JPS5828813Y2 - 陶磁器の蓋の成形装置 - Google Patents

陶磁器の蓋の成形装置

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JPS5828813Y2
JPS5828813Y2 JP12382680U JP12382680U JPS5828813Y2 JP S5828813 Y2 JPS5828813 Y2 JP S5828813Y2 JP 12382680 U JP12382680 U JP 12382680U JP 12382680 U JP12382680 U JP 12382680U JP S5828813 Y2 JPS5828813 Y2 JP S5828813Y2
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knob
center
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plaster mold
lid
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利彦 横井
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯飲み、土瓶、急須等の陶磁器の蓋を成形す
る装置に関し、さらに詳細には、外面中心に突成された
つまみの外周が基部の縮径したテーパーをなす蓋の成形
装置に関する。
従来、湯飲み、土瓶、急須等の陶磁器の蓋の素地は、第
1図に示すように、つまみbの突成された蓋aの外面と
雌雄嵌合する形状の成形面Bが上面に形成された石膏型
Aに練土状の坏土を装填して回転させながら回転鏝Cの
成形面りを押し付けて成形するのが通常であって、石膏
型Aには必ず抜き勾配を付さなければならないため、つ
まみbの外周面は先細のテーパーにする必要があった。
しかし、つまみの外周が先細のテーパーになっていると
指掛りがなく、指先で挟持したときに滑り落ち易いため
、一部では、第2図に示すように、蓋aの素地を乾燥後
ろくろEに載せて回転させながら、刃物Fでつまみbの
外周を削って基部の縮径したテーパーにする方法が行な
われているが、二工程となって生産能率が低下する欠点
がある。
本考案はかかる欠点を除去し、基部の縮径したつまみを
有する蓋の素地を一工程で成形することができる装置を
提供することを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を第3,4図に基づいて説明す
る。
第3図において、1は基台であって、その前方部上面に
回転軸2が立設され、その上端に載置されたカップ形の
受台3に石膏型4が嵌着されており、回転軸2は基台1
内に装置された図示しないモーターによって駆動される
基台1の上面中央部に立設されたブラケット5に揺動台
7が軸6によって揺動自由に支持され、この揺動台7は
後端部に取り付けられたバランスウェイト71の重量に
よって第3図の時計方向に回動するように付勢されてお
り、その後部下面に軸支されたローラー72が基台1の
後部上面に軸支された板カム73に係合して、そのカム
73の回転により図に実線と鎖線で示す2つの姿勢に揺
動する。
なお、カム73の駆動用モーターは基台1内に装置され
ている。
揺動台7の前面上部にはアーム74がほぼ水平に突設さ
れ、その先端に鏝装置8が装着されている。
鏝装置8は本体81下面に円板82が回転自由に取り付
けられ、この円板82は本体81の上端に装置されたモ
ータニ83によって駆動される。
円板82の下面には円板状の回転鏝9が固定されており
、揺動台7が軸6を中心として図の反時計方向に揺動す
ると、図に鎖線で示すように、受台3上の石膏型4に斜
め上方から接近し、石膏型4に装填された練土状の坏土
Cを回転鏝9が回転しつつ押圧して、下面が石膏型4の
上面の成形面に雌雄嵌合する形状をなし、上面が回転鏝
9との接触によって決定される形状をなす蓋の素地が成
形される。
そして、成形後に石膏型4を受台3から取り外し、素地
が少し乾燥してから石膏型44から取り出すのであるが
、本実施例においては、石膏型4と回転鏝9の形状が従
来の成形装置と全く相違しており、その詳細を第4図に
基づいて説明する。
まず、石膏型4はその上面に形成された成形面41が成
形する蓋dの素地の内面と雌雄嵌合する形状をなし、こ
の回転中心Yに対して角度Xをなす軸Zを中心として回
転しつつその軸Zの方向から接近する回転鏝9の下面に
形成された成形面91は、中心につまみeの突成された
蓋dの外面を成形するように形成されており、成形面9
1の中心にはつまみeの頂面に凹面fを形成するための
略半球形の凸面92が形成され、その周りを囲むように
、つまみeの外周を基端部が先端部より線形したテーパ
ーにするための壁面93が形成されている。
ここで、成形面91の中心の凸面92は、つまみeが回
転鏝9の壁面93により成形される際に横方向へ押され
て首振りを生じないように、つまみeの中心を押さえる
ものであって、これがなければ、基端部か細いつまみe
は首振りを生じ、ついには基端部からねじ切れて飛んで
しまうのである。
このため、つまみeの頂面には凹面fが形成されるが、
使用上の不具合は全くなく、むしろ、卓上などに上下反
転して置いた場合に、水平姿勢に安定する利点がある。
上記実施例によって具体的に説明したように、本考案の
陶磁器の蓋の成形装置は、陶磁器の蓋の素地の内面と雌
雄嵌合する形状の成形面が頂面に形成され、該成形面の
中心線を中心として回転する石膏型と、前記中心線に対
して自己の回転中心を一定角度傾けて回転しつつ該回転
中心の方向がら前記石膏型に接近して前記成形面に装填
された練土状の坏土を押圧することにより中心につまみ
を有する蓋の素地の外面を形成する回転鏝とがらなり、
該回転鏝はその成形面の中心に前記つまみの頂面を凹ま
せる凸面を有し、かつ、該凸部の周りに前記つまみの外
周を基部の縮径したテーパーに成形する壁面を有するこ
とを要旨とするものであって、回転鏝の成形面の中心に
形成された凸面でつまみの頂面を押さえながら成形する
から、つまみの基端が細くくびれていても成形の際に作
用する横方向の力によってねじ切れるおそれがなく、つ
まみの基端部が縮径した使い易い蓋を一工程で成形する
ことができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来の成形方法を示す断面図、第3゜4図
は本考案の一実施例を示し、第3図は概要を示す側面図
、第4図は要部の拡大断面図である。 4:石膏型、41:成形面、9:回転鏝、91:成形面
、92:凸面、93:壁面、d:蓋、e:つまみ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 陶磁器の蓋の素地の内面と雌雄嵌合する形状の成形面が
    頂面に形成され、該成形面の中心線を中心として回転す
    る石膏型と、 前記中心線に対して自己の回転中心を一定角度傾けて回
    転しつつ該回転中心の方向から前記石膏型に接近して前
    記成形面に装填された練土状の坏土を押圧することによ
    り中心につまみを有する蓋の素地の外面を成形する回転
    鏝とからなり、該回転鏝はその成形面の中心に前記つま
    みの頂面を凹ませる凸面を有し、かつ、該凸面の周りに
    前記つまみの外周を基部の縮径したテーパーに成形する
    壁面を有することを特徴とする陶磁器の蓋の成形装置。
JP12382680U 1980-08-30 1980-08-30 陶磁器の蓋の成形装置 Expired JPS5828813Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5747311U JPS5747311U (ja) 1982-03-16
JPS5828813Y2 true JPS5828813Y2 (ja) 1983-06-23

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ID=29484383

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