JPS5836933Y2 - ポンプメカニカルシ−ルの焦付き及び結晶化防止装置 - Google Patents

ポンプメカニカルシ−ルの焦付き及び結晶化防止装置

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Publication number
JPS5836933Y2
JPS5836933Y2 JP1979113577U JP11357779U JPS5836933Y2 JP S5836933 Y2 JPS5836933 Y2 JP S5836933Y2 JP 1979113577 U JP1979113577 U JP 1979113577U JP 11357779 U JP11357779 U JP 11357779U JP S5836933 Y2 JPS5836933 Y2 JP S5836933Y2
Authority
JP
Japan
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mechanical seal
scorching
pump
prevention device
sealed chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979113577U
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JPS5630660U (ja
Inventor
和夫 井門
重利 高須
耕蔵 種田
勝司 酒井
勝 川上
一郎 本田
Original Assignee
雪印乳業株式会社
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Publication date
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  • Mechanical Sealing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はポンプメカニカルシールの焦付き及び結晶化防止
装置に関するものである。
一般にポンプで流す高粘性流体や糖分含有流体のような
流体ではポンプ軸のメカニカルシール部で焦付きや流体
の結晶化が発生し、したがってポンプ軸の負荷を高めモ
ーターのトリップの原因となり、この解決方法としてメ
カニカルシール部ヲ水で冷却している。
そこで本案にあっては、ポンプ軸に高性能伝熱素子を用
いてヒートパイプ化することにより軸及びメカニカルシ
ール部の温度を流れる流体の温度と等しくして水を用い
ることなく流体の焦付き結晶化を防止するようにしたも
ので、従来法の水冷却の場合における給水配管や排水配
管を不要として節水に役立つように考案されたものであ
る。
すなわち、ポンプ軸をメカニカルシール部カラインペラ
取付部に亘って中空として密閉室を構威し、その密閉室
の軸方向内壁に多孔質材料からなるウィックを内張すす
ると共に密閉室を減圧状態として作動液を封入したもの
である。
以下図面に示す実施例について説明する。
先ずヒートポンプの原理から説明すると、第1図に示す
ように1本の密閉金属管1の内部に毛細管現象を生じさ
せる物質よりなるウィック(多孔質材料)2が筒状に内
張すされており、更に管内を減圧した上でエタノールの
ような作動液(熱媒体)が封入されている。
したがって、その一端aを加熱すると作動液は瞬間的に
蒸発して図示矢印の如く他端すに熱を運び放熱して再び
液化し、ウィックの毛細管現象により加熱部に戻って再
び蒸発するという作用を自動連続的に繰返して熱交換を
行なうようになっている。
本案は以上のようなヒートパイプをポンプ軸に施して軸
及びメカニカルシール部の温度を流れる流体の温度と等
しくなるようにしたものである。
すなワチ、モーターベース3上のモーター4の軸はポン
プ軸5に直結されているが、このポンプ軸はバンクプレ
ート6に挿通されポンプケース7内でインペラ8を取付
けている。
そしてポンプ軸のメカニカルシール部Aは次のようにな
っている。
すなわち、バンクプレート6にシートリング9の押え1
0があり、このシートリング9に当接するシールリング
11がスプリング12で押圧されている。
13はスプリング12の止めを構成するスリーブである
その他14.15ばOリングである。
本案は以上のようなメカニカルシール部かラインペラ取
付部に亘ってポンプ軸5を中空として密閉室16を構成
し、この軸方向内壁に多孔質材料からなるウィック17
を内張すすると共に密閉室を減圧状態として作動液を封
入したものである。
本案は以上の如くポンプ軸をヒートパイプ化しであるか
ら、メカニカルシール部で発生する熱はインペラ取付部
に伝達されて外部に放出されるので、軸及びメカニカル
シール部の温度は流れる流体の温度と等しくなって流体
の焦付き結晶化がなくなった。
何れにしても本案にあってはインペラが流体を流す作用
をすると共にメカニカルシール部の熱の放散作用をもす
るので、水冷却の場合のように給水配管や排水配管の必
要がなくなり節水に大いに役立つという特徴を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒートパイプの原理を示す説明図、第2図は一
部切欠のサニタリポンプの正面図、第3図は同上側面図
、第4図は軸部の拡大図を示す。 5・・・・・・ポンプ軸、6・・・・・・バックプレー
ト、7・・・・・・ポンプケース、8・・・・・・イン
ペラ、A・・・・・・メカニカルシール部、16・・・
・・・密閉室、17・・・・・・ウィック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ軸をメカニカルシール部からインペラ取付部に亘
    って中空として密閉室を構成し、その密閉室の軸方向内
    壁に多孔質材料からなるウィックを内張すすると共に密
    閉室を減圧状態として作動液を封入してなるポンプメカ
    ニカルシールの焦付き及び結晶化防止装置。
JP1979113577U 1979-08-17 1979-08-17 ポンプメカニカルシ−ルの焦付き及び結晶化防止装置 Expired JPS5836933Y2 (ja)

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JPS5630660U JPS5630660U (ja) 1981-03-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146866B2 (ja) * 1973-12-28 1976-12-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146866U (ja) * 1974-10-07 1976-04-07

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JPS5146866B2 (ja) * 1973-12-28 1976-12-11

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