JPS5835750B2 - 塗工機械の転写装置 - Google Patents

塗工機械の転写装置

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Publication number
JPS5835750B2
JPS5835750B2 JP1642180A JP1642180A JPS5835750B2 JP S5835750 B2 JPS5835750 B2 JP S5835750B2 JP 1642180 A JP1642180 A JP 1642180A JP 1642180 A JP1642180 A JP 1642180A JP S5835750 B2 JPS5835750 B2 JP S5835750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
applicator roll
coating
roll
coating liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP1642180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56113373A (en
Inventor
光雄 山本
弘人 若年
康久 小土井
敏宏 豊福
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1642180A priority Critical patent/JPS5835750B2/ja
Publication of JPS56113373A publication Critical patent/JPS56113373A/ja
Publication of JPS5835750B2 publication Critical patent/JPS5835750B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紙コータ機械等に応用できる塗工機械の転写装
置に関するものである。
一般に塗工機械は、紙の表面に填料を主体とした塗料(
塗工液)を塗布して乾燥させ、紙に印刷特性を与えるこ
とを目的として用いられる。
また転写装置は前記塗工機械の1部であって、塗工液を
紙に塗布する部分である。
第1図は従来の転写装置の1例を示す20−ルタイプの
概要を示し、同装置はパツキングロール1、これと僅か
な隙間を存して設けられると共に、逆方向に回転するア
プリケータロール2、ブレード3及びコータパン4で構
成されており、前記アプリケータロール2はコータパン
4の中ニ設置すれている。
5はパツキングロール1によって支えられて送られる紙
で、同紙5面とアプリケータロー/I/20表面との間
には僅かな隙間があり、この隙間に塗工液6が介在する
ことになる。
またアプリケータロール2は、通常紙の速度の1〜2割
程度の表面速度で回転している。
塗工液6はコータパン4の下部から矢印Xの如く常に一
定液面となるよう供給されており、粘性によってアプリ
ケータ20表面に一定の厚みで付着する。
一方前記パッキングロール1によって支えられている紙
5と、アプリケータロール2との間の隙間◆釦」hさい
ため、前記矢印Xの如く供給された塗工液6の全量は通
過することができず、大半の塗工液6はアプリケータロ
ール20入側に押し返えされる。
この場合前記小さな隙間を通過する塗工液6は、紙5と
共に狭い隙間を通過する時点で、パツキングロール1と
アプリケータロール2との間で急激に液圧が生じ、紙5
の表面に完全に塗布される。
一方この時紙5によって持ち込まれる異物(繊維等)及
び空気や塗工液6中の泡などは、前記液圧の急激上昇の
際、前記押し返される大半の塗工液と共にアプリケータ
ロール20入側へ押し返される。
アプリケータロール2によって塗工液6が塗布された紙
5は、ブレード3により余剰の液は掻き落され、均一な
塗布面となって乾燥工程へ移送される。
しかしながら前記第1図の転写装置には次のような欠点
があった。
即ち、コータパン4の容積カ太きいため塗工液ロスが大
きく、またコータパン4の構造が複雑で洗浄が困難であ
った。
更にアプリケータロール2には液シール等がついていて
取付は等に時間を要し、かつアプリケータロール2は塗
工液中に浸漬されているため、液温度によって熱影響を
受ける欠点があった。
また高速給液の際アプリケータロールの入側で液乱れが
生じ、塗工むらが発生する等の欠点もあった。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので バンキングロールとアプリケータロールとの間に
給液ノズルを設け、同ノズルにより塗工液を直接供給す
ることにより、塗工液ロスノ減少、コータパン構造並に
アプリケータロールの取付け、分解の簡単化、アプリケ
ータロールへの熱影響の減少、アプリケータロール洗浄
の容易性等の効果を得ることができる塗工機械の転写装
置を提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明すると、第2図
及び第3図の本発明の実施例に於いてパツキングロール
1、アプリケータロール2、ブレード3の構造、作用は
第1図の装置と同じであり、紙5はパツキングロール1
によって支えられ、矢印の方向に通される点も同様であ
る。
Tはノズル本体でアプリケータロール20入側に設置さ
れると共に、両端部に設けられた回転軸8を介し、フレ
ームにブラケット9によって取付けられている。
またノズル本体7は同ノズル本体Tに取付げられたノズ
ル板10とアプリケータロール2との隙間12が加減で
きるように、僅かに回転できる自由度をもっている。
11はノズル本体Tに取付けられた給液管で、ノズルの
先端から均一に塗工液6が供給できるよう多岐管となっ
ており、同給液管11より供給された塗工液6はノズル
本体7の内部に入り、ノズル板10とアプリケータロー
ル2との前記隙間12部へ送られるようになっている。
13はノズル板10の先端部に取付けられた弾性を有す
る押え板、14はノズル本体Tの下部に取付けられ、先
端がアプリケータロール2面に接触し、同ロール2によ
って持ち帰られた塗工液を掻き落すブレード、15はノ
ズル本体70側部に取付けられた側板で、溝15aが設
げられている。
16はコータパンで、内部には前記アプリケータロール
2と、ノズル本体Tが配設されており、下部には塗工液
6の排出口17が設けられている。
18はノズル本体7の上面部に適当な間隙19を設けて
設置されたカバーである。
また第3図口のYは紙幅、2は塗工幅を示す。
次に作用を説明すると、塗工液6は図示しないポンプに
よって給液管11に送られ、同給液管11よりノズル本
体T内に供給され、アプリケータロール2とノズル板1
0との間の隙間12部へ送られる。
隙間12部へ送られた塗工液6は、その液圧によりノズ
ル板10の先端部に取付けられている弾性のある押え板
13を押し上げ、パツキングロール1とアプリケータロ
ール2の二ツブ入側に塗工液6量に見合う液溜め効果と
高速時の液乱れの防止効果を与えると共に、パツキング
ロール1とアプリケータロール20間の隙間部に送られ
る。
この隙間部に送られた塗工液は、くさび効果によるニッ
プ圧により狭い隙間を通過する際に紙5に塗布される。
またこの際の余剰な塗工液6aは、ノズル本体7とカバ
ー18の間の間隙19を通って矢印の如くコータパン1
6に回収される。
−古紙5に塗工された塗工液のうち余分なものは、ブレ
ード3により掻き落されコータパン16に回収される。
更にアプリケータロール2の外周面に付着して持ち帰ら
れた塗工液6bは、ブレード14によって掻き落され、
更にアプリケータロール20入側上部から、同アプリケ
ータロール2の長手方向側部にはみ出た塗工液6cは、
ノズル本体Iの側部に取付けられた側板15の溝15a
を経て、やはりコータパン16に回収される。
なお、実機においては、塗工速度、塗工量、塗工量等の
操作条件、場所的制限等により、給液管11はノズル本
体70両側面または片側に設けられ、ノズル本体Tの内
部には液を均一に吹出させるために二重のマニホルド管
や整流板(図示せず)を設ける等本作用を効果的にする
付属機構が追加されたり、あるいは選択されることはい
うまでもない。
また弾性のある押え板13は操業条件により固定の押え
板で代用される場合もあり、予め液圧で押し上げられた
弾性板先端と同位置に固定の押え板をセットすることに
より同機能を与えられる。
以上詳細に説明した如く本発明は、パツキングロールと
アプリケータロールとの間の入側に給液ノズルを設け、
同ノズルにより塗工液を直接供給するようにしたので、
塗工液の乱れを防止して安定した塗工ができ、かつ塗工
液のロスを減少させることができると共に、コータパン
構造並にアプリケータロールの取付け、分解の簡単化を
計ることができる。
またアプリケータロールが塗工液浸漬形でないため、ア
プリケータロールへの熱影響が減少し、かつアプリケー
タロールの洗浄を容易にすることができる。
なお、給液ノズルの取付は位置を、パツキングロールと
アプリケータロール間の任意の位置に選択することによ
り、バックフローの少ない効果のよい転写が可能となる
また給液ノズルの先端部押え板をロール間ニップに近づ
け、更に液溜め効果を付与することにより、新旧カラー
の混入を防止することが出来るだけでなく、高速時の高
剪断粘度低下による塗工液の飛散を防止し、ブレード側
へ液転写量の多い高速転写を可能にし、給液量に比例し
た液のニップ通過を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗工機械に於ける転写装置の1例を示す
側断面図、第2図は本発明の実施例を示す転写装置の側
断面図、第3図イは第2図に於ける要部の詳細図、第3
図口は同イの正面図、第4図は第3図イのA−A断面図
である。 図の主要部分の説明、1・・・パツキングロール、2・
・・アプリケータロール、5・・・紙、6・・・塗工液
、T・・・ノズル本体(給液ノズル)、10・・・ノズ
ル板(給液ノズル)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パツキングロールとアプリケータロールを僅かな隙
    間を設けて互に反対方向に回転するように設置し、同パ
    ツキングロールに支えられて送られる紙の表面に前記隙
    間を通過する塗工液が塗布される塗工機械に於いて、前
    記パツキングロールとアプリケータ20表面との間の入
    側に給液ノズルを設け、同ノズルにより塗工液を直接供
    給するようにしたことを特徴とする塗工機械の転写装置
JP1642180A 1980-02-13 1980-02-13 塗工機械の転写装置 Expired JPS5835750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1642180A JPS5835750B2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13 塗工機械の転写装置

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JP1642180A JPS5835750B2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13 塗工機械の転写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56113373A JPS56113373A (en) 1981-09-07
JPS5835750B2 true JPS5835750B2 (ja) 1983-08-04

Family

ID=11915765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1642180A Expired JPS5835750B2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13 塗工機械の転写装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137475U (ja) * 1982-03-12 1983-09-16 三菱製紙株式会社 塗布装置

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Publication number Publication date
JPS56113373A (en) 1981-09-07

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