JPS583367B2 - ホウデントウヨウアンテイキノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ホウデントウヨウアンテイキノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS583367B2 JPS583367B2 JP50143662A JP14366275A JPS583367B2 JP S583367 B2 JPS583367 B2 JP S583367B2 JP 50143662 A JP50143662 A JP 50143662A JP 14366275 A JP14366275 A JP 14366275A JP S583367 B2 JPS583367 B2 JP S583367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- electrical equipment
- dry film
- capacitor
- ballast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、乾式フイルムコンデンサを使用した放電灯用
安定器の製造方法に関する。
安定器の製造方法に関する。
従来、進相用や力率改善用としてポリ塩化ピフェニール
（いわゆるＰＣＢ）を含むコンデンサが用いられていた
が人体に悪影響を及ぼし公害を発生するのでこれに代る
コンデンサの使用が要望されている。
（いわゆるＰＣＢ）を含むコンデンサが用いられていた
が人体に悪影響を及ぼし公害を発生するのでこれに代る
コンデンサの使用が要望されている。
本発明は、乾式フイルムコンデンサを用いた放電灯用安
定器に関し、乾式フイルムコンデンサを使用するが故に
生ずる製造上の不都合をうまく除去した製造方法を提供
する。
定器に関し、乾式フイルムコンデンサを使用するが故に
生ずる製造上の不都合をうまく除去した製造方法を提供
する。
乾式フイルムコンデンサは、例えばプラスチックフイル
ムを誘導体とし、これに電極金属を蒸着して巻回して鉱
物油等を用いず乾式に構成されるもので、通常の使用温
度では誘導体損失はきわめて小さいが温度上昇の結果一
定の温度をこえると誘導体損失が急激に上昇し、発熱に
よりフイルム自体がドロドロに液化するが、このような
状態でコンデンサをそのまま放電すると液状フイルムの
分解ガスに着化し、コンデンサは勿論のことコンデンサ
の使用された安定器の焼損を招き火災事故に至る危険性
があり、このような不都合を防止するためにコンデンサ
は外界から遮断されねばならずコンパウンドに埋込まれ
る。
ムを誘導体とし、これに電極金属を蒸着して巻回して鉱
物油等を用いず乾式に構成されるもので、通常の使用温
度では誘導体損失はきわめて小さいが温度上昇の結果一
定の温度をこえると誘導体損失が急激に上昇し、発熱に
よりフイルム自体がドロドロに液化するが、このような
状態でコンデンサをそのまま放電すると液状フイルムの
分解ガスに着化し、コンデンサは勿論のことコンデンサ
の使用された安定器の焼損を招き火災事故に至る危険性
があり、このような不都合を防止するためにコンデンサ
は外界から遮断されねばならずコンパウンドに埋込まれ
る。
又、乾式フイルムコンデンサは上記したドロドロの液化
状態で酸素を遮断し機械的に抑えこまれてその容積を例
えば通常の場合以下のように一定以下に保持するとその
インピーダンスがきわめて小さくなるという特異な現象
を呈し、このインピーダンスの急変を利用して安定器の
一次側の電流を急増せしめて電源側ヒューズを切り装置
の安全を図る等の方法を講ずることが考えられるが、こ
のような点からも乾式フイルムコンデンサの使用に際し
てはコンパウンドに完全に埋入することが望まれる。
状態で酸素を遮断し機械的に抑えこまれてその容積を例
えば通常の場合以下のように一定以下に保持するとその
インピーダンスがきわめて小さくなるという特異な現象
を呈し、このインピーダンスの急変を利用して安定器の
一次側の電流を急増せしめて電源側ヒューズを切り装置
の安全を図る等の方法を講ずることが考えられるが、こ
のような点からも乾式フイルムコンデンサの使用に際し
てはコンパウンドに完全に埋入することが望まれる。
しかるに、 乾式フイルムコンデンサはその比重が極め
て小さく、約０．８〜１．５で通常安定器に充填材とし
て用いられるポリエステルコンパウンド等の合成樹脂コ
ンパウンドの約１．５〜２．２に比較すると充分に小さ
いので、コンパウンド充填時に浮き上る欠点があり、例
えば、先ずコンパウンドの２／３程度を充填し乾式フイ
ルムコンデンサの浮上した状態で固化を待ちその後残余
のコンパウンドを充填して全体をコンパウンドに埋入し
た構成を得たり、特別の持具でもって予じめコンデンサ
を固定しておく等の方法が考えられるが、いずれも作業
工程が複雑で手間を要する欠点がある。
て小さく、約０．８〜１．５で通常安定器に充填材とし
て用いられるポリエステルコンパウンド等の合成樹脂コ
ンパウンドの約１．５〜２．２に比較すると充分に小さ
いので、コンパウンド充填時に浮き上る欠点があり、例
えば、先ずコンパウンドの２／３程度を充填し乾式フイ
ルムコンデンサの浮上した状態で固化を待ちその後残余
のコンパウンドを充填して全体をコンパウンドに埋入し
た構成を得たり、特別の持具でもって予じめコンデンサ
を固定しておく等の方法が考えられるが、いずれも作業
工程が複雑で手間を要する欠点がある。
本発明による放電灯用安定器の製造方法はかかる点に鑑
み為されたもので、図の如く筒型の安定器ケース１にチ
ョークコイル等の電気機器２を収納し、該電気機器２の
端子と乾式フイルムコンデンサ３の様子を、電気機器２
の端子から充填さるべきコンパウンド４の表面の高さま
での距離よりも充分に短いフレキシブルなリード線５で
結線した乾式フイルムコンデンサ３をその上部に収納し
てコンパウンド４を安定器ケース１内に所定高さまで充
填して完全埋設して硬化させ所定の結線用リード線６を
外部へ露出させるようにしている。
み為されたもので、図の如く筒型の安定器ケース１にチ
ョークコイル等の電気機器２を収納し、該電気機器２の
端子と乾式フイルムコンデンサ３の様子を、電気機器２
の端子から充填さるべきコンパウンド４の表面の高さま
での距離よりも充分に短いフレキシブルなリード線５で
結線した乾式フイルムコンデンサ３をその上部に収納し
てコンパウンド４を安定器ケース１内に所定高さまで充
填して完全埋設して硬化させ所定の結線用リード線６を
外部へ露出させるようにしている。
本発明による放電灯用安定器の製造方法は上記した如き
もので、電気機器２と乾式フイルムコンデンサ３の結線
をフレキシブルなリード線であって所定以下の長さのリ
ード線５で結線しているので、コンパウンド４を充填す
るに際し乾式フイルムコンデンサ３が浮き上ろうとして
も、リード線５の一端が重い電気機器２に固定されてお
り、乾式フイルムコンデンサ３の浮力に抗して所定以上
に伸びず、乾式フイルムコンデンサ３はコンパウンド４
に全体を埋入された形で位置決めされ、特別の持具を用
いず、複雑な作業工程によらずとも乾式フイルムコンデ
ンサ３つ浮上が有効に防止される効果がある。
もので、電気機器２と乾式フイルムコンデンサ３の結線
をフレキシブルなリード線であって所定以下の長さのリ
ード線５で結線しているので、コンパウンド４を充填す
るに際し乾式フイルムコンデンサ３が浮き上ろうとして
も、リード線５の一端が重い電気機器２に固定されてお
り、乾式フイルムコンデンサ３の浮力に抗して所定以上
に伸びず、乾式フイルムコンデンサ３はコンパウンド４
に全体を埋入された形で位置決めされ、特別の持具を用
いず、複雑な作業工程によらずとも乾式フイルムコンデ
ンサ３つ浮上が有効に防止される効果がある。
図は本発明により製造された放電灯用安定器の実施例を
示す透視斜視図である。
示す透視斜視図である。
Claims (1)
- １ 筒型安定器ケースの下部に電気機器を収納し、該電
気機器の端子と乾式プラスチックフイルムコンデンサを
、電気機器の端子と充填すべきコンパウンド表面間の距
離よりも短いフレキシブルなリード線で結線し、コンパ
ウンドを所要量充填硬化して、電気機器及び乾式プラス
チックフイルムコンデンサをコンパウンド中に完全埋設
するようにした放電灯用安定器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50143662A JPS583367B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | ホウデントウヨウアンテイキノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50143662A JPS583367B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | ホウデントウヨウアンテイキノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52369A JPS52369A (en) | 1977-01-05 |
| JPS583367B2 true JPS583367B2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=15344001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50143662A Expired JPS583367B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | ホウデントウヨウアンテイキノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583367B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4691170A (en) * | 1986-03-10 | 1987-09-01 | International Business Machines Corporation | Frequency multiplier circuit |
| US4794459A (en) * | 1987-12-28 | 1988-12-27 | Eastman Kodak Company | Columnar focusing indicator for a manually focused video camera |
| US4775892A (en) * | 1987-12-28 | 1988-10-04 | Eastman Kodak Company | Brightness-dependent focusing aid for a manually focused video camera |
| US6497524B1 (en) | 1999-10-25 | 2002-12-24 | Joung Chul Kim | Hand-held multipurpose casing with structure for reversibly extending functional tipped device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4723019U (ja) * | 1971-04-06 | 1972-11-15 |
-
1975
- 1975-11-29 JP JP50143662A patent/JPS583367B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4723019U (ja) * | 1971-04-06 | 1972-11-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52369A (en) | 1977-01-05 |
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