JPS5829844A - 塩化ビニリデン系共重合体の着色防止方法 - Google Patents
塩化ビニリデン系共重合体の着色防止方法Info
- Publication number
- JPS5829844A JPS5829844A JP12682281A JP12682281A JPS5829844A JP S5829844 A JPS5829844 A JP S5829844A JP 12682281 A JP12682281 A JP 12682281A JP 12682281 A JP12682281 A JP 12682281A JP S5829844 A JPS5829844 A JP S5829844A
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- JP
- Japan
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- vinylidene chloride
- copolymer
- chloride copolymer
- latex
- coating film
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な塩化ビニ17デ/系共重合体ラテックス
を塗布した塗膜の着色防止法に関するものである。
を塗布した塗膜の着色防止法に関するものである。
一般に塩化ビニリデンを主単量体とする共重合体Fi酸
酸素水水蒸気の遮断性が大きく、耐油性。
酸素水水蒸気の遮断性が大きく、耐油性。
耐薬品が優れているため、これを主体とする塗料を紙ま
たはグラスチックフィルム等に塗布し、内容物の腐敗、
変質を有効に防止する包装材料として使用され七いる。
たはグラスチックフィルム等に塗布し、内容物の腐敗、
変質を有効に防止する包装材料として使用され七いる。
該共重合体の塗膜を紙、またはグラスチックフィルム−
1−に形成する方法として、該共重合体を有機溶剤溶液
として使用量るか、あるいはアニオン活性剤、非イオン
活性剤等の乳化剤を宮む該共重合体ラテックスを塗布す
る方法が一般に実施されている。
1−に形成する方法として、該共重合体を有機溶剤溶液
として使用量るか、あるいはアニオン活性剤、非イオン
活性剤等の乳化剤を宮む該共重合体ラテックスを塗布す
る方法が一般に実施されている。
通常、塩化ビニリデン系共重合体の聰化ビニIJデン含
有量は80〜98%でありその含有量が高い程、酸素、
水蒸気等の遮断性が良好でおるが。
有量は80〜98%でありその含有量が高い程、酸素、
水蒸気等の遮断性が良好でおるが。
その反面、その含有量が高い程、光旋び熱により非常に
着色しやすい欠点を有しており、被包装物ポリ塩化ビニ
ルの安定剤として1通常使用されているもの、すなわち
マグネシウム、カルシウム。
着色しやすい欠点を有しており、被包装物ポリ塩化ビニ
ルの安定剤として1通常使用されているもの、すなわち
マグネシウム、カルシウム。
バリウム、カドミウム、亜鉛等を甘む金属石けん。
有機錫化合物、#L黄を含む有機錫化合物、有機能リン
酸化合物、エポキシ化合物等はこの場合の着色の防止に
は顕著な効果は認めらtない。
酸化合物、エポキシ化合物等はこの場合の着色の防止に
は顕著な効果は認めらtない。
青色防止の有効な方法が見出せないために、該共重合体
ラテックスを紙またはプラスチックフィルムに塗布して
塗膜を形成する際、可能なかぎり乾燥温度を低くした妙
、また塗膜の結晶化を促進する九めの熟成工程において
さしつかえのない程度に低目に設定し、すなわち、でき
るだけ熱履歴を少くしまた。製品の在庫期間を短かくし
たり。
ラテックスを紙またはプラスチックフィルムに塗布して
塗膜を形成する際、可能なかぎり乾燥温度を低くした妙
、また塗膜の結晶化を促進する九めの熟成工程において
さしつかえのない程度に低目に設定し、すなわち、でき
るだけ熱履歴を少くしまた。製品の在庫期間を短かくし
たり。
製品の包装に遮光フィルムを使用する等の消極的な防止
法で処置しているのが現状である。
法で処置しているのが現状である。
また、層化ビニIJデン系共重合体を塗布した紙または
プラスチックフィルムは用途によっては帯電性が低いこ
とを要求される場合があり、この際本発明は塩化ビニI
Jデン系共重合体の着色を防止する方法を提供すること
を目的とする。本発明者等は鋭意検討の結果、−化ビニ
リデン系共重合体ラテックスに硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、塩
化亜鉛。
プラスチックフィルムは用途によっては帯電性が低いこ
とを要求される場合があり、この際本発明は塩化ビニI
Jデン系共重合体の着色を防止する方法を提供すること
を目的とする。本発明者等は鋭意検討の結果、−化ビニ
リデン系共重合体ラテックスに硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、塩
化亜鉛。
シュウ酸亜鉛、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、
硫酸水素ナトリウム等の金属塩を添加することにより前
記目的を達成し得ることを見出したものである。
硫酸水素ナトリウム等の金属塩を添加することにより前
記目的を達成し得ることを見出したものである。
本発明に用いらnる塩化ビニリデン系共重合体ラテック
スは塩化ビニリデン含有量80〜98慢のものでおり、
使用されている乳化剤はアニオン系、非イオン系いずれ
の・ものでもよいi・−゛金属塩の添加量は微量でよく
、塩化ビニリゾ/系共重合体に対し0.2チ以上で着色
防止効果が認められる。上記金r4@は単独で匣用して
も2種以上併用しても効果は同一でおるO また、塩化ビニリデン系共重合体を紙またはプるが、こ
れらの添加剤と金属塩とを併用しても本発明の効果を何
ら阻害するものではない。
スは塩化ビニリデン含有量80〜98慢のものでおり、
使用されている乳化剤はアニオン系、非イオン系いずれ
の・ものでもよいi・−゛金属塩の添加量は微量でよく
、塩化ビニリゾ/系共重合体に対し0.2チ以上で着色
防止効果が認められる。上記金r4@は単独で匣用して
も2種以上併用しても効果は同一でおるO また、塩化ビニリデン系共重合体を紙またはプるが、こ
れらの添加剤と金属塩とを併用しても本発明の効果を何
ら阻害するものではない。
塗膜の特性として帯電防止性を要求さnる場合。
着色のため帯電防止剤の使用は困難であったが。
本発明の金属塩を併用することにより、帯電防止性の良
好な着色しない塗膜を製造することができるようになっ
た。
好な着色しない塗膜を製造することができるようになっ
た。
以下1本発明を実施例にもとすいて具体的に説明する。
実施例中に示した測定項目は下記の方法によった。
1、N色度
(1)熱処理による測定
縦横約10tMの試料をカーボンブラックを當t4色の
ポリエチレンフィルムで8重に包み遮光し、40℃熱風
乾燥器中に8日間放置する0 (2) 太陽光暴嬉テスト 南向きで45度の傾斜をもつ試料台にガラス板を介して
5日間放置する。
ポリエチレンフィルムで8重に包み遮光し、40℃熱風
乾燥器中に8日間放置する0 (2) 太陽光暴嬉テスト 南向きで45度の傾斜をもつ試料台にガラス板を介して
5日間放置する。
(8) N色度の評価
試料を5枚重ねて白色の紙の上に置き肉眼で判定0
0無色、Δ若干着色、X着色、XX非常に着色2、 ヒ
ートシール強度 通常のヒートシーラーで、ヒートシーラーした時のシー
ル部の剥離強度をpts■巾で示す。
ートシール強度 通常のヒートシーラーで、ヒートシーラーした時のシー
ル部の剥離強度をpts■巾で示す。
シール条件 温度115°C1圧力0.5隆9時間 0
.5sec 3、酸素透過率 酸素透過率測定装置(モダン・コントロール社g O
X −TR,AN 100型)を用いて測定した0測定
条件 20℃ ドライ 4、摩擦帯電圧 ロータリスタティックテスター(興亜商会製)を用いて
綿布(金巾8号)との摩擦帯電圧を測定した。(摩擦開
始 1分後の帯電圧)測定条件 20°C40%RH 実施例11I 金属4 0.5 イオン交換水 8・9上記
配合剤を準備し、まずスリップ剤にイオン交換水を加え
充分分散させた後、その分散液中に順次ラテックス、ア
ンチブロッキング剤及び金属塩を加え、コーテイング液
を調製する9次に20μの2軸延伸ポリプロピレンフイ
ルムにアンカー剤として、インシアネート系接着剤を塗
布し乾燥した。このアンカー処理をしたフィルム上に上
記コーテイング液を塗布し90℃の熱風で10秒間乾燥
しコーティングフィルムを得た。塗布量は片面2.5シ
ーであり両面に同じコーティングを行っの着色を調べた
。金!に塩を添加したフィルムFi看止に極めて効果が
あることが確認さnた。さらにヒートシール性、酸素透
過率の特性も金属塩を加えない場合と同等であり良好で
あることを確認したO 実施例1及び金属塩無添加の場合を比較例1としてその
結果を第1表に示す。
.5sec 3、酸素透過率 酸素透過率測定装置(モダン・コントロール社g O
X −TR,AN 100型)を用いて測定した0測定
条件 20℃ ドライ 4、摩擦帯電圧 ロータリスタティックテスター(興亜商会製)を用いて
綿布(金巾8号)との摩擦帯電圧を測定した。(摩擦開
始 1分後の帯電圧)測定条件 20°C40%RH 実施例11I 金属4 0.5 イオン交換水 8・9上記
配合剤を準備し、まずスリップ剤にイオン交換水を加え
充分分散させた後、その分散液中に順次ラテックス、ア
ンチブロッキング剤及び金属塩を加え、コーテイング液
を調製する9次に20μの2軸延伸ポリプロピレンフイ
ルムにアンカー剤として、インシアネート系接着剤を塗
布し乾燥した。このアンカー処理をしたフィルム上に上
記コーテイング液を塗布し90℃の熱風で10秒間乾燥
しコーティングフィルムを得た。塗布量は片面2.5シ
ーであり両面に同じコーティングを行っの着色を調べた
。金!に塩を添加したフィルムFi看止に極めて効果が
あることが確認さnた。さらにヒートシール性、酸素透
過率の特性も金属塩を加えない場合と同等であり良好で
あることを確認したO 実施例1及び金属塩無添加の場合を比較例1としてその
結果を第1表に示す。
第1表
実施例 2
金属塩 0.5
イオン交換水 9°
6上記の配合剤を実施例1と同様に混合しコーテイング
液を調製し、同じくアンカー処理を施した20μの2軸
延伸ポリプロピレンフイルムにコーティングし9両面コ
ーティングフィルムを得た。
6上記の配合剤を実施例1と同様に混合しコーテイング
液を調製し、同じくアンカー処理を施した20μの2軸
延伸ポリプロピレンフイルムにコーティングし9両面コ
ーティングフィルムを得た。
塗布量は実施例1と同じく片面につき2.5シーである
0 コートフィルムは40℃3日間の熱処理後の2W色は認
められず、また太陽光線暴露テストにおいても金属塩添
加の効果があり、紫外線による着色の防止にも有効であ
ることを確認した。
0 コートフィルムは40℃3日間の熱処理後の2W色は認
められず、また太陽光線暴露テストにおいても金属塩添
加の効果があり、紫外線による着色の防止にも有効であ
ることを確認した。
さらに、ヒートシール性、酸素透過率、帯電防止性等の
特性は金属塩を加えない場合と同等であり、良好であっ
た。
特性は金属塩を加えない場合と同等であり、良好であっ
た。
実施例2及び金属塩無添加の場合を比較例2として、そ
の結果を第2表に示す。
の結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 塩化ビニリデン系共重合体ラテックスに金属塩を添加す
ることを特徴とするポリ橿化ビニリデン塗膜の肩色防止
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12682281A JPS5829844A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 塩化ビニリデン系共重合体の着色防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12682281A JPS5829844A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 塩化ビニリデン系共重合体の着色防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5829844A true JPS5829844A (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=14944793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12682281A Pending JPS5829844A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 塩化ビニリデン系共重合体の着色防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829844A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7990719B2 (en) * | 2009-09-17 | 2011-08-02 | Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. | Electronic system with heat dissipation device |
-
1981
- 1981-08-14 JP JP12682281A patent/JPS5829844A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7990719B2 (en) * | 2009-09-17 | 2011-08-02 | Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. | Electronic system with heat dissipation device |
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