JPS583282Y2 - カヘンインダクタンスソシ - Google Patents
カヘンインダクタンスソシInfo
- Publication number
- JPS583282Y2 JPS583282Y2 JP1974021794U JP2179474U JPS583282Y2 JP S583282 Y2 JPS583282 Y2 JP S583282Y2 JP 1974021794 U JP1974021794 U JP 1974021794U JP 2179474 U JP2179474 U JP 2179474U JP S583282 Y2 JPS583282 Y2 JP S583282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- bobbin
- slide bar
- coil
- inductance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来コイルを巻設したボビン内に磁心を出没自在に挿入
し、この磁心の出没変化によってインダクタンスを可変
するように構成した同調用の可変インダクタンス素子は
公知である。
し、この磁心の出没変化によってインダクタンスを可変
するように構成した同調用の可変インダクタンス素子は
公知である。
ところでこの可変インダクタンス素子は、コイルを巻設
したボビンと、このボビン内を出没する磁心とが異なっ
た部材例えば押釦式同調器に於いては、前者が器粋に、
後者が転勤クランクと連動するスライドバーに夫々取付
けられる関係上、ボビンの軸芯と磁心の軸芯とを正確に
一致させることは至難である。
したボビンと、このボビン内を出没する磁心とが異なっ
た部材例えば押釦式同調器に於いては、前者が器粋に、
後者が転勤クランクと連動するスライドバーに夫々取付
けられる関係上、ボビンの軸芯と磁心の軸芯とを正確に
一致させることは至難である。
そのため一般にはボビンの内径を磁心の直径よりも僅か
大きく形成すると共に、磁心がボビン内で多少とも傾動
出来るように例えば磁心の一端に密巻きのコイルスプリ
ングを取付けると共に、その先端をスライドバーに穿っ
た孔に螺合するなどして磁心がスライドバーに取付けら
れている。
大きく形成すると共に、磁心がボビン内で多少とも傾動
出来るように例えば磁心の一端に密巻きのコイルスプリ
ングを取付けると共に、その先端をスライドバーに穿っ
た孔に螺合するなどして磁心がスライドバーに取付けら
れている。
ところがこの構成によれば、コイルスプリングの弾性を
弱くして磁心がボビン内で容易に傾動するように構成す
るときは、特に外部振動の受は易いカーラジオチューナ
ーに於いて磁心がボビン内で振動してハウリング現象を
誘発する慣れがあり、またコイルスプリングの弾力を強
くするときは、磁心とボビンとの擦動抵抗が大きくなる
不都合がある。
弱くして磁心がボビン内で容易に傾動するように構成す
るときは、特に外部振動の受は易いカーラジオチューナ
ーに於いて磁心がボビン内で振動してハウリング現象を
誘発する慣れがあり、またコイルスプリングの弾力を強
くするときは、磁心とボビンとの擦動抵抗が大きくなる
不都合がある。
そこで本願はこれらの欠陥を合理的に改善したもので、
その特徴とするところは、コイルを巻設したボビン内を
摺動する磁心の自由端部に、植毛を施して取るものであ
る。
その特徴とするところは、コイルを巻設したボビン内を
摺動する磁心の自由端部に、植毛を施して取るものであ
る。
即ち図に於いて、１はコイル２を巻設したボビン、３は
磁心、４は磁心３の一端に取付けたコイルスプリング、
５をコイルスプリング４の先端を螺合支持したスライド
バ、６は植毛部である。
磁心、４は磁心３の一端に取付けたコイルスプリング、
５をコイルスプリング４の先端を螺合支持したスライド
バ、６は植毛部である。
本願は叙上のように磁心の自由端部にのみ部分的に植毛
を施して戊るので、最も振動し易い磁心の自由端が植毛
を介してボビン内に密嵌状態に保持されて外部振動の影
響を受は難く、従ってハウリング現象を防止することが
出来ると共に、磁心の自由端部以外の部分は非植毛状態
にあるから、ボビンとの間に磁心が充分に傾動し得るに
必要な間隙Ｐが存在し、この間隙Ｐの存在によりボビン
と磁心との軸芯の不一致性が修正されて磁心の円滑な摺
動が保証され、而も植毛は部分的であるので、植毛作業
も容易であり、また磁心全体に植毛を施したものにおい
ては、ボビン内周面との摺動摩擦抵抗が大きくなり、従
って多数の磁心を支持したスライドバーの摺動が重くな
るとともに、特にボビンに対し磁心が没入する際、磁心
をスライドバーに取付けているコイルスプリングからな
る弾性体が屈曲して、スライドバーの位置が磁心に正確
に伝わらなくなり、周波数ズレを生ずる欠陥を有するが
、本願においては、このような欠陥も解消し得るなどの
利点を有し実用上極めて有益な考案である。
を施して戊るので、最も振動し易い磁心の自由端が植毛
を介してボビン内に密嵌状態に保持されて外部振動の影
響を受は難く、従ってハウリング現象を防止することが
出来ると共に、磁心の自由端部以外の部分は非植毛状態
にあるから、ボビンとの間に磁心が充分に傾動し得るに
必要な間隙Ｐが存在し、この間隙Ｐの存在によりボビン
と磁心との軸芯の不一致性が修正されて磁心の円滑な摺
動が保証され、而も植毛は部分的であるので、植毛作業
も容易であり、また磁心全体に植毛を施したものにおい
ては、ボビン内周面との摺動摩擦抵抗が大きくなり、従
って多数の磁心を支持したスライドバーの摺動が重くな
るとともに、特にボビンに対し磁心が没入する際、磁心
をスライドバーに取付けているコイルスプリングからな
る弾性体が屈曲して、スライドバーの位置が磁心に正確
に伝わらなくなり、周波数ズレを生ずる欠陥を有するが
、本願においては、このような欠陥も解消し得るなどの
利点を有し実用上極めて有益な考案である。
図面は本願の実施例に於ける側断面図である。
図中１はボビン、
コイルスプリング、
２はコイル、３は磁心、
６は植毛部である。
４は
Claims (1)
- コイルを巻設したボビン内を摺動する磁心の一端に先端
をスライドバーに支持した弾性体を取付けるとともに、
磁心の自由端部のみに、植毛を施して戒る可変インダク
タンス素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974021794U JPS583282Y2 (ja) | 1974-02-25 | 1974-02-25 | カヘンインダクタンスソシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974021794U JPS583282Y2 (ja) | 1974-02-25 | 1974-02-25 | カヘンインダクタンスソシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50112953U JPS50112953U (ja) | 1975-09-13 |
| JPS583282Y2 true JPS583282Y2 (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=28113814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974021794U Expired JPS583282Y2 (ja) | 1974-02-25 | 1974-02-25 | カヘンインダクタンスソシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583282Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4110271Y1 (ja) * | 1964-02-15 | 1966-05-16 |
-
1974
- 1974-02-25 JP JP1974021794U patent/JPS583282Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4110271Y1 (ja) * | 1964-02-15 | 1966-05-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50112953U (ja) | 1975-09-13 |
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