JPS5836502A - スキ−ブ−ツ解除の剛性度を表示する電子装置を備えたセ−フテイ−スキ−ビンデイング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スキーブーツレリーズ（スキーブーツの解除
）の剛性度を示すための装置を有するセーフティースキ
ービンディングに関する。

従来周知のタイプのスキービンディングにおいて、レリ
ーズ（解除）の剛性度は目盛付スケールに沿りて移動自
在な指針によって表示される。

指針の位置がスキーブーツをスキーに保持する力を作用
する弾性部材の圧縮程度の函数になるように指針と剛性
度調節部材とが連動するように構成される。

しかしながら、目盛スケールに示された値は。

実際に弾性部材の作用する力ではなく弾性部材の偏倚の
函数である。この事実の故に問題が生じる。すなわち、
スプリングの特性にはばらつきがあるのみならず経時変
化も生じるからである。

この問題を解決するために１組立て作業中にスキービン
ディングの目盛を調整することがすでに提案されている
０本出願人のフランス特許第１４４？４！！８号明細書
に開示されている方法によると、読み取りスケールはス
キービンディング本体の、使用されたスプリングの剛性
度に応じた箇所に自動的に配置される。

不幸にして、比較的に簡単であるにもかかわらずに、こ
の目盛を調整する作業は組立てライン中に追加ステージ
ｌンを必要とし、このことはスキービンディングの価格
を上昇させる結果となる。更に、この方法は時間の経過
とともに弾性部材がゆるむことによって生じる問題の解
決とはならない。

最後に、現在使用されている機械的表示装置の別の欠点
は読み取りの正確さに欠けることである。この欠点は特
に、剛性度の広範囲にわたる領域が調節部材の比較的に
短い移動距離によってカバーされるタイプのセーフティ
ー機構に顕著である。調節部材と表示指針との間に機械
的減速装置を取付けることが提案された力ξしかしこの
解決法は高価で信頼性が低く且つ比較的ζこ扱いにくい
付属的な装置を使用しなければならないということで満
足できるものでない。

本発明の目的は、これらの欠点を解決することである。

この目的のために１本発明によるセーフティースキービ
ンディングは、調節可能な剛性度を有する弾性部材によ
って制御される少なくとも１つのスキーブーツ保持部材
を有する。スキービンディングは、基本的に１弾性部材
の剛性度を検知しかつ検知された剛性度の函数である信
号を電子表示装置に伝えるための力変換器を有する。

表示装置はデジタルタイプであることが好ましくスキー
ビンディング上の静止固定位置１こ取付けることが好ま
しい。

常開の表示装置制御回路として形成され、外部から操作
可能でかつ該１１１Ｊ　ｆ１回路を閉じるように作動さ
れ得るスイッチを有する制御回路を設けることが出来る
。この場合に、剛性度調節部材と接触状態である適当な
調節装置を設ける結果として自動的に作動できるように
、前記スイッチを配置することが好ましい。

本発明の別の特徴１ｉ、当業者には図面を参照して説明
している次の記載から明らかである。

第１図から第５図までに示されている第一実施例は、従
来周知の方法でスキーブーツの前部すなわち爪先端部と
共働する爪先保持装置を示している。この爪先保持装置
はねじ６によってスキー２に取付けられたベースプレー
ト１を有する。プレート１は、垂直ピボット４及び前記
ピボットに回転可能に取付けられかつブーツ保持ジ習−
６（図示省略）を支持する本体５を有する。プレート丁
及びジｗ６は、符号１ａと６ａによってそれぞれ示され
ている減摩機素を有しており、しかもその減摩機素に対
してスキーブーツが接触状態Ｉこなるように構成されて
いる。

ピボット４はスキーの前端部の方向に向いている平らな
垂直支承面７を有する。ピストン８は本体５の孔内に摺
動可能に装置されかつピボットの前記平らな支承面に対
して弾性的に当接する。ピストン８はばね９によって付
勢されている。ばね９の圧縮は本体５（こ螺入されたね
じ付き端部キャップ１０の回転移動によって修正される
。爪先保持装置のスキーブーツ解除の剛性はスプリング
９の圧縮力め函数である。ピストン８は端部キャップ１
０の孔内で該ピストンを案内する円筒ロッド８ａを有す
る。

本発明による爪先保持装置は力変換器１１を有する。こ
の変換器は円筒状スリーブ１２によって構成され、ロッ
ド８ａはスリーブ１２を貫通している。前記スリーブは
２つの端部フランジを有し、一端部がスプリング９Ｉこ
対向しかつ他端部が端部キャップ１０に対向する。スプ
リング９によって軸方向に付勢されているスリーブ１２
は、前記スプリングに加えられた負荷の函数であってそ
れ故に爪先保持装置の解除の剛性度の函数である応力を
受けるということが明らかである。１つ又は複数の歪ゲ
ージ１３がスリーブ１２に取付けられている。例え眠、
ホイートストーンブリッジとして連結された４つのゲー
ジ又はハーフブリッジとして連結された２つのゲージを
設けることができる。爪先保持装置の本体５には、乾電
池１４から成る電源と、増幅器及びアナログ−デジタル
変換機によって構成される電子回路１５と、デジタル表
示装置１６と、スイッチ１７とが取付けられでいる。

これらの機素は第４図のブロック図Ｉこよれば電気結線
１８によって互いに接続されている。乾電池１４はスイ
ッチ１７を介して力変換器１１゜電子回路１５及びデジ
タル表示装置ｆ１６に接続されている。スイッチ１７は
通常は開いており。

その結果として、機１１１，１５及び１６には通常は電
流は供給されていない。

オペレータ、小売商人又はスキーヤがスキービンディン
グの調節を実施又は点検する場合は。

スイッチ１７を単に押す。すると、力変換器１１がスプ
リング９の圧縮程度すｌヨわち爪先保持装置の解除の一
性度の函数である信号を回路１５に伝える。増暢されか
つデジタル信号に賀侠された後に、前記１６号はデジタ
ル表示装置ｊｉ１ｄに表示される。回路１５を予め校正
しておくこと１こより、スキーブーツをスキービンディ
ングから解放する効果を有するトルクの表示を行なうこ
とができる。

第１図に例示した７、５の値は７．５　ｄａＮｘｍのス
キーブーツ解除トルクに相当する。明らかに。

回路を修正することによって異なる量を表示することが
可能であり、従ってスキーブーツの爪先端部に加えられ
る解除トルクをｄａＮで表現することが可能である。こ
の表示装置は液晶タイプ又は発光ダイオードタイプのも
のであることが好ましい。

表示装置の表示値力ξ調整表（スキービンディングに付
属するもの）により指示される。スキーヤ−の諸特性（
体重、性別、技量など）にふされしい値となるまでねじ
付き端部キャップ１０を回転移動させることにより、爪
先保持装置の解除の剛性度を調節することが出来る。

良好な調節を得た時に、使用者はスイッチ１７を解除し
て機素１１，１５．１６への電流の供給を遮断する。こ
の構成は、乾電池１４の過剰な劣化を招来する無駄な連
続的電力消費を防止するのに役立つものである。

第５図に示すスイッチ１７Ｇは、第３図のスイッチ１７
とは異なって、爪先保持装置の本体５の前部に取付けら
れてはおらず２本体５の頂面に取付けられている。この
場合、スイッチは弾性帯片タイプの回路開閉器から成る
。第６図は、端部キャップ１０のスロットに挿入される
中心突起１９Ｊ１を有しかつ調節操作中にスイッチ１７
０を閉成する環状部分１？ｂを有する調節に置１９を示
している。このようにしてスイッチは調節装置によって
自動的に作動される。

逆に、調節が終った時に、調節装置を引き抜くことによ
ってスイッチを開成して回路を電源から遮断することが
できる。

第７図は、従来周知のタイプの爪先保持装置を示す、こ
の装置は、２つの分離した独立のアーム２６によって構
成されたジ冒−装置から成っており、各々のアーム２６
は垂直ビン２４のまわりに枢動することができる。

各々のアーム２６はタイロッド２８！の頭部２８に形成
された溝に係合した延出部２７を有する。タイロッド２
８Ｍの前端部はねじ山を有し、Ｉｌ［節ナツト３０を担
持している。静止スキービンディング本体２５内に収容
されたスプリング２９は、タイロッド２８Ｊｌ及びブー
ツ保持位置におけるアーム２６に対して引張力を慟らか
せるためにナラ）３０７こ作用する。この位置において
、ヘッド２８は、スキービンディング本体、２５の後面
に形成された環状７ランジ２５履に押圧される。本発明
によれば、前記爪先保持装置はタイロッド２８１に直接
固着された歪ゲージ６１から成る力変換器を有する。歪
ゲージ３１は、第一実施例におけるように、増幅及びア
ナログ−デジタル変換の後に、電子表示装置（図示省略
）にスプリング２９の圧縮力の函数である信号を与える
。ブリッジ装置に取付けられた複数の歪ゲージ５１を使
用することが明らかに意図されている。このことは特に
温度に無関係である信号を得ることを可能ならしめる。

第８図に示された従来周知のタイプの爪先保持装置は２
つのジーｗ　　４６を有する。前記ジ層−は垂直ビン４
４のまわりに自由に回動し得るように取付けられている
。これらの垂直ピンはスキーの軸線に平行に配置された
一対のレバー４３の端部に取付けられている。レバー４
５は静止垂直ビン４５に枢着されている。

横引張スプリング４９の端部は垂直ロッド５０に取付け
られており、ロッド５０はレバー４ｓに形成された細長
いスロット５１を貫通する。

ロッド５０はスキーの軸線に治って摺動自在な中央部材
５２の横凹部に係合する。本発明によれば、爪先保持装
置は２つのレバー４５の間に配置された小さいプレート
５４から成りかつレバーのためのストッパーとして作用
する力変換器５５を有している。歪ゲージ５５が小さな
プレート５４に固着されている。

中央部材５２及び該部材によって担持されたスプリング
４９の位置は、ロッド５０カイ゛細長いスロット５１内
で移動自在であるから、調節装置（図を簡潔にするため
、図示せず）を使用することによって自由に修正するこ
とができる。

その結果として、スキービンディングの解除の剛性度に
相当しかつ各々のレバーに対してスプリング４９によっ
て与えられるモーメントを修正することができる。実際
、レバー４３がプレート５４）こ抑圧されるから、プレ
ートｓ９によって支えられる圧縮応力は、スプリング４
９からしｔ＜−４５に加えられるモーメントに比例する
。歪ゲージ５５は前記応力に比例しかつ信号処理後Ｉこ
デジタル表示装置（図示省略）ｌこ伝えられる信号を送
出する。

本発明は、上記したように爪先保持装置に適用すること
が出来るのみならず、踵保持装置又は靴底プレート用の
ロック機構にも同様に適用することが出来ることは明ら
かである。

力変換器により発生される信号を処理する回路、電子表
示器及び乾電池は、永久的な方法でスキービンディング
１こ固定する必要はなく、ビンディングとは独立暑こ設
けて、ビンディングの調節の際にのみ変換器に接緯する
こともできる。

特に、こわらの機素の全て、又はこれらの機素のうちの
幾つかを剛性度調節装置によって支持することもできる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるセーフティスキービンディングの
第１実施例の上面図である。 第２図は第５図の水平ＭＩ［−Ｉｆこ浴りて第１図の実
施例を一部破断して示す上面図である。 第５図は第２図の線Ｍ−Ｈに沿って上記第１実施例を一
部破断して示す側面図である。 第４図は本発明による装置の作動を示すブロック線図で
ある。 第Ｓ図は第１図から第３図までのビンディングと同様で
あるがしかし別のタイプのスイッチを有しているスキー
ビンディングを示す詳細図である。 第６図は第５図と同様であるがしかし剛性度調節部材に
係合している適当な調節装置を示している図である。 第７図及び第８図はヤれぞれ本発明によるスキービンデ
ィングの第２実施例及び第６実施例を水平面に宿って一
部破断して示す上面図である。 １・−ベースプレート、２・・・スキー、６・−・プー
ツ保持ジｖａ−，１１・・・力変換器、１６・・・表示
装置、９，２９，４９・−・スプリング、１７，１７０
・・・スイッチ。 （ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）調節可能な剛性度を有する弾性部材によって制御
   される少なくとも１つのスキーブーツ保持部材を有する
   セーフティースキービンディングであって、前記弾性部
   材によりて前記スキーブーツ保持部材に加えられる力を
   検出して前記検出された力の函数である信号を電子表示
   装置に送出する力変換器を有することを特徴とするセー
   フティースキービンディング、　　　　　　　　　　　
   　　　　　　　　　　　　五〇）　前記表示装置はデジ
   タル表示装置であることを特徴とする特許請求の範−第
   １項記載のセーフティースキービンディング。 Ｃ１）　　前記表示装置はスキービンディング上の静止
   固定位置に取付けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のセーフティスキービンディング。 （４）　　前記表示装置の常開電源回路はスキービンデ
   ィングの外部から接近可能でかつ前記表示装置に電流を
   供給するように作動され得るスイッチを有することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のセーフティースキ
   ービンディング。 （５）前記スイッチは、前記弾性部材の剛性度を調節す
   るための適轟な形状の道具を配置することによって自動
   的に作動されるように設けられていることを特徴とする
   特許請求の範囲第４項記載のセーフティースキービンデ
   ィング。