JPS583079Y2 - 圧力変換器 - Google Patents

圧力変換器

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Publication number
JPS583079Y2
JPS583079Y2 JP17293077U JP17293077U JPS583079Y2 JP S583079 Y2 JPS583079 Y2 JP S583079Y2 JP 17293077 U JP17293077 U JP 17293077U JP 17293077 U JP17293077 U JP 17293077U JP S583079 Y2 JPS583079 Y2 JP S583079Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
leaf spring
counterweight
fixed
pressure transducer
Prior art date
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Expired
Application number
JP17293077U
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English (en)
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JPS5497180U (ja
Inventor
仁 猪又
Original Assignee
株式会社横河電機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社横河電機製作所 filed Critical 株式会社横河電機製作所
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Publication of JPS5497180U publication Critical patent/JPS5497180U/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力を電気信号に変換する圧力変換器に関す
るものである。
本考案の目的は、温度特性の優れた圧力変換器を簡単な
構成によって実現することにある。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案に係る圧力変換器の一実施例を示す平面
図、第2図は第1図の縦断面図である。
。第1図および第2図において、10はボディ、20は
第3図に示す如き、はぼE字形の板ばねで、板ばね20
は側辺21,22.中退2孕、折返し部24.くびれ部
25、ウェイト取付は部26と側辺21,22の先端部
及び中退23の途中に固着された(この場合はTig溶
接された)短形状の補強板27から構成されている。
而して、側辺21,22の先端はボディ10の上部、仁
ねし28.29により固定されている。
30はカウンタウェイトで、板ばね20のウェイト取付
は部26にねし31.32により固定されている。
40はベローで、このベローは圧力導入口41に与えら
れた圧力に対応した力を発生するものである。
ベロー40の固定端はねじ42によりボディ10の底部
11に固定され、またベロー40の可動端はねじ43に
より板ばね20の中退23の補強板27の固着された部
分に取付けられている。
圧力導入口41はボディ10の側辺を貫通している。
50は差動インダクタンス形の変位検出器で、E字形コ
アs1.+4形コア52、一対のコイル53.54およ
びショートリング55から構成されている。
E字形コア51は取付部材60を介してねじ61,62
および63によりボディ10の上部に固定されている。
ショートリング55は板ばね20の中退23の先端にね
じ56.57・により固定されている。
この変位検出器50はコイル53.54のインダクタン
スがショートリング55の変位に対応して変わることを
利用し、板ばね20の中退23の先端変位量を電気信号
に変換するものである。
このように構成された本考案の圧力変換器の動作を説明
する。
被変換圧力が圧力導入孔41に与えられるとベロー40
に被変換圧力に比例した力が生じる。
この力は板ばね20の中退23を介して板ばね20の全
体に伝えられ、板ばね20の側辺21゜22および中退
23がたわむ。
したがって、中退23の先端に固定されたショートリン
グ55が変位し、このショートリング55の変位量に比
例した電気信号、換言すれば、被変換圧力に高精度で対
応した電気信号が変位検出器50から出力される。
さて、ここで、第3図図示の板ばね20の替りにくびれ
部25と補強板27がない第4図図示の如き板ばね20
′を使用した場合に、この圧力変換器に温度サイクルを
かけると零点が第5図に示すごとくヒステリシスループ
を画くごとく移動することがわかった。
なお、第5図において横軸に温度を、縦軸はフルスケー
ルに対する%誤差を示す。
第6図に示すごとく、零点が単に温度係数を持つという
単純な場合には種々の補償手段が考えられるが、第5図
のごとくの複雑な温度係数を持つことは非′常にやっか
いである。
ここにおいて、温度変化に対してなぜ零点がヒステリシ
スループを画くのが、本願考案者11種々の角度から実
験し、研究した結果、温度変化があると、使用しである
ねじ、特にベロー40に生じた力を変位に変換するのに
直接関係のあるねじ28,29.43及びカウンタウェ
イトの取付けねし31.32等の締付部が熱膨張あるい
は熱収縮によりストレスがかかつてミクロ的なズレが生
じ、その結果上記のような複雑な零点移動が生じること
がわかった。
このような、ねじによる締結部の温度変化に基ずく熱変
形の波及を防止するには、その部分の剛性を増して変形
自体を低減するか、或はその部分の剛性を逆に低減して
、変形の伝達を阻止するようにすればよい。
本実施例においては、板ばね20のボディ10とベロー
40との固定部分に補強板30を固着させて剛性を増し
、一方、カウンタウェイト30との取付は部にはくびれ
部25を設けて、剛性を低減して変形の伝達を阻止する
ようにしたものである。
この結果、温度特性は第6図に示すごとく単純なものに
改良されたことが実験的に確認された。
第7図は本考案の他の実施例の要部構成説明図で、板ば
ね20“を示したもので、Aは平面図Bは側面図である
本実施例においては、板ばね20“のボディ10とベロ
ー40とカウンタウェイト30との取付は部に短形状の
補強板27を固着して剛性を増し、ねじによる締結部の
温度変化に基ずく熱変形自体を防止するようにしたもの
である。
第8図は本考案の別の実施例の要部構成説明図で、板ば
ね20″を示したものである。
本実施例においては、板ばね20”’のボディ10とベ
ロー40とカウンタウェイト30との取付は部にくびれ
部25を設けて、剛性を低減してねじによる締結部の温
度変化に基ずく熱変形の伝達を阻止するようにしたもの
である。
なお、板ばね′20のボディ10とベロー40とカウン
タウェイト30との取付は部に、それぞれ補強板27を
固着するがくびれ部25を設けるか、のいずれかを選ぶ
のは自由であり、どのような組合せのものであっても良
いことは勿論である。
また、前述の実施例においては、側辺21は2個用いら
れたものを説明したが、1個でもよいことは勿論である
以上説明したように、本考案によればねじによる締付部
が周囲温度の変化によって受ける影響が除去され、温度
特性の良い圧力変換器が極めて簡単な構成によって実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の縦断面図、第3図は第1図の要部構成説明図で、A
は正面図、Bは側面図、第4図は本考案を説明するため
の図で、Aは正面図、Bは側面図、第5,6図は本考案
装置の温度特性の説明図、第7.8図は本考案の他の実
施例の要部構成説明図で、Aは正面図、Bは側面図であ
る。 10・・・・・・ボディ、20・・・・・・板バネ、2
1,22・・・・・・側辺、23・・・・・・中退、2
4・・・・・・折返し部、25・・・・・・くびれ部、
26・・・・・・ウェイト取付は部、27・・・・・・
補強板、30・・・・・・カウンタウェイト、40・・
・・・・ベロー、50・・・・・・変位検出器、28,
29,31.32.43・・・・・・ねじ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ボデーと、該ボデーに取付けられ被変換圧力に対
    応した力を生ずるベローと、該ベロ二の可動端にその途
    中が取付けられた中退と一端が前記ずデーに固定された
    側辺と該側辺の側端と前記中退の一端が接続される折返
    し部と該折返し部に設けられたカウンタウェイトの取付
    は部とを有し前記ボテ゛−,ベローとカウンタウェイト
    との固定個所に温度変化にもとずく熱変形の波及を防止
    する手段の設けられた板ばねと、前記カウンタウェイト
    の取付は部に固定されるカウンタウェイトと、前記中退
    の先端附近の変位を検出する変位変換器を具備してなる
    圧力変換器。
  2. (2)板ばねの温度変化、にもとすく熱変形の波及を防
    止する手段として、前記板ばねのボテ゛−,ベローとカ
    ウンタウェイトとの固定個所の板厚を厚くして実質的に
    剛体としたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の圧力変換器。
  3. (3)板ばねの温度変化にもとずく熱変形の波及を防止
    する手段として、前記板ばねのボデー、ベローとカウン
    タウェイトとの固定個所に可撓部を設けたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧力変換器。
JP17293077U 1977-12-22 1977-12-22 圧力変換器 Expired JPS583079Y2 (ja)

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JP17293077U JPS583079Y2 (ja) 1977-12-22 1977-12-22 圧力変換器

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JP17293077U JPS583079Y2 (ja) 1977-12-22 1977-12-22 圧力変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5497180U JPS5497180U (ja) 1979-07-09
JPS583079Y2 true JPS583079Y2 (ja) 1983-01-19

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ID=29178173

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JP17293077U Expired JPS583079Y2 (ja) 1977-12-22 1977-12-22 圧力変換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104059U (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 積水化成品工業株式会社 切花等の保存容器

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JPS5497180U (ja) 1979-07-09

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