JPS5836903Y2 - 自転車用フリ−ホイルにおける爪バネ部の構造 - Google Patents
自転車用フリ−ホイルにおける爪バネ部の構造Info
- Publication number
- JPS5836903Y2 JPS5836903Y2 JP5675479U JP5675479U JPS5836903Y2 JP S5836903 Y2 JPS5836903 Y2 JP S5836903Y2 JP 5675479 U JP5675479 U JP 5675479U JP 5675479 U JP5675479 U JP 5675479U JP S5836903 Y2 JPS5836903 Y2 JP S5836903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pawl
- base
- claw
- pawl spring
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラチェット機構を内蔵する自転車用フリーホイ
ルにおける爪バネ部の構造の改良に関する。
ルにおける爪バネ部の構造の改良に関する。
従来のフリーホイルに釦ける爪バネ部の構造は第6図に
示す如くであって、中子aの外周適所に水収容用凹陥部
す及び爪基部抱持溝Cを形成して爪dを収容支持する外
、爪基部抱持溝Cと反対側の位置に爪バネeの基部f及
び突出部gの約半分を挿入するためのスリットh並びに
ピン支持孔iを穿設する必要があり、更に爪バネ基部f
を止着するためのピンjが必要であった。
示す如くであって、中子aの外周適所に水収容用凹陥部
す及び爪基部抱持溝Cを形成して爪dを収容支持する外
、爪基部抱持溝Cと反対側の位置に爪バネeの基部f及
び突出部gの約半分を挿入するためのスリットh並びに
ピン支持孔iを穿設する必要があり、更に爪バネ基部f
を止着するためのピンjが必要であった。
このため中子aの加工が複雑となり製造コストが高くな
ると共にピンjのコシトがこれに加算されるという問題
、並びに爪バネeの取付作業が煩雑になるという問題が
あった。
ると共にピンjのコシトがこれに加算されるという問題
、並びに爪バネeの取付作業が煩雑になるという問題が
あった。
本考案は上記従来例の問題を解決することを目的とする
。
。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
。
。
図面に示す実施例は、多段フリーホイルに本考案を実施
したものである。
したものである。
外周に複数枚の異径のスプロケット1,1・・・を有す
るフリーギヤ2は、鋼球3,3・・・(第3図には左方
の鋼球のみを図示している。
るフリーギヤ2は、鋼球3,3・・・(第3図には左方
の鋼球のみを図示している。
)及びラチェット機構4を介して中子5外周に一方向回
転自由に支持される。
転自由に支持される。
6はフリーギヤ2の内周に形成したラチェツト歯、7は
中子5外周適所に収容支持した爪で、これらにより前記
ラチェット機構4を構成する。
中子5外周適所に収容支持した爪で、これらにより前記
ラチェット機構4を構成する。
中子5の外周適所に水収容用凹陥部8及び爪基部抱持溝
9を形成し、爪Iの基部10を前記抱持溝9に装着し、
該抱持溝9を枢点として爪7が前記凹陥部8内で揺動し
うるように構成する。
9を形成し、爪Iの基部10を前記抱持溝9に装着し、
該抱持溝9を枢点として爪7が前記凹陥部8内で揺動し
うるように構成する。
以上の構成は従来例と基本的に同一であり、本考案の特
徴は中子5の爪基部抱持溝9に連続して爪バネ基部支持
空間11を設け、この支持空間11に爪バネ12の基部
13を嵌め込むと共に、爪バネ12の突出部14をこれ
に適宜の折曲加工を施して爪7に半径方向の付勢力を付
与しうるように形成したところにある。
徴は中子5の爪基部抱持溝9に連続して爪バネ基部支持
空間11を設け、この支持空間11に爪バネ12の基部
13を嵌め込むと共に、爪バネ12の突出部14をこれ
に適宜の折曲加工を施して爪7に半径方向の付勢力を付
与しうるように形成したところにある。
前記爪バネ基部支持空間11は、第3図及び第4図に示
す如く、これを爪基部抱持溝9と同一半径、同一中心の
貫通孔とすれば、一挙に両者9゜11を穿設でき最適で
ある。
す如く、これを爪基部抱持溝9と同一半径、同一中心の
貫通孔とすれば、一挙に両者9゜11を穿設でき最適で
ある。
しかしこの空間11は必らずしも貫通孔である必要はな
く、又前記抱持溝9と同一半径、同一中心である必要は
ない。
く、又前記抱持溝9と同一半径、同一中心である必要は
ない。
前記爪バネ12は、第2図乃至第4図に示す如く、コイ
ル状基部13の一端より線状突出部14を突出させ、こ
れをU字状に折曲げると共にその先端部15を斜上方に
向けて傾斜させると好適である。
ル状基部13の一端より線状突出部14を突出させ、こ
れをU字状に折曲げると共にその先端部15を斜上方に
向けて傾斜させると好適である。
而して、爪バネ基部13を前記支持空間11内に嵌め込
むと、第2図に示す如く、前記突出部14の一部16が
水収容用凹陥部8の底面17に当接すると共に、突出部
14の先端18が爪Iの裏面19に当接し、爪7に半径
方向の付勢力を付与する。
むと、第2図に示す如く、前記突出部14の一部16が
水収容用凹陥部8の底面17に当接すると共に、突出部
14の先端18が爪Iの裏面19に当接し、爪7に半径
方向の付勢力を付与する。
尚、20は爪Iの裏面19の中央長手方向に形成した溝
で、爪バネ先端18をこの溝20内に当接せしめて、爪
バネ12の横方向の移動を規制しうるようにしたもので
ある。
で、爪バネ先端18をこの溝20内に当接せしめて、爪
バネ12の横方向の移動を規制しうるようにしたもので
ある。
前記爪バネ12は、この外柔5図に示すような形状に折
曲形成することも可能である。
曲形成することも可能である。
かくして本考案によれば、爪基部抱持溝に連続して中子
に形成した爪バネ基部支持空間内に爪バネの基部を嵌め
込むことにより爪バネを支持することができるので、従
来例の如く中子にスリット、ピン支持孔を形成する必要
がない一方、前述の如く前記支持空間を極めて容易に形
成できるので、中子の加工が簡単容易となって、製造コ
ストを大幅に引下げることができる。
に形成した爪バネ基部支持空間内に爪バネの基部を嵌め
込むことにより爪バネを支持することができるので、従
来例の如く中子にスリット、ピン支持孔を形成する必要
がない一方、前述の如く前記支持空間を極めて容易に形
成できるので、中子の加工が簡単容易となって、製造コ
ストを大幅に引下げることができる。
又本考案によれば爪バネ支持用ピンは不要で、部品点数
を減らすことができると共に、爪バネの取付作業が極め
て簡単となり、迅速容易にフリーホイールを組付けるこ
とができる。
を減らすことができると共に、爪バネの取付作業が極め
て簡単となり、迅速容易にフリーホイールを組付けるこ
とができる。
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第1図はそ
の一部切欠正面図、第2図は要部の正面図、第3図は要
部の縦断側面図、第4図は要部の部品を分解した状態で
示す斜視図、第5図は他の実施例の要部の正面図であり
、第6図は従来例の斜視図である。 5・・・・・・中子、9・・・・・・爪基部抱持溝、1
1・・・・・・爪バネ基部支持空間、12・・・・・・
爪バネ、13・・・・・・爪バネ基部、14・・・・・
・爪バネ突出部。
の一部切欠正面図、第2図は要部の正面図、第3図は要
部の縦断側面図、第4図は要部の部品を分解した状態で
示す斜視図、第5図は他の実施例の要部の正面図であり
、第6図は従来例の斜視図である。 5・・・・・・中子、9・・・・・・爪基部抱持溝、1
1・・・・・・爪バネ基部支持空間、12・・・・・・
爪バネ、13・・・・・・爪バネ基部、14・・・・・
・爪バネ突出部。
Claims (1)
- 中子の爪基部抱持溝に連続して爪バネ基部支持空間を設
け、この支持空間に爪バネの基部を嵌め込むと共に、爪
バネの突出部をこれに適宜の折曲加工を施して爪に半径
方向の付勢力を付与しうるように形成したことを特徴と
する自転車用フリーホイルに釦ける爪バネ部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5675479U JPS5836903Y2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 自転車用フリ−ホイルにおける爪バネ部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5675479U JPS5836903Y2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 自転車用フリ−ホイルにおける爪バネ部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55157132U JPS55157132U (ja) | 1980-11-12 |
JPS5836903Y2 true JPS5836903Y2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=29290856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5675479U Expired JPS5836903Y2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 自転車用フリ−ホイルにおける爪バネ部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836903Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-26 JP JP5675479U patent/JPS5836903Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55157132U (ja) | 1980-11-12 |