JPS5828973B2 - 通信ケ−ブル伝送方式 - Google Patents
通信ケ−ブル伝送方式Info
- Publication number
- JPS5828973B2 JPS5828973B2 JP2841277A JP2841277A JPS5828973B2 JP S5828973 B2 JPS5828973 B2 JP S5828973B2 JP 2841277 A JP2841277 A JP 2841277A JP 2841277 A JP2841277 A JP 2841277A JP S5828973 B2 JPS5828973 B2 JP S5828973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication cable
- communication
- conductor
- transmission method
- cable transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は低損失で経済化を図った通信ケーブルを利用
した伝送方式に関するものである。
した伝送方式に関するものである。
最近遠距離加入者用通信ケーブルの必要性が重要となっ
ている。
ている。
しかし遠距離のために減衰量の増加が問題となり、この
問題に対処するために従来では心線の径を太くしたり、
中継器や装荷コイルなどを取りつけることが行われてい
た。
問題に対処するために従来では心線の径を太くしたり、
中継器や装荷コイルなどを取りつけることが行われてい
た。
これらの方法は材料の増加や設備の増加のため高価格に
なる欠点があった。
なる欠点があった。
また2心線間の静電容量を減少させることによって低損
失化を得る方法もあり、この例としては棒線がありその
線間隔を十分あけるものである。
失化を得る方法もあり、この例としては棒線がありその
線間隔を十分あけるものである。
この方法は現状では1本1本を配線するために人件費や
ばう犬な空間を必要とするため価格的にもいく分上昇し
、また心線の引張り強度をもたせるために大径の導体を
使用することが必要となる。
ばう犬な空間を必要とするため価格的にもいく分上昇し
、また心線の引張り強度をもたせるために大径の導体を
使用することが必要となる。
さらに心線の腐食や混食あるいは自然災害などによって
容易に切断するなど長寿命のものが得られず、信頼性が
劣るという欠点があった。
容易に切断するなど長寿命のものが得られず、信頼性が
劣るという欠点があった。
この発明はこれらの欠点を除去するため、静電容量を減
少させて低損失化を図り、また裸線で見られる空間の増
加や導体の大径化及び信頼性の悪化などに対して改良し
た経済的な通信ケーブル伝送方式を提供するもので、以
下図面を参照して説明する。
少させて低損失化を図り、また裸線で見られる空間の増
加や導体の大径化及び信頼性の悪化などに対して改良し
た経済的な通信ケーブル伝送方式を提供するもので、以
下図面を参照して説明する。
第1図はこの発明による伝送方式に用いる通信ケーブル
の一例の断面を示し、通信ケーブル1は複数の導体2が
等角間隔をもって平行に配され、各導体には絶縁体3が
それぞれ被覆されている。
の一例の断面を示し、通信ケーブル1は複数の導体2が
等角間隔をもって平行に配され、各導体には絶縁体3が
それぞれ被覆されている。
これ等導体2の中心、即ちケーブル1の中心にメツセン
ジャワイヤ4が収容され、メンセンジャワイヤ4にも絶
縁体5が被覆される。
ジャワイヤ4が収容され、メンセンジャワイヤ4にも絶
縁体5が被覆される。
これ等導体2、メツセンジャワイヤ4の全体は外被6で
包まれている。
包まれている。
このような通信ケーブル1a及び1bの2本が使用され
、各通信ケーブルia、ibの導体2は6本ずつであり
この2本のケーブルla、ibの各1本の導体を組とし
て6つの通信回線を構成する。
、各通信ケーブルia、ibの導体2は6本ずつであり
この2本のケーブルla、ibの各1本の導体を組とし
て6つの通信回線を構成する。
即ち例えば第2図に示すように電柱の腕木7などに一定
間隔を保ってケーブル1a及び1bの2本が平行に布設
される。
間隔を保ってケーブル1a及び1bの2本が平行に布設
される。
この発明の伝送方式ではケーブルia、ibの一方を往
路とし、他方を復路とする。
路とし、他方を復路とする。
例えば導体2a及び2bを信号の往路及び復路とし、同
様に導体2al及び2b’を往路及び復路とする。
様に導体2al及び2b’を往路及び復路とする。
この構成によれば往路及び復路間の例えば導体2a及び
2b間の静電容量は一般の通信ケーブル内の1対の導体
間の静電容量より著しく減少する。
2b間の静電容量は一般の通信ケーブル内の1対の導体
間の静電容量より著しく減少する。
例えば導体2として直径0.5間の銅線を用いた場合導
体2a 、2bの間隔を20cIrLにとれば一般の通
信ケーブルにおける静電容量の1/6程度となる。
体2a 、2bの間隔を20cIrLにとれば一般の通
信ケーブルにおける静電容量の1/6程度となる。
また伝送速度は伝送線の単位長当りの容量とインダクタ
ンスとの積で決り一定であるから容量が減少した分だけ
外部インダクタンスも同じ程度に増加するため、結局一
般の通信ケーブルに比べて特性インピーダンスは6倍程
度増加する。
ンスとの積で決り一定であるから容量が減少した分だけ
外部インダクタンスも同じ程度に増加するため、結局一
般の通信ケーブルに比べて特性インピーダンスは6倍程
度増加する。
さらに減衰量は特性インピーダンスに逆比例するので減
衰量を1/6に減少できる。
衰量を1/6に減少できる。
このような考え方を行った一例に従来の裸線の通信ケー
ブルがあるが、本発明の伝送方式に用いる通信ケーブル
はケーブル化をしているために裸線で見られた腐食や空
間の著しい増大は改善でき、またメツセンジャワイヤ5
の使用によって引張り強度にも十分耐えることができ、
通信用導体は細くて良い。
ブルがあるが、本発明の伝送方式に用いる通信ケーブル
はケーブル化をしているために裸線で見られた腐食や空
間の著しい増大は改善でき、またメツセンジャワイヤ5
の使用によって引張り強度にも十分耐えることができ、
通信用導体は細くて良い。
従って特に価格の上昇はなく、著しい低損失化を行える
。
。
なおこのような通信ケーブル伝送方式では漏話の問題な
どが生じる恐れがあるが、通信ケーブルの接続点で交叉
を行うことにより十分その改善を図ることができる。
どが生じる恐れがあるが、通信ケーブルの接続点で交叉
を行うことにより十分その改善を図ることができる。
以上述べたようにこの発明の通信ケーブル伝送方式は通
信回線の往路と復路とに別の通信ケーブルを用いその間
隔が十分離されているから回線間の静電容量が著しく減
少し、低損失化を図ることができる。
信回線の往路と復路とに別の通信ケーブルを用いその間
隔が十分離されているから回線間の静電容量が著しく減
少し、低損失化を図ることができる。
また往路あるいは復路の導体はケーブル化しているため
、空間占有率や腐食なども減少し、価格の上昇が非常に
少なくてすむ利点がある。
、空間占有率や腐食なども減少し、価格の上昇が非常に
少なくてすむ利点がある。
なおこのような通信ケーブル伝送方式は遠距離加入者な
ど比較的過疎地帯において、ケーブルを2条用いても影
響が少ない所に有利であり、また使用回線数も通常5〜
30回線程度なので漏話改善のために行う交叉なども容
易に実現できることも有利である。
ど比較的過疎地帯において、ケーブルを2条用いても影
響が少ない所に有利であり、また使用回線数も通常5〜
30回線程度なので漏話改善のために行う交叉なども容
易に実現できることも有利である。
第1図はこの発明の伝送方式に用いる通信ケーブルの一
例を示す断面図、第2図は通信ケーブルの布設例を示す
斜視図である。 1、Ia、1b:通信ケーブル、2,2a。 2a/12b12b’:導体、3:絶縁体、4:メツセ
ンジャワイヤ、5:メツセンジャワイヤ絶縁体、6:外
被、7:腕木。
例を示す断面図、第2図は通信ケーブルの布設例を示す
斜視図である。 1、Ia、1b:通信ケーブル、2,2a。 2a/12b12b’:導体、3:絶縁体、4:メツセ
ンジャワイヤ、5:メツセンジャワイヤ絶縁体、6:外
被、7:腕木。
Claims (1)
- 1 それぞれ互に絶縁された複数の導体と補強線とが一
本のケーブルとして外被でまとめられた通信ケーブルの
二本をはシ一定の間隔を保持して布設し、これら2本の
通信ケーブルの名一本の導体を組とし、これらの各組に
おいてその一方の導体を往路、他方を復路として上記二
本の通信ケーブルにより複数の通信回線を構成すること
を特徴とする通信ケーブル伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2841277A JPS5828973B2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 通信ケ−ブル伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2841277A JPS5828973B2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 通信ケ−ブル伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53112605A JPS53112605A (en) | 1978-10-02 |
JPS5828973B2 true JPS5828973B2 (ja) | 1983-06-20 |
Family
ID=12247933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2841277A Expired JPS5828973B2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 通信ケ−ブル伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828973B2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-14 JP JP2841277A patent/JPS5828973B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53112605A (en) | 1978-10-02 |
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