JPS5832662Y2 - 重合物の刺止め具 - Google Patents

重合物の刺止め具

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JPS5832662Y2
JPS5832662Y2 JP16727678U JP16727678U JPS5832662Y2 JP S5832662 Y2 JPS5832662 Y2 JP S5832662Y2 JP 16727678 U JP16727678 U JP 16727678U JP 16727678 U JP16727678 U JP 16727678U JP S5832662 Y2 JPS5832662 Y2 JP S5832662Y2
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JP
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polymer
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curved
stab
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JP16727678U
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JPS5582966U (ja
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信明 川崎
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【考案の詳細な説明】 本考案は、ソファ−にカバーを取付けたり、フトンにカ
バーを取付けたりする如く、重ね合わせられたものを刺
止めにより互いに定着する際に用いられるものであって
、刺止めすべき重合物の一面に当て付は可能な本体と、
重合物内に刺入してこれを重合定着するための曲針を有
する部材とからなる重合物刺止め具の改良に関する。
従来のこの種の刺止め具にあっては、前記曲針付き部材
を前記本体に対し、この本体の周辺部に形成した切欠き
においてこの本体の対重合物接当面と平行な軸周りに回
動可能に連設し、もって、曲針付き部材を回動により起
立させた状態で本体を重合物に当て付け、しかる後に曲
針付き部材を回動により倒伏させることにより曲針を重
合物に刺入すべく構成してあった。
しかしながら、かかる構成よりなる従来のものでは、そ
の止着効果が未だ十分に満足できるものではなかった(
その理由は、後述する本考案との対比において明らかと
なるであろう)。
本考案は、かかる実情に鑑みて、曲針刺入形態に特別な
工夫をこらすことにより、刺止め具に、より確実な止着
効示を発揮させるようにすることを目的とする。
以下、先ず、本考案の実施態様を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図においてaは、刺止め対象である重合物
eの一面に当て付けられた本体、b・・・・・・は、本
体aの周辺部の等間隔を隔てた三個所に形成された切欠
き1・・・・・・に対して嵌合する部材、c、c・・・
・・・は、各部材す、bに夫々一対ずつ固着された曲針
、dは、本体aの外周辺に捲回係止させることにより、
前記曲針付き部材b・・・・・・を本体aに固定するた
めのリング状固定部材である。
以下、上記各構成要素につき詳述する。
本体aの切欠き1・・・・・・は平面視扇状に形成され
ていて、その下端にはテーパー上面を有する鍔縁2・・
・・・・が本体aに一体的に連設されている。
鍔縁2・・・・・・には、前記一対の曲針c、c・・・
・・・を係合する一対の凹溝2a、2a・・・・・・が
形成されている。
鍔縁2・・・・・・の周方向中間でその真上位置に内方
へ没入する凹部3・・・・・・が形成されている。
隣接切欠き1゜1・・・・・・間の三つの外方突出部4
・・・・・・の外周面には、前記リング状固定部材dを
係止するための周方向の溝4a・・・・・・が形成され
ている。
本体aの対重合物e当て付は面5側には凹部空間6が形
成されている。
上記構造の本体aは、その全体が合成樹脂材から一体成
形されたものである。
曲針付き部材すも合成樹脂材から成形されたもので、こ
れに金属製の曲針c、cの基端を埋入固定しである。
この部材すは、本体aとは別体に構成されたものでこれ
を本体aの切欠き1に対し外方から嵌合するのである。
この部材すは平面視扇状に形成され、内側下端が本体a
の鍔縁2に対接するテーパー状に形成されてあり、その
真上に本体aの凹部3に嵌合する突起7が一体的に連設
され、かつ外周面にはリング状固定部材dを係止する周
方向の溝8a・・・・・・が本体a側の溝4a・・・・
・・と同一高さで形成されている。
この部材b・・・・・・の対重合物当て付は面9・・・
・・・は、本体aのそれと面一になるよう構成されてい
る。
曲針Cは円弧状又はそれに類する形状を有し、曲針付き
部材すを、固定部材dをもって本体aに固定した状態に
おいて、その先端が本体aの凹部空間3内に入り込み位
置するように構成されている。
一つの部材すに固定された一対の曲針CCは、互いに平
行な仮想平面上に位置している。
リング状固定部材dは金属製のものであって、本体aの
周方向溝4a・・・・・・と曲針付き部材b・・・・・
・の周方向溝8a・・・・・・に対し、同時的にかつ弾
性的に係止するものである。
この固定部材dの係止状態はそれ自身の弾性に抗して解
除できる。
上記構成よりなる刺止め具は、流通段階にあって、曲針
付き部材b・・・・・・を本体aに対し、固定部材dを
介して固定しておくもので、この状態では、曲針C・・
・・・・は、本体aの当て付は面5よりも外方に露出す
るも、文字通り彎曲されてありかつ先端が凹部空間6内
に位置し、更に六つの曲針C・・・・・・が、凹部空間
6内深くへの手指の侵入を禁止しているので、安全性を
十分に確保し得る。
重合物eの止着作業に際して(よ、固定部材dを外すこ
とにより、曲針付き部材b・・・・・・を本体aから離
脱し、本体aを重合物eに当て付けた状態で、第3図イ
9口のようにして曲針c、cを重合物eに刺入する。
この刺入は曲針C1Cの先端が本体2の外郭範囲内で重
合物に突き差さるように行なうが、曲針付き部材すは、
従来の刺止め具の如く本体aに対して枢着連設されたも
のではなく、本体aとは完全に分離されたものであって
、これを手指で保持しながら曲針c、cを刺入するもの
であるから、曲針c、c先端の重合物eに対する初期突
入位置が従来の刺止め具のように確定化されるのではな
く、第3図イ9口のように、本体aの半径方向において
も、又周方向においても、必然的に正規の位置から少し
だけずれることとなる可能性が高い。
又、第4図のように曲針c、cの先端が重合物eに対し
逆方向に突入する前において、曲針C,Cの刺入に伴な
い重合物eに若干のしわが強制的に生起され、この状態
で曲針C1C先端が突入するので、このしわが固定され
た状態に残存する可能性が高い。
そして、刺入が終った状態では、曲針付き部材すは、第
5図イ9口のように、本体aの切欠き1に密接嵌合する
のではなく、前述した通り、本体aの半径方向でも周方
向でも若干ずれていることになる。
このようなことが三つの曲針付き部材b・・・・・・夫
々において生じる。
そして、リング状固定部材dを用いて三つの曲針付き部
材b・・・・・・を、本体aの切欠き1・・・・・・に
正確に嵌合する状態で、(このとき突起7・・・・・・
が凹部3・・・・・・に嵌合し、かつ曲針C,C・・・
・・・が凹溝2a、2aに係合する)、本体aに固定す
ると、重合物eに更にしわが強制的に生起されることと
なる(図面上では見えていない)。
上例では、本体aに鍔縁2・・・・・・や凹部3・・・
・・・を、又鍔縁2・・・・・・に凹溝2a、2a・・
・・・・を設ける一方、曲針付き部材b・・・・・・に
テーパー面や突起7・・・・・・を設けたが、これらを
省略して実施するも良い。
又、曲針c、c・・・・・・の先端を凹部空間6内に入
り込み位置すべく構成したが、本考案はこれに限定され
るものでもない。
更に、上例では、曲針付き部材すを三つ用いたが、この
部材すの数、従って又本体aの切欠き1の数は、二つ又
は四つ以上であっても良い。
又一つの曲針付き部材すに付設する曲針Cは、二つ以外
、一つ又は三つ以上でも良い。
固定部材dとしてゴムバンドを用いるも良い。
以上、実施態様について述べたが、本考案による重合物
の刺止め具の要旨は、刺止め重合物eの一面に当て付は
可能な本体aの周辺部に適宜間隔を置いて複数の切欠き
1・・・・・・を形成し、これら切欠き1・・・・・・
に対して嵌合離脱自在な部材b・・・・・・夫々に、こ
れらを前記切欠き1・・・・・・に嵌合させた状態にお
いて本体aの外郭範囲内で刺止め重合物e内に刺入して
これを重合定着する円弧状又はそれに類する曲針C・・
・・・・を突設するとともに、これら曲針C・・・・・
・付き部材b・・・・・・を前記切欠き1・・・・・・
に嵌合させた状態で本体a外周辺に捲回係止させること
により各部材b・・・・・・を本体aに固定するリング
状固定部材dを弾性に抗して係止解除可能な状態に設け
、かつ前記本体aの刺止め重合物eへの当て付は面側に
は、刺止め状態において前記曲針C・・・・・・の先端
が入り込み位置する凹部空間6を形威しである点に存し
、前記本体aの各切欠き1・・・・・・に部材b・・・
・・・を嵌合させてこれら各部材b・・・・・・をリン
グ状固定部材dを介して本体aに固定させておけば、刺
止め作用状態及び非作用状態の何れにあっても曲針C先
端が凹部空間6内に入り込み位置して外部には露出しな
いので、針先端でけがをするような恐れがなくて安全に
取扱える利点があるが、特に、本考案による時は、刺止
め作用時において前記曲針付き部材b・・・・・・と本
体aとを完全に分離させて扱えるから、本体aを片手の
指で刺止め重合物eの一面に押し付けて位置保持し乍ら
、もう一方の手の指で部材すを持って曲針Cを突き刺し
て行くのであるが、この時、手指操作故に両者a、l)
の位置関係に多少のずれが生ずることは避は難い。
それ故に、曲針Cの先端が刺止め重合物eの一面側から
地面側に突き出るまでの初期突入経路に対し、前記部材
すを本体3周辺部に形成された切欠き1に嵌合するよう
につまり前記の位置すれを修正するようにこの曲針付き
部材す側を位置移動させ乍ら曲針Cの先端を初期突入位
置とは離れた個所の刺止め重合物eの他面側から前記−
面側に更に突き刺し移動させてゆく突入経路が若干ずれ
た格好になり、このような曲針突入経路のずれに伴なっ
て曲針Cの第1突入点(第5図イのX点)と第2突入点
(第5図イのY点)との間の重合物e部分には皺が生起
され、これが部材すと本体aとの固定によって残存する
ので、曲針Cと重合物eとの間の曲針Cの抜は方向に対
する物理的摩擦力が増大されることになり、これが周方
向の複数個所で起るため、重合物eに対する止着効果を
冒述従来品に比べて非常に高いものにできるに至った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る重合物の刺止め具の実施の態様を例
示し、第1図は刺止め状態の平面図、第2図はその断面
図、第3図イ2口は刺入開始時の断面図と平面図、第4
図は曲針先端再突入直前の断面図、第5図イ7口はその
直後の断面図と平面図、第6図は非作用状態での底面図
である。 a・・・・・・本体、b・・・・・・曲針付き部材、C
・・・・・・曲針、d・・・・・・リング状固定部材、
e・・・・・・重合物、1・・・・・・切欠き、6・・
・・・・凹部空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刺止め重合物eの一面に当て付は可能な本体aの周辺部
    に適宜間隔を置いて複数の切欠き1・・・・・・を形成
    し、これら切欠き1・・・・・・に対して嵌合離脱自在
    な部材b・・・・・・夫々に、これらを前記切欠き1・
    ・・・・・に嵌合させた状態において本体aの外郭範囲
    内で刺止め重合物e内に刺入してこれを重合定着する円
    弧状又はそれに類する曲針C・・・・・・を突設すると
    ともに、これら曲針C・・・・・・付き部材b・・・・
    ・・を前記切欠き1・・・・・・に嵌合させた状態で本
    体a外周辺に捲回係止させることにより各部材b・・・
    ・・・を本体aに固定するリング状固定部材dを弾性に
    抗して係止解除可能な状態に設け、かつ前記本体aの刺
    止め重合物eへの当て付は面側には、刺止め状態におい
    て前記曲針C・・・・・・の先端が入り込み位置する凹
    部空間6を形威しであることを特徴とする重合物の刺止
    め具。
JP16727678U 1978-12-04 1978-12-04 重合物の刺止め具 Expired JPS5832662Y2 (ja)

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JP16727678U JPS5832662Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 重合物の刺止め具

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JP16727678U JPS5832662Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 重合物の刺止め具

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JPS5582966U JPS5582966U (ja) 1980-06-07
JPS5832662Y2 true JPS5832662Y2 (ja) 1983-07-20

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ID=29167338

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JP16727678U Expired JPS5832662Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 重合物の刺止め具

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KR101507279B1 (ko) * 2014-06-26 2015-03-30 이승철 장신구 고정용 기구

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JPS5582966U (ja) 1980-06-07

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