JPS5833844Y2 - 左・右兼用鎌 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鎌の刃の部分６，７と鎌の刃の基部２．３
を分離して、左部・有用の２個の鎌の刃６，７をそれぞ
れ鎌の刃の基部の４および５の中空部にはめ込む手段に
関するものである。

従来の鎌は右利きの人の使用に適した形に造られている
ため、左利きの人の場合には、鎌を体の左・外側に向け
て使用しなければならず極めて不自然であり不便である
。

また、右利きの人でも、右側に石垣などがあり、しかも
奥行きもなく体を移動させる余裕のない、鎌の使用範囲
の限ら、１″した場所では、草の刈取りができない場合
がある。

この考案は、簡単な蝶ネジの操作により、−上記の欠点
を除去することを目的とする。

考案の構成 この考案の鎌を図面にもとづいて説明すると、錯体Ａの
柄１を除いた鎌の刃部６，７と、鎌、つ柄に取付ける部
分を中央部で接続固定した基部２，３を分離し、上記の
鎌の刃６，７をそれぞれ基部の４，５の中空部にはめ込
み、８と１１・９と１２のネジ孔に合わせそれぞれ固定
し、必要により鎌刃６または７を、鎌の柄に直角あるい
は垂直となるように上・下に動かし使用できるようにし
たことを特徴とする鎌である。

考案の効果 （１）この考案による鎌は前述のように左利きの人ばか
りでなく、右利きの人にも便利に使用できるものである
こと。

（２）左利き用の鎌刃を別に作製して、これらをいちい
ち柄に差し込み使用する方法も考えられるが、この考案
によるものは簡単なネジ留め操作により、ただちに左・
右両用に使い分けができる。

（３）鎌の保管上安全であること。

即ち、左・右両鎌刃を柄に副って垂直に固定しておくこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は錯体の平面図、第２図基部の斜視図、第３図は
鎌の刃部の平面図である。 １・・・・・・鎌の柄部、２，３・・・・・・鎌刃の基
部、６・・・・・・鎌刃の左部、７・・・・・・鎌刃の
右部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 錯体Ａの柄の部１を除いた鎌の刃部６および７と、鎌の
   取付部を中央部で接続、固定した基部２，３を分離して
   、刃部６を基部４の中央部に、刃部７を基部５の中空部
   にそれぞれはめ込み８と１０の孔および９と１１の孔を
   合わせ蝶ネジを以って締めつけ固定し基部３を柄１に取
   り付けた鎌。