JPS5831845Y2 - ズボン - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はズボン、特にヒップポケットの内空部をウェ
スト帯部にまで達せしめると共にその開口部をポケット
内空部の上端より所要範囲下方に位置させたズボンの前
記ヒップポケット部の改良に関するものである。

ヒップポケットの内空部をウェスト帯部まで達せしめる
と共にその開口部をポケット内空部の上端より所要範囲
下方に位置させると、ヒップポケットに大型に礼入れを
収納した場合ポケット口から一部はみ出す部分をポケッ
ト内空部の上方に完全に挿入することができて、ポケッ
ト口から礼入れの一部が突出する場合の不体裁がないと
共にスノに抜き取られるのを防止できる。

ところで、ヒップポケットに大型札入れを収納し一部は
み出す部分もポケット内空上部に挿入する操作は札入れ
が剛性を有する場合若干困難性がある。

この考案は前記ヒップポケットの欠点を解決したもので
ある。

以下この考案の実施例を添寸図面に基いて説明すれば、
Ａはズボン、Ｂはその後身頃１部に形成されたヒップポ
ケットであり、２はポケツＩ〜の製布、３はポケットの
中空部である。

中空部３の上端は今ニス）＝１部４にまで達しており、
ポケットの開口部５は中空部３の上端から数ｃｍ下った
ところに形成しである。

前記ポケット口５の一端か毛上方部分にポケット内空部
の上端に達するところまで切開き部６が形成してあって
この切開き部はスライドファスナー７で閉じられている
。

８はスライダーである。９は前ポケットの開口部を示す
。

この考案は上記したような構造であり、このズボンはヒ
ツプポケツ）Ａの内空部３がポケットの開口部５より上
方にまでのびているのでこのポケツ１−に大型の札入れ
１０を収納し札入れの上端はみ出し部分をポケット内の
開口部５から上方の内空部に挿入してしまうことができ
ると共に、ポケットの開口部の一端には上方への切開き
部６が形成してあってスライドファスナー７で閉じるよ
うにしであるので、札入れの上端を内空上部に挿入する
際はスライドファスナーのスライダー８を上方に引いて
切開き部６を開き、ポケットの開口部５より上方の布部
１１を第１図鎖線に示すように上方に反転さすことがで
き、以て札入れの上端挿入操作をきわめて容易ならしめ
得るという効果がある。

尚札入れの上端をポケットの内空上部に挿入後は切開き
部６を再び閉し、又札入れを取り出す際も切開き部を開
くものとする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るズボンの一例の一部切欠側面図、
第２図は同上要部の拡大縦断面図である。 Ａ・・・・・・ズボン、１・・・・・・後身頃、４・・
・・・・ウェスト帯部、Ｂ・・・・・・ポケット、２・
・・・・・ポケット公布、３・・・・・・中空部、５・
・・・・・開口部、６・・・・・・切開き部、７・・・
・・・スライドファスナー、１０・・・・・・札入れ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 後身頃のヒップポケットの内空部をウェスト帯部にまで
   達せしめると共に前記ポケットの開口部をポケット内空
   部の上端より所要範囲下方に位置させたズボンにおいて
   、前記ポケットの開口部から上方にポケット内空部上端
   に達する切開き部を形成してこの切開き部をスライドフ
   ァスナーで閉じたことを特徴とするズボン。