JPS5831669Y2 - ユニツト式電動工具整理棚 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電動の鉋盤、ドリルなどコードを有する電動
工具を一つずつ整理・整頓して収納するためのユニット
式の整理棚に関する。

複数の電動工具を使用する現場で、いくつもの工具が散
らばっていたり、相互のコードカ絡ミ合って、使用時は
もとより収納時においてそのときほぐしに苦労している
光景が見られるが、このことは作業性の上から望ましく
むいばかりでなく工具へのつまづきやコードのよじれ、
屈折、相互摩擦などによって被覆切断、裸線接触のおそ
れがある々と危険でもある。

本案は従来のか＼る実情に鑑みてなされたもので、以下
図面の実施例によって説明すると、単体としてのユニッ
トＳは、第３図に示すように、一つの電動工具が納まる
容積を有する前面開口の筐体１の一側内壁に沿って、上
下に出没可能な接続片２が設けられ且つその接続片２と
継がるコード３が出入自在に納まる自動巻込装置４（そ
の内部構造は図示を省略）が備えてあり、さらにそのコ
ード３の先端に電動工具のプラグを差込むコンセン）３
ａが装着されて構成される。

６は前面開口を覆うためのシャッタ一式蓋である。

そしてこのユニッ）Ｓを複数組合わせたユニットＳ群は
、第１図及び第２図に示され、突出させた接続片２を介
して相互に通電可能となったそのユニツ）Ｓ群の中いず
れか一つには、電源と継ぐコード５が備えられる。

今、以上の構成の本案整理棚を使用するには、作業現場
において使用する電動工具の数に応じてユニットＳを用
意して、それぞれ接続片２を上方へ突出させた状態で積
重ねる（ユニットＳ群の形成）。

するとその接続片２を介してユニットＳ相互に通電可能
となるから、それらの中の一つのユニットＳが備える電
源コード５を電源に継ぐことにより各ユニツ）Ｓのコー
ド３に電流が通る。

そこで各電動工具のプラグをこのコード３先端のコンセ
ン）３ａに差込んでおき、必要とする工具をそのコード
３を所要の長さだけ引出して使用する（即ちこの時性の
電動工具は各ユニッ）Ｓ内に納まっている）。

そして別の工具を必要とするときは、今迄使用していた
工具をコード３を自動巻込みさせたうえユニツ）Ｓへ収
納してから先と同様の方法で新たに別の工具を別のユニ
ットＳがら取出す。

本案整理棚は以上のようで、作業現場において組合わせ
た各ユニツ）Ｓに電動工具が一つ宛収納され、必要な工
具のみをコード３を引出すことにより取出して使用する
ものであるから使用中の工具以外はユニットに整理整頓
され、コード相互の絡み付き０おそれが解消し、使用後
の収納も自動巻込みにより簡単であることから作業性を
著しく向上させるとともに安全作業が可能となった。

ユニツ）Ｓの組合わせであるから現場現場で必要に応じ
てその数を増減でき、またユニットＳそのものが工具箱
を兼ねその携帯・運搬が容易に行える。

ユニツ）Ｓ群は接続片２を介して相互に通電可能となっ
ているから、一つの電源コード５によって全部に通電す
ることができる。

コードのみならず電動工具自体を大切に扱う結果、耐久
性を持たせることかできるなど幾多の利点を有するもの
である。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例を示すもので、第１図は斜視図、第
２図は縦断側面図、第３図はユニットＳの斜視図。 １・・・・・・筐体、２・・・・・・接続片、３・・・
・・・コード、３ａ・・・・・・コンセント、４・・・
・・・自動巻込装置、５・・・・・・電源コード、Ｓ・
・・・・・ユニット。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一つの電動工具が納まる容積を有する前面開口の筐体１
   の一側壁に沿って、上下に出没可能な接続片２を設ける
   とともにその接続片２と継がるコード３が出入自在に納
   まる自動巻込装置４を備え、さらにそのコード３の先端
   にコンセント３ａを装着してユニットＳを構成し、その
   複数の組合わせにより接続片２を介して相互に通電可能
   となったユニツ）Ｓ群の中いずれか一つには、電源と継
   ぐコード５を備えたことを特徴とするユニット式電動工
   具整理棚。