JPS5830219Y2 - クロマトグラフ - Google Patents
クロマトグラフInfo
- Publication number
- JPS5830219Y2 JPS5830219Y2 JP14183474U JP14183474U JPS5830219Y2 JP S5830219 Y2 JPS5830219 Y2 JP S5830219Y2 JP 14183474 U JP14183474 U JP 14183474U JP 14183474 U JP14183474 U JP 14183474U JP S5830219 Y2 JPS5830219 Y2 JP S5830219Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- valve
- valves
- flow path
- chromatograph
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数種のカラムの用意があって、切換え操作に
よりそれらのカラムの任意のものが選択できるようにし
たクロマトグラフを提供するものである。
よりそれらのカラムの任意のものが選択できるようにし
たクロマトグラフを提供するものである。
ガスクロマトグラフではカラムの特性によってクロマト
グラムが変化し、キャリヤガスはクロマトグラムに殆ん
ど影響がなく極端に云えば何を使っても結果は同じであ
る。
グラムが変化し、キャリヤガスはクロマトグラムに殆ん
ど影響がなく極端に云えば何を使っても結果は同じであ
る。
液体クロマトグラフではクロマトグラムはカラムだけで
なくキャリヤ液の種類によっても異って来るので試料に
対してカラムとキャリヤ液の組合せを適当に選択するこ
とが必要である。
なくキャリヤ液の種類によっても異って来るので試料に
対してカラムとキャリヤ液の組合せを適当に選択するこ
とが必要である。
何れの場合にしてもこのために複数台の液体クロマトグ
ラフを用意すると云うことは設備の経済性と云う点から
見て不適当であり、他方一台のクロマトグラフでキャリ
ヤ液を種々交換し、カラムをも種々取換えることは分析
操作の上からみて大へん非能率である。
ラフを用意すると云うことは設備の経済性と云う点から
見て不適当であり、他方一台のクロマトグラフでキャリ
ヤ液を種々交換し、カラムをも種々取換えることは分析
操作の上からみて大へん非能率である。
本考案は上述したクロマトグラフの性格を考慮して、装
置の経済性と分析操作の能率性の両者の調和を計ること
を目的としてなされたものである。
置の経済性と分析操作の能率性の両者の調和を計ること
を目的としてなされたものである。
以下実施例によって本考案を説明する。第1図でA、B
・・・・・・Eはキャリヤ液溜め、Pはポンプ、Sl、
S2・・・・・・S6は試料導入部、C1,C2・・・
・・・C6はカラム、Dは検出器である。
・・・・・・Eはキャリヤ液溜め、Pはポンプ、Sl、
S2・・・・・・S6は試料導入部、C1,C2・・・
・・・C6はカラム、Dは検出器である。
■1.■2・・・・・・■5は各キャリヤ液溜からポン
プPに至る流路に挿入された開閉弁でどれを開くかによ
りキャリヤ液が選択される。
プPに至る流路に挿入された開閉弁でどれを開くかによ
りキャリヤ液が選択される。
Wl、W2・・・・・・W6はポンプPから各カラムC
1,C2・・・・・・C6に至る流路で試料導入部Sl
。
1,C2・・・・・・C6に至る流路で試料導入部Sl
。
S2・・・・・・S6より上流側に挿入した開閉弁であ
り、どれを開くかによりカラムが選択される。
り、どれを開くかによりカラムが選択される。
■1〜■5とW1〜W6との間には対応関係がなく、■
1〜■5の任意のものとW1〜W6の任意のものとを開
くことができる。
1〜■5の任意のものとW1〜W6の任意のものとを開
くことができる。
Z1〜Z6は各カラムから検出器りに至る流路に挿入さ
れた開閉弁でWlとZt。
れた開閉弁でWlとZt。
W2とZ2等の対応関係があり対応する二つの弁は連動
して同時に開閉する。
して同時に開閉する。
実際上は弁■1〜■5からポンプPの上流の合流点Oま
での間の流路のように弁が閉じているとき奥が閉じた盲
端空間があると、そこの残溜キャリヤ液が■1〜■5の
うち開いたものの流路に徐々に拡散して米てキャリヤ液
を不純にするので、このような盲端空間はないことが好
ましい。
での間の流路のように弁が閉じているとき奥が閉じた盲
端空間があると、そこの残溜キャリヤ液が■1〜■5の
うち開いたものの流路に徐々に拡散して米てキャリヤ液
を不純にするので、このような盲端空間はないことが好
ましい。
第2図は■1.■2・・・・・・等を一体の弁構造とし
て上記盲端空間ができないようにした弁構造を示し、ロ
ータRには中心を通り側面に開口した通路1があり、ス
テータ2には放射状に流路31,32等が接続され、3
1.32等がキャリヤ液溜A、B等に連通される。
て上記盲端空間ができないようにした弁構造を示し、ロ
ータRには中心を通り側面に開口した通路1があり、ス
テータ2には放射状に流路31,32等が接続され、3
1.32等がキャリヤ液溜A、B等に連通される。
ロータRは軸方向にも摺動可能でばね4に引がれて通常
通路1の側方開口はステータ側の流路31等と同じ高さ
にある。
通路1の側方開口はステータ側の流路31等と同じ高さ
にある。
ステータ2の上面には流路31.32等と合せて放射状
に溝51.52等が切ってあり、ロータRの側面に立て
たピン6が何れかの溝に嵌る位置で通路1の側方開口が
流路31,32等の何れかと一致して連通ずる。
に溝51.52等が切ってあり、ロータRの側面に立て
たピン6が何れかの溝に嵌る位置で通路1の側方開口が
流路31,32等の何れかと一致して連通ずる。
ロータRを回すにはロータを上方に引きピン6を溝51
等がら外して他の任意の溝の所へ回す。
等がら外して他の任意の溝の所へ回す。
ロータRを引上げることにより、ロータの回転中通路1
の側方開口が通過途中の31.32等の流路と一致する
ことなく目的とする流路の所へ行ける。
の側方開口が通過途中の31.32等の流路と一致する
ことなく目的とする流路の所へ行ける。
このようにしてキャリヤ液を切換える途中で他のキャリ
ヤ液が流れ込むのが防止される。
ヤ液が流れ込むのが防止される。
第3図は盲端空間を作らない他の構成を示し、弁V1.
■2等は弁座7の下流側が直ちに二つに分れており、弁
体Vが弁座7から離れると入口8がら流入し弁座7の下
流側で二方向に分れて流出する。
■2等は弁座7の下流側が直ちに二つに分れており、弁
体Vが弁座7から離れると入口8がら流入し弁座7の下
流側で二方向に分れて流出する。
この構造の弁の二つに分れた流出口が互に連続されて環
9を形成している。
9を形成している。
図の場合弁■1が開いており、他は閉じていて、閉じた
弁の所では弁V1から出た流は各弁の弁座の下を通り抜
けて流れるようになっている。
弁の所では弁V1から出た流は各弁の弁座の下を通り抜
けて流れるようになっている。
第2図の弁は第4図のような直線形とすることもできる
。
。
この図で第2図のものと対応する部分には同じ符号がつ
けてあり、キャリヤ液の切換はスライダRを軸方向に動
かして行ないこのときRは回転させて通路1の側方開口
が流路31,32等の開口上をよけて通るようにする。
けてあり、キャリヤ液の切換はスライダRを軸方向に動
かして行ないこのときRは回転させて通路1の側方開口
が流路31,32等の開口上をよけて通るようにする。
第1図でポンプPから弁W1.W2等に至る各流路には
抵抗を持たせた放流管lがつけであるが、これはW0〜
W6のうち開いていないものは盲端空間を作るので、そ
の中の液がW□〜W6のうち開いているものの流路へ拡
散して来るのを防ぐため、ポンプPを出た液はW1〜W
6のうち開いているものの流路だけでなく他の流路にも
わずがだけ液を流すようにしているのである。
抵抗を持たせた放流管lがつけであるが、これはW0〜
W6のうち開いていないものは盲端空間を作るので、そ
の中の液がW□〜W6のうち開いているものの流路へ拡
散して来るのを防ぐため、ポンプPを出た液はW1〜W
6のうち開いているものの流路だけでなく他の流路にも
わずがだけ液を流すようにしているのである。
また、弁W1〜W6゜Z1〜Z6にわずかでも漏れがあ
ると、使用しているカラム流路の高圧が使用していない
他のカラム流路系に作用し、これによって他の試料導入
部がらの液が使用しているカラムの流出液に混じること
が問題となるが、この場合にはW1〜W6と各カラムC
1〜C6との間に放出管l′をつけ、容管に開閉弁X□
〜X6を設け、そのうち使用しているカラム流出路にお
ける弁のみを閉じ他は開いておくようにすればよい。
ると、使用しているカラム流路の高圧が使用していない
他のカラム流路系に作用し、これによって他の試料導入
部がらの液が使用しているカラムの流出液に混じること
が問題となるが、この場合にはW1〜W6と各カラムC
1〜C6との間に放出管l′をつけ、容管に開閉弁X□
〜X6を設け、そのうち使用しているカラム流出路にお
ける弁のみを閉じ他は開いておくようにすればよい。
本考案液体クロマトグラフは上述したような構成で、他
の不使用カラム流路系(それらの試料導入部)からの使
用カラム流路系のキャリヤ液、カラム流出液に対する汚
染などの不都合をともなうことなく弁操作のみで多種の
キャリヤ液、多種のカラムが選択できるので、分析操作
が能率的であり特に未知試料の分析時に威力を発揮する
ものであり、一台で゛多数台のクロマトグラフに匹敵で
゛きるので経済的でもある。
の不使用カラム流路系(それらの試料導入部)からの使
用カラム流路系のキャリヤ液、カラム流出液に対する汚
染などの不都合をともなうことなく弁操作のみで多種の
キャリヤ液、多種のカラムが選択できるので、分析操作
が能率的であり特に未知試料の分析時に威力を発揮する
ものであり、一台で゛多数台のクロマトグラフに匹敵で
゛きるので経済的でもある。
第1図は本考案の一実施例装置の配管図、第2図は切換
弁の斜視図、第3図は切換用開閉弁の他の構成平面図、
第4図は更に他の切換弁の縦断側面図である。 A−E・・・・・・キャリヤ液溜、P・・・・・・ポン
プ、S1〜S6・・・・・・試料導入部、C1〜C6・
・・・・・カラム、D・・・・・・検出器、■1〜■5
.W1〜W6.Z1〜Z6・・・・・・開閉弁、l・・
・・・・放流管、l′・・・・・・放出管。
弁の斜視図、第3図は切換用開閉弁の他の構成平面図、
第4図は更に他の切換弁の縦断側面図である。 A−E・・・・・・キャリヤ液溜、P・・・・・・ポン
プ、S1〜S6・・・・・・試料導入部、C1〜C6・
・・・・・カラム、D・・・・・・検出器、■1〜■5
.W1〜W6.Z1〜Z6・・・・・・開閉弁、l・・
・・・・放流管、l′・・・・・・放出管。
Claims (1)
- 複数種のカラムC1〜C6を有し、各カラムC1〜C6
の入口側に夫々カラム選択用の弁W1〜W6を備え、各
カラム選択用の弁W1〜W6とキャリヤ液送液ポンプP
との間の流路に夫々抵抗を持たせた放流管lを分岐し、
かつ各カラム選択用の弁W1〜W6と各カラムC1〜C
6との間の流路に夫々開閉弁X1〜X6を備えた放出管
l′を設けてなるクロマトグラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14183474U JPS5830219Y2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | クロマトグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14183474U JPS5830219Y2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | クロマトグラフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5167789U JPS5167789U (ja) | 1976-05-28 |
JPS5830219Y2 true JPS5830219Y2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=28421986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14183474U Expired JPS5830219Y2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | クロマトグラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830219Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154656A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | Hitachi Ltd | ガスクロマトグラフ装置 |
-
1974
- 1974-11-21 JP JP14183474U patent/JPS5830219Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5167789U (ja) | 1976-05-28 |
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