JPS5834156Y2 - 楔形ジヤツキ - Google Patents
楔形ジヤツキInfo
- Publication number
- JPS5834156Y2 JPS5834156Y2 JP15305378U JP15305378U JPS5834156Y2 JP S5834156 Y2 JPS5834156 Y2 JP S5834156Y2 JP 15305378 U JP15305378 U JP 15305378U JP 15305378 U JP15305378 U JP 15305378U JP S5834156 Y2 JPS5834156 Y2 JP S5834156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- guide plate
- plane
- tip
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、重量物下の狭隘な間隙に油圧を介して楔片を
押込み、重量物を扛上するジヤツキに係る。
押込み、重量物を扛上するジヤツキに係る。
従来、重量物を押上げる場合に、重量物底面に楔片を叩
打して打込むか、油圧を介して上下に開閉する割形楔に
より扛上する方法が採られていたが、楔片を叩打して打
込むには、その叩打ごとに扛上すべき重量物にショック
を与えることになり、また、前述の割形楔では楔片光が
構成上厚くなるので間隙が極端に小さいときは使用でき
ない欠点があった。
打して打込むか、油圧を介して上下に開閉する割形楔に
より扛上する方法が採られていたが、楔片を叩打して打
込むには、その叩打ごとに扛上すべき重量物にショック
を与えることになり、また、前述の割形楔では楔片光が
構成上厚くなるので間隙が極端に小さいときは使用でき
ない欠点があった。
本考案は、狭隘な場所でも使用することができ、さらに
油圧により楔片を押込む際の反作用による油圧シリンダ
の脱却後退を避けるため、楔片に含油合金を使用して重
量物と楔片の表裏との摩擦を減じたジヤツキに係る。
油圧により楔片を押込む際の反作用による油圧シリンダ
の脱却後退を避けるため、楔片に含油合金を使用して重
量物と楔片の表裏との摩擦を減じたジヤツキに係る。
以下、図について詳細に説明すると、第1図は本考案に
係る実施例の正面を一部切断して示し、第2図は、その
左側面を示す。
係る実施例の正面を一部切断して示し、第2図は、その
左側面を示す。
油圧シリンダ1のピストンロッド頭2には含油合金より
なる楔片3を螺合し、該楔片3の表裏は楔誘導板4,5
をもって覆い、その一端は楔片先端よりやや長<シ、他
端はそれぞれ油圧シリンダ1のシリンダ6頭外周におい
て、数個の皿ネジを介して固着する。
なる楔片3を螺合し、該楔片3の表裏は楔誘導板4,5
をもって覆い、その一端は楔片先端よりやや長<シ、他
端はそれぞれ油圧シリンダ1のシリンダ6頭外周におい
て、数個の皿ネジを介して固着する。
シリンダ6の外周は台座7で受け、その底面は前記楔片
3の底面に敷設した楔片誘導板5の底面と一致するもの
とする。
3の底面に敷設した楔片誘導板5の底面と一致するもの
とする。
なお、前記ピストンロッドは軸心に給油路となる細孔8
を配して、その一端はピストン位置に開口し、他端は楔
片3との接合面において開口することとし、楔片3のこ
れに対応する位置からは、第3図に示されるように油路
9を設け、その基部には手動操作によって開閉可能な閉
止弁10を設ける。
を配して、その一端はピストン位置に開口し、他端は楔
片3との接合面において開口することとし、楔片3のこ
れに対応する位置からは、第3図に示されるように油路
9を設け、その基部には手動操作によって開閉可能な閉
止弁10を設ける。
本考案は、以上の構成によりつぎのように操作する。
楔片3の先端における表裏2枚の楔片誘導板4.5を扛
上すべき重量物下の僅かな間隙に押込み、油圧ポンプお
よび導管(いずれも図示せず。
上すべき重量物下の僅かな間隙に押込み、油圧ポンプお
よび導管(いずれも図示せず。
)を経てシリンダ6内に圧油を送ると、ピストンロンド
端20楔片3が前記間隙に押込まれ、重量物の扛上が行
われる。
端20楔片3が前記間隙に押込まれ、重量物の扛上が行
われる。
この際、重量物を受ける楔片3の傾斜面および底面にか
かる重圧により、予め合金組織内に浸透保持された油が
滲出して減摩作用をするので、抑圧によってジヤツキ自
体が脱却後退することなく、また、誘導板、楔片面等の
損傷も防止される。
かる重圧により、予め合金組織内に浸透保持された油が
滲出して減摩作用をするので、抑圧によってジヤツキ自
体が脱却後退することなく、また、誘導板、楔片面等の
損傷も防止される。
なお、前記減摩用に使用される油としては、閉止弁10
の手動操作により時折、ジヤツキの作動油が送られるも
のとする。
の手動操作により時折、ジヤツキの作動油が送られるも
のとする。
重量物の扛上後は、切換弁(図示せず。
)操作によりピストンロンドが旧復する。
本考案は、以上の構成、操作により僅かの間隙にも作用
してこれを開拡し、しかも摩擦面に損傷することがない
点に特徴を有する楔形ジヤツキであるO
してこれを開拡し、しかも摩擦面に損傷することがない
点に特徴を有する楔形ジヤツキであるO
第1図は、本考案に係る実施例を一部切断して示し、第
2図はその左側面図である。 また、第3図は楔片3内部における油路9を示す。 Aは扛上すべき重量物、Bは間隙を示す。
2図はその左側面図である。 また、第3図は楔片3内部における油路9を示す。 Aは扛上すべき重量物、Bは間隙を示す。
Claims (1)
- 直角三角台状の含油合金製楔片において、その直角三角
形をなす平面の直角を挾む稜線の一つと奥行とによって
囲まれる平面中央に、該平面に直角に油圧シリンダのピ
ストンロッド端を螺着一体とし、前記楔片の楔角をなす
稜線と奥行により囲まれる平面のうち、前記油圧シリン
ダを螺着した平面を除いた平面に前記楔片と同幅の薄板
製の楔片誘導板を密接して配し、しかも、該楔片誘導板
の各先端では楔角先端よりやや長く突出して接触し、ま
た、各後端は楔角に沿って別れて前記油圧シリンダのシ
リンダ頭外周に貼布固着して、前記楔片誘導板先端が前
記ピストンロッドの伸縮につれて前記楔片の形状に沿っ
て開閉自在としたことを特徴とする楔形ジヤツキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15305378U JPS5834156Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 楔形ジヤツキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15305378U JPS5834156Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 楔形ジヤツキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570496U JPS5570496U (ja) | 1980-05-15 |
JPS5834156Y2 true JPS5834156Y2 (ja) | 1983-07-30 |
Family
ID=29139863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15305378U Expired JPS5834156Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 楔形ジヤツキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834156Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-06 JP JP15305378U patent/JPS5834156Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570496U (ja) | 1980-05-15 |
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