JPS5836037Y2 - 湯温計 - Google Patents

湯温計

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Publication number
JPS5836037Y2
JPS5836037Y2 JP579177U JP579177U JPS5836037Y2 JP S5836037 Y2 JPS5836037 Y2 JP S5836037Y2 JP 579177 U JP579177 U JP 579177U JP 579177 U JP579177 U JP 579177U JP S5836037 Y2 JPS5836037 Y2 JP S5836037Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermometer
hot water
float
main body
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP579177U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53101585U (ja
Inventor
武人 山本
孝雄 青木
祐一 仲田
Original Assignee
ピジヨン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピジヨン株式会社 filed Critical ピジヨン株式会社
Priority to JP579177U priority Critical patent/JPS5836037Y2/ja
Publication of JPS53101585U publication Critical patent/JPS53101585U/ja
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Publication of JPS5836037Y2 publication Critical patent/JPS5836037Y2/ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯温計の改良に関する。
浴槽等の湯温を計測する場合に湯温計が湯水面上で平ら
に浮上していたのでは、湯温の適正な計測は不可能であ
り、また、湯温計が湯水中に没していれば、検温に際し
ていちいち湯水中から湯温計を取り出さなければならな
い欠点がある。
そこで湯温計を湯水中から取り出し易いようにその頭部
を湯水面上に浮上させつつその下部を湯水中に没めて湯
温計を直文させておくものが提案されている。
これによれば、湯温を適正に計測できるとともに、簡単
に湯水中から取り出すことができ検温に便利である。
しかしながら、検温に際して湯水中から湯温計をその都
度取り出して検温しなければならない欠点があり、その
使用上に不便があった。
本考案は前記した事情に鑑み、適正な湯温を計測できる
とともに、検温のたびことに湯温計を湯水中から取り出
すことを要しない使用に便利な湯温計を提供することを
目的とする。
以下、本考案の実施例に基づいて説明する。
第1図に示すように、本考案に係る湯温計1は、本体2
と、該本体2の頭部に連設されたフロート3とからなる
上記本体2は、塩化ビニール等の水より大きい比重を有
する合成樹脂材料からなり、適宜の肉厚を有する偏平な
外殻体を呈するように形成されている。
この本体2は、これを水中に放置した際には水底に向け
て没する。
また、この本体2の中央部には開口4が形成されており
、本体2の下端部には透孔からなる貫通部5が形成され
ている。
この開口4には温度計6と目盛板7が露呈し、特に貫通
部5には温度計6の感温球8が露呈している。
さらに、本体2の下端部には第2図に示すように、ポリ
エチレン等の水より比重の小さい合成樹脂材料による単
独気泡の発泡体で適宜大きさの板状体に形成された補助
フロート9が内蔵されている。
この補助フロート9は本体2の下端部に浮力を与え、こ
れを水面に向けてわずかに持ち上げる働きをする。
つまり、水中に放置されれば水底に向けて無限に没して
しまう本体2の下端部に浮力を与えて、本体2が水底に
向けて没してしまうことを防止するものである。
上記フロート3は、第2図に示すように、ポリプロピレ
ン等の水より小さい比重の合成樹脂材料からなり、内部
に中空部10を壱するように中空体に形成されている。
このフロート3は、前記本体2が湯水中に放置された際
に、そのまま水底に向けて没するのを防止するだけでな
く、本体2の頭部が水面ないしは水面近くに浮上するよ
うにするものである。
従って、上記フロート3は、本実施例に於いては中空体
に形成されているが、これに代え、前記ポリエチレン発
泡体等の水より小さい比重を有する合成樹脂材料等で中
空部を設けることなく形成されたものであってもよく、
また水より比重の大きい塩化ビニール等の合成樹脂材料
で中空部を設けるようにして形成されるものであっても
よい。
要は、前記本体2が湯水中に放置された際にそのまま水
底に向けて没しないようにするとともに、前記補助フロ
ート9を内蔵する本体2の下端部より大きい浮力を受け
て本体2の頭部が水面あるいは水面近くに浮上するよう
に作用するものであれば足りる。
上記のような構成に係る湯温計1を形成するには、本体
2およびフロート3はこれを加熱成形する等して所望の
形状に形成するものであるが、本体2は、これを一方の
部片2aと他方の部片2bとで形成する。
部片2aを形成するには、その中央部に開口4、下端部
に透孔からなる貫通部5の一方5a、開口4の上下壁面
に温度計6を嵌合させる部位、下端部内側に補助フロー
ト9を嵌合させる部位および頭部内側にフロート3の下
端部を嵌合させる部位をそれぞれ有するようにする。
また、部片2bを形成するには、下端部に透孔からなる
貫通部5の他方5b、下端部内側に補助フロート9を嵌
合させる部位、中央部内側に目盛板7を支持する部位お
よび頭部内側にフロート3の下端部を嵌合させる部位を
それぞれ有するようにする。
またフロート3を形成するには、内部に中空部10を有
するようにするとともに、その下端部に本体2の頭部へ
の嵌合用突片を形成する。
このようにして形成された部片2bの中央部内側に上面
に温度計6を固着した目盛板7の下面を載置固着すると
ともに、下端部内側に補助フロート9を嵌入し、さらに
、頭部内側にフロート3の下端部を設置する。
尚、温度計6の感温球8は貫通部5内に位置決められる
ようにしておくことを要する。
温度計6、目盛板T、補助フロート9およびフロート3
を配置した部片2b上に補助フロート9およびフロート
3がそれぞれ定位置にあるようにして部片2aを載置し
、部片2aを部片2bに接着剤等により固着させる。
尚、本湯温計1を通常状態で使用する際に、本体2が部
片2aおよび2bに分離しないように構成されるもので
あれば、接着剤を使用することは必要条件ではないこと
は勿論である。
以上のようにして構成された湯温計1は、これを湯温中
に放置すると、第2図に示すように、本体2の頭部はこ
れに連設されているフロート3が受ける大きい浮力によ
り、水面ないし水面近くに浮上する。
これに対して本体2の下端部にはフロート3より小さい
浮力を受ける補助フロート9が内蔵されているので、本
体2内に水が入るが、本体2を水中に直立させずに平面
で傾馴させた状態にする。
従って、下端部の貫通部5に露呈している感温球8は常
に湯水中に浸されているので、適正な湯温か温度計6に
表示されることになる。
また、温度計6に表示された湯温は、目盛板7により、
確認できるものではあるが、目盛板7は、それが取り付
けられている本体2が一方の部片2aに開口4が形成さ
れ部片2bより軽くなっているので、常に開口4を上方
に向けて湯水中で刷めに位置決められることとなり、検
温のたびことに湯温計1を湯水中から取り出すことなく
確認できる利点がある。
さらに、湯温計1の上端部は常に湯水面上に浮上してい
るので、これを取り出す際には、フロート3を掴むこと
により容易に取り出すことができる。
また、湯水面近くに飼めに浮上しているものであるから
、子供等の入浴時に使用する場合には湯温を確認するだ
けでなく、潜航艇おもちやあるいは魚おもちやとして使
用することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る湯温計を示す剰視図、第
2図はその使用状態を断面で示す図である。 1・・・・・・湯温計、2・・・・・・本体、2a、2
b・・・・・・部片、3・・・・・・フロート、4・・
・・・・開口、5・・・・・・貫通部、6・・・・・・
温度計、7・・・・・・目盛板、8・・・・・・感温球
、9・・・・・・補助フロート、10・・・・・・中空
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に形成された開口4内に温度計6および目盛板7
    を露呈させるとともに下端部に形成された貫通部5内に
    温度計6の感温球8を露呈させた本体2の頭部にフロー
    ト3を連設するとともに該本体2の下端部にフロート3
    より小さい浮力を生ずる補助フロート9を内蔵して平面
    で傾側状態を保持するようにしたことを特徴とする湯温
    計。
JP579177U 1977-01-20 1977-01-20 湯温計 Expired JPS5836037Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP579177U JPS5836037Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20 湯温計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP579177U JPS5836037Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20 湯温計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53101585U JPS53101585U (ja) 1978-08-16
JPS5836037Y2 true JPS5836037Y2 (ja) 1983-08-13

Family

ID=28692570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP579177U Expired JPS5836037Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20 湯温計

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JPS53101585U (ja) 1978-08-16

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