JPS5836754B2 - 磁気的検出器 - Google Patents

磁気的検出器

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JPS5836754B2
JPS5836754B2 JP52138818A JP13881877A JPS5836754B2 JP S5836754 B2 JPS5836754 B2 JP S5836754B2 JP 52138818 A JP52138818 A JP 52138818A JP 13881877 A JP13881877 A JP 13881877A JP S5836754 B2 JPS5836754 B2 JP S5836754B2
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アンリ・ビロツテ
ジヤン・レイモン・ナルベツツージオールギイ
ピエール・グラニエール
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    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
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    • G08G1/042Detecting movement of traffic to be counted or controlled using inductive or magnetic detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/08Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices
    • G01V3/10Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices using induction coils
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁場の変化に感応する磁気的検出器とその道
路交通への応用に係わる。
交通量が日々増加傾向にある道路交通の分野に於で、交
通道路または工事区間の車両混雑を回避すべく交通緩和
が望まれる場合に迂回路を開いて車両の流れをできるだ
け容易にしようとの研究がなされている。
この交通緩和のためには、車両とその所定の場所の通過
、方向、速度等に関する所定数のデータを交通状態を表
わす情報として得る必要がある。
これら情報は全て車道または道側に沿って設置するか埋
込んだ磁気的検出器で得ることができる。
この検出器は、一般に該検出器の周囲に磁場を発生する
励磁コイルからなる送信手段と、例えば単独または二重
コイル若しくは枠型空中線からなる受信手段とを含む。
送信手段によって生じた磁場内に車両等の金属体が進入
または位置するとこの送信磁場乃至磁力線が乱される。
受信手段はこの乱れを検知し、その検知情報は結合され
た電子回路で処理される。
本発明の目的は、励磁コイルにより検出器の周囲に発生
された磁場の金属体の通過による乱れを高感度に検出す
べく、検出感度を高める手段を備えた受信コイルを有す
る磁気的検出器を提供することにある。
本発明の特徴によれば、この検出器は、少なくとも一つ
の送信コイルと平コイル状の受信コイルとを有しており
、送信コイルは、その軸が金属ベースプレートの面に平
行となるように該ベースプレート上に取り付けられてお
り、検出器の周囲に変動磁場を生じさせるべく構成され
ており、受信コイルは、その軸が前記金属ベースプレー
トにかなり垂直となるような状態で且つ送信コイルから
一定の間隔をもって該ベースプレート上に取り付けられ
ており、前記の送信された変動磁場がベースプレートに
誘導する電流によって該受信コイルのところに生ぜしめ
られる測定磁場の強さが小さいようにベースプレートに
垂直な方向に対する軸の傾きが調整できるように構成さ
れている。
前記測定磁場を表わすベクトルE3は、ベースプレート
に誘導される電流の強さと送信コイルの軸に対する受信
コイルの角度とに応じて、基準ベクトルで、/に対応す
る送信磁場テ、の(基準)位相に対してある位相と振幅
とを有する。
受信コイルに接続されている処理回数は、前記測定磁場
〒3と金属体によって誘導される磁場E2との合成信号
の位相を検出する。
本発明のもう一つの特徴によれば、前記測定磁場を表わ
すベクトルで3は、金属体によって誘導される磁場を表
わすベクトルT2に対して種々の位置(位相差)を有す
ることができ、合成磁場ベクトルVは、基準としてとら
れる送信磁場ベクト)L/11/に対して大きな位相ず
れを示す。
尚、この測定磁場E3は金属体Mの存否にかかわらずベ
ースプレートによって生じる。
第1図は、本発明に係わる検出器の概略図を示す。
この検出器は金属ベースプレート1を有する。ベースプ
レート1上には交流電流源4に接続されている巻線3を
有する円筒コイル2が取り付けられている。
送信コイル2の軸5は、ベースプレート1の長手力向に
沿って伸延しており、且つベースプレート1の面に平行
である。
ベースプレート1の他端には平コイル状の受信コイル6
が取付けられている。
このコイル6は電子的処理回路RECのターミナル8に
接続された巻線を有する。
このコイル6の軸の方向9は、ベースプレート1の垂線
Nの方向から角度αずれている。
ねじ7とばね70は、この角度αの調整装置を表わす。
第2図は、検出器より送られてきた情報を処理する処理
装置RECの電子回路の概略図であり、該情報の位相が
ここで調べられる。
電流源4からコンデンサ12を介して送信コイル2の巻
線3に接続されている増幅器10がある。
変流器11には、増幅器10とコイル3とに結線される
べく挿入されている一次巻線と、比較器16の基準入力
側に接続されている二次巻線がある。
比較器16は受信コイル6に接続されている処理系統内
にある。
受信コイル6の巻線は直線特性の増幅器13に接続され
ている。
この増幅器13は比較器14に電流を与える。
比較器14の第二入力は、切断コンデンサを介して接地
されている。
パイロット給電乃至発振源4の周波数に対するコイル6
の周調は、可調整コンデンサ15により行なわれ得る。
比較器14の出力は、位相セレクク乃至弁別器17の第
一人力170に接続されており、弁別器17の第二人力
171は、変流器11の二次巻線から送られる基準電流
を受ける比較器16に接続されている。
好ましい具体例に於いては、この位相セレクタ17は、
排他的論理和回路XORである。
位相セレクタ17の出力は、比較器19の入力に電流を
与える直列低抗20、及びコンデンサ18からなる積分
回路に接続されており、比較器19のもう一方の入力は
、閾回路として働くポテンショメータ21に接続されて
いる。
比較器19は出力22から検出器の出力信号に対応する
信号を出力する。
前記の如き検出器の動作につき、以下第3図を参照して
説明する。
コイル2の巻線3に電源4から電流が流れると、検出器
の周囲に時間的に変動する変動磁場宅,が生ずる。
第3図ではこれをベクトルf.で示している。
この磁場i1cJ該磁場ビ1内に進入または位置する車
両とみなすことのできる金属体Mに、電流を誘導し、こ
の電流はベースプレート1の周囲に磁場Vl2を生じさ
せる。
この磁場で2は、損失ののない理想的な場合は送信コイ
ル2から生ずる磁場E1と同位相である。
しかし乍ら、実際には金属体Mでの損失のために、この
金属体Mによる再発生電磁場を表わすベクトル′¥!2
はベクトノ11と同位相ではなく、ベクトルで1に平行
な基準信号を表わすベクトルflに対して位相ずれaを
有する。
磁場ベクトル宝2は、送信磁場宝1の乱ともいうべきも
のを構成する。
この乱れは、金属体Mによるものであって、先験的に、
送信磁場宅、内に金属体Mが存在することを示す。
前記乱れは、受信コイル6によって検知され、その情報
は、コイル6の端子8に生ずる信号の位相処理をする第
2図に示した処理回路に送られる。
またS/N比を改善して周囲の影響を受けないようにし
て検出器の感度を上げたい場合、角度αを調整する。
すなわち、具体例に示した平コイル状受信コイル6の軸
方向9がベースプレート1の垂線Nに対してなす角度α
を変えることによって受信コイル6に誘導される測定磁
場ベクトルで3の送信磁場ベクトノL/Tl1に対する
位相と振幅とを選択することができる。
しかし乍ら、ベクトルf1とT3との角度は180度か
らずれていなければならない。
(コイル軸5と9とが平行乃至一致している場合、この
角度が180度になる。
)金属体Mの存在による平均誘導電圧に対して比較的小
さい振幅の測定ベクトルv3を得たい場合、この角度α
は、一般に5乃至10度程度の小さい値でよい。
軸の方向9がベース1に垂直な場合、ベクトノぼ3の振
幅はゼロになるだろう。
受信コイル6が受ける磁場は、金属体Mにより再送信さ
れる磁場v2とベースプレート1に誘導された渦電流に
より生じる磁場E3とを合成したものVであり、第3図
に示されるとおり、この合成ベクトルVは、送信コイル
2によって生じる基準磁場ベクトノホ、乃至f0′に対
して大きな位相角を示す。
本発明によれば、受信コイル6の端子8に接続されてい
る処理回路は、この合成磁場ベクトルの位相を、S/N
比と検出器の感度を大巾に改善する条件下で処理する。
次に、受信コイル6から送られる信号の処理について第
2図を参照しながら説明する。
上述の通り、ベクトルE2とE3とによって表わされる
信号の合成信号に基づくコイル6からの送信信号は比例
増幅器13に与えられる。
電流源4のパイロット周波数に対する受信コイル6の同
調は、該コイル6の巻線に並列についている可変コンデ
ンサ15の調整によって行なわれ得る。
増幅された信号は、第二入力がコンデンサを介して接地
された比較器14の第一人力に与えられる。
比較器14から出力される量子化された信号は位相セレ
クタ乃至位相弁別器17の入力170に与えられる。
セレクタ17のもう一方の入力171には比較器14と
同様な比較器16の出力から、基準信号を表わす量子化
信号が与えられる。
この基準信号は、一次巻線が電源4と送信コイル2との
間に設けられた変流器11の二次巻線の出力から得られ
る。
変流器11を用いると、それによって与えられる基準信
号が、送信回路を通り、コイル2から実際に生じる磁場
E1と厳密に同位相になる強度ベクトルに比例するとい
う利点がある。
すなわち送信回路の線路定数が環境によって変化し、送
信コイル2の電流ベクトルと電圧ベクトルとの間の位相
差が変動した場合でも、変流器11の二次巻線に生じる
信号を基準信号として用いることにより、位相差の変化
に伴なう偏差を除去し得る。
位相セレクタ17は、排他的論理和回路XORである。
第4図にこの位相セレクタ17の動作を図示する。
量子化信号Aは検出器から送られ比較器14から出力さ
れる信号であり、信号Bは比較器16からの基準信号で
ある。
信号C=A−Bはセレクタ17から出力される信号であ
る。
信号Cが信号AとBとの位相ずれを表わすことは明白で
ある。
この信号Cは、抵抗20とコンデンサ18とによって構
成されている積分(フィルタ)回路で積分されて信号A
とBとの位相差に比例した電圧■に変換される。
この電圧■は比較器19の入力に与えられる。
この電圧■は、ポテンションメータ21で規定されてお
り、比較器19のもう一方の入力に与えられる閾電圧と
比較される。
検出器で得られた情報は出力端子22に現われる。
検出器の動作範囲内に車両が存在することを表わすこの
情報は表示装置またはその他あらゆる処理装置に送るこ
とができる。
電圧信号■の上昇部分と下降部分とで異った応答特性を
示すヒステリシス回路を含む比較器19を使って、検出
器から送られる情報の評価乃至取出の改善を行なうこと
ができる。
第5図は上記の如きヒステリシスコンパレータ19の動
作説明図である。
曲線C1は、ヒステリシスコンパレータ19の第一人力
に与えられる積分(フィルタ)回路からの出力電圧■の
時間的変化を示す。
VEは、ポテンショメータ21で規定された閾電圧であ
る。
比較器19自体に別途設定されている閾値はVDで表わ
されており、この値はVEよりも小さい。
通常の比較器の場合、曲線C1と閾値VEとの交点F,
G,H,Iがあることに対応して、曲線C1のうち閾値
VEよりも大きい部分に相応するパルスF,G1とHI
Itとが出力される。
ところが、ヒステリシスコンパレータ19では、コンパ
レータ19自体に設定された閾値VDが存在するために
、一度C1がVEよりも大きくなると、曲線C1が閾値
VDよりも大きく保たれている限り、コンパレータ19
の出力は点Gでも、区間GHでも、また、交点■でも変
化しない。
そうして、コンパレータ19の出力は、曲線C1と小さ
い閾値VDとの交点Kで初めてゼロに落ちる。
その結果、ヒステリシスコンパレータ19の応答乃至出
力は、FI G1,HII1のような二つのパルスの連
続ではなくて、第5図の破線で示される如き単一パルス
F1K1になる。
曲線C1のうち出力■の低下したGHの如き部分は一般
にノイズに起因するが、一つの閾値VEを有する通常の
比較器では二つのパルスFIG1及びH1■1が出力さ
れて二台の車両の存在を示してしまうかもしれない。
しかし乍ら、ヒステリシスコンパレータ19を使用すれ
ば、ノイズに対する保護が高められ、1台の車両の存在
を表わす信号F1Klが出力される。
補助測定磁場ベクトルE3の形戒に及ぼす検出器のベー
スプレート1の影響については前述したが、この金属ベ
ースプレート1は、鉄製、ジュラルミン合金または非磁
性ステンレス鋼製であることが有利である。
このベースプレート1の影響は、純アルミニウム、また
はAG,(G4A:マンガンを4%含むアルミニウムの
合金)その他の類似材料を使った比較的厚い板100(
第1図)をベースプレート1の下に敷くか、張りつける
ことによって更に改善することができる。
受信コイル6は、その軸をベースプレート1にかなり垂
直にして配置すれば、地中に誘導される電流の影響を抑
え得る。
この保護は、遮蔽の働きをするベースプレート1自体に
よって確実にされる。
送信コイル2および受信コイル6の周囲に静電保護シー
ルドを設けることは無益のようである。
第6図は、ベースプレート1の両端に受信コイル23と
230とを設け、中央に送信コイル32を配置して得ら
れる本発明に係わる検出器の変形例を示す。
二個の受信コイル23,230は、ベースプレート1の
法線に対して小さい角度αをなして対称的に傾斜配置さ
れている。
各受信コイルは、あらゆる点で第2図に示したものと全
く同様な電子的処理装置に接続されている。
この装置には、比例増幅器25,250、比較器26,
260、位相セレクタ乃至弁別器27,270、抵抗2
8,280とコンデンサ29,290とで構成されぞい
るフィルタ回路、閾値設定用ポテンショメータ31,3
10と出力S1tSIOとを有する比較器30,300
が含まれている。
送信コイル32は、増幅器34を介してパイロット発振
源35に接続されている。
変流器33の一次巻線は、コイル32に直列にコイル3
2と増幅器34との間に設けられており、二次巻線は、
位相基準信号を位相セレクタ27,270に送る比較器
36に接続されている。
二重検出器とでも呼ばれ得るこの検出器の動作は先に説
明したものと同じである。
この種の検出器は、比較器30 ,300のうちいずれ
か一方の出力で確認される位相差の値に基づいて検出器
に対する車両位置を決定できる長所がある。
第7図は、有効信号振幅、つまり送信磁場fl中に進入
または存在する金属体Mによって受信コイルのところに
誘導される磁場ベクトル凱の振幅の関数として位相角に
よって検出器の感度Tを表わす一連の曲線を示している
ここで感度Tは所与の高さの金属体Mを検出する能力に
対応する。
パラメータとして、角度αと測定磁場ベクトルW3の種
種の値をとったが、これらの曲線は第7図ではI,川,
II,および■で示してある。
曲線lの場合、角度αは3.5度程度でありベクトルv
3の振幅は5ユニット、曲線出では、角度αが7度程度
でベクトル業3の振幅は10ユニット、曲線■では、角
度αは10度程度、ベクトルW3の振幅は5ユニット、
更に曲線■では、角度αは5度程度であり、ベクトル〒
3の振幅は10ユニット程度である。
これらの曲線から明らかなように、この検出器を選択的
に使用するならば、車の種類に応じて受信コイルに生じ
る信号の振幅が異なることを利用して、車の種類を検出
し得る。
すなわち、例えば乗用車とトラックとでは金属ベースプ
レートからの高さが異なるが、この高さの差異のために
磁場で2(更には合成ベクトル■)が車種に応じて変化
し、受信コイルに生じる信号も変化する。
同様に、選ぶべき角度αが5乃至10度の比較的小さい
値で充分であることが分る。
この場合、送信コイルと受信コイルとの間隔は、50乃
至70cmである。
本発明に係わる検出器の一具体例およびその一変形例に
ついて説明したが、以下ではこれらの検出器の使用方法
と利点について説明する。
第8図は、本発明に係わる三つの検出器43,44.4
5を車線40,41.42の車の流れの方向に垂直に配
置した設置概略図である。
これらの検出器43,44,45は、送信コイルに電流
を与えるパイロット源すなわちコントロール供給源を含
むことのできる制御装置46に接続されている。
検出器43,44.45が第1図のような単純な検出器
であるときは、一個または数時の検出器の応答乃至出力
は、一つまたは複数の設置車線の夫々における1台の車
両の存否を示すだけであるが、検出器が第6図のような
二重検出器であるときは、送られる情報はもつと正確に
なる。
すなわち第6図に示される如き検出器の場合、1台の検
出器の両方の出力側から同時に1つの応答乃至出力が得
られる場合は、その応答情報に対応する車両は検出器の
中心に位置し、応答が検出器のいずれか一方の出力側か
らしか得られないときは、応答情報に対応する車両は、
検出器の応答出力側に位置していることになる。
第9図は、第二の検出器設置方法を示し、この場合は、
検出器47.4B,49が車の流れの方向に平行に設置
されている。
検出器47,48.49は制御装置50に接続されてい
る。
二重検出器が使用されている場合は、車線を一台の車両
が通過すると連続した二つの応答乃至出力が出される。
検出器の応答が記録される順序により、車両の進行方向
に関する情報が得られる。
このような情報は、例えば三車線道路の中央車線の場合
非常に重要であろう。
また、二系列の結合された電子的処理装置から得られる
二つのパルス間の遅れによって車両の速度を計算するこ
とができる。
更に、二重検出器から生じるパルス信号の持続時間によ
ってその車両の長さを測定することができる。
第10図は、検出器の第三の設置方法を示す。
制御装置54に接続されている検出器51,52.53
は、車線40,4L42に斜めに設置されている。
ここで得られる情報は、車の流れの方向に垂直および平
行に設置された前の二列の設置方法で得られる情報に類
似している。
第11図は、検出器の第四の設置方法を示す。
検出器は各車線40,4L42に車の進行方向に垂直に
二個ずつ連続設置される。
検出器55−550.56−560,57−570は制
御装置58に接続されている。
このような検出器設置方法は、二つの検出器のそれぞれ
から出力される車両の存在を示すパルス信号の間の時間
遅れを測定して、車両の速度を測定するのに一層向いて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図に本発明による好ましい一具体例の磁気的検出器
の概略図、第2図は第1図の検出器からの信号を処理す
る電子的処理装置の概略図、第3図は第1図の検出器の
動作に関与する磁場の説明図、第4図は位相弁別器の動
作説明図、第5図はヒステリシスコンパレータの動作説
明図、第6図は本発明検出器の変形例を示す説明図、第
7図は金属ベースプレートの法線に対する受信コイルの
角度等をパラメータとし、金属体によって誘導される信
号の振幅の関数として変換器の感度を示す曲線、第8図
、第9図、第10図および第11図は、夫々本発明検出
器の設置方法を示す説明図である。 1・・・ベースプレート,2.32・・・送信コイル、
6,23,230・・・受信コイル、M・・・金属体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁場の変化に感応する磁気的検出器であって、この
    検出器は、少なくとも該検出器の周囲に変動磁場を発生
    する送信手段と、磁場を検知し得る受信手段と、送信手
    段による送信磁場内に金属体が進入した際受信手段から
    出力される信号を処理する処理手段とを有しており、 前記送信手段と受信手段とは、金属体が進入していない
    場合にはほゾ最小限の結合となるように調整されており
    、 検出器は、更に、金属ベースプレートを有しており、前
    記送信手段と前記受信手段とは夫々このベースプレート
    上で且つこのベースプレートの各端部に配設されており
    、 前記送信磁場によりベースプレートに誘導された電流が
    、ベースプレートに誘導された該電流の強さとベースプ
    レートに対する受信手段の位置とに応じて、基準信号に
    対してある位相と振幅とを有するベクトルで表わされる
    測定磁場を、受信手段の受信コイルのところに発生する
    ように、前記送信手段と受信手段とが、相互に、且つ金
    属ベースプレートに対して位置付けられており、前記処
    理手段によって処理される信号は、前記測定磁場ベクト
    ルによって生ぜしめられる信号と前記送信磁場内に進入
    した金属体によって受信手段のところに誘導された磁場
    ベクトルによる信号とを合成してなり、送信磁場内に金
    属体があることを示す信号である磁気的検出器。 2 前記送信手段が一つのコイルからなり、このコイル
    の縦軸はベースプレートに平行であり、前記受信手段は
    1個の平コイルからなり、この平コイルの軸はベースプ
    レートの法線とある角度をなしている特許請求の範囲第
    1項に記載の磁気的検出器。 3 受信コイルの軸がベースプレートの法線となす角度
    は調整可能であり、且つ5乃至10度程度である特許請
    求の範囲第2項に記載の磁気的検出器。 4 金属ベースプレートが鉄、ジュラルミン合金、また
    は非磁性ステンレス鋼からなる特許請求の範囲第1項に
    記載の磁’dl’J検出器。 5 純アルミニウム、AG.またはその他の類似材料か
    らなる比較的厚い金属板をベースプレートの下側にはり
    つけ、金属ベースプレートとともに、異なる電気特性の
    二枚の金属板で形威された一体物を形成してなる特許請
    求の範囲第1項または第4項に記載の磁気的検出器。 6 前記処理手段は、一方の入力側が比較器と増幅器と
    を介して受信コイルに接続されており、他方の入力側が
    別の比較器を介して基準信号源に接続されている位相セ
    レクタを有しており、この基準信号源は、一次巻線がパ
    イロット給電源と送信コイルとの間に挿入されている変
    成器の二次巻線からなり、前記位相セレクタの出力側は
    、更に別の比較器への供給を行なう抵抗とコンデンサと
    からなる回路に接続されており、前記更に別の比較器の
    一方の入力側が閾回路に接続されている特許請求の範囲
    第1項に記載の磁気的検出器。 7 前記三つの比較器は量子化信号を出力する特許請求
    の範囲第6項に記載の磁気的検出器。 8 位相セレクタが排他的オア論理回路である特許請求
    の範囲第6項または第7項に記載の磁気的検出器。 9 前記更に別の比較器がヒステリシスコンパレータで
    ある特許請求の範囲第6項に記載の磁気的検出器。 10゛検出器が車線の交通の流れ方向に斜めに配置され
    るべく構威されている特許請求の範囲第1項に記載の磁
    気的検出器。 11 各車線に交通の流れ方向に垂直に配置された2個
    の同一検出器が配置され、同様に配置された全ての検出
    器が共通の制御回路に接続されるべく構成されている特
    許請求の範囲第1項に記載の磁気的検出器。 12磁場の変化に感応する磁気的検出器であってこの検
    出器は、少なくとも該検出器の周囲に変動磁場を発生す
    る単一の送信手段と、磁場を検知し得る二つの受信手段
    と、送信手段による送信磁場内に金属体が進入した際各
    受信手段から出力される信号を処理するべく各受信手段
    に接続された処理手段とを有しており、 前記送信手段と受信手段とは、金属体が進入していない
    場合にはほゾ最小限の結合となるように調整されており
    、 検出器は、更に、一枚の板または異なる金属板二枚から
    なる金属ベースプレートを有しており、前記二つの受信
    手段は夫々このベースプレート上で且つこのベースプレ
    ートの各端部に配設されており、前記単一の送信手段は
    ベースプレート上で且つ二つの受信手段の間に配置され
    ており、前記送信磁場によりベースプレートに誘導され
    た電流が、ベースプレートに誘導された該電流の強さと
    ベースプレートに対する受信手段の位置とに応じて、基
    準信号に対してある位相と振幅とを有するベクトルで表
    わされる測定磁場を、受信手段の受信コイルのところに
    発生するように、前記送信手段と受信手段とが、相互に
    、且つ金属ベースプレートに対して位置付けられており
    、前記処理手段によって処理される信号は、前記測定磁
    場ベクトルによって生ぜしめられる信号と前記送信磁場
    内に進入した金属体によって受信手段のところに誘導さ
    れた磁場ベクトルによる信号とを合成してなり、送信磁
    場内に金属体があることを示す信号である磁気的検出器
    。 13前記送信手段が一つのコイルからなり、このコイル
    の縦軸はベースプレートに平行であり、前記各受信手段
    は1個の平コイルからなり、この平コイルの軸はベース
    プレートの法線とある角度をなしている特許請求の範囲
    第12項に記載の磁気的検出器。 14受信コイルの軸がベースプレートの法線となす角度
    は調整可能であり、且つ5乃至10度程度である特許請
    求の範囲卸3項に記載の磁気的検出器。 15金属ベースプレートが鉄、ジュラルミン合金、また
    は非磁性ステンレス鋼からなる特許請求の範囲第12項
    に記載の磁気的検出器。 16二重検出器により、位相セレクタにそれぞれ接続さ
    れている比較器の出力側に二つの応答が同時に現われた
    場合には車両が検出器の中央に位置していることが示さ
    れ、応答が一つだけのときは車両が検出器の側面に位置
    していることが示されるように構成された特許請求の範
    囲謝2項に記載の磁気的検出器。 17検出器が平行な異なる車線の交通進行方向に平行に
    配置され、共通の制御回路に接続されていて、二重検出
    器上を車両が通過した場合連続した二つの応答を得、車
    線上の同車両の進行方向が決定されるように構成された
    特許請求の範囲卯2項に記載の磁気的検出器。 18二重検出器から出力されるパルスの前縁間のずれが
    当該車線を進行する車両の速度の関数であるように構成
    された特許請求の範囲第■項に記載の磁気的検出器。 19二重検出器上の車両通過時間を処理して車両の長さ
    を測定し得るように構成された特許請求の範囲第18項
    に記載の磁気的検出器。 20検出器が車線の交通の流れ方向に斜めに配置される
    べく構成された特許請求の範囲第17項に記載の磁気的
    検出器。
JP52138818A 1976-11-19 1977-11-18 磁気的検出器 Expired JPS5836754B2 (ja)

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FR7634916A FR2371675A1 (fr) 1976-11-19 1976-11-19 Capteur electromagnetique sensible a une modification d'un champ magnetique et son application a la circulation routiere

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JPS5367460A JPS5367460A (en) 1978-06-15
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AU (1) AU512755B2 (ja)
BE (1) BE860936A (ja)
CH (1) CH625889A5 (ja)
DE (1) DE2751676A1 (ja)
DK (1) DK512377A (ja)
ES (1) ES464263A1 (ja)
FR (1) FR2371675A1 (ja)
GB (1) GB1595437A (ja)
IT (1) IT1091098B (ja)
LU (1) LU78537A1 (ja)
NL (1) NL7712722A (ja)
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AU3073277A (en) 1979-05-24
BE860936A (fr) 1978-03-16
IT1091098B (it) 1985-06-26
CH625889A5 (ja) 1981-10-15
SE7712896L (sv) 1978-05-20
US4232285A (en) 1980-11-04
JPS5367460A (en) 1978-06-15
FR2371675A1 (fr) 1978-06-16
ES464263A1 (es) 1978-07-01
DK512377A (da) 1978-05-20
GB1595437A (en) 1981-08-12
NL7712722A (nl) 1978-05-23
FR2371675B1 (ja) 1982-12-31
DE2751676A1 (de) 1978-05-24
AU512755B2 (en) 1980-10-23
LU78537A1 (ja) 1978-03-20

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