JPS5833482B2 - ストレンゲ−ジブリツジ回路 - Google Patents

ストレンゲ−ジブリツジ回路

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Publication number
JPS5833482B2
JPS5833482B2 JP15903976A JP15903976A JPS5833482B2 JP S5833482 B2 JPS5833482 B2 JP S5833482B2 JP 15903976 A JP15903976 A JP 15903976A JP 15903976 A JP15903976 A JP 15903976A JP S5833482 B2 JPS5833482 B2 JP S5833482B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bridge circuit
temperature
strain
gauge
span
Prior art date
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Expired
Application number
JP15903976A
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English (en)
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JPS5382449A (en
Inventor
毅 安原
友義 鴨下
勝 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP15903976A priority Critical patent/JPS5833482B2/ja
Publication of JPS5382449A publication Critical patent/JPS5382449A/ja
Publication of JPS5833482B2 publication Critical patent/JPS5833482B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は絶苅圧力計等に使用されるストレンゲージの
圧力変換出力を取出すためのブリッジ回路に関するもの
である。
一般的にストレンゲージとしては、例えば厚さの薄い低
濃度の基板結晶(Si)の上に高濃度の不純物(ボロン
)を拡散し、薄膜の拡散層が所定の形に形成されたもの
をそのままストレンゲージとして使用できるようにした
拡散形半導体ストレンゲージが知られている。
従来においては、基板結晶(感圧ダイアフラム)の面1
00の半径方向に形成されたストレンゲージは加圧によ
り抵抗値が増加するゲージRTとして構成され、また、
基板結晶の面100の円周方向に形成されたストレンゲ
ージは加圧により抵抗値が減少するゲージRcとして構
成され、これらのゲージRT、Rcにより第1図に示す
ようなフルブリッジ回路を構成する。
すなわち、第1図に示すフルブリッジ回路において、出
力V。
は次式によって求められる。
また、ストレンゲージRT は一般に次式の通りである。
ツRC の各温度特性 RTO・ RCOは基準温度におけるゲージの基準抵抗値 αT、αCはゲージの抵抗温度係数 βT1βCはゲージファクタ温度係数 KT、KCは基準温度におけるゲージファクタεT1
εCはひずみ tは基準温度からの温度変化量 そこで、RT、Rcの形状を等しくすれば、前記の式(
2)、(3)におけるそれぞれの係数は、となるので、 前記式(2)、 (3)41次式のようになる。
しかるに、上記式(2Y、(3)e’)関係から、前記
式(1)におけるフルブリッジ回路の出力■。
を温度特性の関係式で表わすと次式のようになる。
但し、αβt2の項は高次の微小項のため省略。
そこで、前記式(9)において、(α+β)はスパン(
感度)の温度係数であり、このスパンの温度補償を行う
ためには電流iをスパンの温度特性を0 打消すように、すなわち、11+(。
工β)。に設定しなげればならず、定電流電源回路が極
めて複雑となる難点がある。
また、ゲージファクタK及びひずみε等は素子によりバ
ラツキ(拡散条件や板厚のバラツキ等が原因)が生じる
ことが予想され、スパンは検出部毎に異なった値を示す
ので、検出部のスパンを統一するためには電流iを検出
部毎に設定しなおす必要があり、検出部の互換性が乏し
くなる欠点がある。
そこで、本発明者等は前記の欠点を全て克服すべく鋭意
研究を重ねた結果、定電流源に接続されたフルブリッジ
回路の出力取出端子間に抵抗R1゜R2を直列に接続し
、その一方の抵抗R1の端子間より出力電圧voを取出
すように構成すれば、出力voは次式で求められ、 ことにより、定電流iを温度変化に対して変化させるこ
となく一定の電流でスパンの温度補償を達成できること
を突き止めた。
従って、本発明の目的は、定電流源を温度に応じて変化
させることなく、しかも入力電力回路及び出力電圧回路
に補償手段を設けることな(スパンの温度補償は達成で
きるストレンゲ−ジブリッジ回路を提供するにある。
このような目的は、本発明によれば、被測定量によって
抵抗値が増加する2つのストレンゲージと、被測定量に
よって抵抗値が減少する2つのストレンゲージとにより
ブリッジ回路を構成し、このブリッジ回路の出力取出端
子間に補償用抵抗を接続してストレンゲージの温度係数
を調整しスパンの温度補償を行うよう構成することによ
り達成される。
また、前記のストレンゲ−ジブリッジ回路において、出
力voが次式で求められ、 となるよう選定すれば好適である。
さらに、またmの値を調節可能にし、スパンの補償を調
整し得るよう構成すれば好適である。
次に、本発明に係るストレンゲ−ジブリッジ回路につき
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第3図は、本発明に係るストレンゲ−ジブリッジ回路の
動作原理を示す回路図で、感圧ダイアフラムDの面〔1
00〕の半径方向に形成された被測定量により抵抗値が
増加するゲージRTと、感圧ダイアフラムDの面(10
0)の円周方向に形成された被測定量により抵抗値が減
少するゲージR6とにより(第2図参照)、フルブリッ
ジ回路を構成し、≦このフルブリッジ回路の出力取出し
用端子間に補償用抵抗R1及びR2を直列に接続して、
一方の補償用抵抗R1間の端子電圧を出力V。
とじて取出すように構成したものである。
すなわち、第3図に示すブリッジ回路から、抵抗R1に
流れる電流12は次式で求められる。
しかるに、ゲージRT、Rcの温度特性の関係式は既に
述べたように(2r、(3賦の通りであるから、前記式
αカは次のようになる。
を満足すれば、電流iを温度変化に対して変化させる必
要なく、常に一定の電流でスパンの温度補償が可能とな
る。
また、ストレンゲージの不純物濃度とゲージの温度係数
α、βの関係は、ある範囲(不純物濃度1014/cr
iL近辺)では第4図に示すような値となる。
従って、拡散条件を適当に選んでα+β〉0なるスパン
温度係数を持つゲージRT t RCを作成すれば、前
記式α力のR8によりスパンの温度補償を行うことがで
きる。
しかも、スパンの補償は式(10)のmの値、すなわち
R1の値を変えることにより調整することができる。
さらに、余り高精度のスパン補償及びスパン温度補償が
必要でない場合には、α+β=Oとすればよい。
なお、式00)から明らかなよううR8の値が小さくな
ると、感度が低下するのでα+βの値は余り大きくしな
いのが得策である。
第5図は本発明に係るストレンゲ−ジブリッジ回路の具
体的な実施例を示すもので、第3図に示す補償用抵抗R
1,R2に相当する抵抗として、並列に接続した抵抗1
0,120両端にそれぞれ抵抗14及び16を直列に接
続してなり前記抵抗14の一端部と抵抗10の可調整端
子より出力導線L1jL2を導出したものである。
なお、抵抗18.20,22,24,26はそれぞれブ
リッジ調整用抵抗である。
このようにブリッジ回路を構成することによって、第3
図の原理回路図と同様にスパンの補償及びスパンの温度
補償を容易に達成することができる。
なお、本実施例においては、抵抗10を調節することに
よりスパンの補償を調整することができる。
本発明に係るストレンゲ−ジブリッジ回路によれば、定
電流の値を温度に応じて変化させる必要がなく、通常の
定電流電源が使用でき、かつ検出感度が統一されたスト
レンゲージを得ることができるので、人力電力回路及び
出力電圧回路に補償手段を設ける必要がな(、検出部す
なわちゲージ相互間の互換性が向上する。
また、製造過程のバラツキによって生じる素子のバラツ
キも前記方法にて補償できるので、高精度のストレンゲ
ージを提供することができる。
以上、本発明に係るストレンゲ−ジブリッジ回路の実施
例について説明したが、本発明の精神を逸脱しない範囲
内において種々の設計変更をなし得ることは勿論である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のストレンゲージのフルブリッジ回路を示
す結線図、第2図は感圧ダイアフラム上に形成するスト
レンゲージの配置列を示す説明図、第3図は本発明に係
るストレンゲ−ジブリッジ回路の動作原理を示す回路図
、第4図はストレンゲージの拡散不純物濃度と温度係数
との関係を示す特性曲線図、第5図は本発明に係るスト
レンゲ−ジブリッジ回路の実施例を示す回路図である。 RT、Rc・・・・・・ストレンゲージ、D・・・・・
・感圧ダイアフラム、R1,R2,10,12,14,
16・・・・・・補償用抵抗、18,20,22,24
,26・・・・・・ブリッジ調整用抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定量によって抵抗値が増加する2つのストレン
    ゲージと、被測定量によって抵抗値が減少する2つのス
    トレンゲージとによりブリッジ回路を構成し、このブリ
    ッジ回路の出力取出端子間に補償用抵抗を接続してスト
    レンゲージの温度係数を調整しスパンの温度補償を行う
    よう構成したストレンゲ−ジブリッジ回路において、す
    べてのストレンゲージの抵抗温度係数を共に等しい値α
    になるように選定しかつすべてのストレンゲージのゲー
    ジファクタ温度係数を共に等しい値βになるように選定
    し、さらにそれらすべてのストレンゲ※※−ジの基準抵
    抗値を等しい値R8に選定し、際に温度補償抵抗値R8
    を その ことを特徴とするストレンゲ−ジブリッジ回路。
JP15903976A 1976-12-28 1976-12-28 ストレンゲ−ジブリツジ回路 Expired JPS5833482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15903976A JPS5833482B2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 ストレンゲ−ジブリツジ回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP15903976A JPS5833482B2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 ストレンゲ−ジブリツジ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5382449A JPS5382449A (en) 1978-07-20
JPS5833482B2 true JPS5833482B2 (ja) 1983-07-20

Family

ID=15684897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15903976A Expired JPS5833482B2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 ストレンゲ−ジブリツジ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5833482B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154289U (ja) * 1984-03-21 1985-10-15 積水化学工業株式会社 建築構造部材の支持具
JPS62185259U (ja) * 1986-05-19 1987-11-25

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154289U (ja) * 1984-03-21 1985-10-15 積水化学工業株式会社 建築構造部材の支持具
JPS62185259U (ja) * 1986-05-19 1987-11-25

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JPS5382449A (en) 1978-07-20

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