JPS5832789Y2 - 流体殺菌装置 - Google Patents

流体殺菌装置

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JPS5832789Y2
JPS5832789Y2 JP17758079U JP17758079U JPS5832789Y2 JP S5832789 Y2 JPS5832789 Y2 JP S5832789Y2 JP 17758079 U JP17758079 U JP 17758079U JP 17758079 U JP17758079 U JP 17758079U JP S5832789 Y2 JPS5832789 Y2 JP S5832789Y2
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JP
Japan
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fluid
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flow path
sheet
fluid flow
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JP17758079U
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JPS5695392U (ja
Inventor
貴則 遠藤
Original Assignee
空研機工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内照式流体殺菌装置、例えば水の殺菌装置にお
いては流水中に紫外線を照射するようにしているが、流
れる水に対する紫外線の照射量が不均一になりやすく、
特に管内流体の流れが層流(レイノズル数2000以下
)の場合は、流体が管内を層状に流れ、管の半径方向の
流れの移動がないために紫外線ランプに近い部分の流体
は常に強い照射量を得るが、紫外線ランプより遠い部分
の流体は常に弱い照射量しか得られないので、流れる水
に対する紫外線の照射量が不均一となり、高い殺菌効果
が得られない欠点がある。
特に粘性の高い流体ではその欠点が著しい。
内照式流体殺菌装置内の流路に物を充填して水を均一に
流そうとした公知のものとして、例えば特許公告公報昭
42−7300号に記載の如く単一の螺旋を用いる用具
、又特許公告公報昭54−14701号に記載の如く攪
拌板を用いる用具がある。
螺旋型の装置は通常圧力降下は小であるが、半径方向の
流れの移動が完全でなく、水に対する紫外線の照射量が
均一でない。
一方攪拌板は管内流速が速い場合、および粘性の高い流
体を使用した場合は、全く手に負えない高い圧力降下を
起こす。
本考案は上記の公知の用具の欠点を除去するものであっ
て、以下図面により本考案実施例を説明する。
第1図において、1は石英硝子などの紫外線透過性の内
管、2は紫外線殺菌灯、5は流体入口、6は流体出口、
25は殺菌装置外管である。
25の外管の内面と1の紫外線透過性の内管とによって
出来る流路には、捩じれ角度180°の屈曲したシート
状(細長い板状)要素7,8,9,10,11.12が
ある。
第2図は殺菌装置の水封部の断面図であり、3はOリン
グ、4は袋ナツトである。
第1図に於て屈曲したシート状要素の各々の幅は、外管
の内径と紫外線透過性の内管の外径との差の÷に等しく
、又2枚の屈曲したシート状要素は流体流路をその流れ
方向横断面を紫外線透過性の内管を介して2等分してい
る。
これらの2枚のシート状要素はその下流端が次の隣接す
る同様な2枚のシート状要素の上流端に、ある角度をな
すようにおかれる。
即ち、屈曲したシート状要素7,8は流体流路をその流
れの方向横断面を紫外線透過性の内管を介して2等分し
ている。
又要素7,8の下流端15.16は、次の隣接する要素
9,10の上流端17.18に対しである角度をなすよ
うにおかれる。
同様に要素9,10の下流端19゜20は要素11.1
2の上流端21.22に対しである角度をなすようにお
かれる。
第1図の場合は上記の角度は90°である。
前記実施例流体流路をその流れ方向横断面を紫外線透過
性の内管を介して2等分している2枚の要素は同一方向
に捩じれているが、その下流端に隣接する同様な2枚の
要素は、その上流にある2枚の要素と反対の方向に捩じ
れてもよく、又聞−の方向に捩じれてもよい。
本考案は2枚の要素を一組とした組合せを多数用いるこ
とができ、その組合せ毎の捩じれはランダムで゛あって
よく、又すべで同一で゛あってもよく、又隣接する組合
せ毎に交互に逆方向であってよい。
第3図は屈曲したシート状要素であり、互に逆方向に捩
じれている。
この要素の材質は金属又は塩化ビニール等の外、紫外線
透過性の材質、例えば透明石英ガラス等も用いられる。
第4図は屈曲したシート状要素の連結方法の一例である
2枚の要素及びその2枚の要素と隣接した他の2枚の要
素はその端縁において、紫外線透過性の内管の外径より
僅かに大きい内径を有する26のリング状の物で連結さ
れている。
2枚の要素の端縁のリングに取り付ける位置を変えるこ
とによって、隣接する2組の要素の角度を任意に変える
ことができる。
流体は5の流体入口より装置内に入り、2枚の要素7,
8の上流の端縁13,14によってA及びBの部分流に
分れる。
2枚の要素7,8の捩じれた形状はこれらの部分流が外
管25内を進む間、これらの流れに二重の回転運動を付
与する。
この流れは2つの要素の輪郭に従おうとして螺旋状に回
転するので、管壁近くの流体の速度は管の中心部、即ち
紫外線透過性の内管の近くの流体の速度よりも大きい。
その結果、各部分流内に渦流運動が生じ、この渦流が部
分流内に若干の混合を惹き起す。
流体が次の2枚の要素9,10の上流端17.18にあ
たると新しい表面に沿って、部分流A9部分流Bは夫々
強制的に分割されて二つの新しい部分流をつくり、その
各々は、前の部分流A及びBの諸部分を一緒に結合する
これらの流れの混合物はこの2つの流れが2枚の要素9
,10の輪郭に従って螺旋状に回転しながら、前記の渦
運動によって再び混合される。
以上のようにして、この2枚の要素を多数使用すること
によって、紫外線ランプに近い部分の流体(紫外線照射
量が強い)と、紫外線ランプより遠い部分の流体(紫外
線照射量が弱い)が、混合され、流体全体として照射量
が均一になり、流体出口より装置外に出る。
本考案の効果として多数の屈曲したシート状要素から戒
り、前記流体流路を2つの分離した流路に分割しており
、その流路の断面積は流体流路の長さ全体にわたり実質
上一定であるので、そこを流れる流体の速度は実質上一
定である。
従って、前記攪拌板を使用したこの種の用具より遥かに
圧力降下が少ない。
又単−の螺旋を用いたこの種の用具より流体の混合は遥
かにすぐれている。
従って流体全体として紫外線の照射量の均一性もすぐれ
ていることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案流体殺菌装置の一部切欠斜視図。 第2図は流体殺菌装置の水封部の断面図。第3図は屈曲
したシート状要素の斜視図。 第4図は屈曲したシート状要素の連結法を示す斜視図。 1・・・・・・紫外線透過性の内管、2・・・・・・紫
外線殺菌灯、3・・・・・・Oリング、4・・・・・・
袋ナツト、5・・・・・・流体入口、6・・・・・・流
体出口、7,8,9,10,11.12・・・・・・シ
ート状要素、13,14,15,16,17,18,1
9,20,21.22,23.24・・・・・・シート
状要素の端縁、25・・・・・・殺菌装置外管、26・
・・・・・シート状要素連結用リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部にある殺菌光線透過性の内管に殺菌灯を内設した
    流体殺菌装置において、外管と前記内管との間に流体流
    路を形威し、前記外管の両端部に流体入口及び出口を設
    け、前記流体流路内に直列状に連らなった多数の屈曲し
    たシート状要素を固定し、前記シート状要素は流体流路
    を二つに分割し、かつ流体の方向を変えるように湾曲し
    ており、分割された各流体流路の断面積は全体にわたリ
    一定であるようになっており、各シート状要素の端縁は
    隣接する要素の端縁に対し、ある角度をもって置かれた
    ことを特徴とする流体殺菌装置。
JP17758079U 1979-12-21 1979-12-21 流体殺菌装置 Expired JPS5832789Y2 (ja)

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JP17758079U JPS5832789Y2 (ja) 1979-12-21 1979-12-21 流体殺菌装置

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JP17758079U JPS5832789Y2 (ja) 1979-12-21 1979-12-21 流体殺菌装置

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JPS5695392U JPS5695392U (ja) 1981-07-29
JPS5832789Y2 true JPS5832789Y2 (ja) 1983-07-21

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ID=29688156

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JP17758079U Expired JPS5832789Y2 (ja) 1979-12-21 1979-12-21 流体殺菌装置

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JP4364453B2 (ja) * 2001-05-21 2009-11-18 前田建設工業株式会社 縦型混練装置
EP2284126A1 (en) * 2009-08-13 2011-02-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device comprising flow guides and a source for emitting ultraviolet light

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JPS5695392U (ja) 1981-07-29

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