JPS5832187Y2 - 改善された支持体部材を具備するゲツタ装置 - Google Patents

改善された支持体部材を具備するゲツタ装置

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JPS5832187Y2
JPS5832187Y2 JP1981059930U JP5993081U JPS5832187Y2 JP S5832187 Y2 JPS5832187 Y2 JP S5832187Y2 JP 1981059930 U JP1981059930 U JP 1981059930U JP 5993081 U JP5993081 U JP 5993081U JP S5832187 Y2 JPS5832187 Y2 JP S5832187Y2
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JP
Japan
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getter
tab portion
bottom wall
getter assembly
wall
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JP1981059930U
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JPS56170861U (ja
Inventor
ネルロ・ビオリーニ
フランコ・ピロタ
マリオ・ツツキネルリ
Original Assignee
エツセ・ア・エ・エツセ・ゲテルス・エツセ・ピ・ア
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、改善された支持体部材を具備するゲッタ装置
の改善に関するものである。
電子管に於いてゲッタ装置を使用することば良く知られ
ている。
一般に使用されるゲッタ構造体は、加熱に際してゲッタ
金属蒸気を放出しうる物質を圧入しであるU字形断面の
リング状容器のような容器から構成される。
ゲッタ装置の使用を必要とする電子管は一つはテレビジ
ョン受像管である。
テレビジョン受像管は一般に、電子銃構造体を収納する
ネック部分と、一般に扁平なスクリーンにおいて終端す
る拡大バルブ部分と、両者を繋ぐ漏斗状(ファンネル)
部分とから成る。
ゲッタ装置を一般に「アンテナスプリング」と呼ばれる
ばね状金属質ストリップの端に取付けそしてストリップ
の外端を電子銃構造体に固定するのが通常的やり方であ
る。
ばねはそれがゲッタ装置を漏斗状部分においてテレビジ
ョン受像管の壁に当接状態に保持するよう緊張されそし
てゲッタ装置が電子銃からスクリーンに向けられる電子
路を遮き゛らないことを保証している。
米国特許第3381805号及び第’3’390758
号において、ゲッタ容器が、管壁と直接的な接触状態に
ある間にゲッタ金属を蒸発するべくゲッタ容器が加熱さ
れたなら生じる恐れのある管のクラック発生問題を防止
する為、ゲッタ容器と管壁との間にセラミック部材を使
用する、アンテナ位置で使用する為のゲッタ装置が記載
されている。
しかし、そのようなゲッタ装置は、セラミック部材がワ
イヤ或いはバー或いは他の止着用手段のような機械的手
段によってゲッタ容器に保持されねばならないので、複
雑な構造を有している。
更に、セラミック部材は、ゲッタ装置の全体質量を実質
上増大し、これは結局アンテナスプリングの張力が増大
されることを必要とする。
アンテナスプリングのブ端は電子銃構造体に付設されて
いるので、電子銃構造体は過度の力を受け、その結果例
えばカラーテレビジョン受像管において電子銃構造体を
シャドウマスクに対して不整合ならしめ、それにより画
像品質の低下を招くことがある。
環状セラミック部材を使用することによりゲッタ装置の
重量を減じる試みは米国特許第3927953号に提唱
された。
しかし1.環状セラミック部材を設けたとしても、ゲッ
タ装置の質量は充分には軽減されず、そして組立体が複
雑であるという欠点は1だ尚そのま昔である。
上述したセラ□ツク部材の代りに管壁からゲッタ容器を
隔てる作用をなすワイヤスレッド或いは支持体部材を使
用する他のゲッタ装置が米国特許第3508105号及
び第3829730号に記載された。
これらのゲッタ装置は比較的小さい質量を持つが、ゲッ
タ装置をアンテナスプリングに付設する為の別個のタブ
部材及びゲッタ容器を管壁から離間する為の別個の部材
を設けることがやはり必要であることがわかった。
いかなる組立体においても最小限数の部品の使用が常に
所望される。
云54’−eもなく、これは、組立時間を減じ、製造コ
ストを減じ、組立過程をはるかに容易に自動化ならしめ
て少ない設備投資で生産量の増大を可能ならしめるから
である。
更に、部品数の減少は欠陥部材の発生頻度を下げそして
組立時の欠陥の発生の確率を下げるから、製品の信頼性
を増大する。
従って、本考案の目的は、現在のゲッタ装置の持つ欠点
を排除したゲッタ装置を提供することである。
本考案の別の目的は、ゲッタ容器を電子管壁から離間す
る為の部材及びタブ部材組立を具備するゲッタ装置を提
供することである。
本考案の更に別の目的は、最小数の部品を使用するゲッ
タ装置を提供することである。
本考案のまた別の目的は、製造コストの減少を与えるゲ
ッタ装置を提供することである。
以下、本考案の具体例について説明しよう。
本考案において、少く共1つの側壁とそこに連結される
底壁を具備しそして底壁及び側壁により支持されるゲッ
タ蒸気放出用物質を収納するゲッタ容器と、ある長さの
簡単なワイヤを賦形してなる実質上U字形のタブ部分、
補助支持要素及びランチから成るワイヤ支持体部材を包
含するゲッタ組立体が提供される。
実質上U字形のタブ部分は、一つの弧状部分と2つの僅
かな距離にわたって実質上平行に伸延する腕とから成る
影線を有し、そしてその弧状部分はゲッタ容器底壁っ面
に平行な面においてゲッタ組立体の外半径より大きな距
離まで半径方向外方に突出している。
タブ部分の少く共1つの腕は容器底壁に付着されそして
各腕の弧状部分とは反対の端は補助支持要素に継合され
ている。
補助支持要素は、それらの長さに沿ってゲッタ組立体の
外径にほぼ等しくなるまで離間距離を増大する。
各支持要素は弧状形態をなん一対の同様のランチの各々
の始端において終端する。
ランチの各々は1.、ゲッタ組立体の外半径にお釦よそ
等しい長さを持ちそして互いに実質上平行にそしてタブ
部分の腕に対しても実質上平行に伸延する。
ランチの凹入面はゲッタ容器底壁に対面する。ゲッタ組
立体はタブ部分によりスプリングアンテナの端に付設さ
れそしてテレビジョン受像管内に挿入される。
支持体部材はゲッタ容器を受像管の壁から離間する役目
をなす。
ゲッタ容器は好1しくは内側側壁及び外側側壁と両者を
繋ぐ底壁とを具備している。
これら壁によって支持されるゲッタ金属蒸気放出用物質
は好1しくは、バリウムの合金であり、更に好1しくは
おおよそ50:50の重量比のバリウムとアルミニウム
との合金をこの合金が発熱的に反応しうるNi、Co、
Fe等のほぼ等重量の金属と混合したものである。
U字形タブ部分は、アンテナスプリングを付着するため
の一層大きな表面を与えるべく僅かに円形とされ5る。
タブ部分の腕は底壁にゲッタ組立体の周縁近く或いは内
周近く或いはその間の任意の点のような都合のよい点に
おいて付設されうる。
ゲッタ金属蒸気放出用物質という用語は、ゲンタ金属蒸
気放出前及び煉q?l質双方を含むことを意味するもの
である。
この用語は、ゲッタ装置と共に販売される形態の物質及
びゲッタ金属の大部分が物質から蒸発しそして管の内面
に皮膜の形態をなしている作動管内において見出される
形態の物質をも包括するものである。
さて、図面第1及び2図を参照すると、本考案のゲッタ
組立体10が示されている。
ゲッタ組立体10は、外側壁12、内側壁13及び両者
を繋ぐ底壁14を具備するゲッタ容器11を含ん″でい
る。
ゲッタ金属蒸気放出用物質15は外側壁12、内側壁1
3及び底壁14により担持されている。
実質上U字形のタブ部分17を含む円形断面のワイヤ支
持体部材16が設けられる。
タブ部分17は、弧状部分18、第1.腕19及び第2
腕20から構成される形態をなしそして第1及び第2腕
19及び20はこの場合実質□上互いに平行である。
。弧状部分18は、ゲッタ組立体10からその外半径よ
りも大きな距離1で底壁14の面に平行な面に卦いて半
径方向外方に突出している。
第1腕19は第1スポット溶接部21により底壁14に
付着される。
第2腕20は第2スポット溶接部22により底壁14に
付設される。
補助支持要素23が第1腕19に弧状部分18とは反対
の端において付設される。
別の補助支持要素24が第2腕20に弧状部分18とは
反対の端において付設される。
補助支持要素23及び24は、それらの離間距離がゲッ
タ組立体10の外径にほぼ等しくなる1で、それらの長
さに沿って実質上1800にわたる方向において互いの
離間距離を増大して伸延する。
補助支持要素23及び24は、弧状ランナ27及び28
の始端を示す点25及び26それぞれにかいて終端する
各ランナはゲッタ組立体10の外半径におおよそ等しい
長さを持っている。
弧状ランナ27及び28は、タブ部分1γに平行ではあ
るがそこから離れる方向において実質上互いに平行に伸
延しそしてまたタブ部分1Tの腕19及び20にも実質
上平行である。
ランナ21の凹入表面29は底壁14に対面しており、
そしてランチ28の凹み表面も同様である。
第3及び4図は、本考案の別の具体例を示し、そしてワ
イヤ支持体部材31がここでは上記具体例とは異った補
助支持要素32及び33を持つ点を除いてゲッタ組立体
10とすべての点で同等のゲッタ組立体30を示す。
この具体例に卦ける補助支持要素32及び33は、それ
らの離間距離がゲッタ組立体30の外径におおよそ等し
いが僅かに小さい間隔1で、それらの長さに沿って18
0以下の角度にわたる方向に離間距離を増大してしる。
補助支持要素32及び33は弧状ランナ36及び37の
始端を示す点34及び35それぞれに卦いて終端する。
各ランナはゲッタ組立体30の外半径におおよそ等しい
長さを持っている。
弧状ランナ36及び31はタブ部分に向う方向に実質上
互いに平行に伸延しそしてまたタブ部分の腕に対しても
平行である。
ランナ36及び37の凹入表面38及び39はゲッタ組
立体30の底壁40に対面している。
本考案のゲッタ組立体の使用によりアンテナばねの張力
は電子銃組体の不整合が起らないような低い値に維持さ
れうることが見出された。
追加的に、このような装置の製造は最小限数の部品の使
用に由り大量生産方式で容易に達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のゲッタ装置の平面図であり、第2図は
第1図の■−「線に沿う断面図であり、第3図は本考案
の別のゲッタ装置の平面図であり、そして第4図は第3
図のrv−rv’線に沿う断面図である。 図中主要な符号は次の通りである。 10・・・ゲッタ組立体、11・・・ゲッタ容器、12
・・・外側壁、13・・・内側壁、14・・・底壁、1
6,31・・・ワイヤ支持体部材、17・・・タブ部分
、18・・・弧状部分、19゜20・・・第1、第2腕
、21.22・・・スポット溶接部、23,24,32
,33・・・補助支持要素、27.28,36,37・
・・ランナ、29,38゜39・・・凹入表面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1)少く共1つの側壁と該側壁に連結される底壁を具備
    しモしてゲッタ金属蒸気放出用材料を該底壁及び側壁に
    より担持してなるゲッタ容器と、弧状部分及び2つの僅
    かに離間して実質上平行に伸延する腕から成る形態をな
    す実質上U字形タブ部分であって、該弧状部分が前記底
    壁の面に平行な面においてゲッタ組立体の半径より大き
    な距離1で半径方向外方に突出し、前記タブ部分の少く
    共1つの腕が前記底壁に付着されるタブ部分を含むワイ
    ヤ支持体部材であって、該腕各々の弧状部分とは反対の
    端に補助支持要素が形成され、そして該補助支持要素が
    それらの離間距離がゲッタ組立体の外径にかおよそ等し
    くなる1でそれらの長さに沿って離間距離を増大し、該
    補助支持要素の各々の終端から一対のランチの各々が伸
    延し、そして該ランチの各各がゲッタ組立体の半径にほ
    ぼ等しい長さを持つ弧状をなしそして互いに実質上平行
    に且つ前記タブ部分の腕に実質上平行に伸延し、そして
    該ランチの凹入面が前記底壁に対面しているワイヤ支持
    体部材と、 を包含するゲッタ組立体。 2)前記ランチがタブ部分から離れる方向に伸延してい
    ることを特徴どする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のゲッタ組立体。 3)前記ランチがタブ部分に向く方向に伸延しているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のゲ
    ッタ組立体。 4)ワイヤ支持体部材が円形断面を有しそしてワイヤを
    彎曲して賦形されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のゲッタ組立体。 5)タブ部分の両方の腕が底壁に付着されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のゲッタ
    組立体。 6)ゲッタ容器が外側壁と、内側壁と、両者を繋ぐ底壁
    とから構成され、補助支持部材が180゜以下の角度に
    わたって互いに離間状態に伸延していることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のゲッタ組立体。
JP1981059930U 1981-04-27 1981-04-27 改善された支持体部材を具備するゲツタ装置 Expired JPS5832187Y2 (ja)

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JPS56170861U JPS56170861U (ja) 1981-12-17
JPS5832187Y2 true JPS5832187Y2 (ja) 1983-07-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734832U (ja) * 1971-05-11 1972-12-18
JPS5034160A (ja) * 1973-06-12 1975-04-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734832U (ja) * 1971-05-11 1972-12-18
JPS5034160A (ja) * 1973-06-12 1975-04-02

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