JPS583033Y2 - 乾燥器

Info

【考案の詳細な説明】この考案は、食品類等を載置しその載置面から噴出され
る温風によって食品を乾かす乾燥器に関するものである
。

すなわち、図において、１は本体、２はこの本体の一端
に形成した温風発生装置３の収納部で、頂面に空気取入
口１を有する。

上記温風発生装置は送風ファン４とヒータ５とから戒る
。

６は上記本体の上面に形成した凹所で、この凹所内と収
納部２との隔壁には温風吐出口８が設けられている。

９は上記凹所の上面の開口１０を被う載置台で。

開口１０内周縁に設けた段部１１上に載せられている。

１２はその載置台の表面に多数設けられた温風噴出口、
１３，１３’は上記載置台９の一端の左右２箇所に突設
された係合突部で、上記開口１０内周縁部に穿けられた
係止穴１４に差し込１れている。

１５は上記載置台９の他端の中央に突設された係合突部
、１６はこの係合突部を受は止めるよう上記開口内周縁
に凹設された受止部、１７はこの受止部を設けた上記開
口縁部を挾んで縁に沿って摺動するように取付けられた
コ字状のクランパー、そして１８は本体の足、１９は水
抜き孔である。

以上の構成において、今ファン４を回動すると、取入口
γより空気が取り入れられ、ファン４、ヒータ５を通過
し、このとき温風と化し、吐出口８より凹所６内に送り
込寸れる。

この温風はさらに載置台９の孔１２より噴出され、載置
台９上に載せられた食器（図示せず）を乾燥する。

また、本体１の凹所６内を清掃する場合には、クランパ
ー１７を係合突部１５上から摺動させて外し、載置台９
のこの片側を持ち上げ、他端の係合突部１３，１３’を
係止穴１４から引き抜いて、載置台９を取外す。

このようにして凹所６内の清掃を行ない、再び上記の逆
の操作により載置台９を取り付ける。

したがってこの考案の乾燥機は、上記のように載置台
をクランパーで止めているので、フキンを乾かすために
乾燥器を立てて使うようにした場合、載置台が外れるこ
とがなく、しかも本体内を清掃するときには簡単に取り
外して使うことができる。

また、上記クランパーは本体に摺動自在に取り付けられ
ていて載置台の係合突部から適宜外れるものであるから
、紛失する心配はなく、係合突部の係り止めの操作も行
ないやすいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例を示す断面図、第２図はそ
の本体を示す斜視図、第３図は要部の分解平面図である
。なお、図中１は本体、３は温風発生装置、６は凹所、１
０は開口、９は載置台、′１２は孔、１３、１３’。１５は係合突部、１４は係止部（穴）、１６は受止部、
１７はクランパーである。

【実用新案登録請求の範囲】