JPS5829901B2 - 広帯域ケ−ブル伝送方式 - Google Patents

広帯域ケ−ブル伝送方式

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JPS5829901B2
JPS5829901B2 JP6693777A JP6693777A JPS5829901B2 JP S5829901 B2 JPS5829901 B2 JP S5829901B2 JP 6693777 A JP6693777 A JP 6693777A JP 6693777 A JP6693777 A JP 6693777A JP S5829901 B2 JPS5829901 B2 JP S5829901B2
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JP
Japan
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low
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transmission system
line
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Expired
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JP6693777A
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JPS542008A (en
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修 河田
峰夫 出店
伸哉 小島
誠 大村
信夫 富田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、広帯域ケーブルを用いて1つの広帯域信号を
低周波成分と高周波成分に分割して伝送する広帯域ケー
ブル伝送方式に関するものである。
この種の方式としては、第1図に示した対遮蔽形ケーブ
ルを、低周波では2本の絶縁心線1を用いた平衡形で使
用し、高周波では2本の絶縁心線1と、これを覆う遮蔽
導体2で構成される同軸形で使用するものが考えられ、
また伝送系としては、第2図に示すものが考えられる。
即ち、第2図において、送信装置3かも出た信号は分配
器4で分配され、低域f波器(LPF)5および高域沢
波器(HPF)6に入り、低周波成分と高周波成分に分
割される。
この各々の信号は、4線−3線変換装置Iを経て、対遮
蔽形ケーブル8の平衡形および同軸形回線にそれぞれ送
られる。
次に、この対遮蔽形ケーブル8を伝播した信号は、入力
の場合と逆の方法で1つの信号に合成され、線路長に応
じた等化機能を持つ中継器9に入力される。
以上のような構成で原信号が再生され、多中継の場合は
この形態が繰り返えされる。
また、この伝送系の減衰特性は、第3図A(線路長lの
場合)で示したように、低周波では、第3図Bで示した
低域P波器5を含む平衡形回線の減衰特性’ (pai
r+LpF )とほぼ等しくなり、マタ高周波では、第
3図Cで示した高域沢波器6を含む同軸形回線の減衰特
性l(。
。8十HPF )とほぼ等しくなり、これらの沢波器を
含む回線の減衰量が等しい周波数11付近でピークを持
つ特性となる。
この原因は、低域沢波器5を含む平衡形回線を伝播した
信号SLと高域r波器6を含む同軸形回線を伝播した信
号SHがベクトル的に合成されるので、低周波では絶対
値の大きい信号SLが支配的となり、また高周波では信
号SHが支配的となり、従って、この伝送系の減衰特性
は、低周波では低域f波器を含む平衡形回線の減衰特性
にほぼ等しくなり、高周波では高域沢波器を含む同軸形
回線の減衰特性にほぼ等しくなるからであると考えられ
る。
またこれらの沢波器を含む同軸形回線の減衰特性にほぼ
等しくなる周波数、つまり前述の信号SI、s SHの
大きさが等しくなる周波数f1付近では、これらの信号
の位相差によってピークを持つ特性となる。
次に、沢波器の遮断特性を固定して線路長を2倍(21
)にした場合の減衰特性は、第3図りで示したように、
同様な理由から第3図E、Fで示した特性によって、周
波数12でピークを生じる。
このように線路長を長くすると、ピークの生じる周波数
は低周波側に移動する。
なお、第3図Gは高域沢波器6の特性である。
以上のように、遮断特性を固定した沢波器を用いて1つ
の広帯域信号を低周波成分と高周波成分に分割して伝送
する方式においては、線路長の変化によりピーク周波数
が変動するので、線路長に応じた等化機能を持つ中継器
が必要となり、中継器の複雑化および中継伝送系の経済
性に大きな問題があった。
本発明は、上記従来例の欠点を解消するために、F波器
の遮断周波数を可変にして線路長の変化に伴なう減衰特
性のピーク周波数の変動を防ぐことにより、線路長に関
係なく同一の等化量を使用す※※ることかでき、中継器
の簡易化および中継伝送系の経済化を図る広帯域ケーブ
ル伝送方式を提供するものである。
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第4図は、本発明の一実施例を示したもので、10は線
路長の変化に対して減衰特性のピーク周波数がflに固
定されるように、遮断域の減衰特性を固定にし、遮断周
波数f。
を可変にした高域沢波器、11はこの高域沢波器10と
同様に遮断周波数を可変とした低域沢波器、12はある
標準減衰特性を等化増幅する中継器であり、また第2図
と同一符号のものは同一のものを示している。
ここで、本発明の詳細な説明する。
一般に線路の減衰特性は周波数の平方根に比例するので
平衡形回線及び同軸形回線の減衰特性各々近似的に次式
%式% 但しα “ は平衡形回線の減衰量、α。
。アair は同軸形回線の減衰量、fは周波数、lは線路長、A1
及びA2 は定数である。
このような2つの回線に広帯域信号を分割して伝送波合
成する従来の方式では第3図に示したような減衰特性の
うねりが生じる。
うねりのピークが生じる周波数は平衡形回線を伝搬する
信号と同軸形回線を伝搬する信号のレベルが等しくなる
周波数に一致する。
すなわち、低域沢波器及び高域沢波器の減衰特性を各々
αLPFV)、αHPF(Aとすると、ピークの生じる
周波数f1は次式を満足する値となる。
αLPF 及びαHPF が一定であれば、fl
はlの関数となり線路長lが変化すれば当然、式(3)
を満たす周波数f1 も変化する。
一般に、低域沢波器及び高域沢波器の減衰特性は次式で
与えられる。
0 (通過域:f<f、)(4゜aLPF=(
f °“1°g Zo (遮1域:f>f、)一6n l
og −(遮断域:f<f、)f。
αHPF=((5) O(通過域:f>fo ) 但しf。
は遮断周波数、nはP波器の次数である。
式(4) 、 (5)を式(3)に代入すると次式が得
られる。
f。
(AI A2 )v’7’: it = 6n lo
g (6)f。
式(6)から、ピーク発生周波数f1 を一定に保つた
めには次数nを一定として、遮断周波数f。
について次式を満足するように線路長l変化に対応して
調整すれば良い。
具体的には、線路長l。
に対して式(6)が成立する遮断周波数をf。
′とすれば、°”s p−z>5・・ 32、 fo’=flX10 6n が成り立つ。
式(7)を(6)に代入して次式が得られる。
式(8)より、線路長Mloのときの沢波器の遮断用(
AI A2)JR (M−1)zo、 、、、。
波数として10 6n を採用すれば、ピークの周波数11 は変化しないこと
になる。
低域及び高域沢波器の回路としては例えば各々第7図、
第8図に示すように定に形フィルタで構成され、回路素
子は可変のコンデンサ13(例えハハリコン等)、可変
インダクタンスコイル14(例えばフェライトコア入コ
イル等)を用いる。
このような構成であれば、r波器のコイル14及びコン
デンサ13の共振周波数が変更でき、すなわち、遮断周
波数を可変とすることができる。
つぎに、本発明による伝送系の減衰特性を第5図A(線
路長l。
)及びD(線路長21o)に示す。
ここで、線路長l。の場合は、第7図で示した高域r波
器において、遮断周波数がf。
′に、線(AI A2)%’7T″ A。
路長21oの場合は、fo′の106n 倍になるようにコンデンサ13、及びコイル14を調整
したものを用いている。
なお、この場合のP波器の減衰特性を各々第5図のG及
びHに示す。
上述した原理により、遮断周波数特性をうまく選択すれ
ば、線路長が変化しても、ピークの周波数はflに固定
され、かつflからf3の帯域では減衰量の周波数特性
もほぼ等しくなる。
このように線路長が変化しても、沢波器の遮断周波数を
変えることにより、伝送系の減衰特性はあまり変動しな
いので、本発明の伝送方式に要する中継器12は線路長
に関係なく、第6図に示した標準減衰特性を等化増幅す
るものを用いればよいことになる。
第9図は、本発明の他の実施例であり、中継器12の後
段に遮断周波数を可変にした高域沢波器10および遮断
周波数を可変にした低域沢波器11を接続したものであ
る。
動作及び効果は第4図に示す実施例と同様である。
以上説明したように、本発明によれば、線路長が変化し
ても伝送系の減衰特性の変化が小さく、線路長に関係な
く同一の中継器を用いることができるので、従来の伝送
方式に比べて中継器が簡易化でき、中継伝送方式の経済
化が図れる利点があり、従って本発明は非常に有効な広
帯域ケーブル伝送方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、対遮蔽形ケーブルを示した図であり第2図は
、従来の広帯域ケーブル伝送方式の概要を示した図であ
り、第3図は、第2図の特性を示した図であり、第4図
は、本発明の一実施例の構成図であり、第5図、第6図
は、本発明の詳細な説明図である。 第7図は遮断周波数を可変にした低域沢波器の一例を示
す図、第8図は遮断周波数を可変にした高域沢波器の一
例を示す図、第9図は本発明の他の実施例を示す図であ
る。 1・・・・・・絶縁心線、2・・・・・・遮蔽導体、3
・・・・・・送信装置、4・・・・・・分配器、5・・
・・・・遮断特性の固定された低域沢波器、6・・・・
・・遮断特性の固定された高域沢波器、I・・・・・・
4線−3線束換装置、8・・・・・・対遮蔽形ケーブル
、9・・・・・・線路長に応じた等化機能を持つ中継器
、10・・・・・・遮断周波数を可変にした高域沢波器
、11・・・・・・遮断周波数を可変にした低域沢波器
、12・・・・・・中継器、13・・・・・・可変コン
デンサ、14・・・・・・可変インダクタンスコイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平衡した2本の絶縁心線とこれら2本の絶縁心線を
    覆つ遮蔽導体とからなる広帯域ケーブルを用いて、1つ
    の広帯域信号を低域及び高域沢波器で低周波及び高周波
    成分に分割し、低周波成分を2本の絶縁心線を往復線と
    する平衡形で伝送し、高周波成分を2本の絶縁心線を一
    括して内部導体とし、絶縁心線を覆う遮蔽導体を外部導
    体とする同軸形で伝送する方式において、 前記低域及び高域沢波器として遮断周波数の可変のもの
    を用い、前記広帯域ケーブルの線路長に応じて、その線
    路長が長くなるほど前記遮断周波数が大きくなるように
    前記低域及び高域沢波器を調整して、伝送系の減衰特性
    に生ずるピークの周波数を線路長にかかわらず一定とし
    たことを特徴とする広帯域ケーブル伝送方式。
JP6693777A 1977-06-07 1977-06-07 広帯域ケ−ブル伝送方式 Expired JPS5829901B2 (ja)

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JPS542008A JPS542008A (en) 1979-01-09
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