JPS5830548A - エネルギ−貯蔵用フライホイ−ル - Google Patents
エネルギ−貯蔵用フライホイ−ルInfo
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- JPS5830548A JPS5830548A JP12954981A JP12954981A JPS5830548A JP S5830548 A JPS5830548 A JP S5830548A JP 12954981 A JP12954981 A JP 12954981A JP 12954981 A JP12954981 A JP 12954981A JP S5830548 A JPS5830548 A JP S5830548A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/30—Flywheels
- F16F15/305—Flywheels made of plastics, e.g. fibre reinforced plastics [FRP], i.e. characterised by their special construction from such materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/16—Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
自動車、電車などの交通機関がブレーキ時に放出するエ
ネルギー、あるいは電力系統に生ずる夜間の余剰電力な
どを一時的に貯蔵する装置としてフライホイールを利用
することが考えられる。特に近年は、このような7ツイ
ホイールとして高強度炭素繊維強化プラスチック(以下
rcFRPJという。)が注目され、これの利用が研究
され始めている。
ネルギー、あるいは電力系統に生ずる夜間の余剰電力な
どを一時的に貯蔵する装置としてフライホイールを利用
することが考えられる。特に近年は、このような7ツイ
ホイールとして高強度炭素繊維強化プラスチック(以下
rcFRPJという。)が注目され、これの利用が研究
され始めている。
エネルギー貯蔵用フライホイール本体として周t!ゞC
FRPを使用する場合、フライホイール本体はリング状
となるため、これを回転させるには回転軸と結合するハ
ブが必要となる。ハブに要求される条件としては、高速
回転によって生ずる応力がその材料の許容応力以下であ
り、かつ、CFRPリングを充分支持し得る構造でなく
てはならない。CFRPリングがフライホイールとして
高い性能を発揮する高周速では、リング内周の変位が直
径寸法の0.7%以上になり、従来の高速回転機械の概
念とは全く異なることになる。
FRPを使用する場合、フライホイール本体はリング状
となるため、これを回転させるには回転軸と結合するハ
ブが必要となる。ハブに要求される条件としては、高速
回転によって生ずる応力がその材料の許容応力以下であ
り、かつ、CFRPリングを充分支持し得る構造でなく
てはならない。CFRPリングがフライホイールとして
高い性能を発揮する高周速では、リング内周の変位が直
径寸法の0.7%以上になり、従来の高速回転機械の概
念とは全く異なることになる。
本発明はこのようなエネルギー貯蔵用のCFRPが高速
回転するのに耐えるフライホイールを、通常の機械加工
可能な範囲で製作できるようにしたもので、円板中心の
回転軸取付部の外側を外周に向って次第に板厚を減少さ
せると共に前記回転軸の垂直面に近い複数の面を互に異
なる傾斜で形成し、前記円板の最外周を円弧曲面を介し
て円筒に形成し、該円筒の外周に高強度炭素繊維強化プ
ラスチツク製リングを固着し、円板外周及び円筒に半径
方向のスリットを設けたことを特徴とするエネルギー貯
蔵用フライホイールを要旨とするものである。
回転するのに耐えるフライホイールを、通常の機械加工
可能な範囲で製作できるようにしたもので、円板中心の
回転軸取付部の外側を外周に向って次第に板厚を減少さ
せると共に前記回転軸の垂直面に近い複数の面を互に異
なる傾斜で形成し、前記円板の最外周を円弧曲面を介し
て円筒に形成し、該円筒の外周に高強度炭素繊維強化プ
ラスチツク製リングを固着し、円板外周及び円筒に半径
方向のスリットを設けたことを特徴とするエネルギー貯
蔵用フライホイールを要旨とするものである。
エネルギー貯蔵用フライホイールを作る場合、第1図に
示すようにノ・ブ(1)を単純な等厚の金属円板として
その中心を回転軸(2)に固着し、・・プ(1)の外周
にqFRP!Jング(3)を固着したものにすると、ハ
ブ(1)に生ずる回転応力が大きく高速連転に耐えられ
ず、また・・プ(1)外周の変位はCFRPリン゛グ(
3)内周の変位よりも小さく、ノ・プ(1)はCFRP
リング(3)を保持することができない。
示すようにノ・ブ(1)を単純な等厚の金属円板として
その中心を回転軸(2)に固着し、・・プ(1)の外周
にqFRP!Jング(3)を固着したものにすると、ハ
ブ(1)に生ずる回転応力が大きく高速連転に耐えられ
ず、また・・プ(1)外周の変位はCFRPリン゛グ(
3)内周の変位よりも小さく、ノ・プ(1)はCFRP
リング(3)を保持することができない。
次にエネルギー貯蔵用フライホイールとして第2図、第
3図に示すようにCFRP製のボス(4)を回転軸(5
)に固定し、CFRPリング(6)とボス(4)とをガ
ラス繊維強化プラスチックのスポーク(7)で結合した
構造のものを用いた場合にば、CFRPリング(6)の
変位に対する追従性は良いが、構造が複雑で精度良くス
ポーク(7)の製作、組立を行なうことが困難であり、
また剛性が弱いため、高速回転の際のスポーク(7)の
バランスを保つことが困難である。
3図に示すようにCFRP製のボス(4)を回転軸(5
)に固定し、CFRPリング(6)とボス(4)とをガ
ラス繊維強化プラスチックのスポーク(7)で結合した
構造のものを用いた場合にば、CFRPリング(6)の
変位に対する追従性は良いが、構造が複雑で精度良くス
ポーク(7)の製作、組立を行なうことが困難であり、
また剛性が弱いため、高速回転の際のスポーク(7)の
バランスを保つことが困難である。
本発明はこのような強度上の問題がなく製作も容易なエ
ネルギー貯蔵用フライホイールを提供するもので、その
一実施例を第4図、第5図について説明すると、円板(
1)は中心回転軸取付部(2)で回転軸0υに固着され
、回転軸取付部(至)から外周に向って次第に板厚が薄
くなっている。
ネルギー貯蔵用フライホイールを提供するもので、その
一実施例を第4図、第5図について説明すると、円板(
1)は中心回転軸取付部(2)で回転軸0υに固着され
、回転軸取付部(至)から外周に向って次第に板厚が薄
くなっている。
そして回転軸01)の垂直面に近い角度の傾斜面(至)
、(至)が形成されている。2つの傾斜面(至)、弼は
互に異なる角度の傾斜になっていて、外側の傾斜面(ロ
)の最外周は円弧曲面(2)を介して円筒(至)の部分
につながっている。そしてこの円筒(至)の外周に、C
FRPリングに)が固着されるようになっている。
、(至)が形成されている。2つの傾斜面(至)、弼は
互に異なる角度の傾斜になっていて、外側の傾斜面(ロ
)の最外周は円弧曲面(2)を介して円筒(至)の部分
につながっている。そしてこの円筒(至)の外周に、C
FRPリングに)が固着されるようになっている。
円板に)の中程から外周に向って円筒(至)に達するよ
うに、半径方向のスリット(至)が放射状に形成されて
いる。
うに、半径方向のスリット(至)が放射状に形成されて
いる。
一般に、等方向性均質材料から成る等厚円板が回転する
と、第6図に示すような半径方向応力と周方向応力とが
発生する。また円板の中心に穴があると、穴の内周に沿
う周方向の応力は。
と、第6図に示すような半径方向応力と周方向応力とが
発生する。また円板の中心に穴があると、穴の内周に沿
う周方向の応力は。
穴のない場合の2倍以上になる。
フライホイール本体に周巻きしたCFRPリング@を用
いる場合、エネルギー貯蔵用フライホイールとして充分
な性能を発揮するためには、CFRPリング(ロ)の外
周で800m/s程度の速度が出るように回転する必要
がある。筐た現状のCFRPリング(ロ)では半径方向
の強度による制約のため、CF RP リング(ロ)の
内径は外径の一以上の寸法が必要であり、円板(至)に
要求される条件は、周速600m/s以上に耐えること
である。
いる場合、エネルギー貯蔵用フライホイールとして充分
な性能を発揮するためには、CFRPリング(ロ)の外
周で800m/s程度の速度が出るように回転する必要
がある。筐た現状のCFRPリング(ロ)では半径方向
の強度による制約のため、CF RP リング(ロ)の
内径は外径の一以上の寸法が必要であり、円板(至)に
要求される条件は、周速600m/s以上に耐えること
である。
第6図に示すように回転する等厚円板に生ずる最大応力
は中心に生ずるものであり、材料のポアソン比をν、材
料の密度をρ、円板の周速をτとすると、円板の中心の
応力の大きさは、3+ν □ρ− で表わされる。
は中心に生ずるものであり、材料のポアソン比をν、材
料の密度をρ、円板の周速をτとすると、円板の中心の
応力の大きさは、3+ν □ρ− で表わされる。
この値は、アルミニウムではτ=600m/sのとき約
43 Kg 711m12となり、特に高強度を有する
アルミニウム合金の゛耐力と比較すると、わずかながら
下回ってはいる。しかし回転軸01)の取付けなどで何
らかの穴あるいはフランジ部がある場合には、より大き
な応力になる。また等厚円板ではCFRPリング(ロ)
を支持しようとしても、円板外周における半径方向変位
がCFRPリング(イ)内周の変位よりも小さいために
、回転が速くなるにつれてCFRPリング@を支持し続
けることができなくなる。また中央部から外周部に向っ
て次第に板厚が薄くなる円板では、その板厚の変化によ
って応力状態は均一に近づき、等厚円板よりも中央部の
応力が低下して周辺部の応力が増加する。しかしこの場
合の円板外周の半径方向の変位は、等厚円板の場合より
も小さくなる。
43 Kg 711m12となり、特に高強度を有する
アルミニウム合金の゛耐力と比較すると、わずかながら
下回ってはいる。しかし回転軸01)の取付けなどで何
らかの穴あるいはフランジ部がある場合には、より大き
な応力になる。また等厚円板ではCFRPリング(ロ)
を支持しようとしても、円板外周における半径方向変位
がCFRPリング(イ)内周の変位よりも小さいために
、回転が速くなるにつれてCFRPリング@を支持し続
けることができなくなる。また中央部から外周部に向っ
て次第に板厚が薄くなる円板では、その板厚の変化によ
って応力状態は均一に近づき、等厚円板よりも中央部の
応力が低下して周辺部の応力が増加する。しかしこの場
合の円板外周の半径方向の変位は、等厚円板の場合より
も小さくなる。
一方、同じ内径、外径のアルミニウム円筒とCFRP円
筒が同じ速度で回転する際に生ずる半径方向の変位を比
較すると、アルミニウム円筒の変位はCFRP円筒の変
位の3倍以上となる。ただし、この場合に生ずる周方向
の応力はρυ2で人わされ、アルミニウムの場合は、そ
の許容応力に達する風速τはCFRPの周速よりモハる
かに低い。そこでアルミニウム合金を用いてCFRPリ
ング(至)を支持するフライホイールとしては、これら
を組仕せた構造を考えることができる。
筒が同じ速度で回転する際に生ずる半径方向の変位を比
較すると、アルミニウム円筒の変位はCFRP円筒の変
位の3倍以上となる。ただし、この場合に生ずる周方向
の応力はρυ2で人わされ、アルミニウムの場合は、そ
の許容応力に達する風速τはCFRPの周速よりモハる
かに低い。そこでアルミニウム合金を用いてCFRPリ
ング(至)を支持するフライホイールとしては、これら
を組仕せた構造を考えることができる。
すなわち、第7図に示すように中心が回転軸(IQに支
えられ、中央部の板厚が周辺部の板厚よりも厚いアルミ
ニウム円板αυと、その外周の円弧曲面四を介してつな
がる薄肉のアルミニウム円筒a3とによって)・ブα勇
を作り、アルミニウム円筒(2)の外周にC’ F R
P IJング(ロ)を固着することが考えられる。この
場合、アルミニラ・ム円板0υの端部の変位と、アルミ
ニウム円筒α1すなわちCFRP!7ングに)内周の変
位との不適合が、円弧曲面(2)の曲率の変化〜によっ
て吸収されることになる。従って第7図のような形状で
は、円弧曲面(至)の部分に大きな曲げ応力が発生する
。
えられ、中央部の板厚が周辺部の板厚よりも厚いアルミ
ニウム円板αυと、その外周の円弧曲面四を介してつな
がる薄肉のアルミニウム円筒a3とによって)・ブα勇
を作り、アルミニウム円筒(2)の外周にC’ F R
P IJング(ロ)を固着することが考えられる。この
場合、アルミニラ・ム円板0υの端部の変位と、アルミ
ニウム円筒α1すなわちCFRP!7ングに)内周の変
位との不適合が、円弧曲面(2)の曲率の変化〜によっ
て吸収されることになる。従って第7図のような形状で
は、円弧曲面(至)の部分に大きな曲げ応力が発生する
。
アルミニウム円板αυの中心における応力を低くするた
めには、前述のように中央部の板厚を周辺部に対して厚
くすればよいが、このようにするとアルミニウム円板Q
l)外周の半径方向変移は等厚円板の場合よりも更に小
さくなり、円弧曲面(2)に発生する曲は応力は増加す
る。またアルミニウム円筒α1について考えると、例え
ば高強度炭素繊維を強化材とし、内径が外径の0.75
倍の寸法であるCFRPリング@が周速8QQm/sで
回転するとき、その内径の半径方向変位は半径の、0.
7%程度であるが、この場合のCFRPリング(ロ)に
内接するアルミニウム薄肉円筒の周方向応力は約50
Ky/ M2となり、一般の高力アルミニウムではほぼ
耐力に等しいかそれ以上となる。そこでこの薄肉円筒部
に軸方向のスリットを入れることにより、仁の周方向応
力は解放することができる。
めには、前述のように中央部の板厚を周辺部に対して厚
くすればよいが、このようにするとアルミニウム円板Q
l)外周の半径方向変移は等厚円板の場合よりも更に小
さくなり、円弧曲面(2)に発生する曲は応力は増加す
る。またアルミニウム円筒α1について考えると、例え
ば高強度炭素繊維を強化材とし、内径が外径の0.75
倍の寸法であるCFRPリング@が周速8QQm/sで
回転するとき、その内径の半径方向変位は半径の、0.
7%程度であるが、この場合のCFRPリング(ロ)に
内接するアルミニウム薄肉円筒の周方向応力は約50
Ky/ M2となり、一般の高力アルミニウムではほぼ
耐力に等しいかそれ以上となる。そこでこの薄肉円筒部
に軸方向のスリットを入れることにより、仁の周方向応
力は解放することができる。
ところで、このように円板と薄肉円筒をつないだ構造で
は既に述べたように1円板外周部の変位に対して円筒部
の変位が太きいため、円弧曲面@の部分には大きな曲げ
応力が発生する。
は既に述べたように1円板外周部の変位に対して円筒部
の変位が太きいため、円弧曲面@の部分には大きな曲げ
応力が発生する。
これを防ぐ1つの方法としては、アルミニウム円板0]
)の中央と外周との板厚の比を適当に選び、更に半径方
向にスリットを入れて周方向応力を解放して半径方向の
変位を増加させることが考えられる。しかし、この方法
だけでは円弧曲面(2)の部分の応力を充分に低く押え
ることは困難である。
)の中央と外周との板厚の比を適当に選び、更に半径方
向にスリットを入れて周方向応力を解放して半径方向の
変位を増加させることが考えられる。しかし、この方法
だけでは円弧曲面(2)の部分の応力を充分に低く押え
ることは困難である。
そこで次に円板部外周の半径方向変位を大きくする方法
として、第8図、第9図に−示すようにアルミニウム円
板aηに、回転軸頭の垂直面に近い角度の傾斜を設ける
ことが考えられる。このようなアルミニウム円板0υが
高速で回転する場合、第10図に示すようにアルミニウ
ム円板qυは傾斜角度(θ)が小さくなる方向に変形し
、その際半径方向に半円板よりも大きな変位を生ずる。
として、第8図、第9図に−示すようにアルミニウム円
板aηに、回転軸頭の垂直面に近い角度の傾斜を設ける
ことが考えられる。このようなアルミニウム円板0υが
高速で回転する場合、第10図に示すようにアルミニウ
ム円板qυは傾斜角度(θ)が小さくなる方向に変形し
、その際半径方向に半円板よりも大きな変位を生ずる。
このようにアルミニウム円板aυに傾斜を設ける場合、
その傾斜方向は第8図、第9図に示す2つの方向がある
。ところがそれぞれについて、次のような欠点がある。
その傾斜方向は第8図、第9図に示す2つの方向がある
。ところがそれぞれについて、次のような欠点がある。
すなわち、第7図の平円板のものは中央部下面αつの応
力が中央部上面(ト)より高い引張応力を生ずるのに対
し、第8図のものは回転による変形で傾斜角度が小さく
なる方向が円弧曲面@にかかる曲げ応力を更に増大させ
る方向であるため・平円板のものと比べて大きく改善さ
れることはないが、傾斜角度を適当にとることにより、
中央部下面αηの応力と中央部上面[相]の卯力とをほ
ぼ等しくすることができる。
力が中央部上面(ト)より高い引張応力を生ずるのに対
し、第8図のものは回転による変形で傾斜角度が小さく
なる方向が円弧曲面@にかかる曲げ応力を更に増大させ
る方向であるため・平円板のものと比べて大きく改善さ
れることはないが、傾斜角度を適当にとることにより、
中央部下面αηの応力と中央部上面[相]の卯力とをほ
ぼ等しくすることができる。
一方、第9図のものでは回転による傾斜角度の変化が円
弧曲面(2)の曲は応力を減少させる方向に勤〈が1円
弧曲面(6)の内側の曲げによる引張応力の影響が中央
部下面(至)の引張応力に重ね合せられ、この部分の引
張応力が大きくなる。
弧曲面(2)の曲は応力を減少させる方向に勤〈が1円
弧曲面(6)の内側の曲げによる引張応力の影響が中央
部下面(至)の引張応力に重ね合せられ、この部分の引
張応力が大きくなる。
本発明はこのような第8図、第9図の2つのものの欠点
を互に補なうよ′うにしたもので、第5図に示すように
円板(至)に互に異なる傾斜面舐■を形成したものであ
る。この結果、円弧曲面に)の曲げ応力は減少し、かつ
、中央の回転軸取、何部(至)における厚さ方向の応力
分布も均一に近くすることができる。
を互に補なうよ′うにしたもので、第5図に示すように
円板(至)に互に異なる傾斜面舐■を形成したものであ
る。この結果、円弧曲面に)の曲げ応力は減少し、かつ
、中央の回転軸取、何部(至)における厚さ方向の応力
分布も均一に近くすることができる。
これは、第9図の構造では中央部下面αりに大きな引張
応力が生ずるのを、第5図に示すように外興が上方にな
る傾斜□面(至)で、中央部上下面の応力がほぼ等しく
なるようにするものである。
応力が生ずるのを、第5図に示すように外興が上方にな
る傾斜□面(至)で、中央部上下面の応力がほぼ等しく
なるようにするものである。
、葦た外周部に発生する周方向応力を解放するために、
半径方向にスリツ゛ト@ヲ入れたものである。実際の設
計に際しては、各部の板厚、傾斜面□、(ロ)の角度、
スリット(至)の長さを変数とし、有限要素法による解
析を行なって最適の数iを求める。
半径方向にスリツ゛ト@ヲ入れたものである。実際の設
計に際しては、各部の板厚、傾斜面□、(ロ)の角度、
スリット(至)の長さを変数とし、有限要素法による解
析を行なって最適の数iを求める。
第5図の笑施例は円板…の回転軸01)を含む断面内で
、板厚の中心線が3本の直線から成る場合であるが、応
力解析、機械加工が可能ならば。
、板厚の中心線が3本の直線から成る場合であるが、応
力解析、機械加工が可能ならば。
第11図に示すように中心線の数を更にふやすか、ある
いは第12図に示すように曲線の顧合せとして最適形状
を求めることもできる。
いは第12図に示すように曲線の顧合せとして最適形状
を求めることもできる。
以上の方法によって決定される形状のハブでは、たとえ
ば高強度炭素繊維を用い、内径が外径の0.75である
CFRPリング@を周速800m/sで回転させても、
ハブに発生する応力は高力アルミニウム材の弾性限界内
に充分押えることが可能であり、CFRPの持つフライ
ホイールとしての高い性能を引き出すことができる。
ば高強度炭素繊維を用い、内径が外径の0.75である
CFRPリング@を周速800m/sで回転させても、
ハブに発生する応力は高力アルミニウム材の弾性限界内
に充分押えることが可能であり、CFRPの持つフライ
ホイールとしての高い性能を引き出すことができる。
本発明はCFRPリングがたとえば800rrvs以上
の高速回転をしてもノ・ブが破壊したり、バ′ランスを
崩したすせずに支持することができる。
の高速回転をしてもノ・ブが破壊したり、バ′ランスを
崩したすせずに支持することができる。
そして軸対称のヱ°較的簡単な形状であり、有限要素法
による形状決定のための解析が容易であり、直線と円弧
の組合せによる形状で機械加工が容易である特長がある
。
による形状決定のための解析が容易であり、直線と円弧
の組合せによる形状で機械加工が容易である特長がある
。
第1図はエネルギー貯蔵用フライホイールの一例の断面
図、第2図は他の例の正面図、第3図は第2図の断面図
、第4図は本発明の一実施 ′例の正面図、第5図は第
4図の断面図′、第6図は等厚円板が回転したときに生
ずる応力のグラフ、第7図ないし第12図は□円板の形
状を説明する断面図である。 イ0)・・・円板、0υ・・・回転軸、(ト)、c34
)・・・傾斜面、05)・・・円弧曲面、(至)・・・
円筒、G71・・・CFRP!Jング、(至)・・・ス
リット。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 特許出願人 東京電力株式会社 第1図 φ 牛1 目二二二=コ
図、第2図は他の例の正面図、第3図は第2図の断面図
、第4図は本発明の一実施 ′例の正面図、第5図は第
4図の断面図′、第6図は等厚円板が回転したときに生
ずる応力のグラフ、第7図ないし第12図は□円板の形
状を説明する断面図である。 イ0)・・・円板、0υ・・・回転軸、(ト)、c34
)・・・傾斜面、05)・・・円弧曲面、(至)・・・
円筒、G71・・・CFRP!Jング、(至)・・・ス
リット。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 特許出願人 東京電力株式会社 第1図 φ 牛1 目二二二=コ
Claims (1)
- り 円板中心の回転部取付部の外側を外周に向って次第
に板厚を一少させると共に前記回転軸の垂直面に近い複
数の面を互に異なる傾斜で形成し、前記円板の最外周を
円弧曲面を介して円筒に形成し、該円筒の外周に高強度
炭素繊維強化プラスチツク製リングを固着し、円板外周
及び円筒に半径方向のスリットを設けたことを特徴とす
るエネルギー貯蔵用フライホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12954981A JPS5830548A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | エネルギ−貯蔵用フライホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12954981A JPS5830548A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | エネルギ−貯蔵用フライホイ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830548A true JPS5830548A (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=15012252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12954981A Pending JPS5830548A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | エネルギ−貯蔵用フライホイ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830548A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0224927A2 (en) * | 1985-12-06 | 1987-06-10 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Flexible composite ultracentrifuge rotor |
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-
1981
- 1981-08-19 JP JP12954981A patent/JPS5830548A/ja active Pending
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