JPS5828692Y2 - 加圧式注湯炉 - Google Patents

加圧式注湯炉

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Publication number
JPS5828692Y2
JPS5828692Y2 JP1978069842U JP6984278U JPS5828692Y2 JP S5828692 Y2 JPS5828692 Y2 JP S5828692Y2 JP 1978069842 U JP1978069842 U JP 1978069842U JP 6984278 U JP6984278 U JP 6984278U JP S5828692 Y2 JPS5828692 Y2 JP S5828692Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
furnace
furnace body
molten metal
pressurized pouring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978069842U
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English (en)
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JPS54171632U (ja
Inventor
道夫 川崎
弘 北出
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
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  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加圧式注湯加熱に関する。
この種注湯炉では溶湯加熱部および炉体の構造を単純化
できる加熱装置が望まれる。
従来は一般に炉体に溝形インダクタを例設して加熱して
いたので投入電力が過大になると、ピンチ効果による溝
部での溶湯切れが起り、人力の遮断、投入を繰返し、電
気回路に悪影響を与えると共に溝部の耐火材に衝撃を加
え、更に溝部溶湯な過熱させることになり溝部耐火材に
大きな責務を与える。
また溝の容積が比較的小さく溝部溶湯の攪拌が少ないた
め炉体部溶湯の温度より溝部溶湯の温度が１５０°Ｃ〜
２００°Ｃ高く、それだけ耐熱性の高い耐火材を使用す
る必要があり、炉体部の耐火材と同じ耐熱性の耐火材で
溝部を形成した場合には溝部耐火材の寿命が短く頻繁な
保守と共に多額な維持費を必要とする。
更に溝形インダクタでは始動時に残し湯を必要とするた
め運転休止時に炉を空にすることができずまた溝に鉱滓
が付着すると入力不足等に陥り正常運転ができなくなこ
とがあるという多くの欠点があった。
この考案は前記の欠点を除去し、簡易な構造で投入電力
に関する制限がなく、保守容易で維持費が少なく、運転
休止時には炉を空にすることができる加圧式注湯炉を提
供することを目的とする。
容器内にライニングを支持した縦形有底円筒状の炉体と
この炉体の上部を密封する炉蓋とを備えた加圧式注湯炉
において、前記ライニングを有底円筒形となし、このラ
イニング高さの少くなくともほぼ半分以下の下部外周面
上に中空水冷式誘導コイ□ルを巻装し、ライニング高さ
の残余の上部外周面上及びライニングの底部とにおいて
前記ライニングと前記容器との間に耐火材を充填して前
記炉体な構成する。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明干る。
図はこの考案に係る加圧式注湯炉の溶湯加熱シヨニトコ
イルを示し、加圧式注湯炉の炉体１は縦形有底円筒状の
るつぼ形をなし、内側よりライニング２と耐火材３と容
器４とで形成されている。
炉蓋５は炉体１の上部を覆ってシール６により密封し、
加圧パイプ７より炉体１内の溶湯８の湯面にＰ矢印で示
すショット圧力が加えられることにより注湯サイフオン
９よりＱ矢印で示すように出湯される。
縦形円筒状のライニング２の下部外周面上には中空水冷
式誘導コイル１０が巻装され、継鉄１１により支承され
ている。
中空水冷式誘導コイル１０の高さ方向寸法は最犬溶湯深
さの３０％ないし４５％の範囲に設けられている。
この範囲のショートコイルを設けた場合には保温電力が
最も小さく効率的である。
この実施例によれは溶湯８の攪拌が大きいので溶湯室底
部に鉱滓を沈積させることが少なくなり、鉱滓が沈積し
ても炉体１の構造がるつぼ形で簡単であるので容易に鉱
滓な除去でき、更に溶湯８全体の均質化が計れるので偏
析を生じ易い合金の場合偏析防止に特に有利である。
以上述べたように、この考案によれば加圧式注湯炉の溶
湯加熱ショートコイルを前記のように構成したので、簡
易な構造で投入電力に関する制限がなくなり、運転休止
時には炉を空にすることができ、更に鉱滓の除去が容易
となり、また合金の場合偏析防止に特に有利であるとい
う効果が得られる。
さらにこの考案によれば、ライニングの底部と外周上部
のほぼ半分はどにおいてライニングと容器との間に耐火
材を充填するので、ライニングが薄くできて電力効率が
優れ、ライニングの強度がいちじるしく向上する。
すなわち溶湯の流体としての静圧により生じるライニン
グ円筒部のいわゆるたかはり応力は上方より底部付近が
ライニング底部（円筒容器の鏡板の作用を行５）１響で
小さい。
従ってライニングをそれだけ薄くできコイルの磁気抵抗
が減少し電力効率は向上する。
またライニング上方には鏡板の作用を行う部分がないが
容易でバンクアップされた耐火材があってライニングの
応力を低下させる。
結局ライニングは上方と下方とにおいて溶湯静圧に対し
薄くすることができる。
なお上記力学的効果はサイホン式において大きく、ショ
ット圧力Ｐの低いもしくはない重力注湯式においては小
さい。
すなわち溶湯の表面と底部との静圧比は、圧力Ｐが小さ
ければ溶湯のヘッド分だけで大きいが、圧力Ｐが大きい
サイホン式では静圧比は小さくなるからである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る加圧式注湯炉の溶湯加熱ショートコ
イルを示す縦断面図である。 １：炉体、２ニライニング、３：耐火材、４：容器、１
０：中空水冷式誘導コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器内にライニングを支持した縦形有底円筒状の炉体と
    この炉体の上部を密封する炉蓋とを備えたサイフオン式
    加圧式注湯炉において、前記ライニングな有底円筒形と
    なし、このライニング高さの少くなくともほぼ半分以下
    の下部外周面上に中空水冷式誘導コイルを巻装し、う・
    イニング高さの残余の上部外周面上及びライニングの底
    部とニオいて前記ライニングと前記容器との間に耐火材
    を充填して前記炉体を構成したことを特徴とする加圧式
    注湯炉。
JP1978069842U 1978-05-24 1978-05-24 加圧式注湯炉 Expired JPS5828692Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPS54171632U JPS54171632U (ja) 1979-12-04
JPS5828692Y2 true JPS5828692Y2 (ja) 1983-06-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037023A (ja) * 1973-06-27 1975-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037023A (ja) * 1973-06-27 1975-04-07

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JPS54171632U (ja) 1979-12-04

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