JPS5828882Y2 - 車輛におけるエアセンサ−の取付装置 - Google Patents

車輛におけるエアセンサ−の取付装置

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Publication number
JPS5828882Y2
JPS5828882Y2 JP5162579U JP5162579U JPS5828882Y2 JP S5828882 Y2 JPS5828882 Y2 JP S5828882Y2 JP 5162579 U JP5162579 U JP 5162579U JP 5162579 U JP5162579 U JP 5162579U JP S5828882 Y2 JPS5828882 Y2 JP S5828882Y2
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JP
Japan
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receiving means
transmitting means
vehicle body
air sensor
stay
Prior art date
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Expired
Application number
JP5162579U
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English (en)
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JPS55151606U (ja
Inventor
恵男 木村
清孝 林
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP5162579U priority Critical patent/JPS5828882Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば自動二輪車等の車輌に装着され、パンク
等による空気圧変化を検出するためのエアセンサーの取
付装置に関する。
更に詳しくは、ホイール側の発信手段に対向して車体側
に支持部材で受信手段を取り付けるとともに、該支持部
材への受信手段の取り付けを長孔による発信手段方向へ
移動調整自在として構成し、且つ受信手段に発信手段と
の離間距離を測り、適正とするための突部を形成するこ
とにより、受信手段の取付時に発信手段との間に所定の
間隔を簡便、且つ正確に設けることができるようにした
エアセンサーの取付装置に関する。
自動車、自動二輪車等の車輌のパンク等を検出し、タイ
ヤの空気圧減少を運転者に感得せしめるエアセンサーは
知られている。
エアセンサーはタイヤ内部と連通し、タイヤ空気圧変化
に伴って移動するマグネットを内部に組み込んだ発信手
段と、マグネットの磁気作用で閉放するリードスイッチ
を備える受信手段とからなり、発信手段はタイヤを装着
した回転側のホイールに、受信手段は車体に夫々取り付
けられる。
タイヤ空気減少に伴うマグネットの移動でリードスイッ
チを確実に作動させるためには発信手段と受信手段との
離間距離を所定通り正確に設定する必要があり、車体に
受信手段を取り付けるさいにこの作業を行うことが要求
される。
受信手段の車体への取付時、ホイールに取り付けられた
発信手段との間隔を例えばゲージを用いて測り、この間
隔を得ようとすれば、作業は面倒、煩雑となり、作業性
の低下を招来し、作業効率の点で問題が生じる。
本考案者はかかる問題点に鑑み、これを有効に解決すべ
く本考案を成したものである。
本考案の目的は、回転するホイールに設けた発信手段に
対してこれと対向するように車体側に受信手段を設けた
エアセンサーにおいて、支持部材により受信手段を車体
に結合支持せしめるとともに、支持部材、或は受信手段
に長孔を形成して受信手段を発信手段方向に移動調整自
在とし、且つ受信手段にこれと一体に発信手段との離間
距離を測り、適正とするための突部を設け、該突部をゲ
ージとして受信手段を移動調整し、発信手段と受信手段
間の間隔を所定通り得た後、ボルト等の締結具で受信手
段を支持部材に結合一体化することにより、受信手段の
取付作業を簡便、且つ短時間に行え、この作業と併せ発
信手段に対する受信手段の離間距離を直ちに確医するこ
とができるようにしたエアセンサーの取付装置を提供す
る。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第1図、第2図は本考案を適用した自動二輪車1を示し
、この自動二輪車1の前輪であるフロントホイール2は
フロントフォーク3で支持され、フロントフォーク3の
ボトムケース4の下端部、車軸5部分に一端を結合した
ステー6によってフロントフェンダ−7の下端部が支持
されている。
又、フロントフェンダ−7は第3図に示す如くボルト8
,8でフロントフォーク3に結合支持されている。
ホイール2は、平板素材をプレス成形して形成したスポ
ークプレート9,9の外端部をリム10の内周面突縁1
0aにリベット11で結着し、内端万をハブ12にボル
ト、ナツト13で夫夫結着することにより構成されてい
る。
エアセンサー14を構成する発信手段15をこのスポー
クプレート9に設けた孔に臨ませてリベット等の止着具
16でプレート9に取り付け、回転するホイール2に発
信手段15をホイール外周に近づけて結合支持せしめる
発信手段15の内部はタイヤ17の内室と図示しないパ
イプ部材を介して連通しており、タイヤ空気圧が導かれ
ている。
又発信手段15の内部にはマグネットが板バネによるフ
ローティングプレートで支持されて組み込まれており、
タイヤ空気圧の正常時にはマグネットは空気圧に押され
て後退し、パンク時等、タイヤ空気圧が減少すると弾発
スプリングによって前進するようになっている。
発信手段15とともにエアセンサー14を構成する受信
手段18は第5図、第6図に示す如く、内部にリードス
イッチ19を備え、前進したマグネットの磁気作用でこ
のリードスイッチ19の閉成が成され、リード線19a
、19bを介して例えばランプ等の警報手段を作動せし
め、運転者にタイヤ空気圧の異常を感得せしめるように
なっている。
リードスイッチ19、リード線19a、19bを内部に
組み込んだ受信手段18の本体20をゴム材料で形成し
、リードスイッチ19、リード線19a、19bを弾性
、緩衝特性を有するゴム材料の本体20で被覆、保護す
ることにより、電気的接点を備える受信手段18の自動
二輪車1からの振動に伴う接点誤動作や破損を防止する
ようにする。
本体20の前面、即ち、自動二輪車1への取付時におけ
る発信手段15と対向する面には薄肉状の突部21を突
出させる。
突部21は本体20の成形時に一体に突片状に形成され
、その突出量を発信出段15と受信手段18との適正間
隔に等しく予め設定するものとし、受信手段18の取付
作業における離間距離測定用ゲージとして使用できるよ
うにする。
受信手段18の本体20の基部20aを等肉厚として後
方へ延出し、基部20aの前部上下面に突接22,23
を設ける。
夫々の突接22,23は自動二輪車1の車体前後方向に
細長な直線状として形成され、且つ車体前後方向に対し
て適宜角度傾斜し、車体幅方向にも長さを有するように
形成する。
受信手段18を車体に結合支持せしめる支持部材である
ステー24は板金材料を曲げ加工することにより形成さ
れ、取付基部24aから傾斜部24bを延出し、この傾
斜部24bから摺動案内部24Cを延出形成し、摺動案
内部24Cの先部を直角に曲げて受信手段18の受部2
4dを設ける。
摺動案内部24cを第5図の如く受信手段18の本体2
0に形成した突接22,23と同じ角度傾斜させるもの
とし、突接22,23と平行にする。
又、受部24dには長孔25を形成し、この長孔25を
突接22,23と平行にし、車体前後方向、車体幅方向
の双方に対して傾斜角度をもたせる。
ステー24の取付基部24aに第3図の如く前記フロン
トフェンダ−7の結合ボルト8を挿通し、フロントフォ
ーク3のボトムケース4の内面にステー24をフロント
フェンダ−7とともに同じボルト8で共線めする。
ステー24の受部24dにエアセンサー14の一方を構
成する受信手段18を載せ、受信手段18の本体基部2
0a上面にハンガ−ワッシャー26を当てかうとともに
、このワッシャー26、及び本体基部20aに形成され
、カラー27を嵌合した貫通孔28にボルト29を挿入
し、受部20dに設けた長孔25からボルト29の先端
を突出せしめ、これにナツト30を螺合する。
ボルト29、ナツト30を直ちに螺締結合せず、ステー
24に対する受信手段18の移動を確保するために遊合
状態とする。
この状態ではハンガーワッシャー26の一方の端部はス
テー24の摺動案内部24cに接触し、他方の端部は受
信手段18の本体20に設けた上突接22に当接してい
る。
又、ステー24の受部24dの端部は受信手段18の下
突接23に当接している。
ボルト29はステー24の長孔25に挿入されているた
め、受信手段18はステー24に対して第5図中矢印に
移動自在であり、このイ方向への受信手段18の移動は
ワッシャー26がステー24の摺動案内部24cでガイ
ドされ、下突接23がステー24の受部24dの端部で
ガイドされることにより成され、受信手段18を互いに
平行とした長孔25、突接22,23の延出方向に移動
させることができる。
この移動調整時、受信手段18をステー24に対してイ
方向へ移動させると、長孔25、突接22.23等のガ
イド部は車体前後方向から傾き車体幅方向に長さを有す
るため、第5図中矢印口で示す車体幅方向に受信手段1
aを移動させることができる。
この移動調整を受信手段18の本体21と一体に形成し
た前記突部21の先端が第3図に示す如くエアセンサー
14の相手方を構成する発信手段15と僅かに接する程
度まで行い、突部21を発信手段15と受信手段18と
の離間距離を測るゲージとして使用し、受信手段18を
イ方向へ移動させつつ発信手段15との間の間隔を調整
し、適正な間隔となったならばボルト29、ナツト30
を締め付け、受信手段18をステー24に係合一体化す
る。
かくすることによりゲージとして機能する突部21で受
信手段18と発信手段15との離間距離は正確に設定さ
れ、ステー24を介した受信手段18の車体への取り付
けが成される。
受信手段18をステー24に対してイ方向に移動させる
と受信手段18の取付位置は車体前後方向に変わるが、
この方向はホイール2の回転方向であり、発信手段15
はホイール2と一体に回転するため、受信手段18の取
付位置が車体前後方向に多少異なっても発信手段15と
受信手段18とからなるエアセンサー14の作動に支障
はない。
又ホイール2と一体に発信手段15が回転し、受信手段
18の突部21がこの発信手段15に接触しても、突部
21は発信手段15の本体20と一体にゴム材料で薄肉
の突片状に形成されているため、ホイール2、発信手段
15の回転運動を阻害することはない。
尚、前記実施例では受信手段を車体に結合支持するステ
ーに長孔を形成したが、この長孔を受信手段に設けても
以上と同じ作用効果を発揮させることができる。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、受信手段
に発信手段との間隔を測り、適正するための突部を設け
、受信手段をステー等の支持部材に対して長孔による移
動調整手段で発信手段側へ移動自在としたため、長孔に
よって受信手段を移動させて突部により発信手段との間
隔を確保した後、ボルト、ナツトで支持部材に受信手段
を結合一体化すれば、受信手段の取付時に発信手段と受
信手段との離間距離を極めて簡便、且つ迅速に所定通り
得ることができ、この作業の簡単化に資し、作業性の向
上を達成するなどの諸特長を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
が適用された自動二輪車の側面図、第2図は同正面図、
第3図はエアセンサーの取付状態を示す拡大縦断面図、
第4図は支持部材への受信手段の取付状態を示す背面図
、第5図は同一部破断乎面図、第6図は第5図6−6線
断面図である。 尚図面中、1は自動二輪車、2はホイール、14はエア
センサー、15は発信手段、18は受信手段、24は支
持部材であるステー25は長孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイールに取り付けた発信手段と、これと対向して車体
    に取り付けた受信手段とからなるエアセンサーにおいて
    、車体に支詩部材を介して受信手段を取り付けるととも
    に、支持部材に対して受信手段を長孔により発信手段方
    向へ移動調整自在とし、且つ受信手段に発信手段との離
    間距離を測り、これを適正とするため突部を設け、この
    突部により発信手段との間隔を確医して受信手段を上記
    支持部材に結合支持するように構成したことを特徴とす
    る車輌におけるエアセンサーの取付装置。
JP5162579U 1979-04-18 1979-04-18 車輛におけるエアセンサ−の取付装置 Expired JPS5828882Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5162579U JPS5828882Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 車輛におけるエアセンサ−の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS55151606U JPS55151606U (ja) 1980-11-01
JPS5828882Y2 true JPS5828882Y2 (ja) 1983-06-24

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