JPS5830605Y2 - 塩水噴霧試験用ノズル - Google Patents
塩水噴霧試験用ノズルInfo
- Publication number
- JPS5830605Y2 JPS5830605Y2 JP1977096421U JP9642177U JPS5830605Y2 JP S5830605 Y2 JPS5830605 Y2 JP S5830605Y2 JP 1977096421 U JP1977096421 U JP 1977096421U JP 9642177 U JP9642177 U JP 9642177U JP S5830605 Y2 JPS5830605 Y2 JP S5830605Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- salt
- salt water
- support
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は取り扱いが容易で、かつ低コストな塩水噴霧試
験用ノズル(以下塩水噴霧用ノズルという)に関するも
のである。
験用ノズル(以下塩水噴霧用ノズルという)に関するも
のである。
金属材料またはメッキ、無機皮膜、有機皮膜を施した金
属材料の耐食性能を試験するために塩水噴霧試験が行な
われている。
属材料の耐食性能を試験するために塩水噴霧試験が行な
われている。
この試験方法の詳細はJIS−Z−2371−1955
に規定されており、それによると、塩水噴霧室内で、塩
濃度5±1重量%に調整した35℃の塩水溶液を圧サク
空気の作用により噴霧させ、その雰囲気中に上記金属材
料をおいて耐食性能を調べるのである。
に規定されており、それによると、塩水噴霧室内で、塩
濃度5±1重量%に調整した35℃の塩水溶液を圧サク
空気の作用により噴霧させ、その雰囲気中に上記金属材
料をおいて耐食性能を調べるのである。
特に、塩水溶液の噴霧には、上記規格中にも記載されて
いるが、図−1に示した器具が従来から用いられている
。
いるが、図−1に示した器具が従来から用いられている
。
すなわち、該器具は、空気吸込ノズル1と塩水液吸い上
げノズル2とからなり、この両者は連結部3によって固
着されており、各ノズルの先端はいずれも先細りとなっ
ていて、ノズル2の下端部は塩水溶液中に没しである。
げノズル2とからなり、この両者は連結部3によって固
着されており、各ノズルの先端はいずれも先細りとなっ
ていて、ノズル2の下端部は塩水溶液中に没しである。
そして、塩水溶液の噴霧は、ノズル1内を圧送した空気
が先細りの部分がら噴出されるとノズル2の先端部分が
減圧状態になるので、ノズル2の下端部から塩水溶液が
吸い上げられ、圧送された空気によって霧化されるので
ある。
が先細りの部分がら噴出されるとノズル2の先端部分が
減圧状態になるので、ノズル2の下端部から塩水溶液が
吸い上げられ、圧送された空気によって霧化されるので
ある。
しかしながら、図−1に示した器具を用いると、ノズル
2の先細り部分に析出した部分およびゴミなどを洗浄除
去する場合、ノズル1およびノズル2は固着されている
ので、洗浄操作が困難であり、しかも洗浄中ノズル2の
先端部が破損するとまだ使用可能なノズル1までも廃棄
せさ゛るをえず無駄であった。
2の先細り部分に析出した部分およびゴミなどを洗浄除
去する場合、ノズル1およびノズル2は固着されている
ので、洗浄操作が困難であり、しかも洗浄中ノズル2の
先端部が破損するとまだ使用可能なノズル1までも廃棄
せさ゛るをえず無駄であった。
しかも、塩水溶液の噴霧を十分に行なわしめるために両
ノズル先端の位置を厳密に調整しなければならず、それ
に要する労力も多大であった。
ノズル先端の位置を厳密に調整しなければならず、それ
に要する労力も多大であった。
本考案は、上記の欠陥を解消したものであって、その特
徴は空気吸込みノズルおよび塩水溶液吸い込みノズルを
噴霧ノズル支持体に脱着可能に装着せしめたところにあ
る。
徴は空気吸込みノズルおよび塩水溶液吸い込みノズルを
噴霧ノズル支持体に脱着可能に装着せしめたところにあ
る。
すなわち、本考案は、2枚のノズル挿入孔を、その延長
中心線が交叉するように設けてなる噴霧ノズル支持体の
該孔に、空気吸出用ノス゛ルおよび塩水吸い上げ用ノズ
ルを装着させてなる塩水噴霧試験用ノズルに関する。
中心線が交叉するように設けてなる噴霧ノズル支持体の
該孔に、空気吸出用ノス゛ルおよび塩水吸い上げ用ノズ
ルを装着させてなる塩水噴霧試験用ノズルに関する。
本考案による塩水噴霧用ノズルの詳細を図−2および図
−3に基いて明らかにする。
−3に基いて明らかにする。
本考案の塩水噴霧用ノズルは空気吹込み用ノズル4、塩
水溶液吸い上げ用ノズル5および噴霧ノズル支持体6を
主要部とするものであって、両ノズルはノズル支持体6
に個々に脱着可能に装着しである。
水溶液吸い上げ用ノズル5および噴霧ノズル支持体6を
主要部とするものであって、両ノズルはノズル支持体6
に個々に脱着可能に装着しである。
ノズル支持体6には空気吹込み用ノズル挿入孔7および
塩水溶液吸上げ用ノズル挿入孔8が設けられ、この基孔
には各ノズル固定用ネジ9および10を付しである。
塩水溶液吸上げ用ノズル挿入孔8が設けられ、この基孔
には各ノズル固定用ネジ9および10を付しである。
しかも、ノズル挿入孔7および8は、基孔の延長中心線
がほぼ交叉するように両挿入孔を位置せしめることが必
要であり、その交叉角度αは約90°もしくはそれ以下
にすることが望ましい。
がほぼ交叉するように両挿入孔を位置せしめることが必
要であり、その交叉角度αは約90°もしくはそれ以下
にすることが望ましい。
ノズル挿入孔7および8の内径は、それぞれに挿入する
ノズル4および5の外径よりもやや大きくしておく。
ノズル4および5の外径よりもやや大きくしておく。
また、必要ならば、ノス゛ル挿入孔7および8の先端部
分を少し先細りにしておくとノズルの固定が容易になる
ので好ましい。
分を少し先細りにしておくとノズルの固定が容易になる
ので好ましい。
さらに、ノズル支持体6を塩水噴霧室内に固定させるた
めに、例えばノズル支持体6に固定用ネジ11を付した
嵌合孔12を設けておき、これを、塩水噴霧室内の適宜
な位置に設けた固定用具に嵌合させ、ネジ11で固定す
ればよい。
めに、例えばノズル支持体6に固定用ネジ11を付した
嵌合孔12を設けておき、これを、塩水噴霧室内の適宜
な位置に設けた固定用具に嵌合させ、ネジ11で固定す
ればよい。
ノズル支持体6およびそれに付したネジ9,10ならび
に11の材質は塩水噴霧室中で長期間耐えられるもので
あれば特に限定されないが、アクリル樹脂が望まし、い
。
に11の材質は塩水噴霧室中で長期間耐えられるもので
あれば特に限定されないが、アクリル樹脂が望まし、い
。
また、空気吸込み用ノズル4および塩水吸い上げ用ノズ
ル5は前記規格に定められている径、先細先端部の径の
ものを使用すればよく、その材質はガラス、プラスチッ
ク、硬質ゴムなどが適している。
ル5は前記規格に定められている径、先細先端部の径の
ものを使用すればよく、その材質はガラス、プラスチッ
ク、硬質ゴムなどが適している。
本考案による塩水噴霧用ノズルの使用法は、ます、圧サ
ク空気供給機(図示せず)に連結した空気吹き込み用ノ
ス゛ル4をノズル支持体6の空気吹き込みノズル用挿入
孔7に支持してネジ9で固定しておく。
ク空気供給機(図示せず)に連結した空気吹き込み用ノ
ス゛ル4をノズル支持体6の空気吹き込みノズル用挿入
孔7に支持してネジ9で固定しておく。
一方、塩水溶液吸い上げ用ノズル5もノズル支持体6の
塩水溶液吸い上げノズル用挿入孔8に挿入しネジ10で
固定し、該ノズル5の他端を塩水溶液と連結させておく
。
塩水溶液吸い上げノズル用挿入孔8に挿入しネジ10で
固定し、該ノズル5の他端を塩水溶液と連結させておく
。
次に、塩水溶液の噴霧量を前記規格に合格させるための
上記両ノズルの先細り先端部の位置の調整は、ノズル支
持体6のネジ9および10をゆるめて両ノズルの先細先
端の位置を設定した後固定することによって行なわれる
。
上記両ノズルの先細り先端部の位置の調整は、ノズル支
持体6のネジ9および10をゆるめて両ノズルの先細先
端の位置を設定した後固定することによって行なわれる
。
本考案の塩水噴霧用ノズルにおいて、」−1記したよう
に空気吹込用ノス゛ル4および塩水溶液吸上、げ用ノズ
ル5は個々に支持体6から容易に取りはずしで゛きるの
で、各ノズルの洗浄が筒中に行なえ、またノズルが破損
しても従来のように器具全体を交換する必要がなく破損
したノス゛ルだけを交換すればよいのでそのコストは著
しく低下できる。
に空気吹込用ノス゛ル4および塩水溶液吸上、げ用ノズ
ル5は個々に支持体6から容易に取りはずしで゛きるの
で、各ノズルの洗浄が筒中に行なえ、またノズルが破損
しても従来のように器具全体を交換する必要がなく破損
したノス゛ルだけを交換すればよいのでそのコストは著
しく低下できる。
図−1は従来の塩水噴霧用ノズル、図−2は本考案によ
る塩水噴霧用ノズルの具体例、図−3は本考案で用いら
れるノズル支持体の具体例を示す。 1および4:空気吹込用ノズル、2および5:塩水溶液
吸い上げ用ノズル、3:ノズル連結部、6噴噴霧ノズル
支持体、7:空気吹込用ノズル挿入孔、8:塩水溶液吸
い−Lげ用ノズル支持体、9,10および11:固定用
ネジ、12:支持体固定用嵌合孔、α:交叉角度、13
および14:固定用ネジ嵌合孔。
る塩水噴霧用ノズルの具体例、図−3は本考案で用いら
れるノズル支持体の具体例を示す。 1および4:空気吹込用ノズル、2および5:塩水溶液
吸い上げ用ノズル、3:ノズル連結部、6噴噴霧ノズル
支持体、7:空気吹込用ノズル挿入孔、8:塩水溶液吸
い−Lげ用ノズル支持体、9,10および11:固定用
ネジ、12:支持体固定用嵌合孔、α:交叉角度、13
および14:固定用ネジ嵌合孔。
Claims (1)
- 2本のノズル挿入孔を、その延長中心線が交叉するよう
に設けてなる噴霧ノズル支持体の該挿入孔に、空気吹出
ノズルおよび塩水吸い上げノズルを装着させてなる塩水
噴霧試験用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977096421U JPS5830605Y2 (ja) | 1977-07-19 | 1977-07-19 | 塩水噴霧試験用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977096421U JPS5830605Y2 (ja) | 1977-07-19 | 1977-07-19 | 塩水噴霧試験用ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5423318U JPS5423318U (ja) | 1979-02-15 |
JPS5830605Y2 true JPS5830605Y2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=29030288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977096421U Expired JPS5830605Y2 (ja) | 1977-07-19 | 1977-07-19 | 塩水噴霧試験用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830605Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519691A (ja) * | 2003-03-11 | 2006-08-31 | プロリテック エス.アー. | 微噴霧化ベンチュリー管およびこれを用いた微噴霧化装置 |
JP2006519690A (ja) * | 2003-03-11 | 2006-08-31 | プロリテック エス.アー. | 微噴霧化法および装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101708316B1 (ko) * | 2015-06-02 | 2017-02-20 | 엘지전자 주식회사 | 의류처리장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226321U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-24 | ||
JPS5830605U (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-28 | 株式会社岡村製作所 | 物品収納装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5149966Y2 (ja) * | 1971-01-25 | 1976-12-02 | ||
JPS5321989Y2 (ja) * | 1974-07-09 | 1978-06-08 | ||
JPS5114095U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-02-02 |
-
1977
- 1977-07-19 JP JP1977096421U patent/JPS5830605Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226321U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-24 | ||
JPS5830605U (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-28 | 株式会社岡村製作所 | 物品収納装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519691A (ja) * | 2003-03-11 | 2006-08-31 | プロリテック エス.アー. | 微噴霧化ベンチュリー管およびこれを用いた微噴霧化装置 |
JP2006519690A (ja) * | 2003-03-11 | 2006-08-31 | プロリテック エス.アー. | 微噴霧化法および装置 |
JP4664279B2 (ja) * | 2003-03-11 | 2011-04-06 | プロリテック インコーポレイテッド | 微噴霧化ベンチュリー管およびこれを用いた微噴霧化装置 |
JP4664278B2 (ja) * | 2003-03-11 | 2011-04-06 | プロリテック インコーポレイテッド | 微噴霧化法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5423318U (ja) | 1979-02-15 |
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