間のガラス
管内の容積を予め測定しておくことによって、単位時間
当りの液体流量を測定している。
しかしながら、これ等従来手段は滴下する液体を受ける
メスシリンダーあるいはガラス管内で液面が泡立ちまた
は波打ち状態となる液位を正確に読みとることが困難で
ある。
従って上記実験室的測定においては、一定時間後に液体
の滴下を遮断し、泡の消滅または液面の落着きを待って
液位を読みとっているが、これでは測定に長時間を要し
測定誤差も大きい。
また光電素子を用いる方法では、液面に生じた泡が計測
中にその状態を変えてしまったり、波打ちの状態のとき
には見掛けの液面が変動することにより測定誤差が大き
くなるという問題があった。
本考案は上記従来手段の欠点を克服するもので、簡単な
構造で泡立ちや波打ちの影響を可及的に防止して高精度
の流量測定がなし得る流量測定器を提供するものである
即ち本考案の流量測定器は滴下する被測定液体を受ける
ための受液筒と、被測定液体の液位を検知するための計
測筒と、受液筒および計測筒の中の液体を排出するため
の排出管とよりなり、受液筒および計測筒をこれ等の下
部において連結するとともに該連結部と排出管とを連通
せしめ、かつ排出管の液体流入口を上記連結部よりも上
方に位置せしめて連結部内に液溜め部を形成せしめる構
造としたものである。
しかして本考案においては液体量を液体の滴下のない計
測筒で測定するようになすとともに、受液筒と計測筒と
の間に液溜め部を介在せしめたことにより、泡立ち、波
打ちの影響のない測定を繰返し行なうことができるので
、測定精度を向上せしめるとともに、測定時間を短縮す
ることができるのである。
以下、本考案の実施例を第1図により説明する。
液体流量測定器は、ガラスまたは樹脂等の透明材料で形
成された受液筒1、計測筒2および排出管3よりなる。
計測筒2はその下端において受液筒の下部と一体連結し
て連通し、連結部22を形成している。
排出管3は受液筒1の底部を貫通して突設され、その上
端の液体流入口31は上記連結部22よりも上方に位置
している。
排出管3の下端はゴムホース5を介して弁6に結合する
上記受液筒1の底部においては、その底面から排出管3
の液体流入口31の高さまでにわたり管まわりに液溜め
部11が形成されている。
また計測筒2には液位を測定するための目盛が表示され
ている。
なお図において4はスタンド状に形成した測定器支持台
で゛ある。
上記構造の測定器により、滴下する液体流量を測定する
に当っては、先ず第1段階として測定器の内壁を液体で
濡らすため、弁6を閉じて受液筒1内へ滴下する被測定
液体を入れる。
これにより液体は液溜め部11.連結部22に溜り、次
いで排出管3の液体流入口31に流入し、続いて一部は
計測筒へその下部から徐々に進入する。
このとき、受液筒1および計測筒2内の液面は泡立って
いる。
更に被測定液体が受液筒1に供給されると受液筒1およ
び計測筒2の液面は同一液位にて上昇する。
このとき、被測定液体が滴下する受液筒1の液面では泡
が更に増加し波打ちも生じるが、計測筒2の液面では液
面上昇により泡は減少する。
勿論、波打ちは生じない。
液面が上昇し受液筒1、計測筒2の上端部に達した時点
、または上端縁から溢れた時点で弁6を開き、液体を排
出管3より排出する。
被測定液体は受液筒1内へ滴下を続けているが、排出管
3の排出量を大きくしであるので液体は排出管3の流体
流入口31の高さまで排出される。
このとき計測筒2の液位は受液筒1の液位と同一である
次に流量測定段階について述べれば、上記のように測定
器内壁が濡れた状態で弁6を閉じると、両筒内の液面は
同一速度で上昇する。
このとき受液筒1の液面は滴下液のために泡立ち、波打
ち現象を生じるが、計測筒2の液面は泡が消滅した液溜
め部11の液面が上昇することにより泡立ち、波打ちは
全く生ぜず、受液筒1の平均液位を連続して指示してい
る。
しかして、計測筒2には目盛間の容積を所定とした目盛
が表示されてあり、流量を測定するに際しては、例えば
上昇液面が目盛21 aから21 bに至る間の時間を
測定すれば、その結果から単位時間当りの流量を知るこ
とができる。
このように液体流量の測定は、弁6の開閉と、上記目盛
間の液面上昇時間の測定により、泡立ちや波打ちに影響
されることなく、正確かつ迅速に繰返し行なうことがで
きるのである。
次に上記の測定を自動的に行ない得る流量測定器の実施
例を示す。
この流量測定器は、第2図に示す如く、上記実施例と同
じ受液筒1、計測筒2、排出管3を具備し、排出管3の
下端をゴムホース5を介して電磁弁60に結合した測定
器本体と、計測器2の上部に設けた光電素子の液面スイ
ッチ7aおよびそれよりも下部位置に設けた同様の液面
スイッチ7bに接続した計時回路8と、電磁弁60に接
続した電磁弁開閉回路9とより戒る。
上記計時回路8は液面スイッチ7a、7bに接続したカ
ウンター回路81およびこれに接続した発振回路82、
演算表示回路83により構成され、液面スイッチ7aの
出力はカウンター回路81のイ亭止信号として用いられ
、液面スイッチ7bの出力はカウンター回路81の発進
信号として用いられるようになされている。
電磁弁開閉回路9は、弁開閉手動スイッチ92および手
動回路と自動回路の切換スイッチ93を有し、カウンタ
ー回路81に接続した駆動回路91を介して自動回路と
断続するように構成されている。
しかしてこの流量測定器により測定を行なうに際しては
、先ず弁開閉手動スイッチ92を閉にするとともに切換
スイッチ93を手動スイッチ92を有する手動回路側に
接続することにより電磁弁60を閉塞する。
そして被測定液体を受液筒1に供給してその液面を計測
筒2の上端に至らしめ、上記手動スイッチ92を開とし
て電磁弁60を開き、測定器内の液体を排出することに
より、測定器壁面を濡らすための工程を終える。
このとき測定器の液溜め部11には液体が残留し、排出
管3の液体流入口31の高さの液位を保持している。
次に切換スイッチ93を自動回路側に接続することによ
り電磁弁60を閉塞し、受液筒1への液体の供給を継続
する。
そして計測筒2の液位が受液筒1の液位と同一速度にて
上昇して液面スイッチ7bの位置を通過して液面スイッ
チ7aの位置に至ると、その出力信号にもとすく駆動回
路91の作用によりスイッチ94が開となり、これによ
り電磁弁60が開かれて液体が排出せしめられ、計測筒
2の液面が低下して液面スイッチ7bに至るとその出力
信号にもとすく駆動回路91の作用によりスイッチ94
が閉となり電磁弁60が閉塞される。
しかして、計測筒2内の液面上昇時において、液面が液
面スイッチ7bから液面スイッチ7aに至る時間がカウ
ンター回路81により検知され、この時間と予め設定さ
れた液面スイッチ7 a 、7 b間の計測筒内容積に
より、演算表示回路83にて単位時間当りの流量が検出
表示される。
このようにして流量を自動的に繰返し検出し得るのであ
り、またこの場合、前記実施例と同様に計測筒2の液面
には泡立ち、波打ちがなく、正確に流量を検出できる。
上記の如く本考案の流体流量測定器は、受液筒と計測筒
を設けてこれ等をそれぞれの下部で連結し、連結部内に
排出管を突設して排出管まわりに液溜め部を形成せしめ
たものであって、計測筒内の液面には泡立ちや波打ちが
全く生ぜず、受液筒に滴下する液体の流量を正確に測定
することができ、また一つの測定作業終了後、次の測定
作業に移行する場合、液溜め部に流体を保持しておけば
直ちに次の測定作業に着手でき、かつ正確な流量測定が
なし得るのであって、液体流量測定の精度向上ならびに
作業性の向上に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部断面図、第2図は第
2実施例の要部断面および回路説明図である。 1・・・・・・受液筒、2・・・・・・計測筒、3・・
・・・・排出管、11・・・・・・液溜め部、7 a
、7 b・・・・・・液面スイッチ、8・・・・・・計
時回路、9・・・・・・電磁弁開閉回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 滴下する被測定液体を受けるための受液筒と、被測定液
    体の液位を検知するための計測筒と、これ等受液筒およ
    び計測筒の中の液体を排出するための排出管とよりなり
    、計測筒の下部を受液筒の下部に連結せしめるとともに
    該連結部と排出管とを連通せしめ、かつ排出管の液体流
    入口を上記連結部よりも上方に位置せしめて連結部内に
    液溜め部を形成せしめたことを特徴とする液体流量測定
    器。
JP13577878U 1978-10-03 1978-10-03 液体流量測定器 Expired JPS5836979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13577878U JPS5836979Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 液体流量測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13577878U JPS5836979Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 液体流量測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5551762U JPS5551762U (ja) 1980-04-05
JPS5836979Y2 true JPS5836979Y2 (ja) 1983-08-20

Family

ID=29106392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13577878U Expired JPS5836979Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 液体流量測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5836979Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132114U (ja) * 1986-02-15 1987-08-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5551762U (ja) 1980-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105425321A (zh) 全自动翻斗雨量计滴定仪
RU2299322C1 (ru) Способ измерения дебита продукции нефтяных скважин в системах герметизированного сбора
CN103344542A (zh) 变水头法测量渗透系数装置
EP0118195B1 (en) Measurement and control of viscosity
JPS5836979Y2 (ja) 液体流量測定器
RU2657321C1 (ru) Ковшовый счётчик количества жидкости и попутного нефтяного газа в протекающей газожидкостной смеси
CN208588452U (zh) 流量校准器
CN203083671U (zh) 容量衡量法颈度分度标定的三等金属量器检定装置
US2050800A (en) Meter testing
CN102506950B (zh) 一种检测电磁泵自由流量和反压流量的装置及检测方法
US3369394A (en) Meters for non-conducting liquids
JPH0123998Y2 (ja)
KR100788760B1 (ko) 액체정량배출용기
CN217698053U (zh) 一种浮游生物沉降装置
RU2085865C1 (ru) Расходомер жидкости
SU1703978A1 (ru) Дозатор жидкости
JPS5730950A (en) Measuring method for erythrocyte deformability and device thereof
RU2183267C1 (ru) Способ определения дебита нефтяных скважин по жидкости
SU1686310A1 (ru) Дозатор
JPS5790114A (en) Fuel consumption measuring apparatus
CN207528293U (zh) 一种实验室用油水两相计量装置
CN213781092U (zh) 一种洗衣液售卖柜
JPS58156815A (ja) 流量測定装置
US3421373A (en) Fluid flow metering system
CN208937453U (zh) 一种泥浆比重计