JPS5830011B2 - 植物栽培用カプセル - Google Patents

植物栽培用カプセル

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Publication number
JPS5830011B2
JPS5830011B2 JP6455481A JP6455481A JPS5830011B2 JP S5830011 B2 JPS5830011 B2 JP S5830011B2 JP 6455481 A JP6455481 A JP 6455481A JP 6455481 A JP6455481 A JP 6455481A JP S5830011 B2 JPS5830011 B2 JP S5830011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
capsule
recess
cultivation
annular recess
Prior art date
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Expired
Application number
JP6455481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57177620A (en
Inventor
泰久 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMATO NOEN GAIKOKUBU KK
Original Assignee
YAMATO NOEN GAIKOKUBU KK
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Publication date
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Publication of JPS5830011B2 publication Critical patent/JPS5830011B2/ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物栽培用カプセルに関するもので、たとえば
植木鉢を内部に収納し、潅水栽培、水耕栽培あるいは水
栽培をするために使用する容器として使用するものであ
る。
、近時、土地の高騰、人口の都市集中化などに起因して
、植物を土地に直積えすることは困難となり、また都市
を取り巻く住宅の高層化が進むことにより、さらには管
理しやすいためにも植物の植木鉢による栽培が急激に増
大している。
また近年省エネルギー化がさけばれるようになう、植木
鉢による植物栽培にも太陽熱を効率よく利用することを
要求されている。
しかも、植物の栽培方法には、種々の方法があり植物は
それぞれその植物に最適の栽培方法によって栽培される
ことを必要とするものである。
また、植物を植え、育て、楽しむ方法にも多くの栽培方
法があるものである。
植物の栽培方法は大きく分けて、潅水栽培、水耕栽培、
水栽培に分かれる。
潅水栽培というのは、培土を水に浸すととiく、湿気を
与える程度に水分を供給する栽培方法であり、水耕栽培
というのは成長に必要な養分をとかした水を培土の一部
、もしくは、培土に代わる素材の一部に供給して植物を
育成する栽培方法である。
これに対し水栽培というのは植物を土で育てるのではな
く水のみで育てる栽培方法である。
もちろんサボテンのように水をほとんど必要としない植
物に対する栽培方法もある。
このように植物によって栽培方法が異なるため、植物鉢
によって種々の植物を栽培しようとする場合には、各々
の植物あるいは栽培方法に応じた受は皿、あるいは容器
を準備しなければならなかった。
本発明は、このような多種類の栽培方法のいずれにも対
応でき、しかも、従来の受は皿、あるいは容器にない効
果を合わせ持つ植物栽培用カプセルを提供せんとするも
のである。
本発明は、一端開口の筒状容体の底部の周縁部に環状凹
部が形成されるとともに該環状凹部の内側に、環状凹部
の深さより浅い中央凹部が形成され、該中央凹部の底壁
に中央凹部通孔が設けられ、前記環状凹部の内周壁に容
体内と容体外とを連通ずる通孔が設けられてなる容体と
、該容体の底部に水蜜状に着脱自在な蓋体とからなる点
に特徴を有するものである。
以下図面に示す実施例により説明する。
Aは全体をほぼ均一の薄片に形成した透明あるいは半透
明の合成樹脂、ガラス等からiる容体、1はこの容体A
の側壁、2は容体Aの底部の周縁部に形成された環状凹
部、3は環状凹部底壁、5は容体側壁1の下部周面に環
状に突出形成した凸条、9はこの環状凹部2の内周壁、
10は内周壁9の環状凹部底壁3寄りに内部と外部と連
通させて設けた通孔、11は環状凹部2の内側に形成さ
れた中央凹部で、中央凹部11は環状凹部2より浅く形
成されている。
13は中央凹部11の底壁、14は中央凹部底壁13を
貫通させて設けた中央凹部連子L 15は中央凹部11
の外周壁11aと環状凹部2の内周壁9とによシ形成さ
れた環状溝、12は環状溝15の溝底壁、16は溝底壁
12に設けた溝底通孔、17は環状凹部2に設けた連通
部である。
この連通部17は、蓋体Bを外した容体Aを平面上に置
いた場合に中央凹部11の底部空間7と容体Aの外部と
を連通させ、中の水を外に排出するためのもので、連通
部17を環状凹部底壁3の一箇所にのみ設けたときは、
排出された水はその箇所からしかながれださないので、
排水を集める際便利である。
環状凹部2の内周壁9または中央凹部11の外周壁11
aは植木鉢の脚と係合し、植木鉢が前後左右にずれない
よう支持する支持部を形成している。
iお環状溝15を形成しているので植木鉢を容体A内に
収納したとき容体Aの底部の補強に役立ち、重量の大き
い植木鉢をも収容することができる。
18は容体Aの開口縁に設けた切欠部である。
Bは容体Aの底部に水密状に着脱自在i蓋体であって、
20は蓋体底壁、21は容体Aの底部外周面に適合した
蓋体周壁、22は周壁に形成した凹条である。
凹条22は蓋体Bを容体Aの底部に装着したとき容体A
の凸条5に係合する。
第2図イは、本発明カプセルを潅水栽培用として使用し
た場合を示す図である。
Cは容体A内に収容した植木鉢で、24は植木鉢C内の
培土、25は植物である。
26は容体Aの底内部に入れた水で、潅水栽培用のとき
は水面が植木鉢Cの底27より下にあるようにする。
Dは、容体Aの開口縁に被せたリンクで、31はリンク
Dの容体Aとの内面嵌合部、32はリンクDの容体Aと
の外面嵌合部、33はリンクDを植木鉢Cに被せる場合
の植木鉢係合部、34はリンクDに蓋体Bを被せる場合
の蓋体係合部、35はリンクDの切欠状凹部、36は段
部である。
本発明カプセルを潅水栽培用として使用するときは、容
体Aの環状凹部2の内周壁9ど植木鉢の底27とで囲1
れた空間38内の水は水蒸気とiつても外部へ散逸しな
いため強制的に植木鉢底孔37から植木鉢内部に入ジ培
土24に潅水をすることとなる。
これによって植木鉢内に充分な潅水を確保できるもので
ある。
なお本発明カプセルの容体Aおよび蓋体Bを透明あるい
は半透明な材料にて成形するときは、外部より容体A内
の水量を視認することができ、また水質をも確認するこ
とができる。
本発明カプセルを水耕栽培用として使用するときは水面
が水耕栽培水位線39にあるようにする。
第2図口は本発明カプセルを水栽培用として使用する場
合を示すものである。
通常、植物は、暗所においては、地上部の健全iる発育
の点で優れている。
仮にヒヤシンスを明所pみで育てると根が伸びず発育不
良となり、暗所のみだと根は大いに伸びて発育するが地
上部(花・葉・茎)の成育がすす捷ず、また半日陰のみ
だとその地上部は急速に発育するために全体的に弱々し
く開化した花の重みで倒れたりするため健全なる発育は
期待できなかった。
このため従来は初期段階で暗所にネ・き根が十分に発育
した後明所におくといった2段階の方法で栽培している
したがってこのようにするときは、暗所に置いておく間
は観賞できず、しかもこの暗所での世話は大変であった
また暗所から明所に移すタイミングが難しく忘れてし1
うおそれもあった。
さらに従来の水栽培においては水の排出、給水の作業が
困難であった。
というのは従来の水栽培用容器だと根が大きく張ってい
るので一度取シ出すと再度入れることは難しく、たとえ
入れることができても根や葉を傷めるおそれがあった。
また水をやる時には、根や葉を持ち上げなければiらず
、花芽を傷めるおそれがあった。
さらに暗所から明所に移し遅れると花の茎が伸びすぎ花
の重みで茎が折れたり、ときには容器ごと倒れる原因と
なっていた。
第2図口に示すごとく本発明カプセルを水栽培用として
使用するときには、上述の如き問題点を解消し得るもの
である。
すなわち、植木鉢C内は植木鉢及び植物固定部材50に
よって光が遮られるため完全に暗くなるので、このカプ
セルを明所のみにおくこともでき暗所から明所に移しか
える必要がない。
なお給水の水はリンクDの穴52から給水されるので植
物を持ち上げる必要がなく、根や茎を傷めることもiく
、また下部の蓋体Bを取り除くことにより排水も容易で
ある。
植物育成時で保温保湿を必要とする場合にはリンクD及
び蓋体Bを使用することにより育苗カプセルとして使用
することができるのである。
第3図は本発明カプセルの他の使用態様を示すもので、
植木鉢Cに容体Aを上方から開口部を下向きにして被せ
たものである。
なお図においてはリンクDの内周の蓋体係合部34に蓋
体Bを係合させることによう二重の保温用カプセルとし
て使用することができ、さらにリンクDの切欠状凹部3
5と容体Aの切欠部18とを適合させたりずらしたりす
ることにより容体A内の空気の流通量を調整し、温度、
湿度等の調節をすることができるものである。
さらに過湿によって側壁内面がくもった場合にも中央凹
部通孔14及び切欠部18を開けておけば空気の還流を
起こし、側壁のくもシを取り除くことができる。
なお、切欠部が第6図ホの如く孔44,45であっても
よいことはもちろんである。
また容体Aを着脱することによって温度調節してもよい
こともちろんである。
第4図は、本発明カプセルを植木鉢Cに被せた1ま給水
をするときの状態を示すものである。
給水された水は底部空間7(第4図では上部に位置する
)内に入り中央凹部通孔14を通って植木鉢C内に落ち
るので、カプセルをつけた11で上部から給水すること
ができる。
また環状凹部2の内側に中央凹部11が形成されている
ので、底部空間7内に溜った水は中央凹部通孔14から
落下すると共に中央凹部底壁13の下面41を伝って中
央凹部11の周壁42を伝い植木鉢C内に落下するが、
容体Aの容体側壁1の内面に付着しないので汚れが少な
く植物観賞用として好適である。
なお連接壁12に溝底通孔16を設けておくときは、底
部空間γ内に溜った水の残りが、この溝底通孔16から
完全に落下する。
第5図は、本発明カプセルの利用例を示すもので容体A
1内に植木鉢Cを収納すると共に上部に容体A2を被せ
て使用した状態を示すものである。
図中43は内向きに設けた植木鉢係止用突起である。
容体A1と容体A2を連結するには第6図イ乃至トに示
す如きリンクによる。
なお、このリンクは蓋体Bと容体A、植木鉢Cと容体A
を連結するのにも使用できるものである。
以上説明したように本発明は、一端開口の筒状容体の底
部の周縁部に環状凹部が形成されるとともに該環状凹部
の内側に、環状凹部の深さより浅い中央凹部が形成され
、該中央凹部の底壁に中央凹部通孔が設けられ、前記環
状凹部の内周壁に容体内の容体外とを連通ずる通孔が設
けられてなる容体Aと、該容体の底部に水密状に着脱自
在な蓋体Bとからなるので、中に植木鉢を収容して潅水
栽培用、水耕栽培用にあるいは水栽培用のカプセルとし
て使用することができ、しかも排水等に便利なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の一部破断分解斜視図、第2図イ、口は
実施例の使用状態を示す断面図、第3図、第4図は他の
使用状態を示す断面図、第5図はさらに他の使用状態を
示す正面図、第6図イ乃至トは各種のリンクを示す一部
破断斜視図である。 A・・・・・・容体、B・・・・・・蓋体、C・・・・
・・植木鉢、1・・・・・・容体側壁、2・・・・・・
環状凹部、3・・・・・・環状凹部底壁、7・・・・・
・底部空間、9・・・・・・(環状凹部2の)内周壁、
10・・・・・・通孔、11・・・・・・中央凹部、1
3・・・・・・中央凹部底壁、14・・・・・・中央凹
部通孔、15・・・・・・環状溝、11a・・・・・・
(中央凹部11の)外周壁、16・・・・・・溝底通孔
、20・・・・・・蓋体底壁、21・・・・・・蓋体周
壁、24・・・・・・培土、25・・・・・・植物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1一端開口の筒状容体の底部の周縁部に環状凹部2が形
    成されるとともに該環状凹部2の内側に、環状凹部の深
    さよシ浅い中央凹部11が形成され、該中央凹部11の
    底壁13に中央凹部通孔14が設けられ、前記環状四部
    2の内周壁9に容体内と容体外とを連通ずる通孔10が
    設けられてなる容体Aと、該容体Aの底部に水密状に着
    脱自在な蓋体Bとからなることを特徴とする植物栽培用
    カプセル。
JP6455481A 1981-04-27 1981-04-27 植物栽培用カプセル Expired JPS5830011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6455481A JPS5830011B2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27 植物栽培用カプセル

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JP6455481A JPS5830011B2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27 植物栽培用カプセル

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JPS57177620A JPS57177620A (en) 1982-11-01
JPS5830011B2 true JPS5830011B2 (ja) 1983-06-27

Family

ID=13261553

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JP6455481A Expired JPS5830011B2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27 植物栽培用カプセル

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542407A (ja) * 1991-08-07 1993-02-23 Omi Kogyo Co Ltd ホールカツター
JP7440068B2 (ja) * 2020-05-21 2024-02-28 株式会社アクアデザインアマノ 観賞用植物収納容器

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JPS57177620A (en) 1982-11-01

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